検証146

▼本サイトでの検証は名誉棄損に当たらないと考えます。→ 雑記1

「検証63」「検証64」「検証65」「検証66」「検証67」「検証68」「検証69」「検証70」「検証71」「検証72」「検証73」「検証74」「検証75」「検証76」「検証77」「検証78」「検証79」「検証80」「検証81「検証82「検証83「検証84「検証85「検証86」「検証87「検証88「検証89「検証90「検証91「検証92「検証93「検証94「検証95「検証96「検証97「検証98「検証99「検証100「検証101「検証102「検証103「検証104「検証105「検証106「検証107「検証108「検証109「検証110「検証111「検証112「検証113「検証114「検証115「検証116「検証117」「検証118」「検証119」「検証120」「検証121」「検証122」「検証123」「検証124」「検証125」「検証126」「検証127」「検証128」「検証129」「検証130」「検証131」「検証132」「検証133」「検証134」「検証135」「検証136」「検証137」「検証138」「検証139」「検証140」「検証141」「検証142」「検証143」「検証144」「検証145で検証してきた中国系と思われる海外の詐欺グループによって勧誘が行われていると思われる一連の詐欺仮想通貨取引所のサイトについての検証84ページ目です。「検証147にも続編があります。勧誘の手口などについては「検証63」の最初に書いてあるので参照してください。検証項目は順次追加の予定です。


●Blockforce Capital (ブロックフォース・キャピタル https://blockforcecapital.cc/)

●Turbo mex (ターボ メックス https://turbomex.io/#/home)

●INVDOM PTY LTD (INVDOMプライエタリリミテッド https://invdom.com/)


まず以下のサイトを検証します。

Blockforce Capital (ブロックフォース・キャピタル https://blockforcecapital.cc/)

これはYahoo知恵袋に質問が出てきたサイトで勧誘の手口などからやはり「検証63」以降で検証している中国系と思われる詐欺グループによる詐欺サイトだと思われるのですが、サイト自体が海外の仮想通貨投資のサイト、同じBlockforce Capital (ブロックフォース・キャピタル https://blockforcecapital.com/) というサイトをコピーして立ち上げたと思われる偽サイトになっています。これまでに類例を見たことがない新しい形の詐欺サイトなので既に勧誘のピークは過ぎているのではないかと思われるのですが取り上げることにします。

まずこのサイトに関してYahoo知恵袋に出てきた質問を引用します。

但し最も早い時期に出てきたこの件に関すると思われるYahoo知恵袋への投稿は詐欺グループによる自作自演のステルスマーケッティングが疑われる以下のような投稿でした。幾つか、ステルスマーケッティング目的と思われる投稿を示します。

2023年11月24日投稿

この質問は2023年11月24日の16時11分に投稿され、わずか3分後の11月24日 16時14分にこの質問に対する唯一の回答が投稿されています。回答者の「扇田千秋」という投稿IDからの投稿はこの回答しかありません。回答内容は引用なしで金澤雅紀を絶賛する内容になっています。

さらに以下も自作自演ではないかと思われる質問・回答です。この質問には8件もの回答が寄せられていますが全てが金澤雅紀に対して肯定的な回答になっています。以下には質問とベストアンサーを示します。

2023年12月12日投稿

やはり金澤雅紀という人物を引用や根拠なしに絶賛する回答となっています。

2023年12月12日投稿

金澤雅紀と名乗る人物がSANDという仮想通貨について10月20日に0.29ドル付近での買い推奨を出し、さらに12月10日に利益確定の売り推奨を出した分析が素晴らしいと絶賛しています。そこでこの売買推奨が本当に絶賛されてしかるべきものだったのか確認を試みました。仮想通貨データーベースのCoinMarketCap (https://coinmarketcap.com/ja/) で「SAND」という略号の仮想通貨を探すとSandboxという仮想通貨が見つかりました。以下にはこのSandbox (SAND) という仮想通貨のドル建てのチャートを示します。

このチャートを見ると確かに10月20日に0.29ドル付近での買い推奨を出していたとすれば底値で買えているようですが、12月10日の0.533ドルという相場での売り推奨はその後のチャートを見るとさらに上昇していますから手放しで称賛されるほどではないように思います。またそもそも本当に10月20日に買い推奨を出していたのか確認が難しいのですが、この点に関してはまた後述します。

ステルスマーケッティングと思われる投稿の引用を続けます。

2024年1月17日投稿

どこで発表されているランキングなのか全く分かりませんが、

>2023年の年間資産運用の成長率で日本の金澤雅紀氏がランキング2位となった

と書かれています。しかし後述しますが、ブロックフォース・キャピタルが日本に進出している事実はないものと考えられ、虚偽情報としか思われません。

以下も同様の自作自演が疑われる投稿です。

2024年1月25日投稿

Instagramの広告から金澤雅紀氏のLINEグループに招待され、BFCが日本に進出を発表したというけれども事実かという質問になっています。この「BFC」はブロックフォース・キャピタルの略称と思われます。この質問に対して8件の回答が付いていますがやはり上に示したベストアンサーを含めて殆どは全面的に肯定的な回答になっています。

これらのステルスマーケッティング目的と思われる質問投稿の投稿IDはいずれの場合も「ID非公開」になっています。また手放しで絶賛している回答の回答者のIDはベストアンサーになっていない回答も含めて回答の投稿数が1件からせいぜい3件程度と非常に少ないという点で共通しています。投稿IDは殆ど使い捨てにしているものと考えられます。

さらにステルスマーケッティング目的と思われるブログも確認されています。

Blockforce Capital (Rakuten BLOG)

Blockforce Capital (Muragon BLOG)

Blockforece Capital (Ameba Blog)

Blockforece Capital (Note)

ほぼ同じ内容のブログが少なくとも4つも存在しているという状況は異様です。例えば以下はNoteに出ていたブログの12本の投稿の一部です。

最近の投稿は「アメリカの大手暗号資産投資管理会社であるBFCが日本市場進出に向けて近々発表会を開催」というタイトルの投稿で2024年3月2日に投稿されています。この最新の投稿の末尾には以下のような記述があります。

2024年3月23日に東京で日本市場への正式進出発表会が開催されるとありますが、後述するように既に日本人 (日本居住者) に向けての投資勧誘が行われている実態があります。また3月23日よりも前の3月8日にLODSという仮想通貨の公募が始まるとあります。日本進出とされている期日より前のことですが、実際にはこのLODSという仮想通貨への投資が勧誘されているのかもしれません。このLODSという仮想通貨については3つのブログにそれぞれ1本ずつ投稿があります。以下はNoteに掲載されていたLODSに関する投稿です。冒頭のタイトル部分と末尾の日程の部分を以下に示します。

Innov DollarsLODSを迎え、暗号資産の革新をメタバースの旅に向けて (2024年2月16日)

やはり日程に矛盾があるように思われます。2024年3月23日に東京で日本市場への正式進出発表会が開催されるのにその発表会以前の2024年2月21日~2月27日が申込期間となっており、Blockforce Capital Japanを通じてIEOのお申し込みにご参加をお待ちしていると書いてあります。

