「29 年苦しんだクローン病が快方へ」
54歳 男性 2015 年12 月20 日
54歳 男性 2015 年12 月20 日
私がクローン病と診断されたのは、29年前の25歳の時です それ以後3~4年周期ぐらいで入退院を繰り返していました その間に小腸を二回切除し、痔瘻の手術は一回受けました。エレンタールとIVHによる栄養療法を行いながら、ペンタサを1日6錠服用するという治療内容でした。下痢便と下血に苦しみ、痔瘻が再発し、肛門痛があっても、「治らない病気だから仕方ないか」と諦めていました。
4年ぐらい前から肛門痛が歩行困難になるぐらい酷くなり、その事を担当医に言うと「人工肛門かレミケード治療しか方法が無い」と言われました。しかし、「いずれの治療も完治はしない」との事で絶望していたところ、たまたま携帯で松本漢方クリニックのホームページを見つけて開いてみました。すると、患者さんの手記にて“クローン病が治った”とあるので 半信半疑ながら受診することにしました。
平成25年11月初診、まず驚かされたのは診察室から聞こえる先生の怒鳴り声でした。患者さんの手記には書いてありましたが、実際に聞くとかなりエネルギッシュでした。そのうち名前を呼ばれたので「どんな怖い顔した先生かな」と思いながら診察室に入ると、いたって普通の学者っぽい先生で、ほっとしました。病状を説明すると、松本先生は「医者が病気を治すのと違う。あなた自身が治すんやで」と言われました。私は今までそんな風に考えた事が無く、クローン病は治らない病気だと思っていたので、その言葉を聞いた時はかなり堪えました。しかし、先生に手を握られ、「あなたが治すんや。医者は手助けするだけやから」と言われ、それだけで希望が持てました。そして、勿論松本先生の理論も聞き納得した上で、松本漢方クリニックで治療する事にしました。
まずはペンタサを3錠に減らしました。食前・食間・食後に飲む漢方煎じ薬は、かなり苦かったですが「病気を治してみせる」を信念に、頑張って飲みました。鍼治療は週に一回地元で受けました。お灸は自宅にて、ほぼ毎日しました。すると、一ヶ月ぐらいで下痢便こそまだ続いていたものの、肛門痛がなくなったのです。 驚いた!人工肛門かレミケードしかないと言われていたのに、“一ヶ月で痛みが治まるとは・・・。”松本理論と漢方、恐るべしと感激しました。私はこの時点で“クローン病は治る”と確信しました。患者さんの手記にある様な強いリバウンドやアトピー、クラススイッチ等はあまり無く、37.5度ぐらいの発熱と、軽い倦怠感、体の痒みぐらいですみました。記憶が定かではありませんのでおそらく半年ぐらいだったと思いますが、ペンタサも飲まない様に言われ止めました。食事も徐々に食べるようになり、1年ぐらいで下痢便、肛門痛が良くなり、痔瘻の膿、下血はまだ少しありましたが、かなり良くなりました。私はその頃からちょくちょく漢方薬を飲むのをさぼりだし、肛門痛が再発しました。「これはいかん」と、きっちり漢方薬を飲みだすと、また良くなりました。「まだまだ安心できん」と反省しました。
初診から2年、今ではエレンタールも飲まず 普通に食事もでき、痔瘻は少し粘液がある程度で、若干の貧血はあるものの目に見える下血はありません。肛門痛もありません。これはクローン病が治ったということかな?と思うぐらい調子良いです。
まだ安心してはいませんが、普通に一般的な生活が出来るようになりました。もっと早く松本先生に出会えていたら、クローン病で29年も苦しまずに済んだのかなと思うと悔しいですが、セカンドオピニオンをしなかった自分が悪いと諦め、これからの人生楽しもうと思います。クローン病で悩んでいる皆さん、セカンドオピニオンは必ずしてください。そして東洋医学、松本理論、治療は試してみるべきです。どの道西洋医学では治らない指定難病ですから、私みたいに何十年も無駄にしないで下さい。“病気は自分が治す”を信念に 松本漢方クリニックを訪ねて下さい。お勧めします。
最後になりますが 松本先生に出会えて本当に良かったです。ありがとうございます。これからも宜しくお願い致します。