検証116

本ページで取り上げるサイトはいずれも仮想通貨取引所 (暗号資産交換業者) に該当すると思われますが、いずれも日本語表示に対応しているのに日本の金融庁が公表している暗号資産交換業者の登録リストに該当がありません。また少なくとも一部のサイトについて日本人に向けた勧誘が行われており、無登録の違法業者と考えられるだけでなく、被害報告も出ています。またこれらのサイトは「検証93」「検証96」「検証104」「検証127」で検証した一連のサイトと部分的に明らかに似ており、同じグループによって同じテンプレートから少なくとも数百の単位で類似のサイトが立ち上げられているようです。

さらにここで検証しているサイトの中には日本の大手金融機関、SBIグループの名称やロゴを盗用したと思われるサイトも含まれています。日本の大手金融機関の名称やロゴを盗用した偽サイトを立ち上げているとなれば日本人を主な標的として狙っているとしか思われません。非常に危険です。

▼本サイトでの検証は名誉棄損に当たらないと考えます。→ 雑記1

「検証63」「検証64」「検証65」「検証66」「検証67」「検証68」「検証69」「検証70」「検証71」「検証72」「検証73」「検証74」「検証75」「検証76」「検証77」「検証78」「検証79」「検証80」「検証81「検証82「検証83「検証84「検証85「検証86」「検証87「検証88「検証89「検証90「検証91「検証92「検証93「検証94「検証95「検証96「検証97「検証98「検証99「検証100「検証101「検証102「検証103「検証104「検証105「検証106「検証107「検証108「検証109「検証110「検証111「検証112「検証113「検証114「検証115で検証してきたTinderを始めとするマッチングサイト (出会い系サイト) やSNSで外国人による勧誘が行われているという共通点がある一連の詐欺仮想通貨取引所のサイトについての検証54ページ目です。「検証117」「検証118」「検証119」「検証120」「検証121」「検証122」「検証123」「検証124」「検証125」「検証126」「検証127」「検証128」「検証129」「検証130」「検証131」「検証132」「検証133」「検証134」「検証135」「検証136」「検証137」「検証138」「検証139」「検証140」「検証141」「検証142」「検証143」「検証144」「検証145」「検証146「検証147」にも続編があります。勧誘の手口などについては「検証63」の最初に書いてあるので参照してください。

本ページでは「検証93」「検証96」「検証104」で検証してきたサイトと同じテンプレート由来と思われる以下のサイトを検証します。検証項目は順次追加の予定です。


●Coin Partner/LOEX (コインパートナー/LOEX https://biloex.com/pc/#/、スマホ用サイト:https://biloex.com/mobile/#/)

●TGCBIT (TGCビット https://tgcbit.com/app/、スマホ用サイト:https://tgcbit.com/mobile/#/)

●SimonBIT (サイモンビット https://www.simonbit.com/app/#/、スマホ用サイト:https://simonbit.com/mobile/#/)

●SBI (https://www.japansbi.com/app/#/)

●SBI (https://www.officialsbi.com/app/#/)

●BITMM (https://www.bitmm.me/app/、スマホ用サイト:https://bitmm.me/mobile/#/)

●MORGAN GLOBAL (モーガングローバル https://morgangiobal.com/app/#/、スマホ用サイト:https://morgangiobal.com/mobile/#/)

●ZBD (https://zbdealer.com/app/#/、スマホ用サイト:https://zbdealer.com/mobile/#/)

●Nasdaq (ナスダック https://nasdaqweb.com/app/#/、スマホ用サイト:https://nasdaqweb.com/mobile/#/)

●TOSKET (https://tos-ket.com/app/#/、スマホ用サイト:https://tos-ket.com/mobile/#/)

●TOSKET (https://tosketpro-coin.com/app/#/、スマホ用サイト:https://tosketpro-coin.com/mobile/#/)

●BTCCOINS CONTRACT (ビットコインズコントラクト https://btccoins-contract.com/Index/index/Lang/ja-jp.html、スマホ用サイト:https://btccoins-contract.com/Mobile/Login/register.html)

●IMEDLINKS (IMEDリンクス https://www.imedlinks.com/app/#/、スマホ用サイト:https://www.imedlinks.com/mobile/#/)

●IMEDLINKS (IMEDリンクス https://www.16pu88.com/app/#/、スマホ用サイト:https://www.16pu88.com/mobile/#/)

●IMAC (https://imac-mfc.com/app/#/、スマホ用サイト:https://imac-mfc.com/mobile/#/)

●IMAC (https://imac-un.com/app/#/、スマホ用サイト:https://imac-un.com/mobile/#/)

●IMAC (https://imac-tk.com/app/#/、スマホ用サイト:https://imac-tk.com/mobile/#/)

●IMAC (https://www.bigmzh.com/app/#/、スマホ用サイト:https://www.bigmzh.com/mobile/#/)

●MIAX (http://miaxbit.com/dist/#/、スマホ用サイト:https://miaxbit.com/h5/#/)

●MIAX (https://miax.cc/dist/#/、スマホ用サイト:https://miax.cc/h5/#/)

●bitcoincheck (ビットコインチェック https://bitcoincheck.net/dist/#/、スマホ用サイト:https://bitcoincheck.net/h5/#/)

●Btccfd (https://btccfd.cc/dist/#/、スマホ用サイト:https://btccfd.cc/h5/#/)

●WeMeetBit (ウィーミートビット https://www.wemeetbit.com/dist/#/、スマホ用サイト:

https://www.wemeetbit.com/h5/#/)

●bityhxe (http://bityhxe.com/dist/#/、スマホ用サイト:https://bityhxe.com/h5/#/)

●MTM (https://www.mt314.cc/app/#/、スマホ用サイト:https://www.mt314.cc/mobile/#/)

●MTM (https://mtmpro.xyz/app/#/、スマホ用サイト:https://mtmpro.xyz/mobile/#/)

●BCH-Pro (BCH-プロ https://bitcoin-cashpro.org/app/#/、スマホ用サイト:https://bitcoin-cashpro.org/mobile/#/)

●UPbit (アップビット https://upbitcoin-pro.com/app/#/、スマホ用サイト:https://upbitcoin-pro.com/mobile/#/)

●CoinBtc (コインBtc https://coinbtc.icu/app/#/、スマホ用サイト:https://coinbtc.icu/mobile/#/)

●FAQEL (https://faqel.com/app/#/、スマホ用サイト: https://faqel.com/mobile/#/)

●ETOCASH (https://etocash.vip/app/#/、スマホ用サイト:https://etocash.vip/mobile/#/)

●ETOCASH (https://bt2.ptdj8888.com/app/#/、スマホ用サイト:https://bt2.ptdj8888.com/mobile/#/)

●SBI (http://www.encryptednumber.com/app/#/、スマホ用サイト:https://www.encryptednumber.com/mobile/#/)

●Citibank (シティバンク https://www.citidcc.com/app/#/、スマホ用サイト:https://www.citidcc.com/mobile/#/)


まず以下の5つのサイトを検証します。

●Coin Partner/LOEX (コインパートナー/LOEX https://biloex.com/pc/#/、スマホ用サイト:https://biloex.com/mobile/#/)

●TGCBIT (TGCビット https://tgcbit.com/app/、スマホ用サイト:https://tgcbit.com/mobile/#/)

●SimonBIT (サイモンビット https://www.simonbit.com/app/#/、スマホ用サイト:https://simonbit.com/mobile/#/)

●SBI (https://www.japansbi.com/app/#/)

●SBI (https://www.officialsbi.com/app/#/)

最初のコインパートナー/LOEXと2番目のTGCBITはYahoo知恵袋に質問が出てきたサイト、残りの3つのサイトは最初のコインパートナー/LOEXのサイトから画像検索で見つけたサイトです。最初のコインパートナー/LOEXというサイトはサイト名がコインパートナーなのかLOEXなのかよく分かりません。とにかくまずはそのコインパートナー/LOEXのサイトと2番目のTGCBITのサイトについてYahoo知恵袋に出てきた質問投稿を引用します。

2022年7月30日投稿 (コインパートナー/LOEXに関する投稿)

