活動報告

PA会囲碁同好会では、基本的に月に一度例会を開催しており、活動の内容をこのウェブサイトで紹介しています。

第33回例会(その2)

2018/08/26 4:14 に 囲碁同好会 が投稿

続いてはKU会員とYKAT会員との19路盤4子局です。本局もKU会員と共にご鑑賞ください。


黒10では他の手も考えられた(変化図1,2)。


ツケに対して、じっと立つのもあります。
このようにすると白がサバキにくくなると思われます。
実戦は、白が楽に治まりました。


黒12では、黒10と上からハネを打っので、継続手としてはサガリがふさわしいと思いますが、右辺に開かれてしまいます。
つまり、この場面で上ハネはふさわしくなかったということになります。

ただし、右上を手抜きして、下辺に打ち込めるなら上ハネがピッタリです。しかし、この場面では、右上の根拠が脅かされますので下辺には打ち込めません。


白は白19までで右辺で堂々と治まり、さらに白27と下辺にも手を入れられました。
対して黒は代償が得られていない感があります。
右上も確定地ではないですし、右下もいじめられる可能性があります。
黒28は盤上この一手という感じの打ち込みです。


黒40,44では他の手も考えられた(変化図3,4)。


黒40では1と白のワタリを拒否する打ち方もあったかもしれません。
しかし乱戦模様で、白の望むところかもしれません。
よって、実戦のようにワタリを許して十分だったかと思います。


白が上辺のワタリを打たなかったので、いきなり遮断することもできます。
ただし、左上黒が薄いので、左辺を先に開かれて、上辺左の白に対する攻めが対して利きそうにありません。


黒56は冷静(変化図5)。黒60はチャンスを逃した(変化図6)


仮にここでワタリをとめても、左上黒に手をかける必要があり、得をしません。


黒はここで、下辺への打ち込みが狙えるところでした。
実戦は6の9ケイマでしたが、左辺白に響いてないし、上辺黒の厚みから動いており、効率が悪かったです。


黒66は小さい(変化図7)。


2の18押さえは今は小さく、右下が大きかったでしょう。
左下にハイを打たれても、手を入れれば生きてます。




白95は見損じ? 上辺は手入れが必要だった(変化図9)。


上辺白はどうも死んでいたようです。
とはいえ、上辺に手を入れて、黒から13の10に打たれると、地が大きすぎて白負け。



白からは、一本押してから切るほうがよかったです。
実戦より数目得になります。



実戦の黒はモチコミになりました。
といって他に打ちようもなく、アテを打ってもつないでくれるわけがありません。




ここは単にグズんで守ったほうが得でした。実戦は2目損。


ここは先ほどの手順で白を殺す最後のチャンスでした。



切った白を黒が取り込むとこんな感じです。
実戦は白の脅しにすこし凹んだ感じになりました。


ここで時間切れ。
目算したところ、黒が8目ほど勝っているようです。

黒には大きなミスがなかったと思います。
ただし上辺白を取り逃したのは残念でした。








































2018年3月例会

2018/05/03 22:46 に 囲碁同好会 が投稿   [ 2018/05/06 3:05 に更新しました ]

2018年3月28日に日本棋院有楽町囲碁センターで例会が行われました。
例会には16名(PA会所属弁理士8名、他会派弁理士1名、弁理士以外の方7名(うち女性4名))の参加があり、各自対局を楽しんでいました。

今回はmjさんと私との19路盤7子局をご紹介いたします。


黒4は趣向の手。
黒6,8は封鎖を避けた手だが白9〜15で形を崩された。ここではうまい逃げ出しかたがあった(変化図1)。
黒22は隅の根拠を確保した手だが消極的。ここは黒18と強気に押さえた手の顔を立てたかった(変化図2,3)。
黒24は待望の一手。ただ黒28は相手に捌きの余地を与えてしまった(変化図4)。
まだまだ黒が良いが、右辺で一仕事できれば細かくなりそうな展開。


黒6では1とコスミツケ、白2のハネには3と敢えてアキ三角の愚形に打つのがうまい。これで黒を封鎖することはできない。


黒22では何かともあれ1と逃げ出す一手。白2と右から押さえても黒5の切りから7とのびるのがうまい手で8のシチョウと9の2子取りが見合いになる。
その後白12と活きを図ろうとしても黒13で2眼作ることはできない。


変化図2で、白2と左から押さえるのは黒3と曲がっておいてやはり取られない。白は10〜14で何とか2眼作れるものの同時に左下隅の黒も安定するので、15までで下辺の白が一方的に攻められる。


