検証136

本ページで取り上げるサイトは仮想通貨取引所 (暗号資産交換業者) に該当すると思われますが、日本語表示に対応しているのに日本の金融庁が公表している暗号資産交換業者の登録リストに該当がありません。少なくともこれらのサイトの幾つかについては投資を勧誘されたという報告が出ていますから少なくとも無登録の違法業者と考えられます。またこれらのサイトは「検証102」で検証し、既に閉鎖されているvantagefx (バンテージFX https://www.vantgfx.vip/) など61個のサイトおよび「検証113」で検証し、やはり既に閉鎖されているABCCpro (ABCCプロ https://www.abccproa.com/) など40ほどのサイト、さらに「検証124で検証した30以上のサイト、計130個を超えるサイトと明らかに似ている部分があり、同じグループによるサイトの可能性が極めて高いです。そしてそれら合計130を超えるサイトではかなり多くの被害報告が出ています。また新たなサイトが続々と立ち上げられる一方で何の告知もなく閉鎖されることも繰り返されており、非常に危険としか思われません。厳重な注意が必要と考えます。

▼本サイトでの検証は名誉棄損に当たらないと考えます。→ 雑記1

「検証63」「検証64」「検証65」「検証66」「検証67」「検証68」「検証69」「検証70」「検証71」「検証72」「検証73」「検証74」「検証75」「検証76」「検証77」「検証78」「検証79」「検証80」「検証81「検証82「検証83「検証84「検証85「検証86」「検証87「検証88「検証89「検証90「検証91「検証92「検証93「検証94「検証95「検証96「検証97「検証98「検証99「検証100「検証101「検証102「検証103「検証104「検証105「検証106「検証107「検証108「検証109「検証110「検証111「検証112「検証113「検証114「検証115「検証116「検証117」「検証118」「検証119」「検証120」「検証121」「検証122」「検証123」「検証124」「検証125」「検証126」「検証127」「検証128」「検証129」「検証130」「検証131」「検証132」「検証133」「検証134」「検証135で検証してきたTinderを始めとするマッチングサイト (出会い系サイト) やSNSで外国人による勧誘が行われているという共通点がある一連の詐欺仮想通貨取引所のサイトについての検証74ページ目です。「検証137」「検証138」「検証139」「検証140」「検証141」「検証142」「検証143」「検証144」「検証145」「検証146「検証147」にも続編があります。勧誘の手口などについては「検証63」の最初に書いてあるので参照してください。本ページでは以下のサイトを検証します。検証項目は順次追加の予定です。


●EOKEX (https://www.eokexts.com/)

●UFO (https://www.ufous.cc/)

●PICK COIN (ピックコイン https://www.pickcnxu.cc/)

●BPOG (https://www.bpoguit.com/)

●AOEX (https://www.aoexjs.vip/)

●Bitforex (ビットフォレックス https://www.bitfucis.com/)

●Bitforex (ビットフォレックス https://www.biforexbs.com/)

●Zaif (ザイフ https://www.zaisibs.vip/)

●AVATRADE (アバトレード https://www.avatraet.com/)

●CoinTracker (コイントラッカー https://www.truotxesv.com/)

●Radar Relay (レーダーリレー https://www.radbzns.vip/)

●Zbipt (https://www.zbncsk.vip/)

●BIBOSS (https://www.bisafeec.vip/)

●Dexline (デックスライン https://www.dexuknz.com/)

●CEG (https://www.cegevnb.com/)

●ZGYE (https://www.zgyesst.com/)

●ZTK (https://www.ztkzzt.vip/)

●Be Top (ビートップ https://www.betnent.com/)

●BQEX Web3 (https://www.bqexwks.com/)

●DEX (https://www.dexios.vip/)

●Mxecoin (Mxeコイン https://www.mxesxua.vip/)

●BHbank (BHバンク https://www.bhbanks.com/)

●XT (https://www.xtxtis.com/)

