投稿日: Feb 22, 2015 9:7:56 AM
2015年1月28日(水)に今年最初の例会を開催いたしました。
4日前の1/24(土)に大会を開催したので参加者が少ないかなぁと思いましたが、初参加の2名を含む9名と盛況でした(それでもここしばらく10名を超えていたからか、ある参加者は「今回は少ないですね」と言っていました。)。
最初に紹介するのは、初参加のNAさんと私(会長)との対局です。NAさんのお父様は、元弁理士会会長で旧PA会囲碁同好会会員であったとのこと。まるで物故されたお父様の代わりに、復活した囲碁同好会の活動に参加していただけているように思えて、とても嬉しかったです。
まずはルールを教えたところ基本的にはほとんど理解していていました。そこで最初に9路盤4子局で対局したところ、私が完敗したため、3子局で対局することにしました。
ではどうぞ。
黒2は白の根拠を奪う手だが、反面白に外側を打たれてしまう。
白は3〜7を利かして左右の黒を分断すべく9と打ち込んだ。
黒10は右上隅の黒への応援だが低すぎる。石が低すぎるために白は11〜17と厚みを築くことに成功した。
黒10では1と封鎖を目指す手があった。封鎖を避けて2,4と打てば5までで左辺を大きく地にすることができる。
右上隅は取られるかもしれないが、黒7,9で値切ることができる。9以降は白A、黒B、白C、黒Dとなれば右下隅にも黒地ができる。
白19に黒20が省けない(手を抜くと白20で右上隅の黒に生きはない。)。
白21で左上隅が大きく取り込まれた。
以下黒は左上隅を動き出したが、生きることはできず白中押し勝ち。
初心者のうちは、序盤から石が下に行かないように意識することをお勧めいたします。