フェイスブックで知り合った人物 (外国人かどうかは不明) にLOEXというサイトでの仮想通貨投資を勧められているようです。

2022年7月17日投稿 (TGCBITに関する投稿)

マッチングアプリで知り合った自称・台湾人女性から仮想通貨投資を勧誘されてTGCBITのサイトに誘導されたようです。少額取引で数字の上では利益は出ている状態だけど追加投資を打診されて詐欺の可能性を疑っているという状況のようです。いずれの質問投稿の状況も情報不足ではありますが、ネットで知り合った人物に仮想通貨投資を勧められて特定のサイトに誘導されたという点では一致しており、「検証63」の冒頭で説明した中国系と思われる詐欺グループによる詐欺の手口と矛盾はないように思われます。

そしてとにかくこれらの質問投稿に出てきたサイトの冒頭部のキャプを画像検索で見つかってきた表題3~5番目のサイトの冒頭部のキャプと共に以下に順に示します。

▼コインパートナー/LOEX (https://biloex.com/pc/#/) [表示言語:香港語、英語、韓国語、日本語]

このサイトの名称はよく分かりません。上のキャプで中央にはLOEXと書いてあってこれがサイト名のようにも見えるのですが、上のサイト冒頭部のキャプの左上に見えるロゴを拡大すると左のようになっていてコインパートナーーというサイト名のようにも思われます。このコインパートナーのロゴは「検証104」で検証した同名のURLアドレスが異なるサイト、コインパートナー (https://btcfr.xyz/pc/#/) と同じロゴと思われます。ここではどちらがサイトの名称なのか曖昧なので2つの名称を併記することにします。

▼TGCビット (https://tgcbit.com/app/) [表示言語:香港語、英語、韓国語、インドネシア語、ベトナム語、ポルトガル語、日本語]

▼サイモンビット (https://www.simonbit.com/app/#/) [表示言語:香港語、英語、韓国語、インドネシア語、ベトナム語、ポルトガル語、日本語]

TGCビットとサイモンビットのサイトの冒頭部は互いに非常によく似ています。この冒頭部相互の比較ではっきりとした違いは左上のロゴぐらいしか見当たりません。表示言語の選択肢も並び順まで含めて全く同じです。

さらに以下にキャプを示す2つのSBIというサイトも互いに非常によく似ています。

▼SBI (https://www.japansbi.com/app/#/) [表示言語:中国語、香港語、英語、韓国語、日本語]

▼SBI (https://www.officialsbi.com/app/#/) [表示言語:中国語、香港語、英語、韓国語、日本語]

これら2つのSBIというサイトのロゴは左に示した日本のSBIホールディングス (https://www.sbigroup.co.jp/) のロゴと酷似しています。また2つのSBIというサイトのURLアドレスは以下のようになっています。

https://www.japansbi.com/app/#/

https://www.officialsbi.com/app/#/

「japan」とか「official」といった単語がURLアドレスに含まれている点にもSBIグループの信用を悪用しようとする悪意を感じざるを得ません。

そしてここで検証している2つのSBIという名称のサイトはSBIグループの企業一覧に該当がなく、日本のSBIグループに属するサイトとは到底思われません。ちなみにSBIグループの中で仮想通貨 (暗号資産) を扱っているのはSBI VCトレード株式会社 (https://www.sbivc.co.jp/) になります。

尚、以下で検証しているSBI (http://www.encryptednumber.com/app/#/) というサイトもSBIグループの名称やロゴを盗用しているサイトで間違いありません。

これら5つのサイトの内、1~3番目のコインパートナー/LOEX、TGCビット、サイモンビットの3つのサイトについてはそれぞれスマホ用のサイトも確認されています。さして情報があるわけではありませんが、それぞれのスマホ用サイトのキャプ画像も以下に示しておきます。まず右に示したのがコインパートナー/LOEXのスマホ用サイトのキャプです。このスマホ用サイトではLOEXというサイト名が前面に出ていてPC用サイトでは確認出来ていたコインパートナーというサイト名は見当たりません。表示言語の選択肢はPC用サイトと同じ香港語、英語、韓国語、日本語の4つです。

さらに左下が表題2番目のTGCビット、右下が表題3番目のサイモンビットのスマホ用サイトのキャプです。

これら2つのスマホ用サイトでは冒頭にある背景画像がPC用のサイトのものとは異なるので一見して互いにあまり似ているようには見えません。サイモンビットのスマホ用サイトの背景画像は「検証93」で検証したBceoin (https://www.bceoin.com/app/#/)、Powerex (https://www.powerex.top/app/#/) などかなり多くのサイトで使われている背景画像と同じもののようです。

それでも背景画像以外の部分を見ればやはりこれら2つのスマホ用サイトは互いに明らかに似ています。これら2つのスマホ用サイトの表示言語の選択肢は共通して日本語、香港語、英語、韓国語、インドネシア語、ベトナム語、ポルトガル語、スペイン語の8言語となっており、PC用サイトの選択肢と比べるとスペインが増えているようです。

次にPC用のサイトに戻って冒頭部に続く部分でもこれらのサイトの比較を続けます。各サイトに共通して存在するサイトの特長を4項目にまとめて説明する部分のキャプを表題と同じ順 (コインパートナー/LOEX → TGCビット → サイモンビット → SBI (https://www.japansbi.com/app/#/) → SBI (https://www.officialsbi.com/app/#/)) で以下に示します。

この部分では最初のコインパートナー/LOEXのサイトでサイト名がコインパートナーになっています。スマホ用サイトではLOEXというサイト名が押し出されているのですからどちらがこのサイトの名称なのか全く分かりません。おそらくコインパートナーあるいはLOEXという名称のサイトをテンプレートにしてこのサイトを作る際に修正が不充分でこういう混乱した状態のサイトが出来てしまったのではないかと推測されてますが確証はありません。

そしてこのサイトの特長を説明する部分では本項で検証している5つのサイトが文章部分でもイラスト部分でも互いに酷似しているだけでなく、「検証93「検証96「検証104」で検証した多数のサイトとも酷似しています。そしてそれらのサイトとも共通していますが

>世界130カ国を超える数百万人のユーザーに安全で信頼できるデジタル資産取引及び資産管理サービスを提供する

という文章があって数百万人の顧客を抱えていると主張していますが、これが事実であるかどうかについては後述しますが極めて疑問です。

さらにこのサイトの特長を説明する部分に続いてはマルチプラットフォーム対応を説明する部分が出てきます。その部分についても5つのサイトのキャプ画像を表題と同じ順 (コインパートナー/LOEX → TGCビット → サイモンビット → SBI (https://www.japansbi.com/app/#/) → SBI (https://www.officialsbi.com/app/#/)) で以下に示します。

この部分でも5つのサイトはダウンロードボタンの色と数が違うぐらいで互いに非常によく似ています。また上で検証してきたETO Global以下のサイトや「検証93「検証96で検証した多数のサイトとも酷似しています。

次にこれら5つのサイトで連絡先情報を探しましたが殆ど開示されていません。いずれのサイトでもサイトの脚注部分にメールアドレスがあるのみです。左下は表題最初のコインパートナー/LOEX、右下は表題4番目のSBI (https://www.japansbi.com/app/#/) のメールアドレスが記載されている部分のキャプ画像です。

コインパートナー/LOEXの場合はメールアドレス以外にオーストラリア、SBI (https://www.japansbi.com/app/#/) の場合にはシンガポールと書いてあって所在地を示しているのかもしれませんが、これらのサイトはどう見ても同じグループによるサイトでしょうからオーストラリア、シンガポールという記述が所在地を示しているのだとしても到底信用する気になりません。また2013-2021、あるいは2013-2020と書いてあるのは2013年から営業しているという意味と思われますが、この点についてはまた後述します。キャプを示していない3つのサイトを含めて5つのサイトのメールアドレスを以下にまとめます。