さらにこれら3つのブログで異様なのは肝心の「Blockforec Capital Japan (ブロックフォース・キャピタル・ジャパン)」のサイトやLODSのIEOに関する情報へのリンクが示されていないことです。新規の仮想通貨に日本居住者の投資を期待するなら当然ホワイトペーパー (目論見書) などが用意された公式サイトが用意されているべきでしょうし、ブロックフォース・キャピタル・ジャパンの公式サイトへのリンクも用意されているべきです。何か意図があってリンクを隠しているとしか思えません。

それから以下は2023年11月24日付の投稿で示されている金澤雅紀氏の画像です。

この人物について2023年12月1日付の投稿には以下のようなプロフィールが紹介されています。

>経済学とMBAの二つの学位を持ち、株式、外国為替(FX)、暗号資産(仮想通貨)の投資分野で30年近くの実績を誇ります。

>ペンシルベニア大学で経済学の学士号を取得した後、シティグループ・アセット・マネジメント、バンク・オブ・アメリカ証券株式投資調査部、バイナンス・データ調査部などで活躍し、豊富な投資経験を積みました。現在は、アメリカの資産管理会社Blockforce Capitalの投資調査アナリスト兼日本地域副社長として、同社の重要な役割を担っています。

しかしこれだけ輝かしい経歴の持ち主なのに「金澤雅紀」について検索しても見つかるのは既に引用したYahoo知恵袋の投稿や自作自演が疑われるようなブログの投稿ぐらいしかありません。またブログに示されている金澤雅紀の画像を見ても金融、投資の分野で30年近くの実績を誇る専門家という経歴にはそぐわない印象しか受けません。金融、投資の分野で30年近くの実績があるなら少なくとも50歳代以降ではないかと思われますが、上の金澤雅紀の画像は想定される年齢よりも明らかに若い印象を受けます。

一方でステルスマーケッティングではないと思われるYahoo知恵袋への投稿も確認されます。以下で引用します。

2023年12月23日投稿

Instagramの広告から投資家の村上世彰氏を名乗る人物に接触することになり、紹介された金澤雅紀と名乗る人物のLINEグループに参加しているというのですが、違和感を感じてこの質問を投稿しているようです。LINEグループの参加者の中には金澤雅紀を手放しで絶賛する発言する参加者がいてサクラではないかと疑われること、金澤雅紀という人物が多くの参加者の質問にいちいち回答していて金融の第一線で働く投資家にしては暇すぎると感じられることなどが疑いの根拠のようです。さらにYahoo知恵袋に「金澤雅紀」に関する質問が出ているが、質問も回答もフェイクと思われるような文章である、つまり自作自演ではないかと疑われることも指摘しています。つまり既に上で引用したような自作自演が疑われるYahoo知恵袋への投稿についての指摘です。そしてSNSの広告からLINEグループに勧誘された経過はまさに「雑記2」姉妹サイトの「雑記2」で説明しているLINEグループ (オープンチャット) を勧誘の場として利用する中国系と思われる詐欺勧誘の手口に合致するように思われます。最初に登場した「村上世彰」を名乗っていた人物はまず間違いなく成りすましでしょう。尚、この質問にはブロックフォース・キャピタルは登場していません。

2024年1月21日投稿

やはりInstagramから接触した村上世彰と名乗る人物に紹介された「金澤まさき」のLINEでライブセミナーをやっているけれども詐欺を疑っているという状況のようです。そして「金澤まさき」はブロックフォース・キャピタル・ジャパンの副社長と称しているようです。「金澤雅紀」と「金澤まさき」の違いはありますが、いずれもInstagramの村上世彰を名乗る人物から紹介されてLINEグループに加入しているという経過は一致していますから上に示した2023年12月23日付の投稿のLINEグループと同じ件で間違いないものと思われます。

2024年2月10日投稿

アメリカの投資コンサル会社・ブロックフォース・キャピタルが日本に進出すると称して金澤雅紀と名乗る人物がLINEのライブで株式投資に関する講義+ブロックフォースキャピタルでの投資勧誘を行っているようです。講義の内容はそれなりに評価できるので信用してしまいそうになったけれども疑いがあるということでこの質問をしているようです。また「Blockforce Capital (ブロックフォース・キャピタル)」を検索すると簡単に見つかってくるBlockforce Capital (ブロックフォース・キャピタル) のサイト (https://blockforcecapital.com/) に金澤雅紀が本当に所属しているのかどうかについても疑問であるとなっています。

そしてこの質問に対して以下のような回答が出ています。

ブロックフォース・キャピタル) のサイト (https://blockforcecapital.com/) に対してURLアドレス末尾の「.com」を「.cc」に変更した偽サイトが存在するという指摘です。そしてこの回答で示されていたURLの末尾が「.cc」に変更されたサイト (https://blockforcecapital.cc/) がまさに本項で検証対象とする詐欺目的と思われるブロックフォース・キャピタルの偽サイトということになります。

さらにこの質問を投稿している諸行無常さんという投稿者は8日後に再び以下の質問を投稿しています。

2024年2月18日投稿

この質問を投稿している「諸行無常」という投稿IDの人は本物のブロックフォース・キャピタル)  (https://blockforcecapital.com/) に金澤雅紀という人物が所属しているかどうか問い合わせたようです。そして添付画像に示されているブロックフォース・キャピタルからの返信によれば数日前から類似の内容のメールを受け取るまで「Masaki Kanazawa (金澤雅紀)」という人物について聞いたこともなかったということです。その人物は現時点でブロックフォース・キャピタルで働いていないし、過去に遡っても働いていたことはないと断言しています。またブロックフォース・キャピタルは日本に拠点はないし、その予定もないとしています。そして金澤という人物について必要ならば法的処置を講じるつもりであるとしています。

上で引用したステルスマーケッティングと思われるYahoo知恵袋への2024年1月17日付の投稿では

>2023年の年間資産運用の成長率で日本の金澤雅紀氏がランキング2位となった

という内容の回答がありましたが、やはり虚偽としか思われません。

そして広島のテレビ局から投稿されていた以下のニュース動画はブロックフォース・キャピタルで被害に遭いかけた事例に関するものである可能性が高いです。

被害増加 LINE投資詐欺 (広テレ!NEWS)

このニュース動画で紹介されている事例ではLINEに飛び込んできた「資産投資の必修コース」と題されたメッセージからLINEのグループに参加してしまい、ジャーナリストの池上彰氏を名乗る人物 (明らかに池上彰氏の名前や画像を盗用しているニセモノ) からLINEグループを紹介されたようです。

LINEグループではサクラと思われる参加者から大儲け出来たといった煽りが繰り返され、危うく投資しそうになったが最終的に運営側に送った質問が無視されたことから信用出来ないと判断して投資を見送ったということです。そしてこのLINEグループの先生役を務めていたのはアメリカに実在する企業のアナリストを名乗る人物でこの先生役の人物が紹介した投資先企業のホームページは実在する企業のホームページとそっくりな偽サイトであったということです。そしてモザイクが掛けられているのですが以下の画像にニセモノと本物のホームページのURLアドレスが示されています。

モザイクを透かして見えるURLアドレスはここで検証し対象としている表題のブロックフォース・キャピタルのサイト (https://blockforcecapital.cc/) およびアメリカに実在するブロックフォース・キャピタルのサイト (https://blockforcecapital.com/) のURLアドレスに一致しているように思われます。そしてアメリカの実在の企業に自称・当該企業のアナリストが働いているかどうか問い合わせたところ、その人物が実際には勤務していない、そして偽サイトが企業名を違法に使っているという回答が返ってきたということです。

こうした勧誘の経緯はまさに本サイトの「雑記2」姉妹サイトの「雑記2」で説明しているLINEグループ (オープンチャット) を勧誘の場として利用する中国系と思われる詐欺勧誘の手口に合致しています。

さらに以下はJust Answer (https://www.justanswer.jp/) というサイトで見つけたブロックフォース・キャピタルに関する2件の相談事例です。

教えて頂けますか?

