第41回例会(その2)

投稿日: Nov 03, 2016 8:31:19 AM

続いては、PA会(と言うより日本弁理士会)の重鎮KS会員と私(会長)との19路盤5子局を紹介します。

黒全般的に手堅く打っている。黒34では左上隅の封鎖を避ける手も考えられた(変化図1)。

例えば1とノゾいて9までで調子で頭を出す手が考えられた(ただ上辺の白は活きてしまうのでそれは不満かもしれない)。

前譜の白4で中央に頭を出そうとすれば黒も5と中央にトブのが良い。

なお白6からの動き出しは黒17までで成立しない。

というわけで前譜白6ではこのようにまくって眼を奪いに行くのだが、黒9で大したことはない。

上辺を活かしても黒15と攻めれば優勢。

黒は54から頭を出していったが67までで中央が裂かれ形になってしまった(変化図4)。

黒68は頑張りすぎ(変化図5)。黒は白79までで封鎖されてしまった。

黒56では1あたりから打っていれば簡単にん脱出できた。13までで白の包囲網は簡単に破れる。

黒68では1と肩をついて白を裂きに行きながら脱出を図るところ。

もし白2と無理矢理封鎖しようとしても黒9までで白が逆に取られてしまう。

107までで右上の黒一団が取られてしまい、黒投了。