●ChainCade (チェーンケード https://www.chainut.vip/)

●Bitso (https://www.bissoas.com/)

●UFO (https://www.ufcvev.vip/)

●AOEX (https://www.aoetbou.vip/)

●Bitmart (ビットマート https://www.bmartis.vip/)

●66ex (https://www.66exape.vip/)

●CBEX (https://www.cbexis.vip/)

●OFEX (https://www.ofexks.com/)

最初のEOKEXというサイトはYahoo知恵袋に質問が出てきたサイト、他の2つのサイトは画像検索で見つけてきたサイトです。まずEOKEXについてYahoo知恵袋に出てきた質問を引用します。

2023年5月22日投稿

マッチングアプリで知り合った自称・日本と台湾のハーフという男性からEOKEXでの投資を勧誘されたようです。まさに「検証63」の冒頭で説明した典型的な中国系と思われる海外グループによる勧誘の手口に合致します。とにかくこの質問投稿に出てきたURLアドレスのサイトの冒頭部を以下に示します。さらに画像検索で見つかってきた表題の他の2つのサイトについてもサイト冒頭部を示します。

▼ピックコイン (https://www.pickcnxu.cc/)

これらのサイトは圧倒的に説明が少ないのですが「暗号世界のトレンドをリード」と書いてあり、右側のイラストの中にビットコインのアイコンが出てきているので仮想通貨の取引サイトであることが分かります。そしてこれら3つのサイトが互いに酷似しているのは間違いありません。左上のロゴの部分以外は互いに全く区別出来ません。そしてこれらのサイトは本ページの最初に書いたように「検証102」「検証113」「検証124」で検証してきた合計130以上のサイトと似ているのですが、この冒頭部を見ただけではそれらのサイトと特に似ているようには思われません。それでも以下には「検証113」で検証したABCCプロ (https://www.abccproa.com/) および「検証124」で検証したCeeond (https://www.ceeond.com/) のサイト冒頭部を比較対象として以下に再掲します。

ABCCプロ (https://www.abccproa.com/

これら2つの比較対象とするサイト、ABCCプロ (https://www.abccproa.com/) とCeeond (https://www.ceeond.com/) はこの冒頭の相互比較で互いによく似ていて右側のイラスト部分が変わっているぐらいですが本項の検証対象である3つのサイトと似ているようには見えません。

しかしこの冒頭部以外の部分では本項の検証対象である3つのサイトと比較対象の2つのサイトで似ている部分が見つかってきます。例えば以下は表示言語の選択画面の比較です。まず本項で検証している3つのサイトの表示言語選択画面を左下から右下に向けて表題と同じEOKEX → UFO → ピックコインという順で示します。

それぞれの表示言語の選択肢は以下のようになっています。

EOKEX:英語、香港語、日本語、ベトナム語、韓国語、タイ語、ドイツ語、フランス語、スペイン語

UFO: 英語、香港語、日本語、ベトナム語、中国語、韓国語、タイ語、ドイツ語、フランス語、スペイン語

ピックコイン:英語、香港語、日本語、ベトナム語、韓国語、中国語、タイ語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ロシア語、ポルトガル語、ベラルーシ語

そして以下に再掲したのが比較対象のABCCプロ (左下) とCeeond (右下) の言語選択メニューの画像です。

これら2つのサイトの表示言語の選択肢は以下のようになっています。

ABCCプロ:香港語、英語、日本語、韓国語、ドイツ語、ベラルーシ語

▼Ceeond:英語、香港語、日本語、ベトナム語、韓国語、タイ語、ドイツ語、フランス語、スペイン語

本項の検証対象である3つのサイトの言語選択メニューは幅が狭くなっているだけで比較対象の2つのサイトの言語選択メニューと似ているように思われます。選択肢となっている言語の組み合わせもにているようです。例えばピックコインとCeeondの選択肢は全く同じ13言語でその並び順まで完全に同じです。またベラルーシ語といったこの手のサイトの選択肢としては珍しい言語がピックコインとABCCプロで選択可能になっています。日本語はいずれのサイトでも選択可能ですが、EOKEX、UFO、Ceeondの3つのサイトでは「日本語」ではなく、「日语」という中国語 (簡体字) で表示されています。これらのサイトの運営グループは中国系であることが示唆されるように思われます。