サイト名 メールアドレス

コインパートナー/LOEX noreply@aucoinpartner.com

TGCビット support@tgcbit.com

サイモンビット support@tgcbit.com

SBI (https://www.japansbi.com/app/#/) SBIofficial@protonmail.com

SBI (https://www.officialsbi.com/app/#/) SBIofficial@protonmail.com

TGCビットとサイモンビットのメールアドレスは同じです。またURLアドレスが異なる2つのSBIのサイトのメールアドレスも同じです。これら2組のサイトはそれぞれ互いに似ているだけでなく、間違いなく同じグループによる運営でしょう。2つのSBIのサイトのメールアドレスはProton Mail (プロトンメール) という無料登録できるメールアドレスです。まともな仮想通貨交換所の連絡先とは思えません。

さらに連絡先情報を探して各サイトのWho Is 情報も確認しましたが登録者に関する情報は何も開示されていません。各サイトの登録・開設日のみ以下にまとめておきます。

サイト名 登録・開設日

コインパートナー/LOEX 2022年3月15日

TGCビット 2022年5月23日

サイモンビット 2022年7月19日

SBI (https://www.japansbi.com/app/#/) 2022年4月14日

SBI (https://www.officialsbi.com/app/#/) 2022年5月29日

この検証は2022年8月中旬に書いており、最も古いコインパートナー/LOEXのサイトでも開設から5ヶ月しか経過していません。上でコインパートナー/LOEXやSBI (https://www.japansbi.com/app/#/) のサイトの脚注部分にメールアドレスと並んで「2013-2021」あるいは「2013-2020」と書いてあって2013年から営業されていることを意味しているものと思われることを指摘しましたが、Who Is 情報ではいずれのサイトも2022年になってから開設されたことが示されていて矛盾しているように思われます。無理に説明しようとすれば途中でURLアドレスを変更したなどといったことを想定しなければなりません。記述内容の信頼性を疑わざるを得ません。

さらに以下はコインパートナー/LOEXのサイトへのアクセス状況を調べた結果です。

1日当たりの独立訪問者数、1ヶ月当たりのアクセス数といった数字が検出限界以下です。同様の結果はTGCビット、サイモンビットについても確認されています。サイトの特長を説明する部分に記されていた

>世界130カ国を超える数百万人のユーザーに安全で信頼できるデジタル資産取引及び資産管理サービスを提供する

という記述もデタラメとしか思われません。

改めて結論するまでもなく、これら5つのサイトの信頼性は極めて低いです。情報開示は明らかに不充分であり、金融ライセンスに関する記述も見当たりません。日本の有名な金融機関の名称やロゴを盗用していることなどから判断して日本人を特に標的として狙う詐欺目的のサイトとしか思われません。これらのサイトでの投資を勧誘されても絶対に応じるべきではありません。


●BITMM (https://www.bitmm.me/app/、スマホ用サイト:https://bitmm.me/mobile/#/)

●MORGAN GLOBAL (モーガングローバル https://morgangiobal.com/app/#/、スマホ用サイト:https://morgangiobal.com/mobile/#/)

●ZBD (https://zbdealer.com/app/#/、スマホ用サイト:https://zbdealer.com/mobile/#/)

●Nasdaq (ナスダック https://nasdaqweb.com/app/#/、スマホ用サイト:https://nasdaqweb.com/mobile/#/)

●TOSKET (https://tos-ket.com/app/#/、スマホ用サイト:https://tos-ket.com/mobile/#/)

●TOSKET (https://tosketpro-coin.com/app/#/、スマホ用サイト:https://tosketpro-coin.com/mobile/#/)

●BTCCOINS CONTRACT (ビットコインズコントラクト https://btccoins-contract.com/Index/index/Lang/ja-jp.html、スマホ用サイト:https://btccoins-contract.com/Mobile/Login/register.html)

これらも上で検証したコインパートナー/LOEX以下のサイトと同じテンプレートから量産されたサイトと思われるのでここで検証します。最初のBITMMはYahoo知恵袋に質問が出てきたサイト、他の6つのサイトはBITMMからの画像検索で見つけてきたサイトです。まずYahoo知恵袋に出てきたBITMMに関する質問投稿を引用します。

2022年8月17日投稿

この質問をするに至った経緯など何も情報がありません。とにかく記されているURLアドレスのサイトにアクセスしてみました。以下に冒頭部のキャプを示します。

▼BITMM (https://www.bitmm.me/app/) [表示言語選択肢:香港語、英語、韓国語、インドネシア語、ベトナム語、ポルトガル語、日本語]

さらに表題2番目以降のサイトについてサイト冒頭の画像を示していきます。

モーガングローバル (https://morgangiobal.com/app/#/) [表示言語選択肢:香港語、英語、韓国語、日本語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、イタリア語]

▼ZBD (https://zbdealer.com/app/#/) [表示言語選択肢:中国語、香港語、英語、韓国語、日本語、スペイン語]

ナスダック (https://nasdaqweb.com/app/#/) [表示言語選択肢:香港語、英語、韓国語、日本語]

▼TOSKET (https://tos-ket.com/app/#/) [表示言語選択肢:英語、日本語、韓国語、インドネシア語、ベトナム語、ポルトガル語、香港語]

▼TOSKET (https://tosketpro-coin.com/app/#/) [表示言語選択肢:英語、日本語、韓国語、インドネシア語、ベトナム語、ポルトガル語、香港語]

ビットコインズコントラクト (https://btccoins-contract.com/Index/index/Lang/ja-jp.html) [表示言語選択肢:香港語、英語、日本語、韓国語]

2つのTOSKETという名称のサイトはURLアドレスは別個ですが、サイト冒頭部の背景画像は同じで互いに非常によく似ています。さらにこれら7つのサイトについてスマホ用サイトのキャプ画像を以下に示していきます。まず左下にBITMMのスマホ用サイト、右下にモーガングローバルのスマホ用サイトのキャプを示します。

次は表題3番目のZBDのスマホ用サイト (左下) とナスダックのスマホ用サイト (右下) のキャプを示します。

次は表題5番目のTOSKETスマホ用サイト (https://tos-ket.com/mobile/#/) と表題6番目のTOSKETのスマホ用サイト (https://tosketpro-coin.com/mobile/#/) のキャプ画像を示します。

最後は表題7番目のビットコインコントラクトのスマホ用サイト (https://btccoins-contract.com/Mobile/Login/register.html) の画像ですが、このサイトではアクセスしようとすると右に示した登録画面が出てくるだけになっていておそらく存在するであろうスマホ用サイト自体を見ることが出来ない設定になっています。

スマホ用サイト自体を見ることが出来る6つのサイトの比較では2番目のモーガングローバルを除く5つのスマホ用サイトが互いにかなり似ているようです。

しかしこれら7つのサイトが互いに似ていることはPC用サイトに戻って冒頭部に続く部分を比較するとより明確になります。以下では7つのサイトに共通して冒頭部に続いて出てくるサイトの特長を説明している部分についてキャプを示します。まずBITMM → モーガングローバル → ZBD → ナスダックの順で4つのサイトからのキャプを示します。

サイト名が書かれていると思われる部分にモーガングローバルでは「MS.Coin Global」、ZBDのサイトでは「bitgetrades Global」と書いてあります。これらのサイトはコピペで量産されていると思われ、コピペ後の修正をしばしば忘れている為にこうした意味の分からない部分が見つかるものと思われます。

さらに残りの3つのサイトについても同じ部分のキャプ画像を表題と同じ順、TOSKET (https://tos-ket.com/app/#/) → TOSKET (https://tosketpro-coin.com/app/#/) → ビットコインズコントラクトで示します。

このサイトの特長を説明する部分は7つのサイトで互いに非常によく似ていますし、上で検証したコインパートナー/LOEX以下のサイトの相当部分とも酷似しています。但し最後のビットコインズコントラクトの場合のみ第2項が「急速チャージ」ではなく「極速チャージ」になっているなど微妙に文章が変わっていますし、活字も変わっているようです。またビットコインズコントラクトの場合のみタイトル部分に「全球站近24小時成交量」という中国語と思われる部分が混在しています。

