「難病が2ヵ月で完治!」
匿名希望 16 歳 2017 年 4 月 30 日
匿名希望 16 歳 2017 年 4 月 30 日
<発症から松本漢方クリニック受診まで>
2016年7月頃より、昼過ぎから腹痛が始まり、多い時は5~6回/1日起こり始めました。夏頃は食が細くなり、昼以降あまり食べなくなりました、が、「暑くて食欲がないのかな?」という程度に考えていました。小さい頃から、黙々と我慢強い性格だった息子は夏から秋の間、腹痛をそれほど訴えることもなく我慢していたのですが、年が明けた2017年1月に「腹痛がいつまでも治らないので病院に行きたい」と言いました。確かに食が細いままなのも気になっていました。時々机に突っ伏していることがあり「眠いのかな、さぼっているのかな?」と思っていました。6日に近所の内科を受診しました。
その2日後、クリニックの先生から電話があり「CRPの値(9.4)が高いので大きい病院で検査をして下さい」と言われました。先生が深刻そうだったので、嫌な予感がしながら近所の総合病院へ行き、そこでレントゲン、血液検査、腹部CTをしました。「ここで何らかの診断が下り、薬の処方かな?」と思ったのもつかの間、「クローン病かベーチェット病の疑いがありますので大学病院の炎症性腸疾患内科を受診して下さい」と言われました。初めて聞く病名とさらに別の病院を受診しなければいけなくなったことに不安を覚えました。
そして大学病院で再度、レントゲン、血液検査を受けました。日にちを替えて大腸内視鏡カメラ、小腸レントゲン、胃カメラの検査をしました。どの検査も非常に痛く苦しく、検査後はいつも疲労感でいっぱいのようでした。全ての検査を終えた後「残念ですが、クローン病です。大腸に敷石と縦走潰瘍が見られます。小腸に狭窄も一部見られます。今は良い薬が開発されていて腹痛もそれで治まるでしょう。レミケードかヒュミラ、どちらが良いですか?」というような事を言われました。
最初の検査の時クローン病疑いとの事で、今後の治療法の小冊子を渡されたので、家で読んでいました。その中でレミケードとヒュミラはステロイド、免疫調整剤で改善が見られない場合に用いられる強力な免疫抑制剤でした。免疫を抑制する?それも人工的に?免疫が病気を治すのにそれを抑制したら、炎症が一時的に治まるかもしれないけど、他の病気にだってかかりやすくなる。そんなのおかしい。私は免疫抑制剤は何としても避けたいと思いました。「息子の症状は腹痛しか出ていません。下痢もない・・・それでもいきなりレミケードかヒュミラですか?他の治療法はありませんか?」と聞きました。しかし答えは「残念ですがありません。入院の予約をとりましょう」でした。入院は2週間後でした。
その間、どうしても納得いかない私はネットを見たり免疫について勉強している友人に相談しました。友人は「高槻に松本漢方クリニックという有名なところがあるよ」と教えてくれたので、すぐに『クローン病・松本漢方クリニック・完治』で検索しました。そこにはクローン病完治の手記、理論と根拠がありました。とてもとても長い論文でしたが読み進めていくうちに、クローン病は一生治らない・・・という絶望は、絶対治る!という希望へと変わっていきました。息子と主人にも説明し、2人とも理論と根拠を読んで受診することに決めました。
<受診から完治へ>
2017年2月14日、松本漢方クリニックには息子と主人と私で行きました。待合室にはクローン病、その他の難病の完治に至るまでの手記が多数ありました。息子と同じくらいの年齢で、症状がより深刻だった方の手記も数多く、早くここに来る事ができて本当に良かったと思いました。先生は「その病気は自分で作ったんや。だけどこの世に治らない病気はない。絶対に治る。そしてもっと不真面目に楽に生きろ。」と力強く言って握手をしてくれました。大学病院で、「病気になったのは君のせいじゃない。この病気は一生治らないけどつきあっていくしかない。」のことばとは真逆の、その言葉に希望が生まれこれから先生の言葉を信じようと思いをました。診察後に血液検査とお灸をしてもらい、その後2種類の漢方とアクシロビル、メチコバール、フラジールを貰ってその日は帰りました。
そして次の日から漢方と週末の薬草風呂、お灸による治療が始まりました。初めての漢方でどんなものだろうと思っていたら、まず匂いがとても強烈で見た目も決していいものではありませんでした。息子は一口目を飲むとすぐに顔をしかめ全然おいしくないと言って次に飲むまでかなりためらいました。何とかして飲みきろうと蜂蜜を入れたり、すぐに水を飲んだりして工夫をしながら飲んでいきました。そうしているうちに漢方の味にも慣れていき、お灸も毎日していると、腹痛が治まっていき体の調子も良くなっていきました。漢方を飲み始めて1週間後にはあんなに頻発していた腹痛の症状がなくなっていきました。そして便秘も解消され、良い状態の便がでるようになりました。
1ヵ月後に再び松本漢方クリニックにいき血液検査を受けました。2月14日の初診時に11.52もあったCRP値が0.5まで下がり先生も「自分が免疫を高めて治してるんや。絶対に治るぞ。」と言ってくださり、このやり方が間違っていなかったという確信を得られました。しかし手記にあったリバウンドの症状が起こらず、その疑問を尋ねると「きみはここに来る前に何もクスリを飲んでないやろ。自分が出した自己ステロイドが腸の炎症を引き起こしたから、それがリバウンドにあたるんや」と言われ納得しました。
(医院より補足説明:症状が出る前は自分のステロイドホルモンを出して免疫(症状)を抑えていますが、免疫が戻った時(あるいは自分のステロイドホルモンで抑えられなくなった時)に、症状が出ます。それが「自分で作ったステロイドホルモンでリバウンドが起こる」という意味です。)
そしてその後も漢方等を飲み続けて4月11日、3度目の受診に行きました。血液検査ではCRP値が0.08、リンパ球26.7で日常生活に何の問題もないくらい良くなりました。自分の免疫で治すという先生の言葉を信じて完治へ向かうことができ、本当にうれしい限りです。
松本先生、医院のスタッフの皆様、手記を書いて下さった皆様に心より感謝しています。本当にありがとうございました。