ブロックフォースキャピタルの件です。

2件目の質問を以下に示します。

>LODS当選した連絡受けたが、資金がなく支払えないとアシスタントに伝えたら

とあります。LODSというのは上で示した宣伝用と思われる2024年2月16日付のブログの投稿に出てきた新しい仮想通貨の件でしょう。2024年3月23日に東京で日本市場への正式進出発表会が開かれるより前に明らかに日本人に向けた投資勧誘が行われていることになります。

かなり前置きが長くなりましたが、ようやく表題のブロックフォース・キャピタルのサイト (https://blockforcecapital.cc/) およびアメリカに実在するブロックフォース・キャピタルのサイト (https://blockforcecapital.com/) について説明することにします。まずこれら2つのブロックフォース・キャピタルのサイトの冒頭部の画像を以下に示します。

ブロックフォース・キャピタル (https://blockforcecapital.cc/

▼ブロックフォース・キャピタル (https://blockforcecapital.com/)

これら2つのブラックフォース・キャピタルのサイトは互いに非常によく似ていますが、よく見るとメニューバーの項目の数が本物のサイトの方が多くなっていますし、最初の偽のサイトでは背景が無地なのに対して後者の本物のブラックフォース・キャピタルのサイトでは年輪状の模様が入っているといった違いが見つかります。また文章についても文章の意味はおおよそ同じなのですが、全く同じ文章という訳ではありません。

同じ位置にある文章を以下に抜き出して比較します。

ブロックフォース・キャピタル (https://blockforcecapital.cc/) の文章

Our fund is designed to capitalize on the growth of the crypto asset industry in the coming decades. We are financial veterans with extensive experience in portfolio management, risk mitigation, and compliance.

ブロックフォース・キャピタル (https://blockforcecapital.com/) の文章

Our Multi-Strategy Fund is designed to capitalize on the growth of the crypto asset industry over the next couple decades while simultaneously minimizing the volatility inherent in an emerging asset class. We are financial veterans with extensive experience in portfolio management, risk mitigation, and compliance.

文章の大まかな意味は一致しているのですが、やはり2つのサイトの文章は微妙に異なります。

さらに2つのブラックフォース・キャピタルのサイトの「About Us」の項目を以下で比較します。表題のブロックフォース・キャピタルのサイト (https://blockforcecapital.cc/) → アメリカに実在するブロックフォース・キャピタルのサイト (https://blockforcecapital.com/) の順で以下に画像を示します。

やはり2つのブロックフォース・キャピタルのサイトはこの部分でも互いに非常によく似ています。但しこの部分でも2つのサイトの文章は全く同じという訳ではなく、微妙に異なるようです。

そして2つのブロックフォース・キャピタルのサイトの相互比較で衝撃的な違いがあるのはTeam (チーム) という項目です。やはり表題のブロックフォース・キャピタルのサイト (https://blockforcecapital.cc/) → アメリカに実在するブロックフォース・キャピタルのサイト (https://blockforcecapital.com/) の順で以下に画像を示します。

CEO兼CIOのEric Ervin以下5名のチームメンバーが紹介されていますが、表題のブロックフォース・キャピタルのサイト (https://blockforcecapital.cc/) のサイトでは5人目のメンバーとして金澤雅紀 (かなざわまさき) がVice President of Japan Marketingという役職名で紹介されています。一方で本物のブロックフォース・キャピタルのサイト (https://blockforcecapital.com/) のサイトでは同じ位置にKasey Priceという女性がChief Compliance Officerという役職名で紹介されています。これらのサイトはいずれも全面的に英語で書かれているサイトなのに金澤雅紀の部分だけ日本語になっていることに強い違和感を感じます。また金澤雅紀の人差し指で上を指している何とも言えないポーズにも相当の違和感を感じざるを得ません。

次は「Blockforce Capital’s Investment Strategy (ブロックフォース・キャピタルの投資方針)」という部分の比較です。やはり表題のブロックフォース・キャピタル (https://blockforcecapital.cc/) → アメリカに実在するブロックフォース・キャピタル (https://blockforcecapital.com/) の順で以下に画像を示します。

この部分でも2つのサイトはやはり微妙な文章の違いを別にすれば互いに非常によく似ています。但し「READ MORE →」という詳しい投資方針の説明が書いてあるサブページへのリンクがいずれのサイトにもあるように見えるのですが、実際には表題のブロックフォース・キャピタル (https://blockforcecapital.cc/) のサイトの「READ MORE →」というリンクはトップページ自体に繋がっていてサブページへのリンクにはなっていません。これに対してブロックフォース・キャピタル (https://blockforcecapital.com/) の「READ MORE →」というリンクはサブページへのリンクになっています。

ここで検証しているニセモノと思われるサイトはメニューバーの項目数が少ないことからも分かるようにサブページの数が少なくなっているようです。

次に連絡先情報ですがまず本項の検証対象であるブロックフォース・キャピタル (https://blockforcecapital.cc/) の脚注部分に記されている連絡先情報をに示します。

>Blockforce Capital

>402 West Broadway, Suite 920, San Diego, CA 92101

>info@blockforcecapital.com

>+1 (619) 340 0660

住所はカリフォルニア州のサンディエゴになっており、他にメールアドレスと電話番号があります。

一方で本物のブロックフォース・キャピタル (https://blockforcecapital.com/) のサイトの脚注にはなぜかメールアドレスしか示されていないのですが、Facebookの公式アカウントには以下の連絡先情報が示されていまs。

住所: 402 W Broadway , San Diego, CA, United States, California

電話: +1 619-340-0660

メールアドレス: info@blockforcecapital.com

公式サイト: blockforcecapital.com

2つのブロックフォース・キャピタルのサイトの連絡先として記されている住所、電話番号、メールアドレスはいずれも互いに全く同じです。ニセのサイトは本物のサイトの連絡先情報をそのままコピーして表示しているだけではないかと思われます。

次に2つのサイトのWho Is 情報を以下に示します。まず本項の検証対象であるブロックフォース・キャピタル (https://blockforcecapital.cc/) のサイトのWho Is 情報を示します。

まず黄色の枠で囲った部分に記されているサイトの登録・開設日は2023年11月19日となっていてかなり新しいサイトであることが分かります。上で引用したステルスマーケってイング目的と思われるYahoo知恵袋への投稿の1つ、2023年12月12日付の投稿には金澤雅紀が2023年10月20日にSANDという仮想通貨の買い推奨を出したという記述がありましたが、ブロックフォース・キャピタル (https://blockforcecapital.cc/) のサイトは2023年11月19日に開設されているのですからサイト開設よりちょうど1ヵ月前、2023年10月20日の時点で本当に金澤雅紀という人物が仮想通貨の買い推奨を出していたかどうか極めて疑問です。実際にはそんな買い推奨を出した実績などなかった可能性が高いものと考えざるを得ません。