さらに以下では口座開設画面を比較します。やはりまず本項で検証している3つのサイトの口座開設画面を左下から右下に向けて表題と同じEOKEX → UFO → ピックコインという順で示します。

これら3つのサイトの口座開設画面はやはり互いに非常によく似ています。UFOの場合のみ記入欄が1つ少ないようです。EOKEXピックコインでは4つの記入欄があり、電話番号、パスワード、検証コード、推薦コードの4つを記入するようになっています。

そして以下に比較の為に再掲したのABCCプロ (左下) とCeeond (右下) の口座開設画面です。

ここで検証している3つのサイトの口座開設画面とやはり似ているように思われます。記入欄が4つあって上から順に電話番号、パスワード、確認コード、推奨コードを入力するようになっていますが、この4つの記入項目はEOKEXとピックコインの口座開設画面で記入する4項目 (電話番号、パスワード、検証コード、推薦コード) とほぼ同じです。最後の項目が「推薦コード」か「推奨コード」かというだけの違いしかありません。

さらにトップページに戻って冒頭部に続く部分を比較します。表題の3つのサイトからのキャプ画像を表題と同じ順 (EOKEX → UFO → ピックコイン) で以下に示します。

この部分では3つのサイトは互いに全く区別出来ません。左から順にコンプライアンス、全製品ライン (取引対象)、ユーザー体験という項目名になっていて3つの窓が段違いで表示されています。

そして比較対象の2つのサイトについても相当部分のキャプ画像をABCCプロ Ceeondという順で以下に示します。

これら2つの比較対象のサイトでは項目名が左から「豊富な取引品種」、「複数のデジタル資産決済」、「高い流動性は・・・」となっていて本項で検証している3つのサイトと一致しているとは言い難いのですが、3つの窓がなぜか段違いで表示されている点だけは似ています。

さらに比較を続けます。検証対象のサイトで次に出てくるのはサイトの特長を説明している部分です。やはり表題と同じ順 (EOKEX → UFO → ピックコイン) でキャプ画像を以下に示します。

この部分でも3つのサイトは全く同じです。項目名は上から「一流の流動性サービス」「プロフェショナルソリューション」「低取引コスト」「多彩な機能」となっています。

そして比較対象の2つのサイトについてもやはり相当部分のキャプ画像を示したいのですが、どうやらABCCプロでは相当する部分が存在していなかった (代わりにアプリをダウンロード出来る部分が存在していた) ようなのCeeondの場合のみ相当部分のキャプを以下に示します。

右側のイラスト部分は本項の検証対象である3つのサイトと全く異なりますが、左側に並んでいる4つの特長の項目名は似ているようです。3つの検証対象のサイトでは4つの項目名が以下のようになっています。

「一流の流動性サービス」「プロフェショナルソリューション」「低取引コスト」「多彩な機能」

これに対してCeeondの場合は以下のようになっています。

「主要な流動性サービス」「プロフェショナルソリューション」「低い取引コスト」「多様な機能」

細かな違いはありますが偶然とは到底思えない一致です。

そして3つの検証対象のサイトでトップページの最後に出てくるのが以下に示す「選択されたプロジェクト」と題された部分です。やはりEOKEX → UFO → ピックコインという順でキャプ画像を以下に示します。

「5年」「120 700万人のユーザーがいう国」「150 完了したプロジェクト」「99 コンバージョン率」と何が書いてあるのか全く分かりませんが、要するに多数のユーザーがいて、多くの実績があるということを書いているのかと推測されます。「5年」というのはサイトが開設されてから5年の実績があるという主張かと思われます。これだけ長い実績があるかどうかについてはまた後述します。