黒28では1と繋ぎたかった。シチョウが良いので白を切断している黒1子は取られない。


黒52は白55の後に59の切りを残してしまうので良くない。黙って59に下がりたかった。
黒56と覗いたのは白石を重くして攻めようという意図で良い。
黒58は攻める方向が反対。白59から先手で収まられてしまった。
白63,65で右辺を打てたのは大きかった。
黒68は右辺白の根拠を奪った手だが打ち過ぎ。ここは封鎖を心配しなければならない状況で、相手の石を攻める余裕はなくなっている(変化図5)。
白71と封鎖し、白も勝負できる形になった。
黒82は生きている石にへばりついたカス石を取るだけの手で小さい。ここは中央から右辺が急場だった(変化図6)。
黒84〜88はうまいヨリツキ。中央が黒っぽくなってきた。
白89は狙いの一手。
黒92が敗着。白97までで右辺の黒石に2眼ないことを確認して黒投了。


黒68ではまずは1と飛んで封鎖を避けたかった。これで黒が単に安全になるだけではなく中央付近の白一団が薄くなる。


黒82では1と引いておく方がよかった。白2には黒3と手を入れる。ただ左下隅は心配ですが...


黒92では1と打つ一手だった。以下4まででコウになる。








2018年4月例会

2018/05/03 20:52 に 囲碁同好会 が投稿   [ 2018/05/06 3:10 に更新しました ]

4月度例会は、18名もの方々にご参加いただきました。

PA会の会員だけでなく、他会派の先生にもご参加いただいたり、弁理士会外の方々にもご参加いただいたりしており、大変感謝しております。

 

さて、数多くの対局の中から、当同好会で囲碁を始めたKAT会員と、TSさんとの対局(KAT会員の黒番5子局)をご紹介します。TSさんは、当同好会と交流のある、弁理士会外の囲碁同好会のメンバーです。

 

<第1譜(1-16)>

黒は、ここまで問題なし。

黒16で、上辺に打ち込んで攻めに転じる姿勢を見せたのは、よい発想です。

なぜならば、黒には急いで守る場所がないからです。



<第2譜(16(再掲)-29)>

黒16の打ち込みは好着想でしたが、黒のその後の打ち方は大失敗です。

上辺を白地にされた上に、中央方面にも頭を出されては、つらい。




<変化図1(黒18での変化)>

一例ですが、黒18で、じっくり伸びて(変化図1の黒1)、白の根拠を奪うことが考えられます。このようにすると、天元の石が上辺の白の一団をにらんでいる感じになります。


<変化図2(黒22での変化)>

黒22では、ツギを打って要石(△)を助けるべきです。

これによって、白に守らせる(白4のゲタ)ことができます。

黒は、しっかり上辺~右上を連絡しておけば十分と思います。

実戦では、要石が切り取られてしまい、上辺に大きな白地を与えてしまいました。


<第3譜(30-45)>

黒は、上辺で損しましたが、5線に壁を形成したとはいえます。この壁を活用して、右辺で有利に戦えるはずでしたが・・。

実戦は、ダメヅマリの石を作ってしまった上に、右下が切り離されてしまいました。

白45が来た時点で、右下の黒は、かなり危ない状態です。


<変化図3(黒42での変化)>

黒42では、棒ツギで受けておけば、白が生きるのは困難だったと思います


<変化図3-1(変化図3の白2での変化)>

仮に、変化図3図の白2で、反対からアテを打ってきたら、単に逃げ出すだけで、白は分断されています。


<第4譜(46-69)>

白69までで、右下隅だけでは二眼ができなくなりました。


<変化図4(黒66での変化)>

黒66では、白69の地点(変化図4の黒1)に打つのが安全でした。このように打てば、問題なく二眼確保できます。


<第5譜(70-83)>

黒は、形を決めてしまったので、生きがなくなりました。右下隅にはすでに一眼あるので、真ん中にあと一眼作れるように工夫する余地はあったと思います。


<変化図5(黒72での変化)>

変化図5は、コウに持ち込む手順の例です(白も工夫してくるので、このようにうまくいかないかもしれませんが)。

なお、変化図5の白10で、黒11の地点に打って欠け目にしようとすると、白8の上の地点の断点にキリを打たれて、白の負担が重くなります。


<第6譜(84-100)>


<第7譜(101-242:表記は1-142)>


<総評>

右下の黒が全滅して勝負ありでした。

本局では、以下の教訓が得られました。

・要石を大事にしましょう(変化図1、2参照)。

・自分が連絡しているか確認しましょう(変化図3参照)。

・二眼あるか確認しましょう(変化図4参照)。








2017年合同例会

2018/01/09 7:17 に 囲碁同好会 が投稿   [ 2018/02/07 7:19 に更新しました ]

