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Scratchには,子供向きにゲーム感覚のプログラミングができるように,いろいろなブロックが準備されている.
スプライトによる色の識別,音(楽器音,音量,テンポ等)の効果音の付加,さらにそれらに合わせた動きが設定できる.
たとえば,以前紹介したBMIならば,「超肥満」と判定された場合は,「顔が真っ青」になるようにするなどが可能である.
今回は,カエルが動き回っている際に,水際から飛び出そうとすると赤い舌が水(ブルー)以外の物体(白いろ部分)を検知して水に戻るというものである.プログラムでは「赤色が白色部分に触れたなら」,すこし回転して進行方向を変える,そうでない場合は直進するというものである.
カエルはライブラリから取り込み,大きさは80%に変えた.回転角度や歩数は実行しながら決めた値である.向きを変える際は,0.1秒音を付けている.
旗をクリックして7ブロックのプログラムを実行すると,カエルは動き出すが,∞型のブルー領域(水場)から離れることはない.
実行画面の収録結果の一部である.
カニのスプライトを増やして,カニ独自に右のプログラムを作ってやれば,並行処理で動いてくれる.プログラムはカエルとほとんど同じ内容であるので,カニの一連のブロックをステージ下のカニにドラッグ&ドロップしてやるとコピーされるので,必要な部分を変えればよい.
数行のプログラムで,この種の動画がプログラミングできるので,まずは保護者世代がやってみることをすすめたい.