検証97

本ページで取り上げるサイトはいずれも仮想通貨取引所 (暗号資産交換業者) に該当すると思われますが、いずれも日本の金融庁が公表している暗号資産交換業者の登録リストに該当がありません。ここで検証するサイトは全て互いに明らかに似ていて同じテンプレート由来と思われますし、日本語表示に対応しており、さらに少なくとも一部のサイトについて日本人に向けた勧誘や出金出来ないといった被害報告が確認されています。さらに2022年10月現在で検証済みだった55個のサイトが全て告知なしで閉鎖されていることも確認しました。

削除の解除の再検討をお願いします。→ 姉妹サイト雑記0


このサイトは最近、ニュースで頻繁に報道されているいわゆるSNS型投資詐欺、非常に被害者が多い中国系の詐欺グループと戦っているサイトです。このブログを削除 (閲覧不能) にしているのは詐欺グループに味方するも同然です。プラットフォーム企業としての社会的責任を考慮して頂けるよう配慮をお願いします。特にこのページで検証したサイトは2024年3月現在で全て何の告知もなく閉鎖されています。まともな投資サイトだったとは思えませんし、本ページ削除の意味がありません。

▼本サイトでの検証は名誉棄損に当たらないと考えます。→ 雑記1

「検証63」「検証64」「検証65」「検証66」「検証67」「検証68」「検証69」「検証70」「検証71」「検証72」「検証73」「検証74」「検証75」「検証76」「検証77」「検証78」「検証79」「検証80」「検証81「検証82「検証83「検証84「検証85「検証86」「検証87「検証88「検証89「検証90「検証91「検証92「検証93「検証94「検証95「検証96で検証してきたTinderを始めとするマッチングサイト (出会い系サイト) やSNSで外国人による勧誘が行われているという共通点がある一連の詐欺仮想通貨取引所のサイトについての検証35ページ目です。「検証98「検証99「検証100「検証101「検証102「検証103「検証104「検証105「検証106「検証107「検証108「検証109「検証110「検証111「検証112」「検証113」「検証114」「検証115」「検証116」「検証117」「検証118」「検証119」「検証120」「検証121」「検証122」「検証123」「検証124」「検証125」「検証126」「検証127」「検証128」「検証129」「検証130」「検証131」「検証132」「検証133」「検証134」「検証135」「検証136」「検証137」「検証138」「検証139」「検証140」「検証141」「検証142」「検証143」「検証144」「検証145」「検証146「検証147」にも続編があります。勧誘の手口などについては「検証63」の最初に書いてあるので参照してください。本ページでは以下の互いに非常によく似た、同じグループによると思われるサイトの検証します。尚、残念ながら証拠となるようなキャプ画像など残っていないのですがこのページで検証するサイトは「検証91」で検証したやはりテンプレートから量産されたサイトと同じ系列と思われます。「検証91」で取り上げたサイトに幾つかが本ページで検証しているサイトと非常によく似たサイトに衣替えしていた事例を確認しています。


●BBLS (https://www.hifly96562.xyz/#/、スマホ用サイト:https://h5.hifly96562.xyz/#/)

●Bione (https://www.trade28599.xyz/#/、スマホ用サイト:https://h5.trade28599.xyz/

●ZNN (https://www.znnznb.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.znnznb.com/#/)

●BitcoinHK (ビットコインHK https://www.bitcoinkhau.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.bitcoinkhau.com/#/)

●HKEx (https://www.hkextd.top/#/、スマホ用サイト:https://h5.hkextd.top/#/)

●BMO (https://www.trade00803.xyz/#/、スマホ用サイト:https://h5.trade00803.xyz/#/)

●BBEX (https://www.bbexau.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.bbexau.com/#/)

●DBAG Pro (DBAGプロ https://www.dbagpro.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.dbagpro.com/#/)

●Koorbit (https://www.trade96213.xyz/#/、スマホ用サイト:https://h5.trade96213.xyz/#/)

●ASX (https://www.asxfly.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.asxfly.com/#/)

●Borsa (https://www.borsafy.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.borsafy.com/#/)

●HotForex (ホットフォレックス https://www.hotforexax.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.hotforexax.com/#/)

●Bione (https://www.bionecoltd.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.bionecoltd.com/#/)

●Bittrex (ビットトレックス https://www.bittrexllv.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.bittrexllv.com/#/)

●BSX (https://www.bsxau.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.bsxau.com/#/)

●BiUP (https://www.ndsuntra.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.ndsuntra.com/#/)

●VOYAGER (ボイジャー https://www.voyagerauq.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.voyagerauq.com/#/)

●Burg Exchange (Burgエクスチェンジ https://www.burgexau.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.burgexau.com/#/)

●HKEx (https://www.hkexful.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.hkexful.com/#/)

●AvaTrade (Avaトレード https://www.avatraderal.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.avatraderal.com/#/)

●LCTP (https://www.lctpst.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.lctpst.com/#/)

●Kicikex (https://www.kicikexs.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.kicikexs.com/#/)

●UUEX (https://www.uuexfly.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.uuexfly.com/#/)

●Eurex (ユーレックス https://www.hifly18829.xyz/#/、スマホ用サイト:https://h5.hifly18829.xyz/#/)

●ALC (https://www.alcvip.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.alcvip.com/#/)

●BBEX (https://www.hifly63663.xyz/#/、スマホ用サイト:https://h5.hifly63663.xyz/#/)

●qTrade (qトレード https://www.qtradeau.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.qtradeau.com/#/)

●CEX (https://www.trade12822.top/#/、スマホ用サイト:https://h5.trade12822.top/#/)

●Effy International (Effyインターナショナル https://www.aifeieu.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.aifeieu.com/#/)

●B2BX (https://www.b2bxars.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.b2bxars.com/#/)

●FXCM (https://www.fxcmgt.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.fxcmgt.com/#/)

●FXCM (https://www.fxcmfd.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.fxcmfd.com/#/)

●BMO (https://www.bmovipg.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.bmovipg.com/#/)

●MOT Pro (MOTプロ https://www.motpor.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.motpor.com/#/)

●ALC (https://www.hifly09826.top/#/、スマホ用サイト:https://h5.hifly09826.top/#/)

●ALC (http://www.alctgi.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.alctgi.com/#/)

●AMcoin (AMコイン https://www.amcoin-btc.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.amcoin-btc.com/#/)

●Sunbit (サンビット http://www.sunbitproa.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.sunbitproa.com/#/)

●Sunbit (サンビット https://www.sunbitneo.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.sunbitneo.com/#/)

●DeCurret (ディーカレット https://www.decurretpro.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.decurretpro.com/#/)

●Eurex (ユーレックス https://www.eurexrua.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.eurexrua.com/#/)

●Deutsche Börse AG (https://www.deutschere.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.deutschere.com/#/)

●B2BX (http://www.b2bxura.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.b2bxura.com/#/)

●CoinEx (コインEX https://www.coinexprogn.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.coinexprogn.com/#/)

●itBit (itビット https://www.itbitbt.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.itbitbt.com/#/)

●coindeal (コインディール https://www.coindealrx.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.coindealrx.com/#/)

●CFH (http://www.cfhgrao.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.cfhgrao.com/#/)

●BitcoinHK (ビットコインHK https://www.bitcoinhkr.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.bitcoinhkr.com/#/)

●MXC (https://www.mxcdrfi.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.mxcdrfi.com/#/)

●KuCoin (Kuコイン https://www.kucoinaul.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.kucoinaul.com/#/)

●Boerse Frankfurt (Boerseフランクフルト https://www.boersefrankfurtvip.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.boersefrankfurtvip.com/#/)