さらに上のWho Is 情報の赤枠で囲った部分に書いてある登録者に関する情報を見ると殆どの項目が非開示となっているものの登録者の所在地が中国の上海であるということだけ示されています。この情報がどれほど信用出来るかどうかは疑問ですがやはりこのサイトを運営しているのは中国系のグループである可能性が高いものと考えます。

一方で本物のブロックフォース・キャピタル (https://blockforcecapital.com/) のサイトのWho Is 情報も以下に示します。

黄色の枠で囲った部分に記されているサイトの登録・開設日は2018年7月12日となっていて本項の検証対象であるブロックフォース・キャピタル (https://blockforcecapital.cc/) のサイトよりもかなり開設されてから時間が経過していることが分かります。登録者に関する情報は何も開示されていません。

改めて結論するまでもなく、本項の検証対象であるブロックフォース・キャピタル (https://blockforcecapital.cc/) のサイトは既存のブロックフォース・キャピタル (https://blockforcecapital.com/) のサイトをコピーしてでっち上げられたニセモノのサイトと考えられ、投資対象として全く信用出来ません。既に被害事例が発生している可能性も濃厚で極めて危険です。このサイトでの投資を勧誘されても決して応じるべきではありません。


※付記

日本暗号資産ビジネス協会 (https://cryptocurrency-association.org/) から2024年3月15日付で以下の警告が出ました。ブロックフォース・キャピタル (Blockforce Capital) 日本支社が日本暗号資産ビジネス協会に入会申請したと主張しているが事実であるかという問い合わせが複数寄せられているが事実ではないという警告です。


●Turbo mex (ターボ メックス https://turbomex.io/#/home)

Yahoo知恵袋に質問が出てきたサイトです。まずその質問投稿を引用します。

2024年3月11日投稿

この投稿だけではどういう状況でこの質問をしているのか全く分かりませんがターボ メックスというサイトについて情報を求めています。この質問に対して3件の回答が付いていて、それらの回答と質問者の返信で状況が分かってきました。

ネット広告がきっかけとなってターボメックスでの取引を始めることになったようです。勧誘された経緯がよく分かりませんが、柴山和久と名乗る人物が勧誘役として登場していたようです。「柴山和久」を検索すると全自動の資産運用サービスを提供するウェルスナビ (https://corp.wealthnavi.com/) の代表取締役・CEOが柴山和久氏であることが分かりました。しかしウェルスナビのCEOがウェルスナビ以外での投資を勧めるなんてことが有り得るとは全く思えないので単に名前を盗用されているだけである可能性が濃厚でしょう。

そして回答に出てきたURLアドレス (https://turbomex.io/#/home) からログイン出来たということから表題のサイトがここで質問の対象となっているターボメックスのサイトであることが確認されました。

さらにこの質問に対する他の2件の回答はターボメックスで投資してしまい、出金出来なくなった被害者からの回答になっています。

質問の投稿者、これら2つの回答の投稿者、計3人がターボメックスに投資してしまい、出金出来なくなっているようです。

さらにこの質問を投稿した人 (投稿ID:1152788898さん) はほぼ同じ内容の質問を別カテゴリーにも投稿しているようです。

2024年3月11日投稿

この質問に対して同じ件で投資を勧誘されたり、被害を受けた人たちから回答が寄せられています。

残念ながら勧誘された経緯などの情報が断片的なのですが、出てきている情報をまとめるとやはりLINEのグループに誘導して先生役など複数の人物が登場して最初は株式投資などに関する講義などを繰り返し、後にターボメックスでの仮想通貨投資を勧めるという「雑記2」姉妹サイトの「雑記2」で説明している勧誘の手口が使われているようです。LINEグループの登場人物として高橋優子と名乗るアドバイザー役が登場していたようです。また投資対象はターボメックスで取り扱いがあるSAIという仮想通貨だったようです。さらに福岡新聞というサイトに宣伝的な記事があることも指摘されています。

ここで出てきた「福岡新聞」というのは「雑記3」で説明している以前に検証した案件でも中国系と思われる詐欺グループがステルスマーケッティング目的で利用していた実在しない偽の地方新聞社のサイトと思われたので早速福岡新聞のサイト (http://www.fukuoka-ken.com/) を確認してみました。 すると確かにターボメックスを手放しで絶賛するような記事が見つかりました。記事の冒頭部を以下に示します。

Turbo Mexは、日本市場に正式に進出するためのグローバル戦略拡大を発表しました (2024年2月1日付 福岡新聞)

そしてこの記事の末尾には本項で検証するサイトのURLアドレスが記されています。

Leon Miller氏という名前が出ていますが、この人物はターボメックスのCEOということになっています。

さらに同じ福岡新聞のサイトにターボメックスに関すると思われる記事がさらに3つあることが分かりました。それぞれ冒頭部の画像を示します。

AIRC’s Japan Roadshow Approaching, Partnering With Turbo MEX Exchange To Pioneer The Era Of Intelligent Retirement (2024年2月7日付 福岡新聞)

この記事はハッキリ言って何が書いてあるのかよく分かりません。画像部分に日本語が含まれているのに記事の文章は全面的に英語になっており、この英語の記事も読んでみましたが、記事のタイトルにも出てくる「AIRC」が何を意味しているのかさえ分かりません。AIRCはどうやら投資プロジェクトの名称のようでターボメックス取引所が関係しているようですが、AIRCの中身も運営者についても明確な情報がありません。

次の記事はターボメックスで取引されるSAIという仮想通貨に関する記事です。

SAIトークンの月ごと3%の米ドル配当に関するお知らせ (2024年2月19日付 福岡新聞)

この記事はターボメックス取引所で取引されるSAIコインという仮想通貨について毎月3%の配当が出るという記事になっているようです。上の記事の一部を抜粋します。

>TurboMexがオンラインになっているSAIトークンに対して、本日からTurboMexでSAIトークンを購入した投資家は、月ごとごとに3%の配当還元を受けることができるという朗報を誠意持ってきました。投資体験を向上させ、信頼できるフィードバックを提供するために、この配当金はTurboMexの購入口座にドル(USDT)として直接割り当てられます。

>詳細な規定は以下の通りです:

>配当計算:配当の計算は、SAIコインの時価総額に基づいて行われ、3%の月ごと配当率で分配されます。

>配当金リリース:配当金は、購入後の月ごとごとに同じ日付でTurboMexアカウントに自動的にリリースされます。

>通貨形態:配当金はドル(USDT)で分配され、市場変動の影響を受けないように投資収益率を確保します。

しかしこの説明を読んでも毎月3%、年利ならば36%もの異様な高配当が出せる仕組みについては何の説明もなく、全く分かりません。このSAIという仮想通貨については上で引用したYahoo知恵袋に出てきた2024年3月11日付の質問投稿の回答にも50万円をSAI通貨への投資に充てたという記述がありました。どうやらターボメックス取引所ではSAIコインへの投資を勧められるのではないかと思われます。