それからいずれのサイトにも上で検証してきたコインパートナー/LOEX以下のサイトと同じで以下のような記述があります。

>世界130カ国を超える数百万人のユーザーに安全で信頼できるデジタル資産取引及び資産管理サービスを提供する

本当に数百万人の顧客をこれらのサイトが獲得しているかどうかは極めて疑問です。この点については本項の最後で再び触れることにします。

さらに7つのサイトの相互比較を続けます。以下はマルチプラットフォーム対応を説明している部分のキャプの比較です。この部分についてもまずBITMM → モーガングローバル → ZBD → ナスダックの順で4つのサイトからのキャプを示します。

残りの3つのサイトについても同様に相当部分のキャプ画像を表題と同じ順、TOSKET (https://tos-ket.com/app/#/) → TOSKET (https://tosketpro-coin.com/app/#/) → ビットコインズコントラクトで示します。

サイトの特長を説明する部分と同様に最後のビットコインズコントラクトの場合のみ活字のサイズが変わっているようですが、それ以外の部分では7つのサイトが互いに非常によく似ていますし、上で検証したコインパートナー/LOEX以下のサイトの相当部分とも酷似しています。やはりこれらのサイトは同じグループによって同じテンプレートからコピペで量産されたサイトと考えて間違いないものと考えます。

次に各サイトで連絡先情報を探しましたが殆ど開示されていません。右に示したのはモーガングローバルの脚注にある連絡先情報ですが、メールアドレスが2つとテレグラムのアドレスが1つあるだけです。

>Complaints and Suggestions: morganglobal888@gmail.com

>Registration application: morgangolbal7888@gmail.com

>TG: https://t.me/MS_COM888

しかも2つのメールアドレスはいずれも無料登録できるgmailのアドレスです。まともな仮想通貨取引所の連絡先とは思えません。

7つのサイトの脚注に記されているメールアドレスを以下にまとめます。

サイト名 メールアドレス

BITMM support@bitmm.me

モーガングローバル morganglobal888@gmail.com、morgangolbal7888@gmail.com

ZBD 記載なし

ナスダック 記載なし

TOSKET (https://tos-ket.com/app/#/) support@tos-ket.com

TOSKET (https://tosketpro-coin.com/app/#/) support@tos-ket.com

ビットコインズコントラクト 記載なし

2つのTOSKETのサイトのメールアドレスは同一です。

さらに連絡先情報を探して各サイトのWho Is 情報を確認しましたが登録者に関する情報は全く開示されていないようです。サイトの登録・開設日のみ以下にまとめます。

サイト名 登録・開設日

BITMM 2022年812

モーガングローバル 2022年4月1

ZBD 2022年4月3

ナスダック 2022年4月15

TOSKET (https://tos-ket.com/app/#/) 2022年4月8日

TOSKET (https://tosketpro-coin.com/app/#/) 2022年4月6

ビットコインズコントラクト 2022年82

本項の最初に引用したBITMMに関するYahoo知恵袋の投稿は2022年8月17日付です。サイトが開設されてからわずか5日後に投稿されたことになりますし、この検証も2022年8月下旬に書いているので開設から1ヶ月も経過していません。最後のビットコインズコントラクトについても開設から1ヵ月未満です。サイトの特長を説明した部分に

>世界130カ国を超える数百万人のユーザーに安全で信頼できるデジタル資産取引及び資産管理サービスを提供する

と書いてあることを指摘しましたが、開設から1ヶ月未満で数百万人の顧客を獲得しているというのは到底信用出来ません。実際に例えばBITMMのサイトへのアクセス状況を調べた結果を以下に示しますが1日当たりの独立訪問者数とか月間のアクセス数といった数字が全て検出限界以下です。数百万人の顧客がいるという主張は明らかに虚偽と判断します。

改めて結論するまでもなく、これらのサイトは到底信用出来ません。これらのサイトでの投資を勧誘されても決して応じるべきではありません。


●IMEDLINKS (IMEDリンクス https://www.imedlinks.com/app/#/、スマホ用サイト:https://www.imedlinks.com/mobile/#/)

●IMEDLINKS (IMEDリンクス https://www.16pu88.com/app/#/、スマホ用サイト:https://www.16pu88.com/mobile/#/)

●IMAC (https://imac-mfc.com/app/#/、スマホ用サイト:https://imac-mfc.com/mobile/#/)

●IMAC (https://imac-un.com/app/#/、スマホ用サイト:https://imac-un.com/mobile/#/)

●IMAC (https://imac-tk.com/app/#/、スマホ用サイト:https://imac-tk.com/mobile/#/)

●IMAC (https://www.bigmzh.com/app/#/、スマホ用サイト:https://www.bigmzh.com/mobile/#/)

最初のIMEDリンクスはYahoo知恵袋に質問が出てきたサイト、他の3つのサイトは画像検索で見つけてきたサイトです。まずIMEDリンクスに関してYahoo知恵袋に出てきた質問を引用します。

2022年8月11日投稿

どういう経緯でこの質問をしているのか分かりませんが、出金出来なくなって税金分の追加入金が必要と言われて支払ってしまったけどやはり出金出来ないという状況に陥っているようです。とにかくこの質問投稿に示されているURLアドレスにアクセスしてみました。以下にサイト冒頭部のキャプ画像を示します。さらに画像検索で見つかってきた表題の他の5つのサイトについてもサイト冒頭部のキャプを順に示します。

▼IMEDリンクス (https://www.imedlinks.com/app/#/) [表示言語:英語、中国語、香港語、韓国語、日本語、スペイン語]

▼IMEDリンクス (https://www.16pu88.com/app/#/) [表示言語:英語、中国語、香港語、韓国語、日本語、スペイン語]

▼IMAC (https://imac-mfc.com/app/#/) [表示言語:中国語、香港語、英語、韓国語、日本語、フランス語、ドイツ語、アラビア語]

▼IMAC (https://imac-un.com/app/#/) [表示言語:中国語、香港語、英語、韓国語、日本語、フランス語、ドイツ語、アラビア語]

▼IMAC (https://imac-tk.com/app/#/) [表示言語:中国語、香港語、英語、韓国語、日本語、フランス語、ドイツ語、アラビア語]

▼IMAC (https://www.bigmzh.com/app/#/) [表示言語:中国語、香港語、英語、韓国語、日本語]

これら6つのサイトはいずれも日本語表示に対応しており互いに非常によく似ています。特に背景画像は同じものが使われているようです。但し表題3~5番目のIMAC (https://imac-mfc.com/app/#/)、IMAC (https://imac-un.com/app/#/)、IMAC (https://imac-tk.com/app/#/)の3つのサイトは背景画像が4パターン用意されていてスライドショー形式で入れ替わりで表示される設定になっています。

さらにこれらのサイトについて対応するスマホ用のサイトのキャプを以下に示します。まず2つのIMEDリンクスという名称のサイトのスマホ用サイトのキャプを示します。左下がI表題1番目のMEDリンクスのスマホサイト (https://www.imedlinks.com/mobile/#/)、右下が表題2番目のIMEDリンクスのスマホサイト (https://www.16pu88.com/mobile/#/) のキャプです。

次は左下が表題3番目のIMAC (https://imac-mfc.com/mobile/#/)、右下が表題4番目のIMAC (https://imac-un.com/mobile/#/) のキャプ画像です。

最後は左下が表題5番目のIMAC (https://imac-tk.com/mobile/#/)、右下が表題6番目のIMAC (https://www.bigmzh.com/mobile/#/) のキャプ画像です。

細かな違いはありますが、やはり6つのサイトはスマホサイトの相互比較でもかなり似ています。

次にPC用のサイトに戻ってサイトの特長を4項目にまとめて簡単なイラスト付きで説明している部分を比較します。これも表題と同じ順で6つのサイトからのキャプ画像を以下に順に示します。

このサイトの特長を説明する部分は6つのサイトで互いに非常によく似ていますし、上で検証したコインパートナー/LOEX以下のサイトの相当部分とも酷似しています。そして例によって各サイト共通して以下の記述があります。

>世界130カ国を超える数百万人のユーザーに安全で信頼できるデジタル資産取引及び資産管理サービスを提供する

後述しますがこれら6つのサイトの中にはサイトが開設されてから1ヶ月も経過していないような非常に新しいサイトも含まれているのに「数百万人のユーザー」が実在するとは到底思えません。

