震央の変化

本グログは4月27に書き始めたものである.新しいデータの発表を待っていたら,28日,29日には,さらに周囲へ拡大し,宇城(震度4),湯布院(震度5強)で地震が起こっている.

熊本地震の前震が起こる前日(4月13日)から4月23日までの震央リストが公表されているので,スライドショーにしてみた.

2週間が経とうとしているが,今日(27日)も震度3位の地震が起こっている.宇土市,宇城市あたりが震央になる傾向が強くなっている.

4月30日時点で入手可能なデータ(4月13日ー4月28日分9に変更表示

今回の地震活動は,日奈久断層の北端で接する布田川断層によるものであり,さらに遠く離れた北東側の別府-万年山断層まで拡大した.日奈久断層は一連の地震の引き金になったと言われているが,エネルギーを放出していないため,日奈久断層に起因する3回目の大地震が起こるという噂が拡がっている.

最初の地震から2週間が過ぎたが,今朝(4月28日)も午前2時38分,宇城市で震度4の地震があり,目が覚めた.8時半頃まで10回以上小さい地震が頻発した.午後は西区の島崎の親類の家に居たが,3時34分に震度4の地震に見舞われた.29日は午後3時半過ぎに湯布院で震度5強の地震があり,連休初日の観光客を慌てさせた.