さらに以下に示す4番目の記事にはターボメックスは登場しておらず、SAIコインのみに関する記事になっています。

SAIは世界のトップ機関から資金を注入され、専門家はSAI市場が加速的に上昇する期間になると予測しています (2024年2月16日付 福岡新聞)

>人工知能分野の持続的な発展と暗号通貨市場の活況を背景に、業界内の分析によれば、来週、SAI(Super Artificial Intelligence)プロジェクトは複数の世界有名投資機関から大規模な資金を受ける見込みです。

SAIという仮想通貨の名称は「Super Artificial Intelligence」の頭文字を取ったもののようです。そして「大規模な資金」を出資する「世界有名投資機関」として以下の3つの投資機関の名前を挙げています。

>1.シーコイアキャピタル(Sequoia Capital)

>2.アンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz)

>3.ソフトバンクビジョンファンド(SoftBank Vision Fund)

しかしこれらのベンチャーキャピタルがSAIという仮想通貨に出資したという情報は福岡新聞など偽の新聞社のサイトにしか見つかりません。また「Sequoia Capital」のカタカナ表記が「シーコイアキャピタル」というのはかなり違和感があります。「セコイアキャピタル」と表記されるのが普通でしょう。例えばWikipediaの記事でも「セコイア・キャピタル」となっています。こういう細かい間違いなどを見ると本当にこれらの名だたるベンチャーキャピタルから出資を受けているのかますます疑問ですし、仮に巨額出資を受けたのが事実であるならさらに個人から少額の資金を集める必要はないはずでしょう。やっていることが矛盾しているようにしか思えません。


そしてこれと同じ内容の記事が「雑記3」で説明してある福岡新聞と同様の実在しない偽の地方新聞社サイトでも確認されます。以下には福岡新聞のサイトの4つの記事の内、最初に引用した「Turbo Mexは、日本市場に正式に進出するためのグローバル戦略拡大を発表しました 」というタイトルの記事と同じタイトル、同じ記事内容の記事へのリンクを示しておきますが、基本的に福岡新聞を含めて16個の偽の新聞社サイトに福岡新聞の場合と同じターボメックス/SAI 関連の4つの記事が存在するようです。

神奈川新聞 記事

北海道トラベルネット 記事

今日の福井 記事

徳島オンライン 記事

埼玉ネット 記事

銀座新聞 記事

SENDAISHIMBUN 記事

YAMATOCORE 記事

東海通信 記事

日光新聞 記事

ニホンデイリー 記事

WDPP 記事

FUJIYAMA TIMES 記事

TKBER 記事

但し、16個の偽新聞社サイトの内、明治発展日報のサイト (http://meiji-mura.com/) には4つの記事の内、SAIトークンの月ごと3%の米ドル配当に関するお知らせ (2024年2月25日付) という記事、「SAIは世界のトップ機関から資金を注入され、専門家はSAI市場が加速的に上昇する期間になると予測しています」 (2024年2月25日付) という2つの記事のみが存在していて他の2つのターボメックス関連の記事は欠落しているようです。どうやら明治発展日報のサイトにはプレスリリース記事の配信が止まっているあるいは記事が削除された期間があったようで掲載されているSAIに関する記事も配信の日付が他のサイトと異なっているようです。

これらこれまで検証してきた複数の中国系と思われる詐欺グループによるサイトに関するプレスリリース記事が掲載されてきた偽新聞社のサイトにターボメックスに関する記事が掲載されているということはやはりターボメックスも中国系と思われる詐欺グループとの関連が強く疑われるということになるものと思われます。

かなり前置きの部分が長くなりましたが、いよいよ表題のターボメックスというサイトの冒頭部の画像を以下に示します。

▼ターボメックス (https://turbomex.io/#/home) [表示言語:英語、日本語、韓国語、中国語、ベトナム語、タイ語、香港語]

この冒頭部を見てもこれまで検証してきたサイトと特に似ているようには思われません。

この冒頭部に続いては以下に示したような仮想通貨のUSDT (米ドル) 建ての相場情報を示している部分が出てきます。

ここには5種類の仮想通貨の相場情報が示されています。最初の2つ、BTC (ビットコイン)、ETH (イーサリアム) はメジャーな仮想通貨ですが、残りの3つ、SAI、ATSS、NSCという3つの仮想通貨については聞いたことがありませんし、仮想通貨データーベースのCoinMarketCap (https://coinmarketcap.com/ja/) で検索しても相当すると思われる仮想通貨の情報が見つかりません。例えばSAIという略号の仮想通貨は幾つか見つかるのですが、現在の相場が1枚の相場が6ドル弱という上に示した相場情報のSAIとは相場水準が全く異なるようです。

▼SocialAI (SAI) → CoinMarketCap 情報

▼Simpsons AI (SAI) CoinMarketCap 情報

▼Single Collateral SAI CoinMarketCap 情報

▼Sai (SAI) → CoinMarketCap 情報

最初のSocialAI (SAI) という仮想通貨はこの検証を書いている2024年3月下旬時点で0.000357ドル、2番目のSimpson AI (SAI) という仮想通貨は直近の相場が0.00000000000067ドルとなっています。相場水準が全く異なるので明らかに別個の仮想通貨でしょう。他の2つのSAIという仮想通貨は既に上場が廃止されてしまったのかCoinMarketCapには相場情報さえありません。そして上で既に説明したようにYahoo知恵袋への投稿ではSAIという仮想通貨への投資を勧められたという証言が出ていますし、福岡新聞などの偽の新聞社サイトにはSAIコインを購入すれば月利3%という異様な高配当が支払われるという記事が出ていることも説明しました。おそらくこの部分に相場情報が出ているSAIという仮想通貨がLINEグループで投資対象として勧められたということだと思われます。

しかしこのSAIという仮想通貨に関する情報とかチャートはターボメックスのサイトでは少なくともログインせずに見られる範囲にはありません。上の相場情報のSAIの部分をクリックすればチャートぐらいは出てくる、あるいはおそらく新しい仮想通貨でしょうからホワイトペーパーなども閲覧可能かもしれないと考えてクリックしてみましたが、以下のようなログインを要求する画面 (https://turbomex.io/#/login) が出てきて何も見ることが出来ません。

福岡新聞などの偽新聞社のサイトの記事でもSAIコインを買えば月利3%の配当が支払われるというだけの記述しかなく、どういう仕組みでそんな異様な高配当が可能なのかについては説明がないことを指摘しましたが、強い不審を感じざるを得ません。

さらに仮想通貨の相場情報を示している部分に続いて出てくるのは「EXFT特徴」と題された部分です。以下に画像を示します。

ここで「EXFT」が何を意味するのか全く分かりません。常識的に考えればサイトの特徴を説明しているのだとすれば「EXFT特徴」ではなく、「Turbo Mex特徴」と書かれているべきでしょう。以前に「EXFT」というサイトが存在していてそのサイトをテンプレートにしてターボメックスのサイトを構築する際に修正を忘れたということも考えましたが。推測でしかありません。また3つの項目の左側の項目の文章を以下に書き出してみます。

>どうすれば参加できますか

>損失保証のないリキッドマイニングに参加するには、マイナー料金としてETHを支払う必要があり、1つの暗号通貨ウォレット アドレスを1回要求するだけで、成功後にマイニング許可が自動的に開かれます。

