「クローン病 中間報告」
28歳 男性 2016年12月18日
28歳 男性 2016年12月18日
なかなか書けずにいた手記初投稿です。僕がクローン病と診断されたのは4年くらい前のことです。最初は下痢や体重の減少などの典型的な症状が出ていましたが、ただ調子が悪いだけだと思い1年以上病院にも行かず放置していました。ただそのうちになぜか足に痛みが出て歩くのもままならなくなり、ようやく観念して病院へ行きました。
検査の結果、腸腰筋膿瘍と診断されました。腰のあたりにある腸腰筋という筋肉が酷い炎症を起こしていることが原因で、痛みで足もろくに動かせなくなっていたのです。それで地元では大きな総合病院を紹介され、行った日に即入院となりました!お腹に穴をあけ、管を入れてとりあえず排膿という治療が始まり、色々と検査も始まりました。それで先生に言われたのがクローン病でした!腸が酷く炎症を起こしたため穴があき、そこから腸内の菌が出ていき、腸腰筋膿瘍を起こしたのではと言われました。そこからはクローン病ではお決まりのレミケードなどの王道の治療法により、膿も全てなくなり、1ヵ月半くらいで退院となりました。
最初のうちはレミケードやペンタサなどで調子も良く体調も良かったですが、約1年半でレミケードも効果が薄れ、量を倍に増やすも最初のようには良くならなくなりました。免疫を抑え、騙し騙しでも体調が維持出来るならと治療を続けていましたが、完治するでもなくただ時間だけが過ぎていきました。それで自分なりにネットで情報収集をした結果、松本漢方クリニックの患者さんの手記を見つけるに至りました。ただ遠方の為、通院の時間的にも費用的にもなかなか踏ん切りがつきませんでしたが、やはり完治という言葉に惹かれ、やるだけやってみようと思い、松本漢方クリニックに通院するようになりました。そして今までやっていた免疫を抑えるという治療を全てやめ、漢方にきりかえました。最初は慣れない漢方の味に苦労しましたが・・・。慣れてしまえばどうってことないですね!笑 体質的に合っていたのか漢方を飲むようになってから下痢や腸の狭窄がやわらいでいき、調子も良くなり、今ではよく友達と飲みにも出ます!笑 ただ調子が少し良くなり、仕事が忙しいことを理由に、漢方をたまにサボってしまうことがあります。漢方での治療を始めて1年半以上になりますが、なかなか治らないのは、この自分の甘さだと思います。もう一度気を引き締めて完治を目指して行こうと思います!!以上、中間報告でした!次は完治の手記を書けるように頑張っていこうと思います!!