●ZBG.ST (https://www.hifly10573.xyz/#/、スマホ用サイト:https://h5.hifly10573.xyz/#/)

●BSX (https://www.bsxstar.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.bsxstar.com/#/)

●DCG ARTE & DISENO (https://h5.tsraemi.top/#/)

●DCG ARTE & DISENO (https://h5.hnodabt.top/#/)

非常にややこしいのですがBione、HKEx、BBEX、BMO、FXCM、ALC、BitcoinHK、DCG ARTE & DISENOといった同じサイト名でURLアドレスの異なるサイトが複数確認されている場合があります。注意して下さい。

まず以下のサイトを検証します。

●BBLS (https://www.hifly96562.xyz/#/、スマホ用サイト:https://h5.hifly96562.xyz/#/)

このサイトはYahoo知恵袋に質問投稿が出てきたサイトです。まずその質問投稿を添付画像と共に引用します。

2021年10月19日投稿

インスタグラムで知り合った美女 (外国人かどうかは不明) に投資勧誘されているというだけの情報しか分かりませんが添付画像からURLアドレスが読み取れるのでアクセスしてみました。アクセスしてみたサイトはスマホ用のログインページのようで、そのキャプ画像を以下に示します。

このログイン画面だけではどうにもならないのでURLアドレスをいじってみるとパソコン用のサイトが見つかりました。以下に見つかってきたパソコン用と思われるサイトの冒頭部のキャプを示します。

右側に見えるプルダウンメニューから国旗のアイコンで表示言語の選択肢が示されていますが英語、中国語、香港語、タイ語、日本語、マレー語、韓国語、ロシア語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語の12ヵ国語になっているようです。

この冒頭部に続いては仮想通貨のリアルタイムの相場を表示する部分があります。以下にはその相場情報の冒頭部のキャプを示します。

相場情報が示されている仮想通貨は非常に多くて数えてみたところUSDT建てで158種類、その他にビットコイン建てとかQCCという謎の仮想通貨(?)建ての相場も示されています。QCCについては仮想通貨データーベースのCoinMarketCapで探してみましたが該当すると思われるよな仮想通貨は見つかりません。こうした非常に多くの仮想通貨ペアが本当に取引されているのかは不明です。

この相場情報の下には以下のキャプに示したサイトの特長を簡単なイラスト付きで説明する部分が出てきます。正直言って何を意味するのか分からない項目が多いです。

次に連絡先情報を探しましたが殆ど情報がありません。「私たちについて」というページを見ると非常に曖昧な文章なのですが会社の来歴のようなことが書いてあります。まず日本語版を以下に示します。

住所とか電話番号といった連絡先情報は何もないのですが最後に以下のような文章があります。

>このプラットフォームは、関連するカナダの法律を厳守し、金融規制当局の監督下で事業を行うことを約束します。

カナダの法律を厳守」とあるので普通に考えるとカナダに本社があるように思われます。ところがこの「私たちについて」のページの英語版 (以下のキャプ参照) を見るとおかしなことに気が付きました。

やはり上のキャプの範囲の一番最後の部分を抜粋します。

>the platform promises to strictly abide by relevant Thailand laws and conduct business under the supervision of financial regulators.

この文章をGoogle翻訳で日本語訳した結果を以下に示します。

>プラットフォームは、関連するタイの法律を厳格に遵守し、金融規制当局の監督の下でビジネスを行うことを約束します。

日本語版では「カナダの法律を厳守」となっていた部分が英語版ではタイの法律を厳守」となっているのです。

そこで他の言語表示を選択した時にどうなっているのかさらに調べてみました。原文とそれぞれのGoogle翻訳による日本語訳を示します。

▼中国語版

>将严格遵守泰国相关法律,并在接受金融监管机构监管的情况下开展业务。

>タイの関連法を厳守し、金融規制当局の監督の下で事業を行います。

▼タイ語版

>าณิชย์แพลตฟอร์มนี้สัญญาว่าจะปฏิบัติตามกฎหมายของแคนาดาที่เกี่ยวข้องอย่างเคร่งครัดและดำเนินธุรกิจภายใต้การดูแลของหน่วยงานกำกับดูแลทางการเงิน

>このプラットフォームは、適用されるカナダの法律を厳密に遵守し、金融規制当局の監督下で運営することを商業的に約束しています。

フランス語表示を選択するとこの部分はフランス語になっておらず、英語で表示されますが準拠法はタイになっています。要するに表示言語によって準拠法がタイになっている場合とカナダになっている場合の2つのバージョンがあるようです。これは明らかにおかしいです。全てがデタラメとしか思えません。

さらに連絡先情報を求めて例によってサイトのWho Is 情報を確認しましたが運営元に関する情報は全く開示されていません。以下のキャプに示したようにサイトの登録・開設日 (Creation Date)  は2021年9月11日と非常に新しいです。

最初に引用したこのサイトに関するYahoo知恵袋の質問は2021年10月19日付ですからサイトの開設日から1ヵ月あまりの時点で勧誘が行われていたことになります。

ここまでの検証でこのサイトは明らかに信頼出来ないと考えざるを得ませんがこのサイトの信頼性を疑わせる最も分かりやすい根拠は非常によく似たサイトが多数見つかることです。以下でそれらの非常によく似たサイトについて検証をしていきます。


※付記

BBLSのスマホ用サイト (https://h5.hifly96562.xyz/#/) にアクセスしようとすると以下のような警告が出るようになりました。被害報告が出ているのかもしれません。尚、以下で検証している幾つかのサイトについても同様の警告が出る場合があるようです。


●Bione (https://www.trade28599.xyz/#/、スマホ用サイト:https://h5.trade28599.xyz/

これもYahoo知恵袋に質問が出てきたサイトですが、この検証を書いている時点で既に閉鎖されているようです。あまり詳しい検証は出来ませんが、かろうじて取得していたキャプ画像を見れば上で検証したBBLSのサイトと酷似しており、同じグループによって同じテンプレートから作られたサイトで間違いないと思われるので参考のために簡単な検証を書きます。まずYahoo知恵袋に出てきたこのサイトに関する質問投稿を添付画像と共に引用します。

2021年9月5日投稿

添付された画像はスマホ用サイトのログイン後の取引のようです。そして勧誘された経緯は不明ですが既にかなりの大金を入金してしまい、出金しようとすると15%の手数料を要求されたということです。手数料が15%というのは法外な割合ですし、これまでの被害事例から判断しても手数料の支払いに応じたところで出金出来るようにはならないと思われます。

このサイトについてもURLアドレスを少し改変するとパソコン用のサイトが見つかってきました。以下に見つかってきたサイトの冒頭部のキャプを示します。

このサイト冒頭部は明らかに上で検証したBBLSのサイトの冒頭部と酷似しています。上のキャプの右側のプルダウンメニューの選択肢も英語、中国語、香港語、タイ語、日本語、マレー語、韓国語、ロシア語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語の12ヵ国語でBBLSの場合と同じです。

尚、Bioneというサイト名および上のキャプの左上に見えるロゴが一致するBione (https://www.bione.one/) という仮想通貨取引所が存在するあるいは存在していたようです。仮想通貨データーベースのCoinMarketCapにあるBioneの情報によればシンガポールの取引所でかなりの取引が行われているようですがサイトのURLアドレスは

>https://www.bione.info/

となっています。しかしこのサイトは接続できません。一方で同じくCoinMarketCapのにある公式Twitterアカウントは更新が停止しているようですが存在しています。以下にそのTwitterアカウント冒頭のキャプを示します。ロゴはここで検証しているBioneのサイトで使われているロゴと一致しています。