さらに6つのサイトの比較を続けます。以下はマルチプラットフォーム対応を説明している部分のキャプの比較です。この部分についても6つのサイトからのキャプ画像を表題と同じ順で並べてみます。

この部分についても本項で検証している6つのサイトは互いに非常によく似ていますし、上で検証したコインパートナー/LOEX以下のサイトの相当部分とも酷似しています。これらのサイトはやはり同じグループによって同じテンプレートから量産されたサイトと考えて間違いないと思われます。

次に各サイトについて連絡先情報を探してみましたがやはり殆ど開示されていません。表題3番目のIMAC (https://imac-mfc.com/app/#/)、表題4番目のIMAC (https://imac-un.com/app/#/)表題5番目のIMAC (https://imac-tk.com/app/#/) についてのみ脚注にメールアドレスがあります。以下に3つのIMACのサイトにあるメールアドレスの部分のキャプを示します。

記されているメールアドレスは3つのIMACのサイトで全て同じです。

>imac.exchange@gmail.com

そしてこの3つのサイトに共通するメールアドレスは無料登録できるgmailのアドレスです。まともな仮想通貨取引所の連絡先とは全く思えません。さらに連絡先情報を探して各サイトのWho Is 情報も確認しましたが登録者に関する情報は全く開示されていません。サイトの登録・開設日のみ以下にまとめます。

サイト名 (URLアドレス) 登録・開設日

IMEDリンクス (https://www.imedlinks.com/app/#/) 2022617日

IMEDリンクス (https://www.16pu88.com/app/#/) 202236日

IMAC (https://imac-mfc.com/app/#/) 202216日

IMAC (https://imac-un.com/app/#/) 2022年4月1日

IMAC (https://imac-tk.com/app/#/) 202241日

IMAC (https://www.bigmzh.com/app/#/) 2022819日

この項目は2022年9月上旬に書いているので最も新しい最後のIMAC (https://www.bigmzh.com/app/#/) については1ヶ月も経過していないことになりますサイトの特長を説明した部分に

>世界130カ国を超える数百万人のユーザーに安全で信頼できるデジタル資産取引及び資産管理サービスを提供する

と書いてあることを指摘しましたが、開設から1ヶ月未満で数百万人のユーザーを獲得しているというのは到底信用出来ません。

そもそも本項で検証した6つのサイトは明らかに同じテンプレートから大量に立ち上げられた非常に多くのサイトの一角です。情報開示は明らかに不充分であり、記述内容の信頼性も低いです。到底信用出来るサイトとは考えられません。これらのサイトでの投資を勧誘されても決して応じるべきではありません。


●MIAX (http://miaxbit.com/dist/#/、スマホ用サイト:https://miaxbit.com/h5/#/)

●MIAX (https://miax.cc/dist/#/、スマホ用サイト:https://miax.cc/h5/#/)

●bitcoincheck (ビットコインチェック https://bitcoincheck.net/dist/#/、スマホ用サイト:https://bitcoincheck.net/h5/#/)

最初のMIAX (http://miaxbit.com/dist/#/) はYahoo知恵袋に質問が出てきたサイト、他の2つは画像検索で見つけてきたサイトです。まず最初のMIAX (http://miaxbit.com/dist/#/) についてYahoo知恵袋に出てきた質問を引用します。

2022年9月7日投稿

外国人かどうかは不明ですが「SNSで出会った方」から勧誘されてMIAX (http://miaxbit.com/dist/#/) で投資を始めてしまい、大きく利益が出たので日本の仮想通貨交換業者であるコインチェックに送金しようとしたところマネーロンダリングの疑いがあると称して口座が凍結されたようです。そして凍結を解除する為に保証金と称して300万円の追加入金を要求されているようです。まさに「検証63」の冒頭にまとめた中国系と思われる詐欺グループによる詐欺の手口に合致します。とにかくこの質問投稿に出てきたサイト、およびこのサイトから画像検索で見つかってきた2つのサイトを含む表題の3つのサイトの冒頭部のキャプを以下に示していきます。

▼MIAX (http://miaxbit.com/dist/#/) [表示言語:英語、香港語、韓国語、日本語]

MIAX (https://miax.cc/dist/#/) [表示言語:英語、香港語、韓国語、日本語]

ビットコインチェック (https://bitcoincheck.net/dist/#/) [表示言語:英語、香港語、韓国語、日本語]

3つのサイトの冒頭部は明らかに互いに酷似しており、表示言語の選択肢さえ英語、香港語、韓国語、日本語の4つで同じです。

さらにこの冒頭部に続く部分には共通してサイトの特長を4項目にまとめて説明している部分が出てきます。その部分についても表題と同じMIAX (http://miaxbit.com/dist/#/) → MIAX (https://miax.cc/dist/#/) → ビットコインチェック (https://bitcoincheck.net/dist/#/) の順でキャプを示します。

この部分についても3つのサイトは互いに酷似していますし、上で検証してきたコインパートナー/LOEX以下のサイトとも酷似しています。ま

>世界130カ国を超える数百万人のユーザーに安全で信頼できるデジタル資産取引及び資産管理サービスを提供する

という記述が各サイトに共通してありますが、それだけ多くの顧客がいるかどうかは極めて疑問です。

さらにこの部分に続くマルチプラットフォーム対応を説明する部分についても表題と同じMIAX (http://miaxbit.com/dist/#/) → MIAX (https://miax.cc/dist/#/) → ビットコインチェック (https://bitcoincheck.net/dist/#/) の順でキャプを示します。

この部分を例えば以下に再掲したコインパートナー/LOEX (https://biloex.com/pc/#/) の相当部分と比べてみると右側の画像部分は全く異なりますが、左側の

>いつでもどこでも安全取引を開始する

>iOS、Android、Windowsの複数のプラットフォームをカバーし、全業務機能をサポートします

というテキスト部分は全く同じです。

やはり本項で検証している3つのサイトは上で検証してきたコインパートナー/LOEX (https://biloex.com/pc/#/) 以下のサイトと同じテンプレートから量産されたサイトで間違いないでしょう。

次に3つのサイトで連絡先情報を探しましたが脚注部分にメールアドレスがあるだけです。メールアドレスが記されている部分のキャプ画像を以下の左から表題と同じ順、MIAX (http://miaxbit.com/dist/#/) → MIAX (https://miax.cc/dist/#/) → ビットコインチェック (https://bitcoincheck.net/dist/#/) の順で示します。

記されているメールアドレスを以下にまとめます。

サイト名 (URLアドレス) メールアドレス

MIAX (http://miaxbit.com/dist/#/) support@miaxcoin.com

MIAX (https://miax.cc/dist/#/) support@miax.cc

ビットコインチェック (https://bitcoincheck.net/dist/#/) staceyrudes1@gmail.com

最後のビットコインチェックのメールアドレスは無料登録出来るgmailのアドレスです。まともな仮想通貨取引所の連絡先とは思えません。連絡先情報を探して例によって各サイトのWho Is 情報も確認しましたが登録者に関する情報は何も開示されていません。各サイトの登録・開設日のみ以下にまとめておきます。

サイト名 (URLアドレス) 登録・開設日

MIAX (http://miaxbit.com/dist/#/) 2022年7月6日

MIAX (https://miax.cc/dist/#/) 2022年8月17日

ビットコインチェック (https://bitcoincheck.net/dist/#/) 2022年7月24日

この検証は2022年9月中旬に書いており、いずれのサイトも登録・開設からせいぜい2ヶ月程度しか経過していない新しいサイトということになります。上で指摘したように各サイトの特長を説明している部分に

>世界130カ国を超える数百万人のユーザー

といった記述がありましたが、開設からせいぜい2ヶ月程度、最も新しいMIAX (https://miax.cc/dist/#/) の場合などは開設から1ヵ月未満という状況で数百万人のユーザーがいるとは到底思えません。実際に3つのサイトについてアクセス状況を調べてみた結果を以下のキャプに示します。

