検証34

このページでは以下を検証します。モグコインという仮想通貨が2件あって混乱しますのでご注意ください。

●DasCoin (ダスコイン dascoin.com/)
●NetLeaders (ネットリーダーズ netleaders.com/en/)
●MOG COIN (モグコイン ico.mogbv.com/)
●MOGU Coin (モグコイン www.mogu61.com/)
●CharterPrime (チャータープライム www.charterprime.com/en/index.html)


まずDasCoin (ダスコイン)という仮想通貨に関係する以下の2つのサイトを検証します。

●DasCoin (ダスコイン dascoin.com/)
●NetLeaders (ネットリーダーズ netleaders.com/en/)

この項目はYahoo知恵袋での質問に対する回答として書いたものです。少なくとも1年以上前から存在する案件のようですが、Dascoin TokyoというTwitterアカウント(所在地情報は東京渋谷区)から勧誘目的と思われる投稿が2018年2月1日付でなされているなど日本での勧誘は最近になってから活発化しているのかもしれません。

表題の2番目のサイトにあるNetleaders (ネットリーダーズ)が親会社的な存在のようです。ネットリーダーズのサイトではDasCoinの名称の由来が説明されています。Coinの部分もConversion Instrumentから由来しているらしいです。

まずダスコインのサイトにアクセスして連絡先情報を探しましたがサイトの脚注部分に香港の住所があるだけで電話番号がありません。

この住所を検索すると例えば日系の不動産業者と思われる横浜不動産という不動産会社の香港店のサイトが引っかかります。そしてこの住所にはバーチャルオフィス業者大手のRegusの拠点があったことが分かります。この住所にRegusの拠点があったことは複数のサイトでも確認されます。

しかしRegusのサイトからこの拠点を確認しようとしましたが香港には20以上の拠点があるものの、当該住所の拠点は該当がありません。どうやらこの拠点は時期が分かりませんが閉鎖されているようです。

ついでにネットリーダーズのサイトで連絡先住所を探しましたがやはりサイトの脚注部分に住所だけが小さい活字で書いてあるだけで電話番号はありません。住所はシンガポールです。

>6 Raffles Quay #11-07 | Singapore 048580

この住所も検索するとどうやらBlue Megというオフショア会社の住所と部屋番号まで同じのようです。

さらにダスコインのサイトも親会社のネットリーダーズのサイトも非常に奇妙なことに表示言語の選択肢が英語とPolski (ポーランド語)になっています。ホワイトペーパーは英語版だけです。香港とかシンガポールにあるのにさしてメジャーな言語とは言い難いポーランド語での表示が可能という状況には強い違和感を感じます。香港やシンガポールの会社ならポーランド語よりも断然中国語を優先するべきでしょう。電話番号がないことと考え併せ、香港の住所もシンガポールの住所も架空である可能性が濃厚と判断せざるを得ません。

一方でダスコインのサイトによればCEO(最高経営責任者)のMichale Mathiasという人物はアメリカのプリンストン大学を卒業し、アメリカの金融機関(アメリカン・エクスプレスとT. Rowe Price)で経験を積み、現在は地中海に浮かぶマルタ共和国のSliema (スリーマ)という町に住んでいるとなっています。またネットリーダーズのサイトによれば経営トップと思われるJohn Prettoという人物はアメリカのDeVry Universityを卒業して現在はアメリカのラスベガスに住んでいるとなっています。会社の所在地と居住地が全く異なることにかなり違和感を感じます。

一方、ネットリーダーズのサイトでは以下のキャプに示すように現在のダスコインの価格が0.46ユーロとなっています。このことから考えるとユーロ経済圏の何処かに拠点があるのではないかと考えたくなります。

ちなみにWikipediaによれば国としてポーランド語を公用語としているのはポーランドだけのようですが、リトアニアやベラルーシなどでも使われているようです。ポーランドの通貨はズウォティ(ズロチ)ですがユーロもある程度流通してるようです。いずれにしろダスコインを運営しているグループが香港やシンガポールにあるとは非常に考えにくいです。やはり欧州、特に東欧の何処かに本当の本拠がある可能性が高いと思います。

