第36回例会

投稿日: Mar 06, 2016 11:34:28 AM

2015年9月30日の18時～21時まで有楽町にある日本棋院有楽町囲碁センターで第36回の例会が開かれました。

今回は女性3人を含む14名の参加がありました。また参加者が増えたので、今回は（株）IGOホールディングスの井桁インストラクターをお呼びしました。氏の指導は好評で、参加者も満足していました。

今回はNS会員と私（会長）との19路盤5子局を紹介します。

黒10白11の交換は白を固めて疑問。

黒14では右下隅から動き出したい。

白15で封鎖されるのは良くない。

黒10では単に1とハサみたい。白2と一間に飛べば、黒3から頭を出すのが良い。黒9までで黒よし。天元の◯の1子が働いているのがわかると思います。

白51は疑問。52と伸びておくところ。

黒56の分断は良い。分断されたので白57のサバキは当然だが、黒58は遠慮しすぎ。

白は89から予てからの狙いであった右下隅に手をつけた。

黒90は頑張りすぎ。94と打てば生きることはできた（詳細はこちらをご覧ください。）。

黒58では1と割り込む一手で黒5までが定石。

白6は省けないが黒7が利く上に9で右下隅を守ることができる。

白4のキリには5,7と3子にして捨てるのが手筋。黒9と先手で白を分断して11に回ることができます（定石は11でAだが本局では11が急がれる）。

黒16は押さえる方向が逆。

白27は貪り。右下隅に手を入れておくべきだった。

黒28以降は見事。

黒16では1から押えたほうが下辺が大きくまとまった。

本局の詳細な解説はこちらをご覧ください。