またこのTwitterアカウントに示されているBioneの公式サイトのURLアドレスは以下のようになっています。

>https://www.bione.one/

しかしこのサイトもネットワーク接続に問題があるというメッセージが出てアクセス出来ません。CoinMarketCapにあるBioneのサイトについての問題がどうなっているのかよく分かりませんが、ここで検証しているBioneのサイトはこのBioneのサイトの名称やロゴを盗用したサイトではないかという気がします。

ここで検証しているBioneのサイトの検証に戻りますが以下のサイトの特長を説明する部分も上で検証したBBLSのサイトと明らかに似ています。

これは明らかにコピペで量産された詐欺目的のサイトでしょう。

このサイトについてもWho Is 情報を確認しました。

残念ながら登録者に関する情報はなく、サイトの登録・開設日 (Creation Date) は2021年8月30日となっています。非常に新しいサイトなのですがこの検証を書いている2021年10月下旬には既にサイトが閉鎖されています。開設から閉鎖まで2ヶ月も経過していないことになります。詐欺目的でコピペで詐欺サイトを量産しては使い捨てにしているらしいことが分かります。明らかに危険です。

※付記

後に同じBioneという名称でURLアドレスが異なる別のサイト (https://www.bionecoltd.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.bionecoltd.com/#/) が見つかってきました。見かけもここで検証したサイトと非常によく似ています。以下で検証していますから参照してください。


●ZNN (https://www.znnznb.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.znnznb.com/#/)

●BitcoinHK (ビットコインHK https://www.bitcoinkhau.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.bitcoinkhau.com/#/)

●HKEx (https://www.hkextd.top/#/、スマホ用サイト:https://h5.hkextd.top/#/)

●BMO (www.trade00803.xyz/#/、スマホ用サイト:h5.trade00803.xyz/#/)

●BBEX (https://www.bbexau.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.bbexau.com/#/)

●DBAG Pro (DBAGプロ https://www.dbagpro.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.dbagpro.com/#/)

●Koorbit (https://www.trade96213.xyz/#/、スマホ用サイト:https://h5.trade96213.xyz/#/)

●ASX (https://www.asxfly.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.asxfly.com/#/)

●Borsa (https://www.borsafy.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.borsafy.com/#/)

これらのサイトは全て明らかに上で検証したBBLSのサイトからの画像検索で発見したサイトです。勧誘されたとか出金出来なくなったといった報告が確認されているわけではありませんが明らかに同じテンプレートから同じグループによって量産されたサイトと思われるのでやはり危険な詐欺目的のサイトである可能性が高いです。

まずそれぞれのサイトのスマホ用サイト、ログイン画面を示していきます。左下が最初のZNN、右下がビットコインHKのスマホ用サイトのキャプです。

次はHKEx (左下) とBMOの (右下) のキャプです。

HKExについてURLアドレスの異なる同名のサイト、HKEx (https://www.hkextd.top/#/、スマホ用サイト:https://h5.hkextd.top/#/) が後に見つかってきました。見かけも区別不能なほど似ています。さらにBMOについてもやはりURLアドレスの異なる名称やロゴが一致するサイト (https://h5.bmovipg.com/#/) が見つかってきました。それぞれ以下で検証していますから参照してください。尚、BMOのロゴについてはカナダの銀行のロゴを盗用したものと思われます。もう1つのBMOのサイトの項目で説明しているので参照してください。

次はBBEX (左下)DBAGプロ (右下) からのキャプ画像です。

BBEXについては後に名称やロゴが一致するURLアドレスが異なるサイト (https://h5.hifly63663.xyz/#/) が見つかってきました。以下で検証しているので参照してください。

次はKoorbit (左下) とASX (右下) の場合です。 

最後に左に示したのがBorsaのスマホ用サイトのキャプです。9個のキャプ画像はロゴの部分だけは異なりますがそれ以外の部分は互いに非常によく似ています。

次にパソコン用のサイトの冒頭部および5つの特長を説明する部分のキャプ画像を表題の順で並べてみます。

▼ZNN

ビットコインHK

HKEx

▼BMO

▼BBEX

▼DBAG Pro

▼Koorbit

▼ASX

▼Borsa

9つのサイトの冒頭部はパソコン用のサイトでも互いに明らかに酷似していますし、上で検証したBBLSやBioneのサイトとも非常によく似ています。右側のプルダウンメニューに見える表示言語の選択肢もBBLSやBioneのサイトと同じで英語、中国語、香港語、タイ語、日本語、マレー語、韓国語、ロシア語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語の12ヵ国語となっています。この冒頭部で互いに違うのは左上のロゴの部分だけです。但し最後のBorsaの場合のみメニューバーの項目が1つ少ないようです。さらに5つの特長を説明する部分は全く同じに見えます。

さらにこれらのサイトで連絡先情報を探しましたが見当たりません。サイトのWho Is 情報も確認しましたが登録者に関する情報は開示されていません。上で検証したBBLSとBioneを含めてサイトの登録・開設日のみ以下にまとめておきます。

BBLS 2021911日

▼Bione 2021830日

▼ZNN 2021年9月4

▼ビットコインHK 2021年9月5日

▼HKEx 2021228日

▼BMO 2021年7月14

▼BBEX 2021年9月5日

▼DBAGプロ 2021911日

▼Koorbit 2021715日

▼ASX 2021年9月5日

▼Borsa 202195日

改めて結論するまでもなく、これだけ明らかにコピペで作られたサイトが多数確認されるというだけで詐欺目的で使い捨てにする為に立ち上げられたサイトとしか思えません。これらのサイトあるいは今後も同じテンプレートから新たにロゴとURLアドレスだけ変更したサイトが多数立ち上げられることも予想されるサイトについては投資勧誘を受けても決して応じないことを強く推奨します。


※付記

ビットコインHKのスマホ用サイト (https://h5.bitcoinkhau.com/#/) およびHKExのスマホ用サイト(https://h5.hkextd.top/#/) にアクセスしようとするとそれぞれ以下のような警告が出るようになりました。これは上で検証したBBLSのスマホ用サイトと同様です。何らかの被害が報告されているのではないかと思われます。


●HotForex (ホットフォレックス https://www.hotforexax.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.hotforexax.com/#/)

●Bione (https://www.bionecoltd.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.bionecoltd.com/#/)

●Bittrex (ビットトレックス https://www.bittrexllv.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.bittrexllv.com/#/)

●BSX (https://www.bsxau.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.bsxau.com/#/)

●BiUP (https://www.ndsuntra.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.ndsuntra.com/#/)

●VOYAGER (ボイジャー https://www.voyagerauq.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.voyagerauq.com/#/)

●Burg Exchange (Burgエクスチェンジ https://www.burgexau.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.burgexau.com/#/)

●HKEx (https://www.hkexful.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.hkexful.com/#/)

●AvaTrade (Avaトレード https://www.avatraderal.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.avatraderal.com/#/)

●LCTP (https://www.lctpst.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.lctpst.com/#/)

●Kicikex (https://www.kicikexs.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.kicikexs.com/#/)

●UUEX (https://www.uuexfly.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.uuexfly.com/#/)

●Eurex (ユーレックス https://www.hifly18829.xyz/#/、スマホ用サイト:https://h5.hifly18829.xyz/#/)

●ALC (https://www.alcvip.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.alcvip.com/#/)

●BBEX (https://www.hifly63663.xyz/#/、スマホ用サイト:https://h5.hifly63663.xyz/#/)

●qTrade (qトレード https://www.qtradeau.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.qtradeau.com/#/)

