「息子のクローン闘病記2(途中経過)」
匿名希望(お母様記述) 15 歳 2016 年 6 月 11 日
匿名希望(お母様記述) 15 歳 2016 年 6 月 11 日
息子のクローン闘病記1(途中経過) 2016 年 1 月 11 日
今回治療開始2ヶ月~現在(7ヶ月)までの経緯を書かせて頂きます。2015年10月クローン病と診断。同年10月25日より松本漢方クリニックにて治療を受けております。現在、息子は高校1年生(15歳)です。治療前、水様便・泥状便だった便が2ヶ月を過ぎた頃からコロコロ便になり、現在は1日1~2回のバナナうんちが出ています。昨年12月、食後の漢方茶を変えて頂いてからリバウンド時の激しい腹痛も無く、日常生活を送ることが出来ています。息子は4月から高校生となり、片道1時間半バスと電車で通っています。新しい環境と不安と体力不足により、いつダウンするかと心配していますが、いまのところ登校できています。
4月23日に3度目の診察をして頂きました。家族5人診察室に入り、先生を待っていると、「あ~○○さん、発芽玄米食べてる~?どうだ~?困っていることは?」と尋ねられ、息子は「週末になるとお腹が少し痛くなります。」と答えると、「なんで週末に痛くなるんや?」と仰られ、息子は「ストレスがあるんだと思います。」と言うと「アホ!勉強してこい!」といつものように一喝されました。『免疫が上がっている証拠やー!!』「平日はアホみたいに1番とるつもりで必死に勉強しとるんやろ。ステロイドホルモン多量に出てるんや。」と大きな声で言われました。症状が出ているということは、免疫が上がっていることの証です。西洋治療のように免疫を抑制する治療では症状が現れないのです。
松本先生の論文や理論、患者さんの手記を読んでいましたが、勉強不足を感じ反省しました。診察の最後に息子と何度も握手をしてくださり笑顔で「また来てね~。俺は最後には治す。」と、力強く言ってくださった言葉がとても嬉しく励みになっております。
リバウンド時に、最大の症状である下痢と腹痛との戦いで辛い思いをしていましたが先生の仰る免疫力を高める治療をさせて頂いたことにより、私達は真実である「松本理論」を実践させて頂き、実感しております。先生との出会いがなければ免疫を高める治療を受けることは出来ませんでしたし、ここまで回復することもなかったと思います。そして、遠隔治療して頂いていることに大変感謝しております。先生ありがとうございます。
昨年12月の診察の時に、先生が息子に「心の持ち方が大事だよ。周りのことは気にせんでいい。」と仰られました。息子は先生の言葉をどのように受け止めたのか分かりませんが、自分は自分と思うようにしていると思います。元々自分でこうと思ったら周りのことは聞かない頑固な性格のところもあり、またそうかと思いきや周りの目を気にしすぎるといった神経質で真面目な性格でもあり、自分では感じていなくても「頑張らなくてはいけない。」と、頑張っている自分がいて、次第にストレスを蓄積していたのだと思います。また、母親である私自身もストレスを与えていたことに反省しました。
ストレスは免疫力を高める上で敵となりますが、これからの長い人生、現実から逃避せずにストレスと上手くつき合っていくことも必要となります。性格は変えられないでしょうが、先生の仰る心の持ち方は変えられると思うので、今のありのままを受け止めようという気持ちと、少し柔軟性を持ってほしいと思います。今までの痛くて辛い体験は、体験した本人にしか分かりません。今このように日常生活を送ることが出来ているのも先生のおかげです。本当に感謝しております。これからも息子の免疫力を信じ、完治に向けて見守っていきたいと思います。これからもよろしくお願いします。