第43回例会

投稿日: Nov 03, 2016 9:27:1 AM

2016年5月25日(水)に日本棋院有楽町囲碁センターで第42回PA囲碁同好会例会が行われました。

今回は8名の参加がありました。

日本弁理士会の重鎮KS会員とKAT会員との19路盤3子局を紹介します。KS会員はKAT会員との対局を楽しみにしているようでKAT会員を見かけるとニコニコして対局に誘っています。

黒6では7とノビたかった。白7の好形を与えるのは不満(変化図1)。

白21,23は重い(変化図2)。コウを仕掛けるつもりがないのであれば21とは打たないほうが良い。

黒6では1と打ちたかった。以下4までは定石の一例。

白21では1とハネるのが定形。以下9までが予想される変化の例。

黒52は好手。黒54では56にハネる手も成立した(変化図3)。

黒62は緩着(変化図4)。

白97は疑問手(変化図5)。黒100で白の大石を取り込んで黒優勢。

黒56では1が成立した。白2のキリが怖そうだが9までで大丈夫。

黒62では1と押さえたい。以下7まで封鎖して黒優勢。

白98では1と捨て石にして白の大石を脱出する手があった。

黒38は好タイミング。白39では40と下がって頑張ってみたかった(変化図6)。

白39では1と下がって5まで踏み込みたかった。通常は打ちすぎだが本局では上辺の白が強いので成立した。

白89では86の右につないでおくべき。

白49に黒50と打ったのが敗着。これでせっかく侵入した左上隅の黒が取られてしまった。

白5目勝ち。黒うまく打っていただけに残念。