●CEX (https://www.trade12822.top/#/、スマホ用サイト:https://h5.trade12822.top/#/)

●Effy International (Effyインターナショナル https://www.aifeieu.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.aifeieu.com/#/)

最初のホットフォレックスはYahoo知恵袋に質問が出てきたサイト、2番目のBioneはTwitterに被害を訴える投稿が出ていたサイトです。それ以外のサイトは最初のホットフォレックスのサイトからの画像検索で見つけてきたサイトです。そしてこれらは明らかに上で検証してきたBBLS以下のサイトと同じテンプレートからコピペで量産されたサイトです。

まず最初のホットフォレックスに関してYahoo知恵袋に出てきた投稿から引用します。以下の2件の投稿は同じ投稿者によるものと思われます。

2021年11月11日付

2件の投稿に書いてあることをまとめると台湾人と称する人物にホットフォレックスというサイトを紹介され、最初は出金出来ていたことに安心して入金を繰り返し、金額が大きくなると保険とか保証金などの名目で追加入金を要求されるようになり、結局出金出来なくなった現時点でもさらに500万円の保釈金を要求されているという状況のようです。また入金方法が国内の銀行、三井住友の個人名義の口座への入金であったという点も注目点でしょう。日本国内に詐欺グループの少なくとも一部が居ることは間違いないものと思われます。そして添付画像から誘導されたホットフォレックスというサイトのURLアドレスを読み取ることが出来ました。

次に表題2番目のBioneというサイトで被害を受けたという人のTwitterアカウント、投稿を引用します。

詐欺に遭った状況が全く分かりませんが、1000万円という非常に大きな被害を受けたようで添付画像にサイトのURLアドレス (https://www.bionecoltd.com) が記されていたのでアクセスしてみたところ本ページで検証している多数の詐欺サイトと酷似していることが判明し、検証対象に加えることにしました。尚、Bioneというサイト名および上のキャプにも見えるロゴは上で検証したサイト、Bione (https://www.trade28599.xyz/#/、スマホ用サイト:https://h5.trade28599.xyz/) と一致しています。以前に検証したこのBioneのサイトの代わりにここで検証しているBioneのサイトが立ち上げられた可能性が高いです。

まずホットフォレックス、Bioneの2つのサイトそれぞれのスマホ用サイトのキャプ画像から示していくことにします。まず左下が最初のホットフォレックスのスマホ用サイトの画像です。

このホットフォレックスのサイトですが姉妹サイト、危ない投資の備忘録「海外FX業者検証4」で以前に検証したHot Forex (ホットフォレックス https://www.hotforex.com/sv/jp/) という無登録のFX業者の名称が一致しているだけでなく、右上のキャプに見える以前に検証したサイトのロゴも左上のキャプに見えるロゴと全く区別出来ません。しかし2つのホットフォレックスのサイトは明らかに異なるURLアドレスになっており、別個のサイトです。姉妹サイトで検証したホットフォレックス (https://www.hotforex.com/sv/jp/) とここで検証しているホットフォレックスのサイトが同じグループによる運営であるという可能性も考えましたが、いずれのサイトにも互いのサイトが同じグループのサイトであることを示すような記述はありません。だとすればここで検証しているホットフォレックスのサイトがロゴや名称を盗用した偽サイトであると考えるしかないように思われます。ロゴ以外の部分は上で検証してきたサイトのスマホ用サイトの画面と極めてよく似ています。

次は表題2番目のBioneのスマホ用サイト (https://h5.bionecoltd.com/#/) のキャプを左に示しました。ロゴは上で検証したBioneのサイト (https://www.trade28599.xyz/#/) にあったロゴ、さらに上のBioneの検証で説明しましたがCoinMarketCapに登録のあるBione (https://www.bione.one/) のものと一致しています。どういうことなのか理解に苦しむのですが、CoinMarketCapに登録のあるBioneの名称やロゴを盗用して立ち上げられたのが上で検証したBione (https://www.trade28599.xyz/#/) とここで検証しているBione (https://h5.bionecoltd.com/#/) のサイトではないかと思われます。

このスマホ用サイトもロゴ以外の部分は上で検証してきたサイトのスマホ用画面と極めてよく似ています。

画像検索で見つかってきた表題の3番目、ビットトレックス以降のサイトについてもまずスマホ用のサイトのキャプを順に示します。左下がビットトレックス、右下がBSXのスマホ用サイトのキャプ画像です。

「検証91」でもビットトレックスという名称のサイト、Bittrex (ビットトレックス http://www.bittrextd.com/#/) を検証対象にしました。この「検証91」で検証した方のビットトレックスのサイトはCoinMarketCapに登録のあるBITTREX GLOBAL (ビットレックスグローバル https://global.bittrex.com/) というサイトの名称とロゴを盗用したものと思われましたがここで検証しているビットトレックスの場合は名称は同じでもロゴは全く異なります。

次はBiUP (左下) とボイジャー (右下) のスマホ用サイトの画像です。

同様に以下がBurgエクスチェンジ (左下) とHKEx (右下) のスマホ用サイトです。

HKExについてはサイト名が同じ、ロゴを含むサイトの見かけも非常によく似たサイト、HKEx (https://www.hkextd.top/#/、スマホ用サイト:https://h5.hkextd.top/#/) を上で検証しています。

次はAvaトレード (左下) とLCTP (右下) のスマホ用サイトのキャプ画像です。

AVAトレードの名称とロゴは日本のFX業者であるAVATRADE (https://www.avatrade.co.jp/) の名称とロゴを盗用したものではないかと思われます。左に示したのが日本のAVATRADEのロゴですが極めてよく似ています。

次はKicikex (左下) とUUEX (右下) のスマホ用サイトの画像です。

次はユーレックス (左下) とALC (右下) のスマホ用サイトの画像です。

ALCについてはサイト名とロゴが一致するがURLアドレスが異なる仮想通貨取引所のサイト、 (https://www.alcvipa.com/#/、スマホ用:https://www.alcvipa.com/h5) が確認されており、「検証99」で検証しています。ちなみに「検証99」で検証しているALCというサイトはオールコインという名称で勧誘が行われているようなのでこのサイトについてもオールコインという名称で勧誘が行われている可能性があります。但し2つのオールコイン (ALC) のサイトは名称とロゴは確かに同じでもサイトの見かけはかなり互いに異なっています。それでも名称とロゴが同じであるとなれば組織的な繋がりはあるのかもしれません。

次はBBEX (左下) とqトレード (右下) のスマホ用サイトの画像を示します。

最後はCEX (左下) とEffyインターナショナル (右下) のスマホ用サイトの画像を示します。

Effyインターナショナルはどういう訳なのかIFCと書いてあるようにしか見えないロゴとサイト名が食い違っているようにしか思えません。かなり違和感があります。サイト名かロゴのいずれかを変更し忘れているのかもしれません。ともかく本項で検証する18個のサイトのスマホ用サイトが互いに非常に似通っていることは間違いありません。またこれらのスマホ用画面は上で検証したBBLS以下のサイトのスマホ用サイトとも酷似しています。

さらに本項の検証対象である18個のサイトのパソコン用画面の冒頭部とサイトの特長を説明する部分のキャプを順に示します。

▼ホットフォレックス

▼Bione

▼ビットトレックス

▼BSX

▼BiUP

▼ボイジャー

▼Burgエクスチェンジ

▼HKEx

▼Avaトレード

▼LCTP

▼Kicikex

▼UUEX

▼ユーレックス

▼ALC

▼BBEX

▼qトレード

▼CEX

▼Effyインターナショナル

コピペで詐欺サイトが量産されているのは明らかでしょう。表示言語の選択肢英語、中国語、香港語、タイ語、日本語、マレー語、韓国語、ロシア語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語の12ヵ国語で共通しています。