どうもご無沙汰しております。

しばらく更新していなかったので当同好会が自然消滅したのでは? と心配された方もいらっしゃるかもしれませんが、毎月活動していますのでどうぞご安心を。

さて昨年12/22には某社囲碁部との合同例会を開催しました。某社囲碁部とは数年前から互いの例会で対局したり、団体戦に一緒にチームを組んで参加したりと交流してきました。今回は忘年会も兼ねて一緒に例会を開くことにしました。総勢20名以上の参加があり、特別に某女流棋士とインストラクターもきてくださり、我々に指導碁を打ってくださりました。

今回はその例会でのhi会員とkat会員との互先の一局を紹介します。


黒11は疑問手(変化図1,2)。白16はおそらく見損じ。
黒25は現段階では小さい。黒28は深入りしすぎ。黒29はやや甘い。
黒45は大いに甘い(変化図3)。黒47は強い方から相手の石に迫っているので凝り形になっている。結果として白かなり挽回している。


黒11では一見俗筋っぽくても1のコスミツケを決めたほうが良い。以下7まで黒の形がしっかりしている。


逆に白14では1と黙って繋げばよかった。3までで隅は活きているし、変化図1の白4の白1子を動き出すアジが残るので白良い。


黒45では何が何でも渡りを阻止したかった。以下7まで下辺の白と右下隅の白を先手でイジメて厚みを築けば黒勝勢だった(この図では右下隅の白は相当イジメられる)。


黒61はこのタイミング。白62も良い様子見。白68は欲張り(変化図4)結果として白は防戦一方となった。
黒69は部分的な形だが、まだ左上隅が活きていないので手抜きできる(変化図5)。却って白に調子を与えている。
白82は中でシノごうという一手だが流石にこれだけ周囲が黒石ばかりでは厳しい(変化図6)。


白68では1の押さえが大きい。白3はAI碁が常用する一手(従来は甘いとされてきた)で先手を取って5に回ればこれからの碁だった。


ちなみに左上隅だが白1で活きている。黒2の下がりには3の「二の一」が急所。○の一眼と△のどちらかにもう一眼できるので活きている。


白82では1と切ってみたらどうだったのだろうか? 例えば黒8〜12のように白4子を取ろうとすれば攻めどりにしながら先手で右上を囲いながら左上隅に回れるので白悪くないかも(ただこの図は白出来過ぎかもしれない)。


左半分の白が憤死して勝負あった。深入りした白に対して黒のhi会員が腕力を発揮した一局。

145手完。黒中押し勝ち。

本局は詳細な解説のついたアニメーションでもご覧になれます。下記リンクをご参照ください。


第43回例会

2016/11/03 2:27 に 囲碁同好会 が投稿

2016年5月25日(水)に日本棋院有楽町囲碁センターで第42回PA囲碁同好会例会が行われました。

今回は8名の参加がありました。


日本弁理士会の重鎮KS会員とKAT会員との19路盤3子局を紹介します。KS会員はKAT会員との対局を楽しみにしているようでKAT会員を見かけるとニコニコして対局に誘っています。



黒6では7とノビたかった。白7の好形を与えるのは不満(変化図1)。
白21,23は重い(変化図2)。コウを仕掛けるつもりがないのであれば21とは打たないほうが良い。


黒6では1と打ちたかった。以下4までは定石の一例。


白21では1とハネるのが定形。以下9までが予想される変化の例。


黒52は好手。黒54では56にハネる手も成立した(変化図3)。
黒62は緩着(変化図4)。
白97は疑問手変化図5。黒100で白の大石を取り込んで黒優勢。


黒56では1が成立した。白2のキリが怖そうだが9までで大丈夫。


黒62では1と押さえたい。以下7まで封鎖して黒優勢。


白98では1と捨て石にして白の大石を脱出する手があった。


黒38は好タイミング。白39では40と下がって頑張ってみたかった(変化図6)。


白39では1と下がって5まで踏み込みたかった。通常は打ちすぎだが本局では上辺の白が強いので成立した。


白89では86の右につないでおくべき。


白49に黒50と打ったのが敗着。これでせっかく侵入した左上隅の黒が取られてしまった。


白5目勝ち。黒うまく打っていただけに残念。












第42回例会

2016/11/03 1:47 に 囲碁同好会 が投稿

2016年3月30日(水)に日本棋院有楽町囲碁センターで第42回PA囲碁同好会例会が行われました。

今回は9名の参加がありました。

まずは初段間近のMM会員とKAT会員との19路盤3子局を紹介します。


3は今流行の手。
黒4は甘い。白5ではすぐに渡っていてもよかった(変化図1)。
白19は慎重すぎた(変化図2)。
黒30は石が重複気味(変化図3)
黒34は中途半端(変化図4)
黒50は無理(変化図5)