いずれのサイトでも1日当たりの独立訪問者、月間のアクセス数といった数字が検出限界以下です。とてもではありませんが、数百万人単位の顧客が実在するとは思えません。

改めて結論するまでもなく、これらのサイトは非常に危険なサイトとしか思われません。これらのサイトでの投資を勧められても決して応じるべきではありません。

※付記

本項で検証した3つのサイト非常によく似たサイトが3つ見つかってきました。次項で検証しているので参照してください。また下で検証している非常によく似たサイトでスマホ用サイトが存在していることから調べてみると本項で検証した3つのサイトについてもスマホ用のサイトが存在していることに気が付きました。但し2つのMIAX1のサイトの場合はPCからスマホ用のサイトにアクセスしても自動的にPC用のサイトに転送される設定になっているようです。

右にはビットコインチェックのスマホ用サイト (https://bitcoincheck.net/h5/#/) のキャプを示します。

このスマホ用サイトは下で検証している3つのサイトの1つ、bityhxeのスマホ用サイト (https://bityhxe.com/h5/#/) と非常によく似ています。


●Btccfd (https://btccfd.cc/dist/#/、スマホ用サイト:https://btccfd.cc/h5/#/)

●WeMeetBit (ウィーミートビット https://www.wemeetbit.com/dist/#/、スマホ用サイト:

https://www.wemeetbit.com/h5/#/)

●bityhxe (http://bityhxe.com/dist/#/、スマホ用サイト:https://bityhxe.com/h5/#/)

最初のBtccfdはYahoo知恵袋に質問が出てきたサイト、2番目のウィーミートビットと3番目のbityhxeはBtccfdのサイトからの画像検索で見つけてきたサイトでいずれも上で検証したMIAX (http://miaxbit.com/dist/#/)MIAX (https://miax.cc/dist/#/)、ビットコインチェック (https://bitcoincheck.net/dist/#/) の3つのサイトに似ています。まず最初のBtccfdについてYahoo知恵袋に出てきた質問を引用します。

2022年10月28日投稿

マッチングアプリで知り合った人にビットコインの取引で紹介されたとあるだけであまり詳しい状況は分かりません。例えば勧誘役が外国人とか日本語の不自由な人物だったかどうか情報がありません。

とにかくこの質問投稿に記されていたURLアドレスにアクセスしてみました。質問投稿に記されていたのはこのBtccfdというサイトのスマホ用サイトなのですが、PCからアクセスすると直ぐにPC用のサイトに転送される設定になっているようです。そこでまず3つのサイトのPC用サイトの冒頭部のキャプを表題と同じ順で示します。

▼Btccfd (https://btccfd.cc/dist/#/) [表示言語:英語、香港語、韓国語、日本語]

▼ウィーミートビット (https://www.wemeetbit.com/dist/#/) [表示言語:英語、香港語、韓国語、日本語]

▼bityhxe (http://bityhxe.com/dist/#/) [表示言語:英語、香港語、韓国語、日本語]

これら3つのサイトは明らかに互いに似ていますし、上で検証したMIAX (http://miaxbit.com/dist/#/)、MIAX (https://miax.cc/dist/#/)、ビットコインチェック (https://bitcoincheck.net/dist/#/) の3つのサイトとも非常によく似ています。合計6つのサイトは表示言語の選択肢も英語、香港語、韓国語、日本語の4つで共通しています。

そしてこれらのサイトには表題に示したようにスマホ用のサイトが存在しますが、Btccfdとウィーミートビットの場合はPCからスマホ用サイトにアクセスしようとすると自動的にPC用のサイトに転送される設定になっているようです。これは上で検証した2つのMIAX1のサイトの場合と同じです。そして3番目のbityhxeの場合のみPCからでもスマホ用サイトがアクセス可能です。そのbityhxeのスマホ用サイトのキャプを左下に、右下には比較の為に上で検証したビットコインチェックのスマホ用サイト (https://bitcoincheck.net/h5/#/) のキャプを示します。

この2つのキャプを見比べると互いに非常によく似ています。また非常に気になるのはキャプの上部にいずれの場合も「bityhxe」と書いてあることです。左上のキャプはbityhxeのサイトのものですからサイト名を示しているとしか思えませんが、右上のビットコインチェックのサイトでも「bityhxe」と書いてあるのは何かの間違いとしか思われません。この2つのサイトの内、bityhxeのサイトの方が先に作られbityhxeのサイトをコピペしてURLアドレスを変更してビットコインチェックのサイトを立ち上げた際に修正を忘れた為にこうした異様なことになっているのではないかと思われます。

本項で検証している3つのサイトの相互比較を続けます。次に冒頭部に続く部分に出てくるサイトの特長を説明する部分のキャプを表題と同じ順 (Btccfd → ウィーミートビット → bityhxe) で以下に示します。

これら4つの特長を説明している部分は本ページで検証しているサイトの全てなど非常に頻繁に登場しているパターンです。また

>世界130カ国を超える数百万人のユーザーに安全で信頼できるデジタル資産取引及び資産管理サービスを提供する

という記述が各サイトに共通してありますが、それだけ多くの顧客がいるかどうかは後述しますが極めて疑問です。

さらにこの部分に続くマルチプラットフォーム対応を説明する部分についても表題と同じ順 (Btccfd → ウィーミートビット → bityhxe) で以下に示します。

この部分についても本項で検証している3つのサイトと上で検証した2つのMIAXのサイトおよびビットコインチェックのサイトと共通です

次に各サイトの連絡先情報を探しましたがやはり脚注にメールアドレスが記されているだけです。以下に3つのサイトのメールアドレスが記載されている部分のキャプを左下から右下に表題と同じ順 (Btccfd → ウィーミートビット → bityhxe) で示します。

記載されているメールアドレスをまとめます。

サイト名 (URLアドレス) メールアドレス

Btccfd support@btccfd.cc

ウィーミートビット Support@wemeetbit.com

bityhxe staceyrudes1@gmail.com

最後のbityhxeのメールアドレスは無料登録できるgmailのアドレスです。まともな仮想通貨取引所がフリーメールのアドレスを使うとは思えません。さらに例によって各サイトのWho Is 情報も確認しましたが連絡先など登録者に関する情報は何も開示されていません。サイトの登録・開設日のみまとめておきます。

サイト名 (URLアドレス) 登録・開設日

Btccfd 2022年9月13日

ウィーミートビット 2022年5月29日

bityhxe 2022年9月17日

それから3つのサイトへのアクセス状況も調べてみました。以下に結果のキャプをやはり表題と同じ順 (Btccfd → ウィーミートビット → bityhxe) で示します。

いずれのサイトも検出限界以下のアクセスしかありません。上で示したように各サイトの特長を説明している部分に

>世界130カ国を超える数百万人のユーザー

といった記述がありましたが、アクセス数が検出限界以下しかないサイトに数百万人のユーザーがいるなど有り得ないでしょう。

そもそもこれだけ互いによく似たサイトが上で検証した3つのサイトも含めて6つもあるなど明らかに異様です。これらのサイトが信頼できるサイトとは到底思えません。これらのサイトでの投資を勧誘されても決して応じるべきではありません。


●MTM (https://www.mt314.cc/app/#/、スマホ用サイト:https://www.mt314.cc/mobile/#/)

●MTM (https://mtmpro.xyz/app/#/、スマホ用サイト:https://mtmpro.xyz/mobile/#/)

●BCH-Pro (BCH-プロ https://bitcoin-cashpro.org/app/#/、スマホ用サイト:https://bitcoin-cashpro.org/mobile/#/)

●UPbit (アップビット https://upbitcoin-pro.com/app/#/、スマホ用サイト:https://upbitcoin-pro.com/mobile/#/)

これらも画像検索で見つかってきたサイトですが画像検索の経緯はやや複雑です。実はここで検証しているサイトとはサイト全体では全く見かけが異なるサイトなのですが「検証119」で検証した以下の6つのサイトで冒頭部に同じ背景画像が使われており、さらに同じ背景画像が使われているサイトが存在するのではないかと考えて画像検索して引っかかってきたのが本項で検証する4つのサイトということになります。

▼TG Coin (TGコイン https://tgbone.com/app/#/、スマホ用サイト:https://tgbone.com/mobile/#/)

▼TG Coin (TGコイン https://tgkaudio.com/app/#/、スマホ用サイト:https://tgkaudio.com/mobile/#/)

