最も遅い梅の開花
最も遅い梅の開花
熊本地方気象台は,25日午前,熊本市中央区にある梅の木で,基準としている5つ以上の花が咲いているのを確認し,梅の開花を発表した.平年より22日,昨年より38日遅く,これまでで最も遅かった1968年(昭和43年)と並んだ.
熊本市の25日朝の最低気温はマイナス2.7℃と平年より6度ほど低く寒い朝となったが,日中の最高気温は12.2度まで上がった.報道では西区の谷尾崎梅林公園の梅が話題になっているが,熊本市中央区にある梅の開花を観測している木は護国神社と思われる.
次図は西区島崎栗山で撮影した28日の写真である.石神山公園の向かい側にあたる.
次図はおとめつばき.
熊本の2月(1−27日)は最低気温が氷点下の日が14日,最高気温が10℃以下の日が12日,平均気温の最高は10℃であった.2023~2024年(令和5~6年)の冬は,気象庁の予報によると暖冬となる見込みだったはずである.AIを駆使しても地球規模の自然現象の変化を的確に予測することが如何に困難であるかを示す好例になると思われる.
気象庁ホームページの過去の気象データ検索を利用
(2025..2.28)
28日を含むデータ(3月1日追記)