そして上で検証したBBLS以下のサイトと同様、これらのサイトには連絡先情報が何もありません。例によってWho Is 情報も確認しましたが運営元に関する情報は何も開示されていません。Who Is 情報にあるサイトの登録・開設日のみ以下にまとめておきます。

ホットフォレックス 2021年9月4

▼Bione 2021年917

ビットトレックス 2021年9月9

BSX 2021年9月5日

BiUP 2021年95

▼ボイジャー サイトが閉鎖されて不明

▼Burgエクスチェンジ 2021年9月5日

HKEx 2021年9月5

Avaトレード 2021年9月5日

LCTP 2021年1011

Kicikex 2021年1012

UUEX 2021年95

ユーレックス 2021年99

ALC 2021年10月28

BBEX 2021年99

qトレード 2021年93

CEX 2021年93

Effyインターナショナル 2021年95

いずれも非常に新しいサイトなのですがボイジャーのサイトはこの検証を準備している数日の間に閉鎖されたようです。コピペで詐欺サイトを量産して短期間で使い捨てにしている状況であることが分かります。今後も同じテンプレートを使った詐欺サイトが多数出てくる可能性は濃厚です。言うまでもありませんがこれらは明らかに危険なサイトです。投資を勧誘されても決して応じるべきではありません。


※付記

BBEXのスマホ用サイト (https://h5.hifly63663.xyz/#/) にアクセスしようとすると以下のような警告が出るようになりました。上で検証したBBLSなどのスマホ用サイト、ビットコインHKのスマホ用サイトおよびHKExのスマホ用サイト(https://h5.hkextd.top/#/) の場合と同様の警告です。何らかの被害が発生しているのではないかと思われます。


●B2BX (https://www.b2bxars.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.b2bxars.com/#/)

●FXCM (https://www.fxcmgt.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.fxcmgt.com/#/)

●FXCM (https://www.fxcmfd.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.fxcmfd.com/#/)

●BMO (https://www.bmovipg.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.bmovipg.com/#/)

●MOT Pro (MOTプロ https://www.motpor.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.motpor.com/#/)

これらも上で検証してきたサイトと同じテンプレート由来と思われるサイトです。最初のB2BXはTwitterに被害報告が出ていたサイト、それ以外の4つのサイトは画像検索で見つけてきたサイトです。まずB2BXでの被害を報告するTwitterアカウント (https://twitter.com/vcx_ap) を引用します。

Omiaiというマッチングサイトで知り合った自称・韓国人経営者に勧誘されて仮想通貨建てでB2BXという仮想通貨取引所のサイトにかなりの大金を送金してしまい、出金出来なくなってしまったようです。まさに「検証63」の冒頭で説明した詐欺の手口と合致するような経緯です。ともかくこの投稿にあったリンクのサイトのキャプ画像を以下に示します。

スマホ用サイトのログイン画面ですがこのログイン画面は上で検証してきた多くのサイトのスマホ用ログイン画面と酷似していて同じグループによる、同じテンプレートから立ち上げられたサイトの可能性が濃厚と思われました。B2BXというサイト名とロゴは検索してみると以下にキャプ画像を示したエストニアに本拠がある仮想通貨取引所のサイト、B2BX (https://www.b2bx.exchange/) からの盗用と思われます。

さらに上で検証してきた同じテンプレート由来と思われるサイトとの関連からこのスマホ用サイトについても対応するパソコン用のサイトが存在することが予想されたので探してみるとやはり以下にキャプを示したパソコン用のサイトが見つかってきました。

やはりこのパソコン用のサイトを見てもこのB2BXというサイトが上で検証してきた数多くの詐欺サイトと同じ系列であることが明らかです。

さらにこのB2BXのサイトから画像検索で見つけてきたサイトについても以下にキャプ画像を示します。まず2つのFXCMという名称のスマホ用サイトのキャプ画像です。左下がFXCM (https://h5.fxcmgt.com/#/)、右下がFXCM (https://h5.fxcmfd.com/#/) のキャプ画像ですが互いに区別出来ないほど似ています。

FXCMというサイト名とロゴが共通する詐欺サイトは「検証89」「検証92」でも登場していますがFXCM (https://www.fxcm.com/markets/) というFX業者からサイト名やロゴを盗用している可能性が高いです。に示したのが盗用対象になったと思われるFXCMのロゴのキャプですが極めてよく似ています。

次はBMO (左下) とMOTプロ (右下) のスマホ用サイトのキャプです。

左上のBMOのロゴは左に示したカナダの銀行・BMO (Bank of Montreal https://www.bmo.com/main/personal) のロゴの盗用と思われます。

次いでこれらのサイトのパソコン用サイトのキャプ画像を順に示します。

▼B2BX

▼BMO

▼MOTプロ

いずれのサイトも上で検証してきたBBLS以下のサイトと酷似しており、コピペで詐欺サイトが量産されているのは明らかでしょう。表示言語の選択肢も英語、中国語、香港語、タイ語、日本語、マレー語、韓国語、ロシア語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語の12ヵ国語で共通しています。連絡先情報が何もないのも同じです。例によって各サイトのWho Is 情報も確認しましたが運営元に関する情報は何も開示されていません。各サイトのWho Is 情報にあるサイトの登録・開設日のみ以下にまとめておきます。

B2BX 2021年106

▼FXCM (www.fxcmgt.com) 2021年1020

FXCM (www.fxcmfd.com) 2021年1010

▼BMO 2021年112

MOTプロ 2021年9月4

やはりいずれもかなり新しいサイトです。B2BX以外のサイトでは勧誘されたとか出金出来なくなったといった証言が確認されているわけではありませんがこれだけ明らかにコピペで量産されたと思われるサイトが大量に存在するとなればいずれも非常に危険なサイトと考えざるを得ません。投資勧誘を受けても決して応じるべきではありません。


●ALC (https://www.hifly09826.top/#/、スマホ用サイト:https://h5.hifly09826.top/#/)

●ALC (http://www.alctgi.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.alctgi.com/#/)

上で検証した同じ名称のサイト、ALC (https://www.alcvip.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.alcvip.com/#/) と非常に似ているがURLアドレスが異なるサイトです。これら2つの内、1つ目のサイトはYahoo知恵袋に質問が出てきたサイトで2つ目のサイトは1つ目のサイトを画像検索に掛けて見つけたサイトです。まずYahoo知恵袋に出てきた質問を添付されていた画像と共に引用します。

2022年1月15日投稿

この添付画像の一番上の部分から活字が小さいですがURLアドレス (https://www.hifly09826.top/) を読み取ることが出来ます。さらにやはりYahoo知恵袋に出てきた以下の投稿も本項で検証する2つのACLのサイトのいずれかに関する質問の可能性があります。

2022年2月3日投稿

この投稿ではなぜ質問をしているのか分かりませんし、質問しているサイトのURLアドレスがありません。「ALC」というサイトとしては上で検証したALC (https://www.alcvip.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.alcvip.com/#/) とか「検証99」で検証したAllcoin / ALC (オールコイン https://www.alcvipa.com/#/、スマホ用:https://www.alcvipa.com/h5) もあるのでどのサイトについて質問しているのかさえ分かりませんが、この質問が出てきた2022年2月3日の時点で上で検証したALC (https://www.alcvip.com/#/) も 「検証99」で検証したAllcoin / ALC (オールコイン https://www.alcvipa.com/#/) のサイトも閉鎖されていたのでここで検証対象とする2つのALCのサイトのいずれかに関する質問である可能性が高いように思われます。仮にこの推測が正しければこのページで検証している3つのALCというサイトについてはALCではなく、オールコインという呼び名で勧誘が行われているのかもしれません。ALCという名称の計4つのサイトのロゴは既に閉鎖されていると思われるAllcoin (オールコイン https://www.allcoin.com/) という仮想通貨取引所のサイトのロゴを転用したものである可能性が高いことは「検証99」Allcoin / ALC (オールコイン https://www.alcvipa.com/#/) の検証で説明してありますから参照してください。

