「クローン病手記」
匿名希望 37歳 2014年10月1日
匿名希望 37歳 2014年10月1日
初めて異変を感じたのは4年前でした。腹痛と下痢が続くので、近くの病院で簡単な検査をしたけど異常がありませんでした。その後も下痢が治らなかったので、大きな病院で内視鏡検査をすることになりました。大きな異常は見つからなかったけど、担当医から「腸がただれている。薬を飲んでください。」と言われ、毎食後にペンサタを飲むように言われました。今だと飲んではいけない薬とわかるんですが、その時はそれが最善だと思い、指示通りペンサタを飲み続けました。たまに下痢や腹痛があるものの、大きな異常は出ないまま1年が経ちました。内視鏡検査をすると「ペンサタを飲んでたから腸はきれいになっている。しかし、小腸にわずかに炎症があるから病理検査します。」と言われ、検査の結果はクローン病でした。
担当医に「一生治らない病気です。でも今は薬でコントロールできます。」と言われとてもショックでしたが、「薬で抑えれるんだ」と少し安心しました。インターネットで病気のことを色々調べるも、どのサイトも「原因不明なので、一生治りません。」と書いてありました。この時点で松本漢方クリニックのホームページに辿り着ければ良かったのですが、残念なことに辿り着けませんでした
さらに1年間ペンサタを飲み、3ヶ月に1回血液検査でCRP(炎症反応)を見ました。私の場合CRPはかなり低く、「ほんとにクローン病なのか?」と疑うほどでした。ペンサタを飲んで2年近く経った時、インターネットを見てとても衝撃を受けました。松本漢方クリニックのホームページです。他の病院では「一生治りません。」と言われてるのに、「完治できます。」と書いてありました。正直最初は半信半疑でしたが、松本先生の理論を何回も読んでみました。もちろん全てを理解することは無理ですが、わかるところは何回も読みました。そして「この病院でクローン病を完治させたい!」と心に決めました。
松本先生とお話をして「この病院で病気を治したい」という気持ちが大きくなりました。「医者と製薬会社が儲かるようになっている。免疫を抑える薬しか出さない。免疫を上げないと病気は治らない」とおっしゃってました。とても共感できました。漢方の煎じ薬は下痢を治すのと炎症を治す2種類、漢方風呂とお灸をするように言われました。しばらくして、炎症を治す漢方薬から免疫を上げる漢方薬に変わりました。体に痛みがある時は、ヘルペスを抑える薬を頂いてるので、それでしのぎました。
それから1年ぐらい経ってから、体のあちこちにかなりのアトピーが出るようになりました。クラススイッチです。アトピーの痒みはかなりひどいです。血が出るまでかいてしまうこともよくあります。その時は漢方の塗り薬をぬってます。痒みとヒリヒリ痛いのと繰り返しですが、「完治に向かってるんだ。」と自分に言い聞かせて、これからも病気に立ち向かっていきたいと思います。