そしてこの案件についてはかなり以前から存在する案件であると書きましたが、それだけにネット上には多数のレビューや見解が存在しています。それらの中には好意的な意見も否定的な意見もあるようです。例えばSteemitというサイトにある以下の記事ではダスコインがScam (詐欺)であると断言しています。

さらに本文の中ではこれはポンジースキーム (自転車操業方式の詐欺)であると明言さえしています。これだけ明確に詐欺であると断言する根拠として、ダスコインを運営しているグループは決して仮想通貨の専門家などではなく、一部の人は「検証6」で検証したOne Coin (ワンコイン)という既に摘発されて逮捕者まで出したポンジースキーム方式の仮想通貨詐欺で宣伝活動をやっていた人間であるとしています。

>Dascoin is a classic ponzi scheme and was created by a team which is fully comprised of people who are not in any way cryptocurrency experts or advocates. Several of them have come directly from promoting Onecoin, which was another ponzi that ended with people being arrested.

さらにダスコインはいわばワンコインのクローンであってビジネスモデルも酷似していると指摘し、最終的な結果も同じになるであろうとしています。

In fact, Dascoin is a Onecoin clone, the business model is very much similar and I suspect the end will be somewhat similar too.

またダスコインのホワイトペーパーは(映画化もされたファンタジー小説の)指輪物語よりも虚構に溢れているとまで主張し、ワンコインとダスコインの共通点として仮想通貨そのものが購入出来るのではなく「マスターノードのタイムシェア」を購入するような形になっていることを指摘しています。購入出来るのはトークンであり、購入したトークンを使ってを仮想通貨を発掘するということになっているのです。この独特のシステムについては確かに「検証6」のワンコインの検証でも奇妙に感じた点であり、ダスコインでも同じであるならばワンコインの転用であるという証拠にまでなるかどうかはともかく、共通点であることは確かでしょう。そしてワンコインとダスコインはネズミ講方式での勧誘に力点が置かれていることも重要な共通点であると指摘しています。但しネズミ講方式で販売拡大を行う仮想通貨は一連の検証の中でも多数出ていますからダスコインがワンコインの転用であるという「証拠」にまではならないように思います。

ダスコインとワンコインのシステムなどがどれほど似ているのか指摘されている点を全て厳密に比較する気にはならないのですがこうなってくると「検証6」で書いたワンコインの本社がブルガリアとなっていたことを思い出します。ルーマニアとブルガリアは国境を接する隣国ですからダスコインとワンコインの間に確かに繋がりがあっても不思議ではないような気がしてきます。

そしてこのSteemitの記事の中で事実であるならばダスコインが詐欺であるという最も有力な「証拠」になりそうなのは以下の部分です。かなり長くなりますが引用します。

>Dascoin claims masternodes are used to create blocks for the blockchain.

>The dascoin website and github show no signs of any software or code for dascoin masternodes, there isn't any.

>When you add these three things together, something doesn't add up. When you claim that masternodes create blocks for the blockchain, and there are no masternodes or any evidence of a way to set them up, and yet there are still blocks being produced without them, there is something shady happening.

>In case you are wondering, every block is empty and i recommend you check for yourself. Click on any block and you will see 0 operations.

個人的にマスターノードなど技術的な専門知識もなく、適切な説明が出来る自信もないのですが、どうやらダスコインのブロックチェーンは見かけだけであり、ブロックチェーンのブロックの中身を覗いてみると何も書かれておらず、ブロックチェーンの体を成していないということのようです。そしてその証拠としてブロックの1つを開いて何も書かれていないことをキャプ画像で示しています。確かに最後の行に「Operations (0)」と書いてあるだけであることは分かります。

あらゆる面でかなり信頼性が低い案件と判断せざるを得ません。投資は避けるべきと結論します。


●MOG COIN (モグコイン ico.mogbv.com/)

この項目もYahoo知恵袋での質問への回答として書いたつもりだったのですが、実はモグコインという仮想通貨が2つあって知恵袋の質問にあったのは全く別の案件だったようです。しかし日本語版のホワイトペーパーが準備されているなどの状況から考えて日本も投資勧誘の標的になっていると思われる折角書いてしまった検証を消すのも悲しいのでそのまま残すことにします。知恵袋の質問にあった方のモグコインは次項で検証します。