とにかく本項で検証する2つのALCという名称のサイトについてキャプ画像を示していきます。まずはスマホ用サイトのキャプ画像です。左下がALC (スマホ用サイト:https://h5.hifly09826.top/#/)、右下がALC (スマホ用サイト:https://h5.alctgi.com/#/) のキャプ画像です。

これら2つのスマホ用サイトは上で検証してきた多数のサイトのスマホ用画面とよく似ていて明らかに同じテンプレート由来でしょう。特に比較の為に左下にキャプを再掲したALC (スマホ用サイト:https://h5.alcvip.com/#/) とはロゴまで同じですから非常によく似ています。また「検証99」で検証し、右下にキャプを再掲したAllcoin / ALC (オールコイン) のスマホ用サイト (https://www.alcvipa.com/h5) と比較してもロゴは一致しています。

次にパソコン用のサイトの冒頭部、およびサイトの特長を説明している部分のキャプをセットにして表題と同じ順で示します。

ALC (https://www.hifly09826.top/#/)

パソコン用のサイトでも本項で検証している2つのACLというサイトは上で検証してきた多数のサイトと非常によく似ています。サイト冒頭部のキャプの右側に見えるプルダウンメニューに見える表示言語の選択肢が示されていますが英語、中国語、香港語、タイ語、日本語、マレー語、韓国語、ロシア語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語の12ヵ国語で上で検証してきた多数のサイトの場合と同じです。同じテンプレートから量産されているということで間違いないと考えます。

またこれも上で検証してきたサイトと同じですがこれらのサイトには連絡先情報とかライセンスに関する情報が何もありません。例によってそれぞれのサイトのWho Is 情報も確認してみましたがやはり運営者に関する情報は何もありません。しかし上で検証したALC (https://www.alcvip.com/#/) を含めた3つのALCという名称のサイトの登録・開設日とIPアドレスをまとめてみました。

サイト名 サイトの登録・開設日 サイトのIPアドレス

ALC (https://www.alcvip.com/#/) 2021年10月28日 20.187.72.140

ALC (https://www.hifly09826.top/#/) 2021124日 104.208.106.50

ALC (http://www.alctgi.com/#/) 2021年12月4日 104.208.106.50

本項で検証している2つのACLのサイトはIPアドレスを共有しており、同じ日に登録・開設されています。これら2つのサイトが同じグループによって運営されていることは間違いないと考えます。そしてこれらのサイトは言うまでもなく信用出来ません。これらのサイトでの投資を勧誘されても決して応じるべきではありません。


●AMcoin (AMコイン https://www.amcoin-btc.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.amcoin-btc.com/#/)

●Sunbit (サンビット http://www.sunbitproa.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.sunbitproa.com/#/)

●Sunbit (サンビット https://www.sunbitneo.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.sunbitneo.com/#/)

●DeCurret (ディーカレット https://www.decurretpro.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.decurretpro.com/#/)

●Eurex (ユーレックス https://www.eurexrua.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.eurexrua.com/#/)

●Deutsche Börse AG (https://www.deutschere.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.deutschere.com/#/)

●B2BX (http://www.b2bxura.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.b2bxura.com/#/)

●CoinEx (コインEX https://www.coinexprogn.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.coinexprogn.com/#/)

●itBit (itビット https://www.itbitbt.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.itbitbt.com/#/)

●coindeal (コインディール https://www.coindealrx.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.coindealrx.com/#/)

●CFH (http://www.cfhgrao.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.cfhgrao.com/#/)

●BitcoinHK (ビットコインHK https://www.bitcoinhkr.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.bitcoinhkr.com/#/)

●MXC (https://www.mxcdrfi.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.mxcdrfi.com/#/)

●KuCoin (Kuコイン https://www.kucoinaul.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.kucoinaul.com/#/)

●Boerse Frankfurt (Boerseフランクフルト https://www.boersefrankfurtvip.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.boersefrankfurtvip.com/#/)

●ZBG.ST (https://www.hifly10573.xyz/#/、スマホ用サイト:https://h5.hifly10573.xyz/#/)

●BSX (https://www.bsxstar.com/#/、スマホ用サイト:https://h5.bsxstar.com/#/)

最初のAMコインはYahoo知恵袋に質問が出てきたサイト、それ以外のサイトは上で検証した1つ目のALCのサイト (https://www.hifly09826.top/#/) からの画像検索で見つけてきたサイトです。これらのサイトも上で検証したサイトや「検証91」で検証した多数のサイトと極めてよく似ており、同じグループによって同じテンプレートから量産されたサイトと思われます。まずAMコインについてYahoo知恵袋に出てきた質問を引用します。

2022年2月7日投稿

詳しい状況は分かりませんが、マッチングサイトで知り合った人物 (外国人かどうかは不明) に日本の仮想通貨取引所であるビットフライヤーで仮想通貨を買い、それをAMコインに送るように指示されたようです。最初はおそらく少額で始めてさらに200万円を同様に仮想通貨建てで送金するように指示されているという状況かと思います。さらにAMコインに関する情報を探しても見つからない、サイトが開設されたばかりであるということで不審を抱いて質問しているようです。とにかくこの質問投稿に記されていたURLアドレスのサイト (https://h5.amcoin-btc.com/#/) に行ってみました。左下に示したのが出てきたサイトのキャプ画像です。

このサイトを一見して上で検証してきた多数のサイトのスマホ用サイトに似ていることに気が付きました。他のサイトで確認出来るロゴの部分が分かりにくいですが、AMコインのサイトでも実際にはロゴが存在しています。右上がロゴの画像データーだけを別に開いてみた結果のキャプです。黒い背景に黒いロゴの組み合わせなので背景に埋もれてしまっているようです。とにかくこのサイトを見て当然上で検証してきたサイトと同様にパソコン用のサイトが存在することが予想されたので探してみるとやはり以下にキャプを示したパソコン用のサイトが見つかってきました。以下には例によってサイト冒頭部とサイトの特長を説明している部分のキャプを示します。

このパソコン用のサイトでも上で検証してきた多数のサイトと非常によく似ています。サイト冒頭部のキャプの右側に見えるプルダウンメニューに見える表示言語の選択肢英語、中国語、香港語、タイ語、日本語、マレー語、韓国語、ロシア語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語の12ヵ国語で上で検証してきた多数のサイトの場合と同じです。同じテンプレートから量産されたサイトの1つで間違いないでしょう。

さらに表題2番目以降の画像検索で見つかってきたサイトについてもまずスマホ用のサイトのキャプ画像を以下に順に示していきます。

▼左下 Sunbit (サンビット スマホ用サイト: https://h5.sunbitproa.com/#/)

▼右下 Sunbit (サンビット スマホ用サイト: https://h5.sunbitneo.com/#/)

この2つのサイトはサイト名もURLアドレスも似ていますが、ロゴは完全に同じに見えます。

▼左下 DeCurret (ディーカレット スマホ用サイト:https://h5.decurretpro.com/#/)

▼右下 Eurex (ユーレックス スマホ用サイト:https://h5.eurexrua.com/#/)