▼coinbase (コインベース https://scintillafx.com/app/#/、スマホ用サイト:https://scintillafx.com/mobile/#/)

▼coinbase (コインベース https://upbasecoins.top/app/#/、スマホ用サイト:https://upbasecoins.top/mobile/#/)

▼tether (テザー https://tetherusdt-max.com/app/#/、スマホ用サイト:https://tetherusdt-max.com/mobile/#/)

▼uniswap (ユニスワップ https://tosket-coin.com/app/#/、スマホ用サイト:https://tosket-coin.com/mobile/#/)

実際に画像検索に掛けたのは最初のTGコイン (https://tgbone.com/app/#/) の以下に示すサイト冒頭背景のロケット発射台と思われる画像です。画像の中央には「MTC------ROCKET PROGRAM (ロケットプログラム)」と書いてあります。MTCというのはMedical Traceability Coin という新しい仮想通貨の名称と思われます。

これと同じ画像が本項で検証対象とする6つのサイトに共通して出てきます。

まずとにかく画像検索で引っかかってきた、本項の検証対象である6つのサイトの冒頭部のキャプ画像を示します。背景画像はいずれのサイトでもスライドショー形式で3~4個の背景パターンが入れ替わりで表示される設定になっているのでそれぞれのサイトでアクセスして最初に出てくる1つ目のパターンと画像検索で引っかかってきたロケット発射台の画像パターンの2種類を示します。

▼MTM (https://www.mt314.cc/app/#/) [表示言語:中国語、香港語、英語、韓国語、日本語、フランス語、ドイツ語]

▼MTM (https://mtmpro.xyz/app/#/) [表示言語:中国語、香港語、英語、韓国語、日本語、フランス語、ドイツ語]

▼BCH-プロ (https://bitcoin-cashpro.org/app/#/) [表示言語:中国語、香港語、英語、韓国語、日本語、フランス語、ドイツ語]

▼アップビット (https://upbitcoin-pro.com/app/#/) [表示言語:中国語、タイ語、英語、韓国語、日本語、フランス語、ドイツ語]

いずれのサイトでも入れ替わりで表示される3番目あるいは4番目の背景パターンとして画像検索に掛けたTGコイン (https://tgbone.com/app/#/) で使われていたロケット発射台と思われる背景画像が出てきます。特に2つのMTMという名称のサイトの場合にはいずれも「MTC-ロケットプログラム」、BCH-プロとアップビットの場合には「MTC-ロケットプロジェクトと中央に書かれており、TGコイン (https://tgbone.com/app/#/) の背景画像に書かれていた「MTC------ROCKET PROGRAM (ロケットプログラム)」という文章と同じあるいは明らかに似ています。記されている文章まで明らかに似ているということは例えば同じ画像をネットから拾ってきて偶然使ったというだけでは説明できません。ここで検証している4つのサイトと「検証119」で検証したTGコインなどのサイトは同じグループによるサイトである可能性が極めて高いものと考えます。「検証119」も参照してください。

次に本項で検証する4つのサイトのスマホ用サイトのキャプを以下に示します。

▼MTM (https://www.mt314.cc/mobile/#/) → 左下

▼MTM (https://mtmpro.xyz/mobile/#/) → 右下

▼BCH-プロ (https://bitcoin-cashpro.org/mobile/#/) → 左下

▼アップビット (https://upbitcoin-pro.com/mobile/#/)

これら4つのスマホ用サイトは互いに明らかに似ていますし、上で検証してきたサイトのスマホ用サイトとも明らかに似ています。例えば右にキャプを再掲したBITMMのスマホ用サイト (https://bitmm.me/mobile/#/) のキャプと比較すると例えばリアルタイムの相場情報の表示形式やキャプ下端のメニューの項目やその並びなど明らかに似ていることが分かると思います。


さらに冒頭部に続く部分を見ていくと本項で検証している4つのサイトが上で検証してきた一連のサイトと同じテンプレート由来であることがいよいよ明白になります。まず4つのサイトの冒頭部に続く部分に出てくるサイトの特長を4項目にまとめて説明している部分のキャプを以下に表題と同じ順 (MTM (https://www.mt314.cc/app/#/) → MTM (https://mtmpro.xyz/app/#/) → BCH-プロ → アップビット) 示します。

この部分では4つのサイトが互いに酷似しているだけでなく、上で検証してきた一連のサイトの相当部分とも酷似しています。

さらにこの部分に続いて出てくるマルチプラットフォーム対応を説明している部分についても同様に表題と同じ順 (MTM (https://www.mt314.cc/app/#/) → MTM (https://mtmpro.xyz/app/#/) → BCH-プロ → アップビット) でキャプ画像を以下に示します。

やはり4つのサイトが相互に似ているだけでなく、上で検証してきた一連のサイトの相当部分と酷似しています。これら4つのサイトが上で検証してきたサイトと同じテンプレートから量産されたサイトであることは間違いありません。

次に各サイトで連絡先情報を探しましたが辛うじて各サイトの脚注部分にメールアドレスが記されているだけです。記されているメールアドレスを以下にまとめます。

サイト名 (URLアドレス) メールアドレス

MTM (https://www.mt314.cc/app/#/) mtm500mtm500@gmail.com

MTM (https://mtmpro.xyz/app/#/) mtm500mtm500@gmail.com

BCH-プロ (https://bitcoin-cashpro.org/app/#/) support@bitcoincash-pro.com

アップビット (https://upbitcoin-pro.com/app/#/) support@upbit-procoin.com

2つのMTMという名称のサイトのメールアドレスは同じです。しかもこれは無料登録できるgmailのアドレスです。まともな仮想通貨取引所の連絡先がフリーメールのアドレスということは考えられません。さらに例によって連絡先情報を探して各サイトのWho Is 情報も確認しましたが登録者に関する情報は一切開示されていません。Who Is 情報に記されていたサイトの登録・開設日のみ以下にまとめておきます。

サイト名 (URLアドレス) 登録・開設日

MTM (https://www.mt314.cc/app/#/) 2022年8月31

MTM (https://mtmpro.xyz/app/#/) 2022年8月30日

BCH-プロ (https://bitcoin-cashpro.org/app/#/) 2022年5月24日

アップビット (https://upbitcoin-pro.com/app/#/) 2022年3月31日


これらのサイトは単に画像検索で見つかってきただけで投資を勧誘されたとか出金出来なくなったといった報告が確認されているわけではありません。しかし、既に被害報告が出ている複数のサイト、例えばコインパートナー/LOEX、TGCBITといったサイトと明らかに酷似している部分があり、同じテンプレートからコピペで量産されたサイトで間違いないものと考えます。これらのサイトでの投資は全く推奨できません。


●CoinBtc (コインBtc https://coinbtc.icu/app/#/、スマホ用サイト:https://coinbtc.icu/mobile/#/)

●FAQEL (https://faqel.com/app/#/、スマホ用サイト: https://faqel.com/mobile/#/)

●ETOCASH (https://etocash.vip/app/#/、スマホ用サイト:https://etocash.vip/mobile/#/)

●ETOCASH (https://bt2.ptdj8888.com/app/#/、スマホ用サイト:https://bt2.ptdj8888.com/mobile/#/)

●SBI (http://www.encryptednumber.com/app/#/、スマホ用サイト:https://www.encryptednumber.com/mobile/#/)

●Citibank (シティバンク https://www.citidcc.com/app/#/、スマホ用サイト:https://www.citidcc.com/mobile/#/)

最初の3つのサイト、コインBtc、FAQEL、ETOCASH (https://etocash.vip/app/#/) の3つのサイトはYahoo知恵袋の質問投稿に出てきたサイトです。それ以外の3つのサイトはサイト名の検索や画像検索で見つけてきたサイトです。5番目のSBI (http://www.encryptednumber.com/app/#/) というサイトは日本の大手金融機関であるSBIグループの名称やロゴを盗用していると思われるいわば偽サイトであり、上で検証した同様にSBIグループの名称やロゴを盗用している2つのサイトとはまた別の偽サイトです。さらに最後のCitibank (シティバンク https://www.citidcc.com/app/#/) というサイトはアメリカの大手金融機関であるCitigroup (シティグループ https://www.citigroup.com/citi/) の名称やロゴを盗用していると思われるサイトです。まず最初の3つのサイトに関してYahoo知恵袋に出てきた質問投稿を引用します。