「リキッドマイニング」という聞いたことがない用語が出てきたので検索してみるとスマホで出来るマイニングをリキッドマイニングと呼ぶらしいです。高価なグラフィックボードを装着したマイニングマシンを多数用意して行うのがマイニング作業なのにスマホの計算能力で収益が得られるレベルのマイニングが可能とは全く思えません。マイニングマシンを運営が用意してスマホでマイニング作業の開始、休止を指示するだけなら普通のマイニングでしょう。

上で福岡新聞などの偽の新聞社サイトの記事にSAIコインを購入すれば月利3%、年利36%という異様に高率の配当が得られるという記述があることを示しましたが、この配当の収益源はマイニングなのかもしれません。しかし年利36%という配当利回りは非現実的としか思われません。

さらにこの「特徴」を説明している部分に続いては以下に示したアプリをダウンロード出来る部分が出来ます。

さらに「仮想通貨投資ガイド」と題された取引開始までの3段階を説明している部分が出てきます。情報量が少なく、別に重要なことが書いてあるわけでもありません。

さらに「信頼できる暗号通貨取引所」と題されたサイトの特長を説明している部分が出てきます。

さらに4種類のアカウントが存在するようで簡単な説明が出てきます。最低入金額が最も少ないスタンダードアカウントでも5000ドル、最上級のパートナー口座は20万ドルとかなり高額になっています。

そしてこの説明を見てもよく分からない部分があります。「任せる」とか「貿易当局」といった項目がありますが、意味が分かりません。英語版を見ると「任せる」という項目は「commission  (手数料)」となっていてまだしも推測できますが、「貿易当局」という項目は「trading authority」となっていてやはり意味が分かりません。明らかに説明不足です。

また説明不足なのはこれだけではなく、例えばこのサイトは仮想通貨の取引も扱っていると思われるのですが、具体的にどんな仮想通貨が取引出来るのかなど情報が見当たりません。メニューバーの項目の多くがログインしないと見ることが出来ない設定になっているのも説明不足に繋がっています。

またこのサイトには連絡先情報のようなものが全く見当たりません。住所とか電話番号だけでなく、メールアドレスさえ見当たりません。ログインすればそういった情報も出てくるのかもしれませんが、情報開示は明らかに不充分、不適切です。

連絡先情報に関連して例によってサイトのWho is 情報も確認しましたが、登録者の情報は何も開示されていません。サイトの登録・開設日は2020年5月8日になっています。

このサイトは「雑記2」姉妹サイトの「雑記2」でまとめたLINEグループを勧誘の場として利用する手口で勧誘が行われていること、既に出金出来ないという報告がYahoo知恵袋への質問という形で確認されていること、これまでにも中国系と思われる詐欺グループによる詐欺案件のステルスマーケッティングに何度も使われている福岡新聞などの実在しない新聞社のサイトにステルスマーケッティング目的と思われる記事が掲載されていること、サイト自体も明らかに情報開示が不充分、不適切であることなどから到底信頼できる投資先とは思われません。このサイトでの投資を勧誘されても決して応じるべきではありません。


●INVDOM PTY LTD (INVDOMプライエタリリミテッド https://invdom.com/)

Yahoo知恵袋に質問投稿が出てきたサイトです。またYahoo知恵袋に質問が出てくる前にステルスマーケッティング目的と思われる複数のブログにまさにステルスマーケッティング目的の投稿が出ていたサイトでもあります。まずブログの方から説明します。

本サイトや姉妹サイトで取り上げている中国系と思われる非詐欺グループによる詐欺サイトの検証で幾つかのブログがステルスマーケッティングに利用されていると考えられた事例がありました。複数のブログで詐欺サイトや詐欺サイトに関係するおそらく架空の人物を手放しで絶賛するような投稿が繰り返されており、しかもそれらのブログ出てくる投稿は軒並み同じタイトル、同じ内容となっています。具体的には以下の5つのブログが確認されています。

▼money名義 [Noteブログ] (https://note.com/rich101)

▼Invest Proのニュースルーム [Rakuten BLOG] (https://plaza.rakuten.co.jp/itech/diaryall/)

▼フィンテックニュース [excite blog] (https://newsx.exblog.jp/)

▼Xファイナンス [Amebaブログ] (https://ameblo.jp/xfinance/)

▼投資経験 [livedoorブログ] (https://inv.golog.jp/)

これら5つのブログに投稿されている投稿のタイトル、内容は全く同じです。同じ投稿が5つのブログに並行して投稿されている状況はステルスマーケッティング目的としか思われません。例えば以下は最初のmoneyという名義で投稿されているNoteブログ (https://note.com/rich101) の冒頭部の画像です。この画像の範囲で最近の6件の投稿のタイトルが示されています。

最初の本項で検証するINVDOMプライエタリリミテッドへの投資を勧誘するような内容の投稿ですが、上の画像の範囲で確認出来るそれ以外の5件の投稿には以前に姉妹サイトで検証した以下のサイトへの投資を勧誘する内容の投稿が確認されます。

▼Dechoキャピタルリミテッド → 姉妹サイト「検証66」

ブログ投稿: Decho Capitalが米ニューヨークのナスダック大スクリーンに登場、金融テクノロジーの革新力を披露 (2024年3月6日投稿)

▼SMTTマーケッツ プロプライエタリリミテッド → 姉妹サイト「検証73」

ブログ投稿: SMTT Markets - プライベート専属ブローカー www.smttmarketsfx.com (2024年3月4日投稿)

ブログ投稿: 国際金融ブローカーであるSMTT Marketsが SMTT Japanを設立し、東北アジア地域の本部として、世界的な多様な投資商品をもたらしていますwww.smttmarketsfx.com (2024年3月3日投稿)

Neithキャピタルリミテッド → 姉妹サイト「検証66」

ブログ投稿: Neith Capital Limited:オーストラリアのライセンス取得取引会社(NFA、MSB) 取引速度迅速、スプレッド0、厳格な規制で顧客資金安全保障 https://neithfx.com (2024年3月1日投稿)

さらにこのブログには上の画像の範囲外ですが以下のサイトに関する投稿も掲載されています。

▼スマートグローバル → 姉妹サイト「検証73」

▼Xianglin → 姉妹サイト「検証70」

▼ブルーホライゾンフォレックスリミテッド → 姉妹サイト「検証69」

▼イルミナティ マーケッツ リミテッド → 姉妹サイト「検証27」

さらにこの検証を書いている2024年4月上旬時点で既に投稿が削除されていますが、以下のサイトに関するステルスマーケッティング目的と思われる投稿が存在していたことも確認されています。

▼ハイストーンキャピタル → 姉妹サイト「検証66」 (勧誘役の寺山正雄という架空人物を絶賛。)

▼エスモンドインターナショナル → 姉妹サイト「検証66」 (勧誘役の大竹一義を絶賛。)

▼ARK IMグローバルリミテッド → 姉妹サイト「検証52」

これまで同じブログでステルスマーケッティングの対象となっていたこれらのサイトは全てFXを主に扱うサイトなので姉妹サイトで検証してきましたが、ここで検証するINVDOMプライエタリリミテッドのサイトは仮想通貨の取引所でFXは扱っていないようです。

そしてmoney名義 [Noteブログ] (https://note.com/rich101) に出ているINVDOMプライエタリリミテッドに関する投稿の冒頭部を以下に示します。

Invdom Pty Ltd、オーストラリア政府認可のグローバル暗号資産取引プラットフォームが低エントリー、高品質サービスを提供 (2024年3月28日投稿)

この投稿の一部を抜粋します。まず金融ライセンスなどに関する記述のある部分を以下に示します。

>Invdom Pty Ltdは、オーストラリアに登録されており、Australian Company Number: 675 681 268です。

>また、私たちはオーストラリア証券投資委員会(ASIC)からライセンス(No. 001308576)を取得し、規制を遵守しており、信頼を高めています。現在、ダラス、シドニー、シンガポール、香港、ドバイ、クアラルンプールなどに運営拠点を設置しています。

オーストラリアで法人登録、金融ライセンスを得ているとなっています。この点は以下で確認します。

さらにこのブログ投稿の末尾には連絡先情報があります。

>INVDOM PTY LTD.