DeCurret (ディーカレット) 名称とロゴは日本の仮想通貨交換業者であるDeCurret (ディーカレットhttps://www.decurret.com/) から盗用したものである可能性が高いです。つまりこれはディーカレットの名前やロゴを語った偽サイトです。

ユーレックスのロゴはAMコインの場合と同じでロゴの一部が黒の背景に埋もれているようです。左に示したのがロゴの画像だけを抜き出した画像です。このロゴについても画像検索してみましたが、特に元になっていると思われるようなサイトは見つかりません。

▼左下 Deutsche Börse AG (スマホ用サイト:https://h5.deutschere.com/#/)

▼右下 B2BX (スマホ用サイト:https://h5.b2bxura.com/#/)

Deutsche Börse AGの場合もロゴが黒い背景に埋もれていてよく分かりません。ロゴの画像だけ抜き出して表示させると左のキャプのようになります。そして調べてみるとDeutsche Börse AGというサイトの名称とロゴはDeutsche Börse AG (https://deutsche-boerse.com/dbg-en/)、日本語だとドイツ取引所という証券取引所の運営会社の名称とロゴを盗用したものである可能性が高いです。このドイツ取引所についてはWikipedia日本語版の記事を参照してください。比較の為に以下に盗用の対象になったと思われるDeutsche Börse AG (https://deutsche-boerse.com/dbg-en/)のロゴを示します。偽サイトとかなりすましと言ってもよいと思います。

▼左下 CoinEx (コインEX スマホ用サイト:https://h5.coinexprogn.com/#/)

▼右下 itBit (itビット スマホ用サイト:https://h5.itbitbt.com/#/)

コインEXの名称とロゴはCoinEx (コインEX https://www.coinex.com/) という公式Twitterアカウントによれば香港の仮想通貨交換業者の名称とロゴを盗用したものである可能性が高いです。左にその香港のコインEXのロゴを比較の為に示します。つまりこれは偽サイトと言ってもいいと思います。

itBitの名称とロゴもおそらくアメリカの仮想通貨取引サイト、itBit (https://www.itbit.com/) からの盗用です。左はその取引所に関する記事から取得したロゴです。CoinMarketCapにもこのitBitに関する情報があります。現時点ではitBitのサイト (https://www.itbit.com/) にアクセスしようとするとitBitの運営会社であるというPaxosのサイト (https://paxos.com/) リダイレクトされるようになっていてitBitが取引所として継続しているかどうか分かりません。

▼左下 coindeal (コインディール スマホ用サイト:https://h5.coindealrx.com/#/)

▼右下 CFH (スマホ用サイト:https://h5.cfhgrao.com/#/)

右上のCFHのキャプではまたしても黒いロゴが黒い背景に埋もれているのでロゴが存在すること自体が分かりにくいです。ロゴの画像データーだけ別に示したのが左のキャプ画像です。

このCFHのロゴについても、左上のキャプに見えるコインディールのロゴについても盗用されている可能性を疑って画像検索してみましたがそうした形跡は見つかりませんでした。

▼左下 BitcoinHK (ビットコインHK スマホ用サイト:https://h5.bitcoinhkr.com/#/)

▼右下 MXC (スマホ用サイト:https://h5.mxcdrfi.com/#/)

BitcoinHK (ビットコインHK https://www.bitcoinhkr.com/#/) は上で検証しているBitcoinHK (ビットコインHK https://www.bitcoinkhau.com/#/) と同じ名称でURLアドレスが微妙に異なるサイトです。ロゴも一致しています。

右上のMXCのサイトはまたしてもロゴの一部が黒の背景に埋もれています。ロゴの画像データーのみ抜き出してみると左のキャプのようになっています。

▼左下 KuCoin (Kuコイン スマホ用サイト:https://h5.kucoinaul.com/#/)

▼右下 Boerse Frankfurt (Boerseフランクフルト スマホ用サイト:https://h5.boersefrankfurtvip.com/#/)

左上にキャプを示したKuコインの名称とロゴはKUCOIN (https://www.kucoin.com/) というCoinMarketCapの取引所出来高ランキングで上位に来る大手の仮想通貨取引所の名称とロゴを盗用したものと思われます。左にその盗用元と思われるKUCOINのサイトのロゴを比較の為に示します。

右上にキャプを示したBoerseフランクフルトについても少なくとも名称はドイツの証券取引所であるBörse Frankfurt (フランクフルト証券取引所 https://www.boerse-frankfurt.de/en) の名称を盗用しているものと思われます。左に示したフランクフルト証券取引所のロゴについても活字の配色などは似ています。

▼左下 ZBG.ST (スマホ用サイト:https://h5.hifly10573.xyz/#/)

▼右下 BSX (スマホ用サイト:https://h5.bsxstar.com/#/)

右上のBSXのサイトのロゴの場合も黒の背景にロゴの一部が埋もれているようでロゴの画像データーのみを抜き出してみると左のキャプに示しように「BERMUDA STOCK EXCHANGE (バミューダ証券取引所)」と書いてあるのが分かります。そしてこのロゴを画像検索に掛けてみるとまさにバミューダ証券取引所のロゴであるという情報がネット上に多数見つかります。

例えば左に示したのはWikipedia英語版のBermuda Stock Exchange (バミューダ証券取引所) の項目に示されていたバミューダ証券取引所のロゴです。 しかし2022年2月現在でバミューダ証券取引所の公式サイト (https://www.bsx.com/) にアクセスしてみると最近ロゴのデザインが変更されたのか全く異なるロゴになっています。ともかくここで検証しているBSXのサイト(https://www.bsxstar.com/#/) についても名称やロゴを無関係の組織から盗用している疑いが濃厚です。

次にパソコン用のサイトについても表題と同じ順で以下にサイト冒頭部とサイトの特長を説明している部分のキャプ画像を示していきます。

▼Sunbit (サンビット http://www.sunbitproa.com/#/)

▼Sunbit (サンビット https://www.sunbitneo.com/#/)

▼DeCurret (ディーカレット https://www.decurretpro.com/#/)

▼Eurex (ユーレックス https://www.eurexrua.com/#/)

▼Deutsche Börse AG (https://www.deutschere.com/#/)

▼CoinEx (コインEX https://www.coinexprogn.com/#/)

▼itBit (itビット https://www.itbitbt.com/#/)

▼coindeal (コインディール https://www.coindealrx.com/#/)

▼BitcoinHK (ビットコインHK https://www.bitcoinhkr.com/#/)

▼KuCoin (Kuコイン https://www.kucoinaul.com/#/)

▼Boerse Frankfurt (Boerseフランクフルト https://www.boersefrankfurtvip.com/#/)

いずれのサイトも上で検証してきたBBLS以下のサイトと酷似しており、違いはサイト冒頭部の左上にあるロゴの部分ぐらいです。同じテンプレートからコピペで詐欺サイトが量産されているのは明らかでしょう。表示言語の選択肢も英語、中国語、香港語、タイ語、日本語、マレー語、韓国語、ロシア語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語の12ヵ国語で共通していますし、連絡先情報が何もないのも同じです。例によって各サイトのWho Is 情報も確認しましたが運営元に関する情報は何も開示されていません。各サイトのWho Is 情報にあるサイトの登録・開設日とIPアドレスのみ以下にまとめておきます。