そして比較対象の2つのサイトについて相当部分のキャプ画像をABCCプロ → Ceeondという順で以下に示します。

本項の検証対象である3つのサイトと比較して全く同じという訳ではありませんが、顧客数とか何を意味するのか全く分かりませんが「Conversion Rated (コンバージョン率)」といった4つの数字が並んでいることについては似通っています。

そして本項で検証している3つのサイトでも「検証102」「検証113」「検証124」で検証してきた合計130以上のサイトと同じで連絡先情報が全く見当たりません。そこで例によって各サイトのWho Is 情報を確認しましたが、やはり殆ど情報はありません。唯一断片的な情報が記されていたEOKEXのサイト (https://www.eokexts.com/) のWho Is 情報を以下に示します。

まず黄色の枠で囲った部分に記されているサイトの登録・開設日は2023年4月21日となっています。本項の最初で引用したEOKEXのサイトに関するYahoo知恵袋への質問投稿が2023年5月23日付ですから開設から1ヶ月で既に勧誘が行われていたことになります。そして赤枠で囲った部分にサイトの登録者に関する情報が記されているのですが殆どの項目が非開示になっていて分かるのは所在地がSELANGOR, MY (マレーシアのセランゴール州) であるということだけです。

それ以外の2つのサイトについては登録者に関する情報の開示は皆無ですからサイトの登録・開設日のみ以下にまとめておきます。

サイト名 (URLアドレス)   登録・開設日

EOKEX (https://www.eokexts.com/) 2023年4月21日

UFO (https://www.ufous.cc/) 2023315日

ピックコイン (https://www.pickcnxu.cc/) 2023年3月15日

いずれも開設から1、2カ月程度の新しいサイトです。上で示したようにこれらのサイトの「選択されたプロジェクト」と題された部分にはおそらく実績を示すと思われる「5年」という記述がありましたし、「700万人のユーザー」という多数の顧客を抱えているということを意味する記述もありましたが、いずれも到底事実とは思えません。それだけの「実績」があるならこれらのサイトについて検索すれば非常に多くの情報が見つかるはずですが実際には殆ど情報は見つかりません。「実績」に関すると思われるこれらのサイトの記述は到底信用出来るものとは思えません。

さらにこれらのサイトには取引所のサイトならば当然示されているべき取引対象の情報や取引条件などの条件見つかりません。サイトの冒頭に「暗号世界のトレンドをリード」と書いてあり、イラストの中にビットコインのアイコンが確認出来ることから仮想通貨取引所のサイトであるが分かることは上で指摘しましたが、一体どんな仮想通貨が取引されているのかさえ情報がありません。リアルタイムの相場情報とかチャートもありません。情報開示は著しく不充分、不適切です

そしてこれらのサイトは最初に書いたように「検証102」「検証113」「検証124」で検証してきた合計130以上のサイトと共通するような部分、明らかに似通っている部分が認められ、同じグループによるサイトである可能性が強く示唆されます。そしてこれまで検証してきた130個越えのサイトの中には詐欺被害が報告されているサイトが含まれています。そもそもこれだけ互いに酷似したサイトが複数見つかる時点で明らかに信用出来るサイトとは思われないのですが、これらのサイトでの投資を勧誘されても決して応じるべきではないと結論します。


●BPOG (https://www.bpoguit.com/)

●AOEX (https://www.aoexjs.vip/)

●Bitforex (ビットフォレックス https://www.bitfucis.com/)

●Bitforex (ビットフォレックス https://www.biforexbs.com/)

●Zaif (ザイフ https://www.zaisibs.vip/)

●AVATRADE (アバトレード https://www.avatraet.com/)

●CoinTracker (コイントラッカー https://www.truotxesv.com/)

●Radar Relay (レーダーリレー https://www.radbzns.vip/)