>メール:support@invdom.com

>ウェブサイト:https://invdom.com/

>住所:Level 16 175 Pitt St, Sydney 2000, NSW

>連絡先:加藤 美由紀

連絡先情報としてメールアドレスとオーストラリア・シドニーの住所が記されていますが、電話番号は記載されていません。この連絡先情報についても後述します。

こうしたブログでステルスマーケッティングが行われていることを認識していたので日本人に対してINVDOMプライエタリリミテッドでの投資勧誘が行われることは予期されていました。そしてYahoo知恵袋に以下の質問が出てきたことで予測が当たっていたことが判明しました。

2024年4月1日投稿

情報が少なすぎますが、東野康之、笹田哲也と名乗る人物がおそらくLINEのグループでINVDOMプライエタリリミテッドでの投資を勧誘しているのではないかと思われます。そこで「東野康之」「笹田哲也」という名前を検索してみると「東野康之」についてやはりYahoo知恵袋に以下の2つの質問を見つけました。

2024年2月20日投稿

Facebookの広告でホリエモン (堀江貴文氏) の川瀬玲奈と名乗る秘書のLINEに友達登録するという広告を見つけて登録したところ、自称・投資歴20年の東野康之と名乗る人物のLINEグループに登録するように指示されたようです。まさに「雑記2」および姉妹サイトの「雑記2」で説明している中国系と思われる詐欺グループの勧誘のパターンに一致する経緯です。この質問の投稿者もここで怪しいと感じて調べたところ同じパターンの詐欺が多発していることに気が付いてLINEグループに加入せずにいたのですが、川瀬と名乗る秘書役に勝手にLINEグループに加入させられてしまい、対策を求めているという状況のようです。この質問ではLINEグループから直ぐに退会したので東野康之のLINEグループに加入したらどんな投資先を紹介されるのか分かりませんが、同姓同名の東野康之という人物が登場していることからINVDOMプライエタリリミテッドでの投資を勧誘されることになっていた可能性は高いように思われます。さらに以下の質問投稿にも東野康之と名乗る人物が登場しています。

2024年4月2日投稿

質問の投稿者は既に東野康之と名乗る人物のLINEグループに加入してLINEグループを介して伝えられる指示に従って取引をおこなっている状況のようです。今のところは利益が出ていることになっているが胡散臭いと感じているようで情報を求めたところ、多発している詐欺だと思われるという回答を得てベストアンサーに選択しています。残念ながらこの投稿でも投資先に関する情報がありませんが、INVDOMプライエタリリミテッドが投資先である可能性が充分に考えられます。こうした投稿が複数見つかることからかなり大規模にINVDOMプライエタリリミテッドでの投資勧誘が行われている疑いが濃いです。

とにかく最初に引用したステルスマーケッティング目的と思われるブログの投稿にURLアドレスが記されていたINVDOMプライエタリリミテッドのサイトの冒頭部を以下に示しますこのサイトは以前に姉妹サイト「検証66」で検証した以下の3つのサイトに似ていることが分かりました。

▼エスモンドインターナショナル (https://esmondmarkets.com/)

▼ハイストーンキャピタル (https://highstonefx.com/)

▼Neithキャピタルリミテッド (https://neithfx.com/)

これら3つのサイトは上で説明したステルスマーケッティング目的と思われるブログで取り上げられていたサイトでもあります。

さらにこれら3つのサイトは姉妹サイト「検証66」で説明していますがおそらく日本のグループによると思われるZAIX (https://zaix.com/) という無登録の違法なFX業者のサイトから文章や画像のかなりの部分を盗用したサイトであることが分かっています。このZAIXというサイトについては姉妹サイトの「検証9」で検証しています。以下にはINVDOMプライエタリリミテッドのサイトとの比較の為にNeithキャピタルリミテッドとZAIXのサイト冒頭部の画像も並べて示します。

INVDOMプライエタリリミテッド (https://invdom.com/) [表示言語: 日本語、英語]

Neithキャピタルリミテッド (https://neithfx.com/)

これら3つのサイトのこの部分で明らかに似ているのは「世界の金融へあなたもあくせす」から始まる文章です。3つのサイトの文章を以下に書き出します。

INVDOMプライエタリリミテッド

>世界の金融へあなたもアクセス

>グローバルな投資のチャンスを気軽に簡単に。

>INVDOM PYT LTDは、最高のマネーサービスを提供する理念により設立されました。

>グローバルな支店により、365日24時間体制による入出金、サポート対応で快適なお客様へのサービスをご提供させていただいております。

Neithキャピタルリミテッド

>世界の金融へあなたもアクセス

>グローバルな投資機会を気軽にカンタンに。 

>Neith Capital Limited取引所は最高のマネーサービスを提供する理念により設立されました。

>グローバルな支店により、24時間365日体制による入出金、サポート対応で快適なお客様サービスをご提供させていただいております。

▼ZAIX

>世界の金融へあなたもアクセス

>グローバルな投資機会を気軽にカンタンに。

>ZAIX取引所は最高のマネーサービスを提供する理念により設立されました。

>グローバルな支店のり24時間365日体制による入出金、サポート対応で快適なお客様サービスをご提供させていただいております。


サイト名の部分が入れ替わっているだけで他は全く同じ文章です。さらに以下は冒頭部に続いて出てくるサイトの特長を4項目にまとめて説明している部分の比較です。やはりINVDOMプライエタリリミテッド → Neithキャピタルリミテッド → ZAIXという順で3つの画像を示します。

この部分でも3つのサイトは互いに非常によく似ているのですが、INVDOMプライエタリリミテッドが仮想通貨の取引のみを扱うサイトであるのに対応して左端の最初の項目の文章だけNeithキャピタルリミテッドZAIXの文章とは変わっているようです。最初の項目の文章を3つのサイトから抜き出して以下で比較します。

INVDOMプライエタリリミテッド

>BTCやETHなどの数百の暗号資産取引市場や、主に取引される暗号資産などの幅広い金融商品に、1つのアカウントからアクセスできます。

Neithキャピタルリミテッド

>60銘柄の外国為替をはじめとし、エネルギーや貴金属などの商品市場、株価指数、主要で取引される仮想通貨など、豊富な金融商品を一つの口座からアクセスしていただけます。

