P戸松孝夫2017.10.18
紀行文の補足資料の最後に管理人から、「紀行文全文を掲載したい」との希望が出ていたのを見逃していたので、僕の感想を追記します。
12枚の得難い貴重な写真を正しく鑑賞する為には紀行文を合わせて読むことが必須だと思のわれる。原文は少々長いから、前置き部分は省略して、青蔵鉄道に乗った時からの24時間部分だけでも読むと、写真を理解する上で大いに助けになる。勿論、鉄道の起点ラサと終点西寧の街の探訪記も面白いが。
しかしこの旅の本当の醍醐味「天空列車」は乗ってみないと実感出来ない。同じ高さの目線で写した全面真っ白な雪に覆われた山脈の写真から高度を判断できるかも知れないが、やはり汽車で現場を通過してみないと迫力は感じられないだろう。この汽車に乗りたいがため、紀行文の筆者は、定年退職後第2の職場の役員任期の2年を放り出してまで旅に出かけたというほどの魅力あるコースだから、未だ有効なPassportを持っておられる方は、来年の夏(5千米の高地だから夏以外は列車も走っていないのでは))に実行しては如何でしょうか。先週のP組クラス会では「これまで元気で生き延びた俺たちは百歳まで大丈夫だね」との意見も出たが、余生は大いなる好奇心を持って臨みましょう。
…P大谷清2017.10.19