猿政山     出雲地方の最高峰

島根県  1,268m  2014年11月1日

中国百名山

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名山一人旅

私の登る山には名山と呼べない山もあるだろう。だが、登っているときに心ときめくものがあれば、それは私にとって名山だ

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黄葉の秋の日、林道を歩き、雨の登山道を登って一等三角点のある猿政山にたどり着く。

去り難い頂上だが、雨が強く視界もない。早々に帰路につく。

その3日後、大万木トンネル南口付近で、「拳骨のような」猿政山を見る。


大万木トンネル南口付近で、「拳骨のような」猿政山を見る(2014年11月4日)
黄葉3(ブナ?)
猿政山頂上
頂上の湯川小学校?校歌
  8:03 駐車地点発  9:19 林道終点10:23 頂上稜線10:29 猿政山・・・・・・・・・・・・登り2時間26分10:36 猿政山発10:42 頂上稜線下降点11:31 林道12:26 駐車地点 ・・・・・・・・・・合計4時間23分

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ブログで紹介されていた北側の内尾谷ルートに向かうと、可部屋集成館の先に猿政山の案内標識がある。それに従って砂利道の林道を走り、駐車場に止め、雨の完全武装で出発する。

林道のすぐ先に「長吉誕生の家」という大きな看板のかかった壊れかけた家がある。テレビドラマのロケ地だったようだ。鎖の林道ゲートがあり、関係者外立入禁止の標識が立っている。山菜取りや焚火をする登山ではないし、登山案内に従って先に進む。林道は延々と続き、沢沿いから稜線に登っていくあたりからの黄葉がすばらしい。二又分岐を右に入ると島根県整備事業の標識がある。更に林道を進み、林道終点で荒れた踏跡に入る。案内はないが、赤リボンあり。

踏み跡は斜面を登るところで不明瞭になり、いったん戻って右下の踏み跡をトラバース気味に下るとフィックス・ロープを発見。そこから急斜面を登って支尾根に上がる。そこには赤、黄、紫、白のリボンが賑やか。支尾根の笹が密生した道を進み、マイナーピークを二つ越え、細尾根の急斜面をよじ登った先で頂上稜線に出る。ここにはピンクリボン。左右(東西)に踏み跡があり、右(西)に向かう。

林の中の緩い登りからいったん下って登り返し、大きな一等三角点のある猿政山頂上に着く。ようやく着いた。苦労した分、感激。大きな頂上標識が木の幹に取り付けられており、それに校歌が彫られていたが、その校歌を記したパネルもあった。校歌の中に「天そそりたつ猿政の、気高きすがたあおぎては・・・・・」とある。この山が地域のシンボルであったことが分かる(湯川小学校?)。

去り難い頂上だが、雨が強く視界もない。早々に帰路につく。車で林道を戻る途中、可部屋集成館の手前にある鎮守神社にお参りしていく。雨は小降りとなり、観光客が歩いている。

その3日後、大万木トンネル南口付近で、「拳骨のような」猿政山(下記メモ参照)を見る。確かに印象的な山容だと思う。

(メモ)

(メモ2)入山制限

可部屋集成館脇にある鎮守神社

廃屋(TVロケに使われたらしい)

 黄葉1(ブナ?)

 急坂の登り

猿政山頂上

黄葉2(ナナカマドとブナ?)

 黄葉3(ブナ?)

 黄葉4(カキノキ?)