ZAIX

>60銘柄の外国為替をはじめとし、エネルギーや貴金属などの商品市場、株価指数、主要で取引される仮想通貨など、豊富な金融商品を一つの口座からアクセスしていただけます。


この最初の項目の文章だけは大幅に変更されていますが、他の3つの項目の文章は例えば第3項の文章の中に出てくるサイト名の部分など全く同じではないものの互いに非常によく似ています。

さらにこの部分に続いて出てくる「商品・サービス」と題された取引対象などを説明する部分についても3つのサイトについて画像を比較します。やはりINVDOMプライエタリリミテッド → Neithキャピタルリミテッド → ZAIXという順で3つの画像を示します。

 NeithキャピタルリミテッドZAIXで取引対象として挙げられていた「外国為替 (FX)」「商品CFD」「株価指数CFD」「仮想通貨CFD」の4項目がINVDOMプライエタリリミテッドのサイトでは消滅して代わりに「暗号資産」という項目のみが登場しています。そしてこれらの項目はZAIXのサイトではそれぞれの項目の詳細を説明するサブページへのリンクになっているのですが、INVDOMプライエタリリミテッドNeithキャピタルリミテッドのサイトでは同じサイトのトップページ自体にリンクされていて全くリンクとしての意味がありませんし、それぞれの項目に関する詳細説明が存在しません。

次は「口座開設までの流れ」と題された部分の比較です。同様にINVDOMプライエタリリミテッド → Neithキャピタルリミテッド → ZAIXという順で3つの画像を示します。

この部分でもサイト名やリンクボタンの配色や大きさなど細かな違いがありますが、やはり3つのサイトが互いに似ているのは明らかです。

次にINVDOMプライエタリリミテッドの「口座開設サービス」というサブページ (https://invdom.com/open-account/) にある「ご本人様確認書類」「住所確認書類」という口座開設に際して提出が求められる書類を説明している部分の画像を示します。

提出する書類として運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなどがイラスト画像付きで示されています。さらに以下はNeithキャピタルリミテッドとZAIXのサイトの相当部分の画像です。

この部分でもこれらのサイトは互いに非常によく似ています。そして以下にはINVDOMプライエタリリミテッドの同じ部分を表示言語を英語に変えた場合の画像を示します。

表示言語を英語にしてもこの部分には日本の運転免許証や菊の御紋付の明らかに日本のパスポート、日本独自の制度であるはずのマイナンバーカードなどのイラスト画像が示されています。イラストに添えらえた「運転免許証」「パスポート」「マイナンバーカード(顔写真付き)」といった説明も全て日本語です。英語圏の人がこの説明を見ても理解不能でしょう。これは姉妹サイト「検証66」に書いたエスモンドインターナショナル、ハイストーンキャピタル、Neithキャピタルリミテッドの検証でも同様の指摘をしましたが、おそらく文章や画像の盗用元であるZAIXのサイトが日本語にしか対応していない為にこうした異様な状況になっているものと思われます。

次に口座開設画面を比較します。INVDOMプライエタリリミテッド → Neithキャピタルリミテッド → ZAIXという順で3つの画像を以下に示します。

INVDOMプライエタリリミテッド (https://login.invdom.com/auth/register) [表示言語:日本語、英語、中国語、タイ語、ドイツ語、スペイン語]

▼Neithキャピタルリミテッド (https://login.neithfx.com/auth/register) [表示言語:日本語、英語、中国語、タイ語、ドイツ語、スペイン語]

INVDOMプライエタリリミテッドNeithキャピタルリミテッドの口座開設画面は互いに明らかに似ていますが、ZAIXの口座開設画面は全く似ていません。

次に連絡先情報を探しましたが開示されている情報は充分とは言えません。以下に画像を示しましたが脚注部分にオーストラリアの住所とメールアドレスだけ示されていますが、電話番号はありません。またオーストラリアの金融ライセンスの登録番号と思われる番号が示されています。

>INVDOM PYT LTD所在地はLevel 16 175 Pitt St, Sydney 2000, NSW。

>INVDOM PYT LTD

>Email: support@invdom.com

>AFS Representative Number: 001308576

まずオーストラリアの住所は上で引用したステルスマーケッティング目的と思われるブログ投稿の末尾に記されていた住所と同じですし、以前に姉妹サイト「検証66」で検証したINVDOMプライエタリリミテッドのサイトと見かけがよく似ている以下の3つのサイトでも所在地として示されていた住所と一致します。

▼エスモンドインターナショナル (https://esmondmarkets.com/)

▼ハイストーンキャピタル (https://highstonefx.com/)

▼Neithキャピタルリミテッド (https://neithfx.com/)

さらにこれらのサイトの検証でも指摘しましたがこの住所はJustCo (https://www.justcoglobal.com/au/) というバーチャルオフィス/シェアオフィス業者の拠点の住所と一致するようです。以下の画像、赤枠で囲った部分にINVDOMプライエタリリミテッド、エスモンドインターナショナル、ハイストーンキャピタル、Neithキャピタルリミテッドの本社住所と一致する住所が示されています。

この住所にINVDOMプライエタリリミテッドなど4社が実在しているとは考えにくく、架空住所の疑いが濃厚でしょう。

しかしこれ以上の連絡先情報は見当たりません。「会社情報」というサブページにも連絡先情報は示されておらず、以下に示したように2020年に新設されたという記述があるだけです。

しかしこの2020年に新設されたという記述が事実かどうかについて疑問があります。以下はINVDOMプライエタリリミテッドのサイトのWho Is 情報です。

黄色の枠で囲った部分を以下に書き出します。

>Updated Date: 2023-10-18T07:51:24Z

>Creation Date: 2024-03-14T11:56:46Z

サイトが開設されたのが2024年3月14日、アップデート日が2023年10月18日となっています。サイトの開設の日付の方がアップデート日よりも後になっていて理解出来ません。いずれにしろかなり新しいサイトであることは確かだと思われます。上で示した

>2020年に新設された

という記述が事実かどうか極めて疑問です。

また以下はステルスマーケッティング目的と思われるブログで示されていた金融ライセンスの証明書と思われるものです。同じ証明書と思われるものがサイトの会社情報のページにもあります。

赤枠で強調した部分に以下のように書かれています。

>Commenced: 25/03/2024

このライセンスは2024年3月25日付となっています。このライセンスも非常に新しいのです。やはり

>2020年に新設された

という記述が事実かどうか疑わざるを得ません。

また上に示したライセンス情報の最後の行に

>Principal Business Address: 135 78 Gawler PI Adelaide SA 5000

という住所が示されています。これは南オーストラリア州のアデレードの住所であり、サイトに示されていたニューサウスウェールズ州・シドニーの住所とは明らかに異なります。サイトの記述や示されている証明書の内容、さらにサイトのWho Is 情報に矛盾があるようにしか思われません。

改めて結論するまでもないと思いますがこのサイトの記述には虚偽としか思われない部分が確認され、投資先として明らかに信用出来ません。さらに「雑記2」および姉妹サイトの「雑記2」で説明しているLINEグループを勧誘の場として利用し、詐欺サイトでの投資を勧誘してくるパターンで勧誘が行われているようであり、極めて危険と考えられます。

このサイトでの投資を勧誘されても決して応じるべきではありません。