「勇気づけてくれた松本先生への感謝の手記」 (お母様の記述)
17歳 男性 2015年9月11日
17歳 男性 2015年9月11日
漢方治療を始められる方に、息子のクローン病の漢方治療経過を読んでいただければと思います。
平成26年2月
調子が悪く下痢続きで、おしりが痛いと言い出した高校1年生の息子。どうしたら治るのか?と思っていた矢先に座ることもできなくなり、肛門科を受診。痔ろうといわれ、2月末に膿を出す切開手術。そして3月初旬、シートン法による痔ろう根治手術。シートン法手術を受けた直後から下痢での痛みを怖がり、食事を一切受け付けなくなり、衰弱してしまいました。
平成26年3月~4月
家で安静にしてもよくならないので地元の大きな病院へ。そしてその後、すぐに大学病院へ行きました。平成26年4月、大学病院でクローン病と確定。その日のうちに主治医から治療方針としてヒュミラを使用したいとの提案がありました。でもどうしても使用が不安で、ネットで完治方法を探す毎日。その中で、たくさんの方が通っている漢方の先生がいることに気づきました。それが松本先生だったのです。
平成26年4月
松本漢方クリニックを受診。その頃には親子共々、心身ともに疲れ切っていました。ですがそんな私達親子を勇気づけるように松本先生は、息子の手を握ってくださり、「わしが治すんやない。貴方が自分で治すんやで。大丈夫やからね。」と言ってくださいました。その言葉を聞いて、必ず治す!と親子で心に決め、息子の漢方治療が始まりました。
平成26年5月(治療1か月後)
まったく食事ができなかったのに、少量ずつですが三食きちんと食べられるようになっていきました。下痢は少し回数が減り、泥状便と軟便の繰り返し。腹痛もありましたが、それでも歩くのがやっとだった最初の頃に比べれば、かなり体力は回復していました。
平成26年7月~8月(治療3か月後~)リバウンド
徐々に下痢が止まり、なんとか固形便になりました。それなのに、数日ほどで便秘になったかと思ったら、今度はひどい腹痛が始まりました。夏休みに入る頃には酷い腹痛がとにかく続き、起き上がることもできないほどのリバウンド状態。そして下痢と軟便の交互の日々。とにかく朝から晩まで腹痛との戦いが続きました。
平成26年8月~9月(治療4か月後~)
あんなに酷かった腹痛が徐々におさまり、穏やかに過ごせるようになっていきました。9月が始まる頃には固形便の回数も増え、便秘になることも増えていたので松本先生にご相談したら、断痢湯は自己調整し、アシクロビルは痛い時だけ飲めばいいよとのことでしたので、そのように漢方薬も飲み方をかえていきました。
平成26年9月末~10月(治療5か月後~)
漢方治療が始まって5か月半を超えた頃には、完全なる固形便になり、腹痛もなくなり、辛いもの以外はほぼ何でも食べられる状態になっていました。
平成26年11月(治療7か月後~)
毎日、快調快便の日々を迎えられるようになり、学校まで3駅の道のりを自転車で通えるまでに体力も回復していきました。
平成26年12月末(治療8か月後~現在)
どんなものも食べられる状態になり、快調快便。血液検査結果もほぼ正常値に戻りました。そして今現在(平成27年9月)は、完全に普通の生活を取り戻し、毎日生き生きと暮らしております。
最後に… 松本先生、ご無沙汰しております。先生にお会いしなかったら、私達親子の生活は今のような結果にならなかったと思っています。漢方というものの凄さ、そして自分で治すという心構え、色々先生から教えていただきました。
電話でも親身に相談に乗ってくださり、常に心寄り添っていただけたことで、私達親子も心折れずに漢方治療を続けることが出来ました。そして今のような素晴らしい結果を導き出せたと思っております。どうか松本先生、これからもお体に気を付けて頑張ってください。そして心からの感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました。