投稿日: May 12, 2019 2:49:55 AM
ご無沙汰しております。幹事のnmです。久しぶりのblog更新です(どうもスイマセン。。。)。
久しぶりの更新なので「PA会囲碁同好会は活動しているのか?」と心配されている方もいらっしゃると思いますので、最初に当同好会の近況報告を。
2016年8月以来の更新ですが、会は活発に活動しています。例会はほぼ毎月行われていますし、毎年1月と7月の大会も行われており、2017年からは科学技術囲碁連盟の(旧.科学技術庁の所轄団体の職場対抗戦を起源とする囲碁団体戦)大会にも出場しています。
また口コミなどで入門者の参加も年数名あり、入門者や初心者に親切な会として定評を得ています。
さて会の近況報告はこの辺にして2019年4月例会ですが、15名(うちPA会員は7名)の参加がありました。
今回は2019年4月例会でのTSさん対nmの19路盤2子局をご紹介いたします。
黒6は意欲的な手。
白15は捨て石にして上辺に勢力を作ろうという手だが良くなかった。
白37は45の一路上の方が良かった。
黒72では73から迫りたかった(変化1)。
白87は失着(変化2)。
黒92は見損じ(変化3,4)。
白96は大悪手。ここは94の一路右につけていてはっきり白優勢だった。
1から迫って下辺の模様を拡げたかった。右上の黒一団は黒7までで活きている。
白1と打つ一手だった。白3までで黒一団は二眼できない。
黒は1のように動き出すべきだった。これだと下辺の白が窮屈で黒はっきり良かった。
黒1と打っても白10までで助からない。
白105は打ち過ぎ。結果として白が薄くなり左辺の白を捨てざるを得なくなった。
白177では80に打つのが正解。実線は84から大きく白地が減った。
細かい勝負だったが黒38が敗着。白39で右下隅に手が生じてしまった。
本局の再生可能棋譜での詳細な解説は下記リンクをご参照ください。