●Zbipt (https://www.zbncsk.vip/)

●BIBOSS (https://www.bisafeec.vip/)

●Dexline (デックスライン https://www.dexuknz.com/)

●CEG (https://www.cegevnb.com/)

●ZGYE (https://www.zgyesst.com/)

●ZTK (https://www.ztkzzt.vip/)

●Be Top (ビートップ https://www.betnent.com/)

●BQEX Web3 (https://www.bqexwks.com/)

●DEX (https://www.dexios.vip/)

●Mxecoin (Mxeコイン https://www.mxesxua.vip/)

●BHbank (BHバンク https://www.bhbanks.com/)

●XT (https://www.xtxtis.com/)

●ChainCade (チェーンケード https://www.chainut.vip/)

●Bitso (https://www.bissoas.com/)

●UFO (https://www.ufcvev.vip/)

●AOEX (https://www.aoetbou.vip/)

●Bitmart (ビットマート https://www.bmartis.vip/)

●66ex (https://www.66exape.vip/)

●CBEX (https://www.cbexis.vip/)

●OFEX (https://www.ofexks.com/)

最初の2つのサイト、BPOGとAOEXはYahoo知恵袋に質問が出てきたサイト、残りは画像検索で見つけてきたサイトです。最後のOFEXを除く27個のサイトは上で検証したEOKEX (https://www.eokexts.com/) など3つのサイトと極めてよく似ており、同じテンプレートをコピペして量産されたサイトと思われます。最後のOFEXというサイトも他のサイトと明らかに似ているのですが、明らかに異なる部分もあり、いわばモデルチェンジされたバージョンと思われます。

まずはBPOGとAOEXについてYahoo知恵袋に出てきた質問投稿を引用します。

2023年10月10日投稿 (BPOGに関する質問) 

「知人」からBPOGというサイトでの仮想通貨投資を勧められたようでアプリをダウンロードして登録が必要と言われているようです。「知人」がどういう関係の人物なのかについては情報がありません。

2023年12月29日投稿 (AOEXに関する質問)

質問には「AOEL取引所」と書いてありますが、示されているURLアドレスのサイトを確認してみると「AOEL」ではなく、「AOEX」というサイトのようです。どういう経緯でこの質問を投稿しているのか情報がありませんが、既に入金してしまい、出金出来なくなっているようです。

とにかくまずこれら2つのサイトの冒頭部の画像を以下に示します。

これら2つのサイトの冒頭部は互いに非常によく似ていますし、上で検証したEOKEX (https://www.eokexts.com/) など3つのサイトの冒頭部とも非常によく似ています。明らかに同じテンプレートから量産されたサイトです。比較の為にEOKEX (https://www.eokexts.com/) のサイト冒頭部の画像を以下に再掲します。

さらに画像検索で見つかってきた表題3番目以降のサイトについてもサイト冒頭部の画像を以下に表題と同じ順で示していきます。

▼ビットフォレックス (https://www.bitfucis.com/)

▼ビットフォレックス (https://www.biforexbs.com/)

アバトレード (https://www.avatraet.com/)

▼コイントラッカー (https://www.truotxesv.com/)

▼レーダーリレー (https://www.radbzns.vip/)

▼デックスライン (https://www.dexuknz.com/)

▼ビートップ (https://www.betnent.com/)

▼Mxeコイン (https://www.mxesxua.vip/)

▼BHバンク (https://www.bhbanks.com/)

▼チェーンケード (https://www.chainut.vip/)

▼ビットマート (https://www.bmartis.vip/)

ビットフォレックスというサイトが2つ、AOEXというサイトも2つありますが、URLアドレスは微妙に異なります。UFOというサイトも以前に上で検証したサイトと同じ名称ですが、これも以前に検証したサイトとURLアドレスが異なる別個のサイトです。またビットフォレックス、ザイフ、アバトーレドといったサイト名は既存の仮想通貨取引所やFX業者の名称を盗用したものと考えられます。

