1/13（土）中）ﾁｬﾝﾋﾟｵﾝ杯二次Rの結果

対象：6年5年/木崎U12ｲﾝﾌｨﾆﾃｨ

場所：那珂西RSP

相手：FCﾎﾟﾙﾀｰﾗ、納場SSS、吉田SSS

【中）ﾁｬﾝﾋﾟｵﾝ杯二次R結果】

①vsFCﾎﾟﾙﾀｰﾗ　0-4　ｶﾝﾊﾞｽﾃﾝ②、ｴｲﾁｬﾝ、ｷﾞﾗｷﾞﾗ☆元気玉

②vs納場SSS　4-0

③vs吉田SSS　1-2　ｴｲﾁｬﾝ、ｶｲｻﾞｰ

※2勝1敗/二次R敗退

（もうりーにょ）

午後からは降雪予報の極寒の中での中）ﾁｬﾝﾋﾟｵﾝ杯二次Rを行いました、身を切るような寒さです

1試合目は一次Rの良い流れをそのままに終始攻勢に出ました、ここのところ好調を維持しているｶﾝﾊﾞｽﾃﾝが立ち上がり早々に2得点を奪ってくれてﾁｰﾑとしてはとても容易な試合運びをすることが出来ました、2得点ともに素晴らしいｺﾞｰﾙで1点目は左から流れて来たﾎﾞｰﾙを冷静に逆ｻｲﾄﾞﾈｯﾄに流し込み、2点目は驚愕のｽｰﾊﾟｰｺﾞｰﾙでした、ｶｲｻﾞｰが右ｻｲﾄﾞで相手と競り合いながらｺﾞｰﾙ前に送ったﾎﾞｰﾙを、自身の後方から飛んでくるﾎﾞｰﾙを滑り込みながら右足で引っかけたとても難易度の高い得点でした、小学生年代でこんなｺﾞｰﾙを奪えるなんてまさに規格外です。その瞬間、木崎U12ｲﾝﾌｨﾆﾃｨが誇る№9のﾕﾆﾌｫｰﾑがｵﾚﾝｼﾞ色のﾌﾗｲﾝｸﾞﾀﾞｯﾁﾏﾝ（空飛ぶｵﾗﾝﾀﾞ人）に観えたのは自分だけだったでしょうか？

2試合目はｸﾞﾙｰﾌﾟ内最強の納場SSS様が相手です。早いｻｲﾄﾞからのｸﾛｽに守備陣が対応できず早々と先制点を献上してしまいました、とにかくﾎﾞｰﾙへの寄せや攻守の第1歩が早くなかなか自分たちのﾍﾟｰｽにすることができませんでした、時折、ｴｲﾁｬﾝの抜け出しなどでﾁｬﾝｽを作りましたが得点には至らず敗戦となり、この時点で事実上の終戦となりました、後半の劣勢に外部の力を加えて良いかと選手に相談しましたが、ﾉｰｻﾝｷｭｰ!!、口出し無用、僕らは最後まで自分たちでやるということでした

気を取り直してﾁｬﾝﾋﾟｵﾝ杯としての最後の試合に臨みました、相手はｽｷﾙﾌﾙな選手の揃う吉田SSS様です。なんとか最後は勝利をして終わりたいものです、が、早々にｸﾘｰﾝｼｭｰﾄを決められ失点してしまいました、しかしそこからのｲﾝﾌｨﾆﾃｨは凄かった、ほとんどが相手陣内で試合が進むﾊｰﾌｺｰﾄｹﾞｰﾑ状態の攻勢にでました、前半の内にｴｲﾁｬﾝが流し込み同点とします、そして前半終了間際に逆転PKの大ﾁｬﾝｽがめぐってきました、ｷｯｶｰはﾌｧｰﾙを受けたｶｲｻﾞｰが蹴ります、しばしの静寂後に放たれたｼｭｰﾄは無情にもﾎﾟｽﾄの外を通って外れて行きました、面白い、後半に起きるﾄﾞﾗﾏの前振りにしては面白すぎます、大会を通して寒い日が続いて良かったです、控えの選手たちとﾊｰﾌﾀｲﾑにやるﾛﾝﾄﾞ（ﾎﾞｰﾙ回し）に熱がこもってﾊｰﾌﾀｲﾑのｺｰﾁからの指示は皆無です、選手たちが何を話していたのかすら聞こえません、でも感じることが出来ます、この選手たちは試合の中で起きている現象を分析し、どうすれば良いのかと自分たちで問題を解決できるはずです、さぁ後半が楽しみです、後半戦も流れは変わりませんｲﾝﾌｨﾆﾃｨの進軍は止まりません、機動戦士やｱｯﾊﾟﾚ☆ﾘｯｷｰは遠めからどんどんｼｭｰﾄを放ち、ｷﾞﾗｷﾞﾗ☆元気玉に関しては最後尾からもの凄い勢いで3人、4人とかわし相手ｺﾞｰﾙを強襲します、そしてｻｯｶｰの神様は最高のｼﾅﾘｵを用意してくれました、前半にPKを外してしまったｶｲｻﾞｰのもとへﾎﾞｰﾙが流れ振り向きざまに右足一閃、全員狂喜乱舞、鮮やかな勝ち越し点が入りました、終了後に引き上げてきたｶｲｻﾞｰに、おめでとうこれでPK失敗はﾁｬﾗだねといじったら、ｶｲｻﾞｰ劇場を自らの得点で締めくくった小さな大皇帝ははにかんだ表情で下を向いてしまいました、思わず抱きしめたくなりました

年末から続いた活動の中で選手の自主性を育む取り組みをし木崎U12ｲﾝﾌｨﾆﾃｨの選手たちは見事なまでの成長を見せてくれました、試合を観ていれば分かります、試合時間が決まっているから無理だけどいつまでももっともっと観ていたいと思う試合ばかりでした、選ばれた選手、選ばれなかった選手など選手起用に際しては葛藤も覚えたことだと思います、それでも判断し、決断しなければならないことも覚えたと思います、そういったことは必ずﾋﾟｯﾁに現れます、出てる選手は出ていない選手の分まで頑張らなければいけないと思います、出ていない選手は自分にﾁｬﾝｽが訪れたときには掴み取る気概を持たなければなりません、今回もｲﾝﾌｨﾆﾃｨの選手たちにたくさんのことを教えてもらったような気がします、このような試みが少しでも選手の成長に繋がれば嬉しく思います

『ｻｯｶｰは子供を大人にし、大人を真摯にする』

初めて歩いた時、初めて自転車に乗った時、初めてﾎﾞｰﾙを蹴った時、ｼｭｰﾄを決めた時、初めて自分たちの力で試合に勝った時、ほんまに子どもの成長する過程を観るのは楽しかぁ～、おじいちゃんだって選手に負けないようにもっと成長しなければいけんよね～

☆MIP☆

だからっ、うちの規格外ｽﾄﾗｲｶｰは2人くらいじゃ止められないって

どんどん凄みが増してきた、小さな大皇帝、ｶｲｻﾞｰ