Old 27MHz

このページでは1952年3月24日に、アメリカにおいて世界初のCitizens Radio Service が27.255MHzに創設されるまでの、非常に古い時代の27MHzを使用してきた数々の無線局について記しています。したがって、1952年3月24日以降の27MHzに関する記事は "Citizens Radio" の各サブページをご参照下さい。ここでは、年代順にサブページを構成してありますので、基本的には順番にご覧になる事をお薦めいたします。

【Abstract】

下図に11m Band で運用していた各種無線局の第一号を示した。しかし、1930年代に11mに進出したBroadcast station の第一号については、私は知ることが出来なかった。

    • [Experimental Station]

    • 一番最初に27MHzに定住したのは、1928年3月に免許された6XAR(San Francisco, 27.525MHz)、2XBM(Water Mill, 27.900MHz)、2XJ(San Diego, 27.900MHz)の3局である。見ての通り、まだ Private Experimental Station のコールサインに国際符字が付加される前の時代で、アメリカで世界に先行してAmateur 28MHz Band が誕生した1928年3月28日と、ほぼ同じ時期である。

    • 第三回国際無線電信会議(ワシントン会議)で実験局のコールサインにも国際符字を付けることになり、連邦無線委員会FRCは1928年7月よりコールサインの頭にWの文字が付加された新コールサインの発給を始めた。このとき11局の新コールサインの実験局が誕生した。そして1928年8月、国籍プリフィックス付きの新コールサイン、W2XAU (New York, 27.325MHz)が免許された。

    • [Military Station]

    • その次に27MHzにやってきたのは軍事局だった。1929年7月8日にフーバー(Herbert Hoover)大統領は、大統領令"Assignment of Frequencies to Governmental Radio Stations"(EO No.5151-A)で、26.190/26.220MHz を陸軍省のハワイ地区へ、26.250/26.280MHz を陸軍省のフィリピン地区へ分配した。米国本土地域としては1931年6月8日の大統領令(EO No.5638)でテキサス州 Fort Sam Houston の陸軍局に26.250MHzが割り当てられたのが最初である。

    • [Broadcast Station]

    • さらにその次に27MHzに来たのは放送局である。

    • [ISM Equipment] ---

    • ISM

    • [11m Amateur Station] ---

    • Amateur