「クローン病手記」
匿名希望 14 歳2013 年 11 月 19 日
匿名希望 14 歳2013 年 11 月 19 日
クローン病中間報告(14歳中学2年生、男子)
平成25年9月
松本漢方クリニックの医院長をはじめ皆様には、いつも大変お世話になり有難うございます。息子は平成25年2月にクローン病と診断されましたが、現在はおかげ様で元気に過ごせるようになり、クローン病が発症してからの経過や治療、また体調の変化などを中間報告の手記として書かせていただきます。
平成24年10月
毎日、学校生活、部活(運動部)など元気に過ごす。
平成24年11月初旬
喉の奥にできた多数の口内炎の痛みが酷く食事はおかゆのみ(2週間程)。町医者の耳鼻科で飲み薬の治療をするが治らなかった為「口内炎のひどい人に使う注射」というものを毎日一週間して治る。
平成25年1月
12月頃から一週間に3、4回程、37~38度の熱が出るが一日経つと下がる。
総合病院で血液検査するも異常なし。
平成25年2月
再び口内炎ができ、異常なガスの臭いと回数があり、11月からの下痢が続き、お尻にも痔らしきものができ、町の小児科へ行くと大学病院を紹介される。そして、大学病院での胃カメラ、大腸内視鏡検査の結果、口腔内、食道、胃、小腸入口、大腸、肛門に炎症、ビランなどがありクローン病と診断され、一生治らなく、良い状態を長く維持するような治療しかないことを知り家族全員でショックをうける。
平成25年3月
一日に複数回の下痢と発熱、体力減退により大学病院にて一ヶ月の入院。治療はペンタサ、フラジール、ミヤBMなどの薬による治療と2、3日の絶食後エレンタールと少しずつの食事をしていたが、CRP値が上った為プレドニンを20mgから始め二ヶ月間徐々に減らしイムランの免疫抑制剤を飲みつづける治療を始める。
平成25年3月末
炎症も大分治まり退院し、プレドニンとイムランで様子をみることに。
平成25年4月
新学期が始まり学校に行き始めるが食事はエレンタールと低脂肪、低残渣でお昼はお弁当を作り、毎日夜中も鼻からチューブを通しエレンタールを入れる生活。体調は一日4~6回の下痢。疲れやすく、顔色は悪く、プレドニンの副作用によるムーンフェイス。
この頃インターネットで松本漢方クリニックを知り完治できると光が見える。
平成25年5月初旬
大学病院の治療である免疫抑制剤やヒュミラ、レミケードなどの副作用や人間本来の免疫を害する治療方法に不安を抱き、大阪の松本漢方クリニックに行く決心をする。
平成25年5月18日
5時間をかけて初めて松本漢方クリニックに行き、松本先生からクローン病は治るというお話をいただき末来が開けた感じがした。血液検査をして、漢方を2種類、漢方風呂、抗ヘルペス剤、塗り薬、熱が出た時の抗生物質を処方され、またお灸の仕方を教えていただき翌日から毎日始める。翌日はリバンドなのか下痢がひどく学校を二日休む。
平成25年6月
学校や部活を数日、腹痛で休むぐらいで元気に過ごす。この頃はプレドニン、イムラン、ペンタサ、エレンタールは止めている。
平成25年7月中旬
松本漢方クリニックよりフラジールを送ってもらいガスが減る。
平成25年7月20日
松本漢方クリニックへ2回目の診察に行く。血液検査をするが殆ど問題なし。
平成25年8月
大学病院で胃カメラと大腸内視鏡検査をしたところ、胃と回腸に少しだけ、潰瘍が治りかかっている部分があるが問題なし。肛門部分はきれいになっているとのこと。
この頃、朝と晩で3~5回の排便はあるが、長く続いた下痢がバナナ状になる。
また、腹痛も一週間に一度2,3分間程あるかないかぐらいで、毎日、学校と部活を休まず元気に過ごしている。
平成25年9月下旬
この頃から、排便回数が一日に1~3回になる。
5月より松本漢方クリニックにお世話になり、遠方の為なかなか行かれませんが、電話による診察と漢方の処方、そして家でのお灸と先生が度々言われるようにストレスを溜めない心の持ち方を意識して、何事も無理をせずに人間本来の免疫力を上げることに取組んでいます。そして、今ではお風呂上りに痒みが全身に出ているので、クラススイッチが起きているのかもしれません。
今思えば、2月に大学病院で診断結果や治療方法を聞いた時はショックや悲しみで辛かったのですが、松本漢方クリニックに行かれたことで、息子はもちろん家族全員が毎日元気に明るく過ごせています。これからも、完治に向けて松本漢方クリニックの医院長をはじめ皆様にはお世話になりますが、今後も宜しくお願い致します。
以上を中間報告とさせていただきます。