2022年10月8日投稿 (コインBtcに関する投稿)

2022年9月1日投稿 (FAQELに関する投稿)

2022年10月19日投稿 (Etocashに関する投稿)

最後のETOCASHに関する投稿ではマッチングサイトで知り合った人物に勧誘されたとありますが他の2つの投稿では質問するまでの経緯も全く分かりません。また最初のコインBtcと3番目のETOCASHについてはURLアドレスが示されていますが、2番目のFAQELについては仮想通貨の取引所ということが分かるだけでURLアドレスが明記されていないので検索して見つけてきました。結果としてこれら3つのサイトはいずれも上で検証してきたサイトと同じテンプレートから量産されたと思われるサイトであることが判明したということになります。

まずこれらYahoo知恵袋に質問が出てきた3つのサイトに加えてサイト名の検索や雅俗検索で見つかってきた3つのサイトを含む全部で6つのサイトについてサイト冒頭部のキャプ画像を示していきます。

▼コインBtc (https://coinbtc.icu/app/#/) [表示言語:中国語、香港語、英語、韓国語、日本語]

▼FAQEL (https://faqel.com/app/#/) [表示言語:中国語、香港語、英語、韓国語、日本語]

▼ETOCASH (https://etocash.vip/app/#/) [表示言語:中国語、香港語、英語、韓国語、日本語、フランス語、ドイツ語]

▼ETOCASH (https://bt2.ptdj8888.com/app/#/) [表示言語:中国語、香港語、英語、韓国語、日本語、フランス語、ドイツ語]

▼SBI (http://www.encryptednumber.com/app/#/) [表示言語:中国語、香港語、英語、韓国語、日本語]

このサイトのSBIというサイト名とロゴは上で検証した2つのSBIという名称のサイト、SBI (https://www.japansbi.com/app/#/) とSBI (https://www.officialsbi.com/app/#/) の場合と同じで日本のSBIホールディングス (https://www.sbigroup.co.jp/) の名称やロゴを盗用しているとしか思われません。またこの冒頭部の背景画像は上で検証した同名の2つのサイトと同じ画像でしょう。URLアドレスを変えただけも同然のサイトが少なくとも3つ確認されたことになります。

▼シティバンク (https://www.citidcc.com/app/#/) [表示言語:香港語、英語、韓国語、日本語]

これはアメリカの大手金融機関であるCitibank (https://www.citi.com/) の名称やロゴを盗用しているサイトでしょう。

次にこれら6つのサイトのスマホ用サイトのキャプを示していきます。まず左下がコインBtcのスマホ用サイト (https://coinbtc.icu/mobile/#/) のキャプ、右下がFAQELのスマホ用サイト (https://faqel.com/mobile/#/) のキャプです。

次は表題3番目、4番目の2つのETOCASHという名称のサイトのスマホ用サイトです。左下がETOCASHスマホ用サイト(https://etocash.vip/mobile/#/)、右下がETOCASHスマホ用サイト (https://bt2.ptdj8888.com/mobile/#/) のキャプです。

最後は左下がSBIのスマホ用サイト (https://www.encryptednumber.com/mobile/#/)、右下がシティバンクのスマホ用サイト (https://www.citidcc.com/mobile/#/) のキャプ画像です。

これら6つのスマホ用サイトを互いに比較するとFAQELのスマホ用サイトを除く5つのスマホ用サイトが互いにかなり似ているようです。また5つのスマホ用サイトは上で検証してきたサイトのスマホ用サイトともかなり似ています。

次にPC用のサイトに戻って上に示した冒頭部に続く部分にあるサイトの特長を説明する部分のキャプを順に示します。まず最初の3つのサイトについて表題と同じ順、 [コインBtc (https://coinbtc.icu/app/#/) → FAQEL (https://faqel.com/app/#/) → ETOCASH (https://etocash.vip/app/#/)] の順でキャプを示します。

さらに表題4~6番目のETOCASH (https://bt2.ptdj8888.com/app/#/)、SBI (http://www.encryptednumber.com/app/#/)、シティバンク (https://www.citidcc.com/app/#/) のサイトについても順に相当部分のキャプを示します。

この部分では6つのサイトが互いに酷似しているだけでなく、上で検証してきた一連のサイトの相当部分とも酷似しています。

さらにこの部分に続いて出てくるマルチプラットフォーム対応を説明している部分についても同様に表題と同じ順でキャプ画像を示します。まず最初の3つのサイトについて [コインBtc (https://coinbtc.icu/app/#/) → FAQEL (https://faqel.com/app/#/) → ETOCASH (https://etocash.vip/app/#/)] の順でキャプを示します。

さらに表題4~6番目のETOCASH (https://bt2.ptdj8888.com/app/#/)、SBI (http://www.encryptednumber.com/app/#/)、シティバンク (https://www.citidcc.com/app/#/) のサイトについても順に相当部分のキャプを示します。

この部分についても6つのサイトが互いに酷似しているだけでなく、上で検証してきた一連のサイトの相当部分とも非常によく似ています。これら6つのサイトは上で検証してきたサイトと同じテンプレートから同じグループによって立ち上げられたサイトと考えて間違いないでしょう。

次に各サイトで連絡先情報を探しましたが殆ど開示されていません。幾つかのサイトについては脚注部分にメールアドレスだけ記されています。以下にまとめます。

サイト名 (URLアドレス) メールアドレス

コインBtc (https://coinbtc.icu/app/#/) 記載なし

FAQEL (https://faqel.com/app/#/) 記載なし

ETOCASH (https://etocash.vip/app/#/) etocashvip@yahoo.com

ETOCASH (https://bt2.ptdj8888.com/app/#/) btcmyex@gmail.com

SBI (http://www.encryptednumber.com/app/#/) SBIofficial@protonmail.com

シティバンク (https://www.citidcc.com/app/#/) 記載なし

3つのサイトについてのみメールアドレスが記されていますが2つのETOCASHのサイトのメールアドレスはそれぞれYahooとGoogleのgmailというフリーメールのアドレスです。SBIのメールアドレスも中国で使われているフリーメールのアドレスのようです。まともな取引所の連絡先情報とは思えません。

さらに連絡先情報を探して例によって各サイトのWho Is 情報も確認しましたが唯一最後のシティバンクのサイトのWho Is 情報のみ登録者に関する断片的な情報が記されているようです。以下にキャプを示します。

まず黄色の枠で囲った部分に記されているサイトの登録・開設日は2022年9月10日となっています。そして赤枠で囲った部分に登録者に関する情報が記されています。以下にまとめます。

登録者名: jing wang

住所: 中国・上海市

電話番号: +86.639757857403

メールアドレス: chenjingwudi2@gmail.com

住所は中国の上海市、電話番号も中国の国番号である [+86] から始まっています。メールアドレスはここでも無料登録できるgmailのアドレスです。

これ以外のサイトについては登録者に関する情報は開示されていないようです。サイトの登録・開設日のみ以下にまとめます。

サイト名 (URLアドレス) 登録・開設日 (アップデート日)

コインBtc (https://coinbtc.icu/app/#/) 2022年6月10日 (2022年9月22日)

FAQEL (https://faqel.com/app/#/) 2021年6月28日 (2022年8月6日)

ETOCASH (https://etocash.vip/app/#/) 2022年9月2日

ETOCASH (https://bt2.ptdj8888.com/app/#/) 2022年4月27日 (2022年9月29日)

SBI (http://www.encryptednumber.com/app/#/) 2022年7月14日 (2022年7月20)

シティバンク (https://www.citidcc.com/app/#/) 2022年9月10日

改めて結論するまでもなく、これらのサイトは同じテンプレートから量産されたサイトで間違いありません。SBIやシティバンクの名称やロゴを盗用していること、情報開示が明らかに不充分であること、金融ライセンスに関する情報も見当たらないことなど考えれば到底信用出来るサイトとは思われません。これらのサイトでの投資を呼びかけられても決して応じるべきではありません。