P戸松孝夫2017.10.19
萬野君がイグチというキノコを毎日たくさん採集して木曾での夏休みの間中美味しく食べていたとの話を聞き、「イグチ」とは初耳なので念の為ググってみたところ、次のような忠告文が出ていた。
イグチ科にはたくさんの種類があり大部分は無毒だが、ドクヤマドリを初めとしてイグチにもいくつかの毒キノコが知られ、毒はなくとも苦味や辛味があって食べられないもの(不食)が存在し、特にニガイグチ属には注意が必要だ。イグチだからといってなんでもかんでも口に入れていいというものではないだろう。 今回はそんな毒を持っているイグチ、苦味、辛味を持つイグチをまとめて紹介したい云々」
16年前に僕たち国際部の仲間で木曾の萬野別荘を訪問した時はイグチの話題は一切なく、お蔭で毒を食べる機会にも会わず無事帰ってきたが、素人が道端に生えているキノコを食べるのは何となく怖い気がする。萬野君は今やベテランで毒キノコの見分け方を心得ておられるのだろうが。彼の慢性肝炎が理由不明でなおったというのは、もしかしたらきのこの毒が肝炎をやっつけてくれたのかも。 戸松孝夫