そしてこれらのサイトはこの冒頭部の比較で互いに非常によく似ています。左上のロゴとサイト名が異なること以外は9番目のZbipt (https://www.zbncsk.vip/) で他のサイトで

>暗号世界のトレンドをリード

と書いてある部分が

>先物取引所

となっている点、さらに最後のOFEX (https://www.ofexks.com/) で背景の画像が全く異なること以外は互いに全く同じに見えます。

次に言語選択メニューを比較します。まず以下には左下から右下に向けてBPOG (https://www.bpoguit.com/) → AOEX (https://www.aoexjs.vip/) → 上で検証した比較対象のEOKEX (https://www.eokexts.com/) の言語選択メニューを示します。

同様に表題3番目のビットフォレックス (https://www.bitfucis.com/) → 4番目のビットフォレックス (https://www.biforexbs.com/) → 5番目のザイフ (https://www.zaisibs.vip/) の言語選択メニューを以下に示します。

次は表題6番目のアバトレード (https://www.avatraet.com/) → コイントラッカー (https://www.truotxesv.com/) → レーダーリレー (https://www.radbzns.vip/) という順で言語選択メニューを以下に示します。

次は表題9番目のZbipt (https://www.zbncsk.vip/) → BIBOSS (https://www.bisafeec.vip/) → デックスライン (https://www.dexuknz.com/) の順で言語選択メニューを示します。

次は表題12番目のCEG (https://www.cegevnb.com/) → ZGYE (https://www.zgyesst.com/) → ZTK (https://www.ztkzzt.vip/) の順で言語選択メニューを示します。

次は表題15番目のビートップ (https://www.betnent.com/) → BQEX Web3 (https://www.bqexwks.com/) → DEX (https://www.dexios.vip/) の順で表示言語選択メニューを示します。

次は表題18番目のMxeコイン (https://www.mxesxua.vip/) → BHバンク (https://www.bhbanks.com/) → XT (https://www.xtxtis.com/) の順で表示言語選択メニューを示します。

次は表題21番目のチェーンケード (https://www.chainut.vip/) → Bitso (https://www.bissoas.com/) → UFO (https://www.ufcvev.vip/) の順で3つの表示言語選択メニューを示します。

次は表題24番目のAOEX (https://www.aoetbou.vip/) → ビットマート (https://www.bmartis.vip/) → 66ex (https://www.66exape.vip/) の順で3つの表示言語選択メニューを示します。

最後は表題27番目のCBEX (https://www.cbexis.vip/) → 表題最後のOFEX (https://www.ofexks.com/) の順で2つの言語選択メニューを示します。

比較対象のEOKEX (https://www.eokexts.com/) や冒頭部の背景画像が明らかに異なるOFEX (https://www.ofexks.com/) を含めた29個のサイトの言語選択メニューは選択出来る言語の種類やその並び順など全く同じではありませんがやはり互いに非常によく似ています。

次はこれらのサイトの口座開設画面を比較します。まず以下には左下から右下に向けてBPOG (https://www.bpoguit.com/) → AOEX (https://www.aoexjs.vip/) → 上で検証した比較対象のEOKEX (https://www.eokexts.com/) の口座開設画面を順に示します。

同様に表題3番目のビットフォレックス (https://www.bitfucis.com/) → 4番目のビットフォレックス (https://www.biforexbs.com/) → 5番目のザイフ (https://www.zaisibs.vip/) の口座開設画面を以下に示します。

次は表題6番目のアトレード (https://www.avatraet.com/) → コイントラッカー (https://www.truotxesv.com/) → レーダーリレー (https://www.radbzns.vip/) という順で登録画面を以下に示します。

次は表題9番目のZbipt (https://www.zbncsk.vip/) → BIBOSS (https://www.bisafeec.vip/) → デックスライン (https://www.dexuknz.com/) の順で登録画面を示します。