白5では1と打てば渡っていた。この渡りがあるが故に実戦の黒4は甘いと言われている。


白19では1と切る手があった。例えば黒2のアテは7までで白成功。


黒30では1とコスみたい。白2には3とツメて攻めを狙うところ。このようにして左辺の黒の厚みを活かすのが良い。


黒34では1と深く打ち込みたい。白2と封鎖しようとしても9までで脱出可能。


黒50では1とカケつぐところ。以下5までが相場。


黒62は中途半端。右上隅と連絡できるわけでもなければ眼の足しになるわけでもない(変化図6)。
上辺〜中央が攻められているうちに右上隅の黒が薄くなっている。これは白の攻めの効果。


黒62では1とツケたい(格言「サバキはツケから」)。以下5までで黒の眼形がしっかりする。


黒14では29に打てば活きていた(変化図7)。


黒1と打てば右辺の渡りがあるので、もし取りに行くとすれば白2とハネることになるが、そこで3とつなげば黒は活きている。


173手で打掛。この時点で白が10目以上勝っている。盤上には生死のはっきりしていない石はないのでここから黒が逆転することは不可能。

こちらで本局の詳しい解説をしています。ご参照ください。











第41回例会(その2)

2016/11/03 1:31 に 囲碁同好会 が投稿

続いては、PA会(と言うより日本弁理士会)の重鎮KS会員と私(会長)との19路盤5子局を紹介します。


黒全般的に手堅く打っている。黒34では左上隅の封鎖を避ける手も考えられた(変化図1)。


例えば1とノゾいて9までで調子で頭を出す手が考えられた(ただ上辺の白は活きてしまうのでそれは不満かもしれない)。


前譜の白4で中央に頭を出そうとすれば黒も5と中央にトブのが良い。
なお白6からの動き出しは黒17までで成立しない。


というわけで前譜白6ではこのようにまくって眼を奪いに行くのだが、黒9で大したことはない。
上辺を活かしても黒15と攻めれば優勢。


黒は54から頭を出していったが67までで中央が裂かれ形になってしまった(変化図4)。
黒68は頑張りすぎ(変化図5)。黒は白79までで封鎖されてしまった。


黒56では1あたりから打っていれば簡単にん脱出できた。13までで白の包囲網は簡単に破れる。


黒68では1と肩をついて白を裂きに行きながら脱出を図るところ。
もし白2と無理矢理封鎖しようとしても黒9までで白が逆に取られてしまう。


107までで右上の黒一団が取られてしまい、黒投了。










第41回例会

2016/11/03 1:16 に 囲碁同好会 が投稿

2016年2月24日(水)に日本棋院有楽町囲碁センターでPA会囲碁同好会例会が開催されました。

今回は9名の参加があり、熱戦が繰り広げられました。

今回はKS会員とKAT会員との19路盤3子局を紹介します。それにしてもKS会員は94歳とは思えない!


右上隅の黒22〜26は穏やかな打ち方だが16との石の間隔が狭くやや不満(変化図1)。
黒28,30は石が下に行って良くない。ここは頭を出して白を割いて行きたい(変化図2)。
白33〜43のサバキは重い(変化図3,4)。
黒38からの右辺での攻めは厳しくて良いがもっと厳しい手があった(変化図5)
黒50はソッポ(変化図6)。