まず表題のサイトを見るとオンラインのカジノを運営している会社のようです。サイトの冒頭にはラスベガスと思われる高層ビルの並ぶ光景やカジノで使われるチップなどの写真が使われていますが、この業者が別にラスベガスにカジノを所有しているわけではないと思います。

ちなみにこのサイト自体は英語サイトしか存在しないようですが上のキャプに国旗が並んでいることで分かるように日本語を含む複数の言語に対応したホワイトペーパーが用意されています。日本語版のホワイトペーパーは英語版より少し簡略化したものであるとなっていますがざっと見たところ英語版と大差はありません。最大750万ユーロ (10億円弱)の資金を集める予定となっています。資金調達額としてはそれほど大きい部類ではないようです。

まず例によって連絡先情報を探しましたが殆ど情報がありません。サイトの脚注部分に辛うじてメールアドレスらしきものがあるだけです。

>moc.vbgom@oci

住所も電話番号も見当たらないのは明らかに情報開示不足であり、不審を抱かざるを得ません。

さらにこのサイトの記述を読んでいくとロードマップの項目には2016年12月にLotto Pokerという最初のゲームをリリースし、2017年5月にはQuick Draw Pokerという2つ目のゲームをリリース済みであるとなっています。既にオンラインカジノが稼働していることになります。

しかしこれらのオンラインカジノゲームが実際にどこでプレイ出来るのかが明確に示されていません。表題のサイトは仮想通貨のサイトであってこのサイトでカジノゲームがプレイ出来るようには見えませんし、リンクも見当たりません。そこで既にリリースされているはずの2つのゲーム、Lotto PokerとQuick Draw Pokerで検索してようやくそれらしきオンラインカジノサイト、Explosive Gambling (エクスプローシブ・ギャンブリングwww.explosivegambling.com/index.html)のサイトを見つけました。

このサイトには確かにLotto PokerとQuick Draw Pokerというゲームがあることになっており、サイトの脚注部には運営元に関する情報があります。

>This webpage is operated by Massive Online Gambling (MOG) B.V., a company which is fully licensed and regulated to offer gambling by the laws of Curacao under the Curacao Gaming Authority license number 1668/JAZ.

>Financial transactions taking place on this webpage are managed by MOG AS, #918 922 946 (Varbekkvegen 14, 6450 Hjelset).

運営元はMassive Online Gambling (MOG) B.V.となっており、カリブ海に浮かぶオランダ領のキュラソー島のライセンス (ライセンス番号 1668/JAZ)で運営しているとなっています。このライセンス番号はモグコインのサイトにある欄センス番号と一致しています。さらにMOGの所在地らしきノルウェーの住所(Varbekkvegen 14, 6450 Hjelset)が書いてありますが電話番号などはありません。またこのノルウェーの住所をGoogleマップで見ると農村地帯の一軒家のように見えます。この住所に会社が実在するかどうかは疑わしいと感じます。ちなみに表題のモグコインのサイトの経営者情報でCEO (最高経営責任者)となっているERIK ZUCKERMANNという人物のプロフィールを見ると

>Business sales executive. Has since the early nineties worked with national (Norwegian) and international companies developing sales and market strategies very successfully.

赤字の部分にノルウェー国籍であると書かれています。一応、辻褄は合っていますが、モグコインのサイトに明確な連絡先情報が欠けていることには改めて不審を感じざるを得ません。

またこのExplosive Gamblingのサイトをアクセスを解析出来るサイトで見るとオンラインカジノのサイトなのに1日当たりの独立の訪問者数が約20人、アクセス数は1日当たり約60回という状態です。

既に引用した表題のモグコインのサイトのロードマップの続きには

>2020 We expect to have one million players

(2020年には100万人がカジノサイトを利用するようになることを予期。)

>2023 Our goal is to generate 1 billion euro in annual revenue

(2023年には年間売上10億ユーロに達する予定。)

>2025 MOG will become the worlds biggest online gambling company

(2025年には世界最大のオンラインカジノ会社に成長。)

といった輝かしい成長予測が書いてあるのですが、現状との乖離はかなり大きいと言わざるを得ません。少なくとも現在のMOG社はオンラインカジノを実際に運営しているとしても極めて小規模なものであり、巨額の資金を仮想通貨発行で集めたとしても成功が約束されているようなものではないと思いますし、ロードマップは楽観的過ぎる、いわば大風呂敷状態なのではないか考えざるを得ません。

さらに既に登場していますが、モグコインのサイトでもエクスプローシブ・ギャンブリングのサイトでも登場していたライセンス番号が問題です。

>Curacao Gaming Authority license number 1668/JAZ.