次は表題12番目のCEG (https://www.cegevnb.com/) → ZGYE (https://www.zgyesst.com/) → ZTK (https://www.ztkzzt.vip/) の順で登録画面を示します。

次は表題15番目のビートップ (https://www.betnent.com/) → BQEX Web3 (https://www.bqexwks.com/) → DEX (https://www.dexios.vip/) の順で登録画面を示します。

次は表題18番目のMxeコイン (https://www.mxesxua.vip/) → BHバンク (https://www.bhbanks.com/) → XT (https://www.xtxtis.com/) の順で登録画面を示します。

次は表題21番目のチェーンケード (https://www.chainut.vip/) → Bitso (https://www.bissoas.com/) → UFO (https://www.ufcvev.vip/) の順で3つの登録画面を示します。

次は表題24番目のAOEX (https://www.aoetbou.vip/) → ビットマート (https://www.bmartis.vip/) → 66ex (https://www.66exape.vip/) の順で3つの登録画面を示します。

最後は表題27番目のCBEX (https://www.cbexis.vip/) → 表題最後のOFEX (https://www.ofexks.com/) の順で2つの登録画面を示します。

これら登録画面についても比較対象のEOKEX (https://www.eokexts.com/) や冒頭部の背景画像が明らかに異なるOFEX (https://www.ofexks.com/) を含めた29個のサイトで互いに非常によく似ています。

次にトップページに戻って冒頭部に続いて出てくるサイトの特長を3項目にまとめて説明している部分を比較します。但し29個のサイトの同じ画像を全て並べても意味がないので以下にはまずYahoo知恵袋に質問が出てきた2つのサイト、すなわち表題最初のBPOG (https://www.bpoguit.com/) と表題2番目のAOEX (https://www.aoexjs.vip/)、比較対象として上で検証対象としたEOKEX (https://www.eokexts.com/)、計3つのサイトの画像を以下に順に示します。

ここまで3つのサイトは互いに全く同じです。画像は省略しますが表題3~27番目の25個のサイトについてもこの部分はこれらのサイトと全く同じです。

しかし冒頭部の背景画像が明らかに異なる表題最後のOFEX (https://www.ofexks.com/) の場合は以下に示すように他のサイトとイラスト部分が全く異なります。

但し、このOFEX (https://www.ofexks.com/) のサイトについてもテキスト部分は他の28個のサイトと全く同じです。

さらにこの部分に続くやはりサイトの特長を説明している部分についてもまず表題最初のBPOG (https://www.bpoguit.com/) と表題2番目のAOEX (https://www.aoexjs.vip/)、比較対象として上で検証対象としたEOKEX (https://www.eokexts.com/)、計3つのサイトの画像を以下に順に示します。

この部分についてもここまで3つのサイトは互いに全く同じですし、画像は省略しますが表題3~27番目の25個のサイトについてもこの部分はこれらのサイトと全く同じです。

しかし表題最後のOFEX (https://www.ofexks.com/) の場合はやはり以下に示すように他のサイトと右側のイラスト部分が全く異なる一方で左側のテキスト部分は全く同じです。

さらにトップページの最後に出てくる「選択されたブロジェクト」と題された顧客数などを示している部分についても同様にまず表題最初のBPOG (https://www.bpoguit.com/) と表題2番目のAOEX (https://www.aoexjs.vip/)、比較対象として上で検証対象としたEOKEX (https://www.eokexts.com/)、計3つのサイトの画像を以下に順に示します。

この部分についてもここまで3つのサイトは互いに全く同じですし、画像は省略しますが表題3~27番目の25個のサイトについてもこの部分はこれらのサイトと全く同じです。さらに表題最後のOFEX (https://www.ofexks.com/) の相当部分も以下に示します。