サイト名 サイトの登録・開設日 IPアドレス

AMコイン 2022年1月17日 20.205.46.124

サンビット (www.sunbitproa.com) 2021年12月4日 20.205.46.124

サンビット (www.sunbitneo.com) 2021年12月29日 20.205.46.124

ディーカレット 2021年12月6日 20.205.46.124

ユーレックス 2021年12月4日 104.208.106.50

Deutsche Börse AG 2021年12月10日 104.208.106.50

B2BX 2021年12月4日 104.208.106.50

コインEX 2021年12月4日 104.208.106.50

itビット 2022年1月4日 104.208.106.50

コインディール 2021年12月10日 104.208.106.50

CFH 2021年12月4日 104.208.106.50

ビットコインHK 2021年12月4日 104.208.106.50

MXC 2021年9月9日 23.101.14.68

Kuコイン 2021年9月9日 23.101.14.68

Boerseフランクフルト 2021年11月24日 23.101.14.68

ZBG.ST 2021年12月4日 172.67.184.202

BSX 2022年1月19日 104.21.0.141

やはりいずれもかなり新しいサイトでこの検証を書いている2022年2月上旬現在で最初のAMコインや最後のBSXはサイトの開設日から1ヵ月も経過していません。また同日に複数のサイトが開設・登録されている例や同じIPアドレス上を複数のサイトが共有している例も多いです。例えばユーレックスコインEXCFHビットコインHKの4つのサイトは登録開設日が2021年12月4日、IPアドレスが104.208.106.50で一致しています。これだけ明らかにコピペで量産されたと思われるサイトが大量に存在するとなればいずれも詐欺目的で大量生産されたサイトとしか思われません。大手の仮想通貨取引所や証券取引所の名称やロゴを盗用していると思われる事例が多いこともこれらのサイトが詐欺目的のサイトであることを強く示唆するように思います。

改めて述べるまでもないでしょうがこれらのサイトでの投資勧誘を受けても絶対に応じるべきではありません。


●DCG ARTE & DISENO (https://h5.tsraemi.top/#/)

Yahoo知恵袋に質問が2件出てきたサイトで上で検証してきたサイトと明らかに似ています。但しこのサイトについてはスマホ用のサイトだけで対応するPC用のサイトが確認出来ません。まずこのサイトについてYahoo知恵袋に出てきた質問を引用します。

2022年5月12日投稿

「ネットで知り合った方」から勧誘されたようです。中国系の詐欺サイトが多いと聞いて不安を感じたようです。この質問投稿に記されたURLアドレスは以下のようになっています。

>https://h5.dcgtbh.com/

しかしこのURLアドレスにアクセスすると自動的に表題のURLアドレス (https://h5.tsraemi.top/#/) に転送されるようです。

2022年5月29日投稿

「出会った男性」に投資を持ち掛けられたとありますがどういう経緯で知り合ったのかは不明です。「ニューヨークの会社」というのは勧誘役からの情報でしょうか?

とにかくこれらの投稿に示されていたURLアドレスのサイトのキャプを左下に示します。このサイトはログイン画面しか見ることが出来ないのですが、このログイン画面は上で検証してきたサイトのスマホ用ログイン画面と明らかに似ています。右下に示したのは上で検証したBBLSのスマホ用のログイン画面 (https://h5.hifly96562.xyz/#/) のキャプです。

ロゴ以外の部分が互いに酷似しているのが分かると思います。そこで上で検証してきたBBLS以下のサイトには存在していたPC用のサイトがこのDCG ARTE & DISENOというサイトについても存在するのではないかと考え、BBLSなどのサイトのURLアドレスからDCG ARTE & DISENOのPC用のサイトのURLを想定する、DCG ARTE & DISENOの社名やドメイン名 (「tsraemi.top」および「dcgtbh.com」) を検索に掛けるなどしてPC用のサイトを探してみましたが本項の最初に書いたように見つかってきません。PC用サイトにアクセスするにもログインが必要になったといった可能性は考えられますが、上で検証してきた一連のサイトに比較して情報開示がさらに乏しくなったように思います。

そこで例によってサイトのWho Is 情報を確認しました。以下にキャプを示します。

黄色の枠で囲った部分に記されているサイトの登録・開設日は2022年4月6日と新しいです。赤枠で囲った部分にある登録者に関する情報は以下のようになっています。

登録者名: 非開示

登録者所属機関名: Jiao Du Xi

住所: 中国・上海市

電話番号: 非開示

登録者名が非開示ですが登録者所属機関名がJiao Du Xiとなっていて中国系の個人名ではないかと思われます。「Xi」は漢字表記にすると「習」かもしれません。住所は中国・上海市とだけ記されています。これだけの情報では殆ど何の役にも立ちませんがやはりこのサイトも中国系の組織によるサイトではないかと思われます。

言うまでもありませんが、非常に危険なサイトと思われるのでこのサイトでの投資を勧誘されても決して応じるべきではありません。

※付記

2022年7月下旬に確認したところここで検証したDCG ARTE & DISENOのサイト (https://h5.tsraemi.top/#/) は閉鎖されたようです。代わりに同じ名称で見かけもそっくりながらURLアドレスが異なる別サイトが確認されました。以下で検証しているので参照してください。


●DCG ARTE & DISENO (https://h5.hnodabt.top/#/)

上で検証したDCG ARTE & DISENO (https://h5.tsraemi.top/#/) と同じサイト名でURLアドレスが異なるだけのサイトです。この場合も対応するPC用のサイトは見つかりません。このサイトについてもYahoo知恵袋に質問が出てきたことで存在に気が付くことになりました。まずそのYahoo知恵袋への質問投稿を引用します。

2022年7月28日投稿

どういう経緯でこのサイトでの投資を始めることになったのかという経緯は全く分かりませんが勧誘役あるいはサイトの運営とLINEでやり取りしていて出金しようとしたところ20%の税金を支払う、追加入金するように要求されたようです。出金しようとすると税金とか保証金といった意味不明の名目で使い入金を要求してくるというのはまさに「検証63」の冒頭で説明した中国系と思われる詐欺グループによる詐欺の手口に合致します。海外の業者が日本の税金の源泉徴収に対応しているはずがありませんし、税金ならば出ている利益の一部を留保すれば済むことですから追加入金を要求されるというのは絶対におかしいです。

ともかくこの質問投稿の「補足」に書いてあるURLアドレスのサイトへのアクセスを試みました。しかし記されているURLアドレスへのアクセスにはログインが必要な設定になっているようで見ることが出来るのは表題にURLアドレスを示したログイン画面のみです。左下にキャプ画像を示します。右下には上で検証したDCG ARTE & DISENO (https://h5.tsraemi.top/#/) のログイン画面のキャプを比較の為に再掲します。

2つの同名のサイトはURLアドレスが異なるものの全く同じに見えます。明らかに同じグループによるサイトでしょう。さらに例によってサイトのWho Is 情報を確認しました。以下にキャプを示します。

黄色の枠で囲った部分に記されているサイトの登録・開設日は2022年68日となっていて上で検証したDCG ARTE & DISENO (https://h5.tsraemi.top/#/) の登録・開設日 (2022年4月6日) より2ヶ月新しいサイトということになります。さらに赤枠で囲った部分にある登録者に関する情報は以下のようになっています。

登録者名: 非開示

登録者所属機関名: Jiao Du Xi

住所: 中国・上海市

電話番号: 非開示

この記載内容、Jian Du Xiという中国人の個人名らしき名前が所属機関名の項目に記されていて住所が中国・上海市という記載内容は上で検証したDCG ARTE & DISENO (https://h5.tsraemi.top/#/) のWho Is 情報と全く同じです。同じグループによるサイトということで確定でしょうし、運営は中国系のグループということで間違いないと考えます。以前のサイトが既に何の告知もなく閉鎖されていることから考えても非常に危険なサイトと考えざるを得ません。