Qクラスの皆さんへ
坂本 幸雄 2016.10.8
・今後の高齢化先進国の日本社会を展望すると、その必然的方向として、インターネットやAIなどの先端技術を駆使した画期的な医療や介護の実現が次なる大きな目標になっているようです。
そんななか、大学の1,2年先輩たちに聞くと、彼れらにとっては「ネットでのクラスメート間の情報交流など“夢のまた夢”」と言います。それを考えると、われわれは、インターネットをかなり自由に駆使できる最先端ランナーの世代なのです。しかもわれわれQクラスの場合は、この世界に造詣の深い森さんが構築してくれた「33Qネット」という夢のような相互交流サイトが活用できるという実に恵まれた環境にいるのです。
このサイトは、字数制限や掲示期間制限など一切ない、“クラウド”活用の凄い贅沢なシステムなのです。しかも単文、長文、イラスト、写真、動画など何でも投稿可能な万能サイトなのです。
しかしながらです。この贅沢なシステムも、それを活かすも殺すも今後のわれらの意識・意気込み次第なのです。このような事実にわれわれはもっと注目しましょうよ。
・例えば、将来、あるクラスメートが不幸にも歩行困難、外出不如意な状況に陥ったとしましょう。それでも彼は、この交流サイトのお蔭で、クラスメートとの心の交流などが従来通りに自由に継続でき、それがまた彼の日々に生きる活力ともなっているとしましょう。そんな仮想想定の状況を思い浮かべると、もう、そのこと自体が、避けられない高齢の不都合に際しても、そんな不幸な状況を少しでも克服しようという努力が発揮できる、望ましき一つの可能性として、社会的にも注目されることになるのではないでしょうか。
・次のことは最近の実際の話です。小生が大学の後輩数名に「33Qネット」の覗き方を教えてみたところ、それを覗いた後輩の皆さんが異口同音に言うのは「大学のクラスメートの間で、こんなにお互いが自由に意思表明できる場をもっていること自体が大いな驚きです」ということなのです。われわれQクラスの交流サイトを覗き見した後輩たちにはわれらのサイトは将に“垂涎の的”なのです。
・皆さん。
・「33Qネット」はクラスメート相互の落書き帖です。お互いに何でも日常感じたことを自由に、気楽にもっと落書きしましょうよ。たかが落書きです。学術論文の発表などではないのです。少々投稿内容に不確かなことがあってもいいじゃないですか。このネットでは、少々間違ったことを書いたとしても、他の一般のネットのようにそれに批判が集中して「ネット炎上」といったような厄介な事態は起きないだろうと信じております。またその点でもネット管理者の森さんがしっかり手綱さばきをしてくれるでしょう。
安心してこの相互交流サイトで相互交流の実効性を高めましょうよ。
余計なことながら、このサイトの一層の充実を希う一クラスメートの管見です。(*脚注参照)
・Qクラスは、大学時代の「赤とんぼ」の合唱以来、大学前期野球での優勝、東日本災害時のクラスメートへのささやかな支援など、機に応じて幾たびかクラス全体の結束を固めてきました。「身体不自由、されど心の交わりは自由自在!」。これは今後更なる高齢を迎えるわれらQクラスメートの次なる目標かもしれませんね。
(*坂本脚注:時には、サイトの投稿内容に対する反論、異論もありましょう。その際は管理者の森さん宛てにその見解を送信し、森さんにその内容の検討・取り扱いを委ね、その内容がサイトにそのまま掲載してもよいものか、あるいは投稿者のみにそれを知らせて、それ以降は、投稿者と異論送信者間の相互のやり取りに委ねるなどの暗黙の了解も必要ではないかと思います。このサイトにそういう“暗黙知ルール”を設けることによって、折角の投稿者の投稿意欲を削ぐような事態は何としても回避したいと思います。このことは、以前「33ネット」で小生があることを投稿した際、ちょっとしたあることが誤りだと指摘され、それをきっかけに、さも鬼の首を取ったように、2、3の人から集中砲火を浴び、それに懲りてそれ以降はそのサイトへの投稿を一切止めたという苦い経験があるのです。サイト維持には、場合に応じて「見て見ぬふりする武士の情け」や「そっと本人にのみ知らせる“大人の流儀”」も必要なのでしょう。皆さんのご一考をお願いします。この件にご意見があれば森さんへ投稿してください)
(坂本幸雄 H28.10.8記)