Q森 正之 2017.8.24
下野新聞2017.8.24 しもつけ21フォーラム
アイデア生む「組織知」サントリーの山田氏講演
しもつけ21フォーラム(下野新聞社主催)の8月例会が23日、宇都宮市内で開かれ、サントリーコミュニケーションズ代表取締役社長の山田眞二氏(60)が「サントリー流マーケティング〜組織知を生む❝チーム制❞による連携〜」と題して講演した。
同社はサントリーグループ全体のコミュニケーション支援、お客さまリレーション機能を担う。
山田氏は宣伝、商品開発に37年間携わった経験から「ブランドとはお客さまの頭の中にあるものと解釈している。いい意味でお客さまに商品のイメージを残すのがブランドの役割」と定義した上で、宣伝を含めサントリーのブランドマーケティングの要点と事例を紹介した。
商品開発ではさまざまな個性や専門性、異分子を集めたチーム制が強さを発揮することを挙げ、「誰もがリーダーとしての責任感、メンバーとしての柔軟性を持つことで知恵が生まれ、いいアイデアに昇華していく」と、「組織知」の重要性を強調した。
主力製品の角瓶、缶ハイボールや県産イチゴやナシを使った缶酎ハイなどを生産する栃木市の梓(あずさ)の森工場や、麦芽を製造するグループ会社など本県の工場については「栃木県はビール、ウイスキー、酎ハイにとっても重要な拠点」と評した。
山田氏は福岡県出身。一橋大卒業後、サントリーに入社。宣伝、商品開発に携わり、2014年にサントリーホールディングス執行役員、17年4月から現職。
また講演後、恒例の納涼祭が開かれ、出席会員190人が懇親を深めた。(伊藤一之)
***感想 森 正之2017.8.24***
下野新聞は20年間購読していて貴重な情報源になっている。
今朝紙面から「サントリー」の文字が飛び込んできた。
読み進めていくうちに驚いたのはサントリーの工場が栃木県にあること、講演者が一橋卒であることだった。
20年も購読料を払っているのに納涼祭に参加できなかったのが残念だったが、燦々P&Qサイトのネタができて嬉しかった。
調べると、サントリースピリッツ梓の森工場は鹿沼市に隣接する栃木市にあり、敷地19万坪、ビール以外は全国の3分の2をまかなっているとのこと。
今年は「父の日」に「知多」が届き、その後グラス付きの「知多」を買った。最近Webサイトを作った「四季料理 榮川エイセン」でも知多を見た。知多は梓の森工場では造っていないが。
この工場をgoogleMapで調べると、我が家から僅か27km38分の距離。運転手つきで見学したいものです。
栃木県栃木市仲方町字堤下20 電話0282-31-2511
栃木県産原料を使用した酎ハイ
新聞をダブルクリックすると拡大されます。
**********2017.8.24********森 発信***********************
燦々P&Q諸兄姉
みなさま、栃木県にサントリーの大工場があるのをご存じですか。今日の下野新聞に、如水会員山田眞二氏(昭55年一橋大学経済学部卒)の講演会の模様が報告されていました。ぜひお読みください。いつか工場見学に行きませんか。お酒の工場は魅力的です。
****坂本さん からメール 2017.8.26 5:41 (2 時間前)***********
わが出身会社サントリーの「梓の森工場」についての詳しい投稿記事有難うございました。
小生もH6年に当工場を監査役として2日間訪問しております。その工場が、今やビール以外の飲料のかなりの部分の瓶詰めや缶詰めの生産比率を占めているまでに成長していることを知り、隔世の感を禁じ得ませんでした。
小生、監査役時代、当時も現場主義を標榜しておられた佐治会長へ、「現場・現実・現物」に即してできるだけ客観的事実に基づく「現場組織の組織運営の実態」を報告することを心がけておりました。
そんな当時作成した「監査役監査実施報告書」(会社時代の最終7年間を監査役として過ごした各年度ごと作成した7年間の報告書(一年分A4で200-250p)の副本を今でも我が家に保管しております。その記述内容に照らしても、今回の貴兄の報告にみる当工場の充実ぶりには隔世の感を抱きました。栃木県の水や風土がS社の製品生産によほどうまく馴染んでいるのでしょうね。
早速近くのコンビニで、貴レポートの最後に写真入りで紹介して頂いた「限定出荷“秋梨チューハイ(栃木産”幸水“使用)」を買って貴兄の報告に感謝しながらおいしく戴きました。坂本幸雄
****資料****ネット検索****森****2017.8.26****************