この部分については表題最後のOFEX (https://www.ofexks.com/) の場合もイラスト部分も含めて他のサイトと全く同じです。やはり冒頭部の背景画像などが他のサイトと異なる表題最後のOFEX (https://www.ofexks.com/) も含めて本項で検証対象としている28個のサイトは同じテンプレートから同じグループによって立ち上げられたサイトと考えて間違いないでしょう。

次に各サイトで連絡先情報を探しましたが上で検証した3つのサイトやサイトに明らかな類似点が認められる「検証102」「検証113」「検証124」で検証してきた合計130以上のサイトと同じで連絡先情報が全く見当たりません。そこで各サイトのWho Is 情報を確認しましたが、やはり殆ど情報はありません。幾つかのサイトに登録者の所在地に関して断片的な情報が記されているだけです。以下にまとめます。

サイト名 (URLアドレス) 登録・開設日 登録者所在地

BPOG (www.bpoguit.com) 2023830日 記載なし

AOEX (www.aoexjs.vip) 2023年9月18日 記載なし

ビットフォレックス (www.bitfucis.com) 20239月6 記載なし

ビットフォレックス (www.biforexbs.com) 2023年10月8 記載なし

ザイフ (www.zaisibs.vip) 2023614日 記載なし

アバトレード (www.avatraet.com) 2023年9月22 記載なし

コイントラッカー (www.truotxesv.com) 2023522日 記載なし

レーダーリレー (www.radbzns.vip) 2023519日 シンガポール

Zbipt (www.zbncsk.vip) 202363日 記載なし

BIBOSS (www.bisafeec.vip) 202396日 シンガポール

デックスライン (www.dexuknz.com) 202383日 記載なし

CEG (www.cegevnb.com) 2023年7月21日 記載なし

ZGYE (www.zgyesst.com) 2023725日 記載なし

ZTK (www.ztkzzt.vip) 2023年4月5日 マレーシア・ペラ州

ビートップ (www.betnent.com) 2023522 記載なし

BQEX Web3 (www.bqexwks.com) 2023年9月30 記載なし

DEX (www.dexios.vip) 2023103 記載なし

Mxeコイン (www.mxesxua.vip) 2023619 記載なし

BHバンク (www.bhbanks.com) 2023年8月22日 記載なし

XT (www.xtxtis.com) 202364日 記載なし

チェーンケード (www.chainut.vip) 2023712日 記載なし

Bitso (www.bissoas.com) 20231031日 記載なし

UFO (www.ufcvev.vip) 2023514日 記載なし

AOEX (www.aoetbou.vip) 202383日 シンガポール

ビットマート (www.bmartis.vip) 2023919日 記載なし

66ex (www.66exape.vip) 2023913日 記載なし

CBEX (www.cbexis.vip) 2023113日 記載なし

OFEX (www.ofexks.com) 2023年5月9日 記載なし

登録者の所在地が記されているサイトが4つありますが、3つがシンガポールで残りの1つがマレーシアになっています。どう見ても同じグループによるサイトとしか思われないのに運営者の所在地が少なくとも2種類というのはおかしいでしょう。

他のサイトと比べて背景画像やイラストが入れ替わっている表題最後のOFEX (https://www.ofexks.com/) のサイトは他のサイトと設立の時期が違う、例えば他のサイトよりも古い、あるいは新しいサイトでいわばバージョンが異なるサイトなのではないか、例えば他のサイトの元になっているテンプレートが更新されてOFEXのサイトが作られたのではないかとも考えたのですが、他のサイトと立ち上げられた時期は重なっているようです。どういういきさつでOFEXの背景画像やイラストが変更されているのかは謎です。

ともかくこれらのサイトの情報開示は著しく不充分、不適切と考えざるを得ません。AOEX (https://www.aoexjs.vip/) で出金できなくなっているという被害報告が確認されていること、そもそも明らかにコピペで量産されたサイトがこれだけ大量に存在するという時点で信頼できるサイトとは到底思えません。改めて結論するまでもなくこれらのサイトでの投資は全く推奨できません。