「クローン病手記」
匿名希望 22歳 2011年8月28日
匿名希望 22歳 2011年8月28日
クローン病完治までの道のり(中間報告)
1:クローン病と診断
私がクローン病と診断されたのは平成23年3月23日のことでした。診断される昨年の12月初めぐらいから異変がおこりました。私は口内炎や扁桃腺が腫れやすい方なのですが、この時のロ内炎の数が異常なほど多かったのです。
また高熱もあり、便の回数も日がすぎるにつれ、増えていき下痢になりやすくなっていましたこの頃私は、仕事の都合により長期出張中でした。やはり慣れない土地での生活、職場の人間関係や食事の違いなどで、ストレスが増え食事も遭わないことが多かったので、ファーストフードで食事をすませることが多々ありました。そしてこんな生活が続き、体が不調になり始めました。最初は近所の内科に受診していましたが、「風邪からきているロ内炎でしょう」としか診断してくれませんでした。処方される薬を飲んでいたのですが、あまり効果がなく下痢も続いていました。これが続き不安を持ったまま年が明けました。
年明け早々にインフルエンザにかかり、その時に内科で出された処方箋の抗生物質が効いたみたいで、口内炎がなくなり熱も平熱に戻りました。これで安心していたのですが、下痢の方がまだ続いていました。さすがに下痢が気になりましたので近所の内科で、また受診したのですが、「インフルエンザの菌が腸に残っているのでしょう」と診断されました。かなり強めの下痢どめの薬を出されたのですが効果がなく、いろんな病院で受診したのですが、結局同じ回答しか返ってこなくなり、自分の中で「下痢ぐらいだから仕事に差し支えないか」と考えてしまいそのままの状態でニカ月も生活していました。3月に入り異変が増えていきました。一日の便の回数が一気にふえたのです(6~9回)さらに食欲もなくなってきており貧血みたいにもなり始め体重も減る一方だったので、さすがにこれはおかしいと思いまた病院めぐりを行いました。そして大きな市立病院にて血液検査と内視鏡検査にて病気が発覚しました「あなたの病気は現代医学では治らない…クローン病です」と告げられました。
2:クローン病の治療(西洋医学)
クローン病と診断された日社宅に帰ってきた私は、「本当にクローン病は治らないのか?」という事が頭から離れなかったので、一度パソコンのインターネットにて調べてみました。その時に見つけたのが、松本漢方クリニックにてクローン病を完治させた(小西竜二さんの手記を発見したのです)その時私は希望を持ちました。そして小西さんの手記を無我夢中で読みました。これを親にもみてもらい、相談した結果クローン病と診断された時思った以上に重症と言われましたので、実家に掃って入院して、少し良くなったら松本漢方クリニックに行ってクローン病を治そうと決めました。そして3月25日実家に帰った日、家ですぐ大量の血便をし、緊急入院という形で入院になりました入院生活の初めは、クローン病患者によく出される薬ペンタサとビオフェルミンとユ:レンタールからの始まりでしたが、それを飲み続けても一向に回復する気配もなく、むしろ悪くなっていく一方でした。悪くなるにつれて、ヱレンタールをやめて絶食をしたり薬の量が増えたり40。Cを超える熱が8日間続いたりと苦しい生活が続きました。
そしてある日、クローン病を抑える薬が他にもあると言われ、その名前を聞いた時心の申で「いやだ!!」と叫びました。それはレミゲートだったのです。
小西さんの手記を読んだときに松本先生の言葉の中に「レミゲートは絶封に使ったらあかんで!!自分で自分を傷つける薬やから絶対に使ったらあかん!!」と書いてありました。手記を読んでいたので一生懸命断ったのですが、結局入院してる身なので、使用することが決まりました。私に出された薬はレミゲートではなく、最近開発された人間の遺伝子から作られた、ヒュミラという皮下脂肪注射でした。これは二週間に一回自分で皮下脂肪注射できる物でレミゲートと違って、自宅にて自分で注射できるのがメリットらしいです。そしてヒュミラの投与の時、私は今までにない痛みを味わいました。この注射はとてつもなく痛かった、とても自分で打てるような注射じゃなかったのです。ヒュミラを打ってから3日目、体の状態がさらに悪くなりました。医師は「あまり効果がないがこれしか薬がないので、これを投与しながら違う抗生物質を色々試していこう」と言われました。こうして色々抗生物質とヒュミラを投与し続ける日々が続きましたが結局どれ毛効果なく医師が最後の手段に使ったのが…ステロイドでした。ステロイドは自分の免疫力を抑えて、それと同時に病気も抑えてしまう薬で、合併症になりやすく自分の体が弱体化していく悪魔の薬です。そしてステロイドは投与を始めると数は減るが、なくなることはありませんと言われました。完全な薬漬けの生活が続いていくとの意味です。松本先生も「ステロイドは絶対に使ったらあかん!!医者が儲ける悪魔の薬や目!」と、松本先生の治療をうけている人達の手記に書かれていました。けど私は入院しているので、何も抵抗できず、泣きながらステロイドを投与しましたこうしてステロイド・ヒュミラ・ペンタサ・エレンタールの薬漬けにあいながらも5月18日退院までたどり着きました退院するときに、食事制限についても言われました。油を使う料理は駄目、食物繊維の多い野菜は駄目、豆類も駄目、お肉も鳥のささみ肉だけ食べること、基本に込み物以外駄目っていわれました。