黒22では1,3と割りついでみたい。以下15まで実利を取って白が16と打って競り合う事が予想される。


黒28では1と例えば1とハサみたい。白2と飛び出す調子で3と頭を出すのが良い。Aの押しとBのカケを見合にして黒よし。


白33ではいきなり切らずに例えば1と準備工作してみたい。もし素直に2とハネてくれれば9まででAとBが見合で黒ハマり。


前図の白1に対して2とノビれば3のノゾキを利かして9までで右辺を破る事ができる。右辺は元々黒石の多いところだからこれで白十分。


黒38では1の逃げ出しが成立した。もし追いかければ7まででA,Bが見合で白つぶれ。


黒50では1と打つ一手。以下9までで右辺の白は取られている。


黒52は眼を作るための手だがなるべく打たないようにしたい。白53と代わって前譜の黒48の石が腐ってしまった。
黒58〜64は相手の石を固めただけのお手伝いの手。
黒66は厳しいが白51,53,55,57が来てから打ったのでは活きるのが大変そう(白石が強くなる前に打つべき)。
黒74では75についだ方がよかった。
白89では一路下にコスむのが確実だった(変化図7)。


これだと紛れることなく黒は取られていた。


黒6は一見形に見えるがここではもっといい手があった(変化図8)。

白は左辺を荒らして上辺を盛り上げて必勝体制。


黒6では1と切ってしぼる手があった。左辺の石はまだ生きていない。また中央にはAのハネが残っているので左辺の白が活きても左辺の黒は大丈夫。


200手以下略。白勝ち。右辺での攻防で得をした白がそのまま勝ちきった一局。

再生機能つきの棋譜はこちらでご覧ください。
















第40回例会

2016/08/27 3:00 に 囲碁同好会 が投稿   [ 2016/09/03 18:40 に更新しました ]

2016年1月27日(水)日本棋院有楽町囲碁センターにてこの年最初の例会が行われました。
参加者は会長の私を含めて4名でした。いつも例会よりも少ないですが、これは1月30日に大会が予定されていたためだと思われます。

今回は私(会長)とKAT会員との19路盤8子局をご紹介いたします。


黒8は甘い(過去の対局で指摘済み)。
黒14は肝要な一手。
黒26は疑問(変化図2)。もし白25が嫌なのであれば黒24では25に打ちたかった(変化図1)


黒1と打てば右辺は安定する。白2のボウシが気になるが黒5までで頭を出せば大丈夫。


黒26では1と反発してみたい。もし2と遮ってくれば堂々と3と切る。シチョウの関係で1の石は取られないので、白は分断される。


黒56,58のデギリは無理。黒56では59と出るべきだった(変化図3)
黒60は中途半端。58と切った1子を守るのであれば61に打つべき。
黒62は悪手。58と切った以上、どうなっても63にノビる一手。


黒58では3と出るべきだった。白4の押さえには5と切る手がある。
もし白6とノビレバ黒7,9で黒は連絡する。


黒2が敗着。ここでは白1の右上に下がれば活きていた(変化図5)。この黒を取られては黒勝てない。
白15,17はよくあるサバキの手筋。それに対する黒18,20は俗手の見本(変化図6)。
黒22は大悪手。黒16の石は絶対に取られてはならない種石。


黒2では1と下がる一手。白2のツケが怖いが黒3,5で大丈夫。この黒の形は「串六」と呼ばれる活き型の典型。


黒22では1とツナグ一手。以下白2,4と凹まされるが黒5で取り敢えずは無事。






































2015年例会番外編

2016/07/02 0:54 に 囲碁同好会 が投稿

2015年12月22日に例会番外編(実質的には第39回例会)が日本棋院有楽町囲碁センターで行われました。

今回は女性2名を含む10名の参加がありました。みなさん着実に強くなっています。

今回は、KU会員とKAT会員との19路盤9子局を紹介します。


黒は一貫して中央志向。基本的にはこれで良いと思います。

ただ黒8では9のキリが成立した(変化図1)。
黒34は白35とワタられて甘い(変化図3)
黒38は筋が悪い(自ら「二目の頭」をぶつけている)(変化図4)


黒8では1のキリが成立した。以下9までで隅は(ほぼ)安泰な一方、白は2つに分断され苦しい。


黒12では1と押さえるはどうか? 白2以下隅は取られるが強大な壁を作れる。ただ隅が大きいか?


黒34では1と下がりたい。以下白は2,4と生きに行きますが、黒5の下がり(このような下がりを鉄柱と呼びます)で白を攻める展開になれば黒良しです。

これは頻出定石なので是非覚えておくことをお勧めします。


黒38では1と押さえるのが自然。以下白2,4と根拠を持とうとしても黒5の攻めが厳しい。


白は中央を消しに行かずに隅と辺の地で勝負に出た。


黒56では1と跳ねたい。以下8まで手入れさせて黒9に回れば中央の黒地は巨大になった。


結果は黒勝ち。お見事! ただ欲を言うと少し甘い手があるのでそれを改めるのが今後の課題でしょう。








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