対象:6年5年/4年3名(岸、小又、森田)
場所:ひたちなか市那珂川河川敷G-B
相手:①高野SSS/担当、②FCリリー、③吉田ヶ丘SSS、④木崎SSS
【中)全日本U12選手権一次R結果】※15分ハーフ
①vs吉田ケ丘SSS 0-3 音速の貴公子、カンバステン、TERU☆MAX(P)
②vsFCリリー 1-0
③vs高野SSS 2-3 TERU☆MAX、カンバステン、サクト☆スコールズ
☆2勝1敗/二次R進出
(まるせ~ろ)
いよいよ全日本の中央地区予選が始まりました。学年別大会が終わってから約3ヵ月の期間エスペランサの選手達は様々な経験を得てこの大会に臨みます。思い返してみれば、夏のハンパない暑さの中、栃木県へ出向き普段とは違う砂のグランドでの数々の試合、県内での大会やTRM、6年生に至ってはトレセン参加、進路先の練習参加やセレクションなどなど休む暇もない濃密な3ヵ月を過ごしたかと思います。この期間に得た経験をこの大会で思う存分に発揮しましょう!!!
一次Rは高野SSS様の会場担当となりひたちなか市の河川敷となりました。数々の木崎SSSのOB選手達も幾度となくこの会場で涙を流してきました。なかなか思い入れのある会場の一つになります。
そんな会場も朝から曇っていて、湿度・気温が高かったですが海からの風があり心地良くも感じました。多少風が強いかなと思いましたが、試合にはさほど影響は無く選手達も気合いと共に会場入りしてきます。試合開始が刻一刻と近づくと多少緊張している選手もいましたが、殆どの選手達はリラックスできていて緊張よりも「やったるでぇ~!!」と気合いの方が上回っているのを感じます。雰囲気的には良い感じで試合に入れていました。
初戦の相手は吉田ヶ丘SSS様です。縁があるのか前大会の一次Rでも戦った相手となりました。開始早々、音速の貴公子のミドルシュートが炸裂し早々と先制点を奪います。この点を皮切りにエスペランサは自分達のペースでの試合運びとなりました。先制点からの束の間、右サイドのサクト☆スコールズからTERU☆MAXに繋ぎ最後はカンバステン圧巻のミドルシュートで追加点を奪います。カンバステンのシュートも鳥肌ものでしたがその前の組み立て方もとても良かったです。またレンノスケ☆ターボを筆頭に安定した守備陣が無失点で危ないところもなく前半を折り返します。後半も安定した守備から攻撃へ繋げることができていましたが、最後のフィニッシュが慌てすぎていて相手からゴールを奪いきれない状況でした。思いっきりさはとても良いことですが確実にゴールを奪うことを考えることも大事かなと。また幾度と無く訪れたセットプレーでの得点も活かしたいところです。
最後はTERU☆MAXがPKを獲得し、冷静に追加点を奪い初戦を勝利で飾ることができましたがまだまだ強引なプレーの部分が多かったです。判断のスピードを高め、連携をしながら試合運びができればと思います。ともあれ幸先良いスタートを切ることができ次の試合に繋げることができました。
1試合を挟み2戦目は強豪のFCリリー様。正午近くの試合でしたので気温も大分高くなってきました。この試合がキーポイントになります。選手達も気合い充分で試合に臨みます。整列する選手達を見ていると何度も何度も見てきたエスペランサの後姿ですが特にこの試合ではとても逞しく見えました。試合開始から相手は得意の機動力からのパスワークで攻め込んできますが、選手達は焦ることなく、相手の動きを良く見て要所要所で奪う守備ができていて相手を決定機まで運ばせません。とても集中できていました。攻撃ではトップに位置するTERU☆MAXが相手に徹底マークされていて自由が奪われいましたが、後列のカンバステン、SS☆T、音速の貴公子が高い身体能力を発揮し相手ゴールを脅かします。終始一進一退の攻防が続き前半をスコアレスドローで折り返しました。ハーフタイム中も選手達は相手に尻込みせず、落ち着いています。その様な中、TERU☆MAXが一言「楽しいぃぃぃ~」と。今まで出てこなかった言葉でした。この状況を楽しめていることは素晴らしいこと。成長していますね。
後半は相手も点を取りにフォーメーションを変えてきました。なかなか対応に苦しみ後半開始から相手に攻め込まれる時間帯になります。それでもユウト☆カンポスを筆頭にレンノスケ☆ターボが中央で相手の攻撃を摘み取り危ない部分も無失点で切り抜けました。途中自分達の流れがでてきましたが、ゴールには繋がらずヒリヒリした状況が続きます。このまま終わるかと思った残り2分。自陣中央に流れたボールが相手に渡ります。そのままズドンとミドルシュートを叩き込まれ先制点を奪われました。最後まで諦めず全力でプレーをしましたが追いつくことができず敗戦です。選手達からは悔しさが滲み出ていました。この悔しさを3戦目に繫げようと選手達と共にチームを鼓舞します。
3試合目は連戦となります。前大会では敗戦を引きずり次の試合はテンションだだ下がりでしたが今は違います。顔にも多少なりとも自信がありしっかりと前を向いて試合に臨めていました。相手は高野SSS様。次に繫げる為にも頑張りましょう。前半幸先良くTERU☆MAX、カンバステンの素晴らしいゴールにより、リードするこができました。しかし、連戦での疲れもあるのか相手の脅威となる選手を中々抑えることができません。その悪い流れのまま失点してしまいました。それでも焦ることなく自分達でポジションを変えながら対応します。カンバステンのパスにしれっとトップに上がっていたサクト☆スコールズが抜け出しGKとの1対1も冷静に決め前半をリードで折り返します。後半は疲れが見え始め、中々自分達の思うようにプレーができませんでしたが、最後まで声を出ししぶとく相手の攻撃を跳ね返し勝利することができました。
2勝1敗でグループ2位で一次Rを突破し次の二次Rの挑戦権を獲得しました。技術面ではまだまだのところがありますが、相手に負けない戦う姿勢やメンタル面での成長が良く表れた一次予選でした。二次Rでは一次Rを勝ち上がってきた強豪チームとの対戦となります。やってきたことを信じて全力で立ち向かいましょう!!!
本日、朝早くより会場を設営して頂いた高野SSS様。また対戦して頂いたFCリリー様、吉田ヶ丘SSS様の皆様、有難うございました。
そして朝早くから、会場への選手送迎、どこにも負けない熱い応援をしてくれたエスペランササポーターの皆様、有難うございました。引き続き熱い応援の程宜しくお願いします。
☆MIP☆
中距離砲は超全国レベル、カンバステン
勇気+安定感=ユウト☆カンポス
インターセプト王!!
DFとして最良のプレーを連発、サクト☆スコールズ