なぜカリブ海に浮かぶキュラソー島(オランダ領)のライセンスなのでしょうか?ノルウェーにあるオンラインカジノがキュラソー島のライセンスで営業することに問題はないのかノルウェーの法律が分からないので確固としたことは言えませんが違和感を感じます。そしてこのライセンス番号を検索して「Game Protect 」というサイトで以下の記事を発見しました。タイトルは

>Curacao license scam 1668/JAZ, sub-licenses have no legal basis!

となっていて要するにモグコインのサイトにあるライセンス番号は違法に使われていることが記事で述べられています。

記事に述べられている状況は複雑で断片的なのですが、問題の1668/JAZという番号のライセンスはキュラソーにあるeGamingという会社に与えられたライセンス番号であり、eGamingは現在では MOBILE TECHNOLOGY MARKETING LIMITEDという社名に変更しているそうです。そしてこのライセンス番号は違法にサブライセンスされていて非常に多数のオンラインカジノのサイトがこのライセンス番号を使って違法に営業しており、多くの被害が発生しているといったことが書いてあります。

どうやらこのライセンス番号には重大な問題があると思われます。情報開示の不足、違法性、ロードマップの実現性など多くの問題があるのは確実と思われ、この案件への投資は到底推奨し難いという結論にならざるを得ません。


●MOGU Coin (モグコイン www.mogu61.com/)
●CharterPrime (チャータープライム www.charterprime.com/en/index.html)

下に示す知恵袋に出たモグコインという仮想通貨に関する質問への回答として書いた項目です。質問によれば職場の同僚から勧誘されたとありますからネズミ講方式での勧誘が行われている可能性があるかと思われます。セミナーでの勧誘も行われているようです。モグコインという仮想通貨が2つ存在しているようで混乱しましたがこちらが知恵袋の質問にあったモグコインかと思われます。チャータープライムはモグコインの開発元として登場するFX業者です。

このモグコインの紹介では右に示すようなキノコと思われるデザインのロゴがしばしば使われています。最初に書いておきますがこれは検証するのがかなり困難です。何しろ情報が少なく、さらに上で検証した全く別のモグコインという仮想通貨、さらにはゲームの中で登場するモグコインというものも存在するようで非常に混乱しやすいです。公式サイトを探し出すのにも苦労して結局はロゴの画像を画像検索に掛け、中国語の掲示板にあったリンクに行き着くという形でようやく発見しました。公式サイトは中国語で書かれていて中国語は全く分からないのでGoogle翻訳に頼ることになりました。

まず検索すると勧誘目的と思われる日本語のブログが幾つかとYoutubeにアップされた動画 (英語版、日本語字幕付き)が見つかります。動画の投稿者は「JAPAN MOGU OFFICIAL」となっています。

ゼロから学ぶ暗号通貨のすべて (2018年3月1日投稿)

ちょっと小耳に挟んだ へーー って話! (2018年3月17日投稿)

笑い話から・・・・まずは (2018年3月24日投稿)

これらのブログや動画を見ても漠然とした部分が多いのですが「モグルーター」という新たに開発したルーターを大量に普及させ、そのルーターでマイニングを行うとかモグコインの使用履歴を集めてビッグデーターとして提供することで利益をあげるといったことが書いてあります。果たしてルーターにそんな機能を搭載することが出来るのかどうかは大きな謎ですし、仮想通貨の取引データーをビッグデーターとして売り払うことに問題はないのか、どれほどの利益になるのかも疑問ではあります。