私は食べる事が好きなのですが、ここまで制限されてしまうとショックでした。
3:松本漢方クリニックの松本先生との出会い
退院しても、薬漬けは続いていましたが、このままじゃ自分が完全に駄目になってしまうと感じ、すぐ松本漢方クリニックに行きました。最初は採血と今までどれだけ薬を投与したか?いつ頃からその病気がわかったのか?など質問表を記入しながら待合しつで待っていました。そして診察の時間、松本先生との対面をしました。松本先生は、私が思っていた人と同じでした。インターネットの松本漢方クリニック、患者さん達の手記にあったように、とても情熱的で真鍵を語ってくれる先生でした。私の今までのクローン病の経過を報告すると、松本先生は「大丈夫!!絶対に俺がクローン病治してあげるから、安心しいや!!!」って言われました。そのとき私は心の中にあったモヤモヤしてた気持ちが全部なくなるのが感じとれまして、心の底から「松本先生が絶対治してくれるんだ!」と思いました。そして先生は現代の医学の真実も語ってくれました「いいか、今の医学はやな、すべて金儲けのためだけの仕組みになっとるんやクローン病に近い症状がでてもクローン病って名前で括ってやな、特定疾患付けて国から患者から金を巻き上げてるんや!!!さらに言えば、クローン病と診断されてもクローン病じゃない患者も少なからずいてるってわけや!!そんな患者にクローン病の治療しててみ、元々ただの潰瘍だったもんがやな、クローン病になってしまう可能性があるってことや、そしたら、また医者が儲けるやろ?そういうことや!!医者が病気を作ってる社会なんや!!」と語ってくれました。確かに私の経過も振り返ってみると、入院してから松本先生に会うまでに、医者がお金儲けのために病気を作ってきている社会だと思う節が多々ありました。けど松本先生は「俺は他の医者とは違う!!金儲けのために医者をしとるわけじゃない、ただ真実を知ってほしい患者さんを絶対治してやるんや!!」と強い意志も語ってくれました。私もこの強い意志に応えてクローン病を治していこうと決意しました。
4:松本先生による漢方治療(東洋医学)
5月22日より漢方治療を開始しました。とりあえず松本漢方クリニックには2週間に1回通うようになり、松本漢方クリニックの中では、松本先生②診察、鍼灸治療をしてもらっいます。鍼とお灸自体するのが初めてで、釘は痛くてお灸はかなり熱いのだうっと思っていたのですが、実際やってみると鍼も全然痛くないし、お灸もかなリポカポカする感じなのでとても気持ちがいいです。そして家に帰ると、家では自分でお灸するのと朝昼晩と煎じた漢方薬を飲むことになりました。煎じ方は小さいお鍋に水をはり、そこに漢方薬をいれて40分コトコト煮詰めて、煮詰めた漢方薬を違う容器に入れて完成です(お茶沸かすのに似ています。)
漢方薬と言うだけありまして、最初はかなり苦く感じ飲むのも大変でしたが、日がたつにつれ段々なれてきました。私に出された漢方は、体から湿疹(毒素)を出してくれる漢方薬と下痢を止めてくれる漢方でしたが、飲み始めて2日目から効果が出始めました。下痢は止まりましたし、体からも湿疹がたくさんでてくるようになってきました。明らかに効果が出てきてくれているので、すごく嬉しかったです。また松本先生の治療は、食べ物に関しては何でも食べても構わないということなので、自分の好きな物も食べられるようになり普段みんなが生活しているスタイルと変わりなく生活ができるよっになりました。
そして治療の中でもう一つ大切なことが、松本先生がいつもおっしゃっている「病気は自分の心で治すんや!!心が優しくならん限り病気は治らんで!!漢方薬はそれを手助けしてるだけや!!」と言うことです。つまり自分にストレスを溜め込まず心を穏やかにすることを心がける事です。これがクローン病を完治させるために大切なことになります。
5:そして漢方薬による中間報告
平成23年8月25日現代なのですが、漢方薬とお灸をしているだけで、他はみんなと同じ生活を楽しくすごしています。今では1カ月に一回松本漢方クリニックにかかっているだけで体にも特に異常がありません。入院した当時、CRPが20以上あったのも今では0.8まで下がりました。松本先生に会うまではステロイドを使っていまして漢方薬に切り替わった時にリバウンドがありましたが、そのリバウンドも今ではもうほとんどありません。血液検奪をすると、まだ血沈が少し高いだけであり、松本先生が言うには『完治するのは、そんなに遠くはないだろう」と言ってくれました。あともう少しですが、最後まで油断せずに完治にむけて治療を進めていきたいと思います。クローン病と発覚したあの時インターネットで松本漢方クリニックの小西さんの手記を見ていなかったら今頃どうなってたのだろうか?と最近よく思います。やはり今でも薬漬けと食事制限の中で生活をしていたのでしょうね。そう考えると松本先生、松本漢方クリニックのスタッフのみなさんに出会えて本当に良かったと心から思います。今回こんな形になりましたがこの経験のおかげで、自分が自分に対する心の整理と自分に優しくなれて良かったなと、改めて思いました。あともう少しですがクローン病完治にむけ、優しい気持ちでがんばります。