そしてルーターやモグコインの開発元として登場するのがCHARTERPRIME (チャータープライム)というFX業者です。

このチャータープライムに関する「チャータープライムグループのセレブレーション」と題する動画が上で引用した動画と同じ「JAPAN MOGU OFFICIAL」から投稿されていますが、何やらパーティーをしたりヨットに乗っているなどお金持ちの贅沢の様子が映されているだけで殆ど何も分かりません。

まずこの2つの企業の所在地情報ですが、MOGUコインのサイトは中国語で書かれたサイトですが連絡先情報は以下にあるだけだと思われます。

Google翻訳で翻訳するとおおよそ書いてあることが分かります。

>メールメッセージ

>Contact@mogu61.com

>メッセージは月曜日から金曜日の10:00から18:00まで、できるだけ早くあなたに送り返されます。

>我々は注意を払う

>公開番号に注意を払う:キノコのルーティング

>月曜日〜金曜日10:00〜18:00

要するにメールアドレスがあるだけで住所も電話番号もありません。情報開示は明らかに不充分です。一方のチャータープライムのサイトは英語、中国語、マレー語での表示が可能になっておりかなり見栄えのするサイトですがやはり連絡先情報は皆無に近く、メールアドレスとFacebookやTwitterなどSNSアカウントへのリンクがあるだけです。

そこでこれらのSNSアカウントに行ってみましたがFacebookのアカウントの基本データーという項目には連絡先に結び付きそうな多少の情報があります。すなわちニュージーランドとオーストラリアの金融機関登録番号らしきものが記されています。そこで過去の検証にも何度も登場しているニュージーランドの金融機関登録を調べてみると確かに当該のFSP#348606という登録番号でチャータープライム社の登録を確認しました。ここには住所も書かれています。

>Level 27, Pwc Tower, 188 Quay Street Auckland

しかしこの住所は検索するとバーチャルオフィス業者大手のServcorpの拠点の住所と完全に一致します。明らかにバーチャルオフィスの住所で金融機関登録出来てしまうニュージーランドのザル審査を悪用した架空住所でしょう。

またチャータープライムのサイトをアクセス解析出来るサイトで見ると1日当たりの独立な訪問者数がおよそ30人、1日当たりアクセス数合計がおよそ87回となっています。またサーバーはシンガポールです。

しかもAlexaというアクセス数の推移を見ることが出来るサイトで調べてみるとチャータープライムのサイトへのアクセスはつい最近まで非常に少なかったことが分かります。

とてもではありませんが勧誘動画の中で主張されているビットコインを超えるような大きな事業をやるような規模を持つ金融機関とは思えません。

さらにチャータープライムを検索するとForeX Peace ArmyというFX業者の口コミ評価サイトチャータープライムの評価がされているのを見つけました。現時点で7件の口コミ評価があるのですが、その内訳は1つ星が3件、4つ星が2件、5つ星が2件となっており、4つ星、5つ星の4件の口コミ評価はいずれも運営元によって評価取消扱いとなっており、現在残っているのは1つ星評価の3件だけです。何故高評価のレビューがいずれも取消処分になったのかと言えば例えば以下のキャプにある5つ星評価はシンガポール在住のSammy Lowと名乗る人物が投稿したものとなっていて「法規制が厳格に守られており、速やかに出金された」といったプラス評価が書かれているのですが、運営者がこの投稿はシンガポールから投稿されたものではなく、チャータープライムと同じIPアドレスから投稿されている、つまり自作自演なので取り消し処分にしたとしてSPAM認定になっています。

他の3件の高評価レビューもカナダ、マレーシア、イギリスからの投稿となっているのに実際には全てチャータープライムと同じIPアドレスから投稿されていることを指摘されて取り消しになっています。ちなみに1つ星の3件のレビューにはスワップ金利がプラスだったはずなのに何の告知もなくマイナススワップになっていた、必要な書類を準備出来ないといった利用者の不満が書かれています。とにかく自作自演で評価を上げようとするなど明らかに信用ならない業者と考えざるを得ません。

さらに表示可能な言語やサーバーの所在地など考えるとチャータープライムはオーストラリアとかニュージーランドの企業ではなく、シンガポールかマレーシア辺りに本拠がある可能性が高いように思います。

総合的に判断して到底信用出来る投資先とは思えません。MOGUコインへの投資は推奨しません。