検証66

本ページで取り上げるサイトはいずれも仮想通貨取引所 (暗号資産交換業者) に該当すると思われますが、いずれも日本の金融庁が公表している暗号資産交換業者の登録リストに該当がありません。ここで検証するサイトの多くは日本語対応しており、さらに少なくとも一部のサイトについて日本人に向けた勧誘や被害報告が確認されていて単に無登録の違法業者であるというだけでなく、詐欺目的のサイトである疑いが極めて濃厚と考えられます。

▼本サイトでの検証は名誉棄損に当たらないと考えます。→ 雑記1

「検証63」「検証64」「検証65」の3ページに続き、Tinderを始めとするマッチングサイト (出会い系サイト) やSNSで外国人による勧誘が行われているという共通点があるサイトについて検証を続けます。「検証67」「検証68」「検証69」「検証70」「検証71」「検証72」「検証73」「検証74」「検証75」「検証76」「検証77」「検証78」「検証79」「検証80」「検証81」「検証82」「検証83」「検証84」「検証85」「検証86「検証87「検証88」「検証89「検証90「検証91「検証92「検証93「検証94「検証95「検証96「検証97「検証98「検証99「検証100「検証101「検証102「検証103「検証104「検証105「検証106「検証107「検証108「検証109「検証110「検証111「検証112」「検証113」「検証114」「検証115」「検証116」「検証117」「検証118」「検証119」「検証120」「検証121」「検証122」「検証123」「検証124」「検証125」「検証126」「検証127」「検証128」「検証129」「検証130」「検証131」「検証132」「検証133」「検証134」「検証135」「検証136」「検証137」「検証138」「検証139」「検証140」「検証141」「検証142」「検証143」「検証144」「検証145」「検証146「検証147」にも続編があります。勧誘の手口の説明については「検証63」の冒頭を参照して下さい。このページでは以下を検証しています。


●HMB.COIN (HMBコイン opg.studing.club/#/)

●ANT COIN [CTCコイン] (アントコイン www.antcoin.me/html/#/home)

●UCOIN (ユーコイン www.ucoin.one/html/#/home)

●coinwave (コインウェーブ www.coinwave.net/web/index.html#/home)

●BITLIFE (ビットライフ www.bitlife.top/web/index.html#/home)

●coinvik (www.coinvik.com/web/index.html#/home)

●VETETION (www.vatetion.com/web/index.html#/home)

●MEMCHART (MEMチャート www.memchart.com/web/index.html#/home)

●BBAE [GSMコイン他] (h5.bbaecrypto.co/)

●Huobi.Vip (www.huobivip.net/)

●Huobtc (huobtc.vip/dist/#/)

●Huobtc (huobtc.top/)


まずHMBコインというサイトから検証します。

●HMB.COIN (HMBコイン opg.studing.club/#/)

これもYahoo知恵袋に出てきた以下のキャプに示した質問で知ることになった仮想通貨取引所です。

以下はこの質問にあったリンク先のサイト冒頭のキャプです。対応言語は英語と中国語の2つです。連絡先とか経営者、ライセンスに関する情報は一切見当たりません。この時点で信頼出来るサイトとは思えません。

右はこのサイトで取引されている仮想通貨のリストですがビットコイン (BTC)、イーサリアム (ETH)、ライトコイン (LTC)、EOS (イオス)とここまでは仮想通貨データーベースのCoinMarketCap (coinmarketcap.com/ja/ ) で時価総額上位に並んでいるメジャーな仮想通貨が並んでいていずれもドルペックのUSDTとの取引になっています。しかしリストの最後にあるOPGという仮想通貨はCoinMarketCapで調べても何も情報が出てきません。

さらに最初から気になっていたのですが、このサイトは名称がHMB.COINとなっているのにURLアドレス (opg.studing.club/#/) がサイトの名称を全く反映しておらず、直訳すれば「OPGを勉強するクラブ」となっています。どうやらこの仮想通貨取引所はこのOPGという謎の仮想通貨の取引を主な目的としているのではないかと考えられました。

「検証63」から「検証65」で検証してきた一連の中国系美女が勧誘する仮想通貨取引所にはしばしばCoinMarketCapで情報が確認出来ない仮想通貨が登場し、それらのチャートには非常に不自然な点が見られていたのでこのOPGという仮想通貨についてもチャートを検討してみることにしました。まずは日足チャートを以下のキャプに示します。

非常に操作性が悪いチャートで思い通りの表示が出来ないのですが、2020年4月半ばぐらいに出来高の急増を伴って相場が急激に上昇し、その後は5月半ばぐらいから相場の変動は少なくなるものの毎日の出来高は1200万枚前後でほぼ毎日安定しているということがチャートから読みとれます。さらに同じOPGコインの5分足チャートを見ると以下のようになります。

出来高が一時的に増えている時間帯もありますが、5分足は全く途切れておらず5分間で3万枚から4万枚ぐらいの出来高があるのが定常的な状態であるようです。これだけの出来高が安定しているということならばこのHMBコインのサイトにはそれなりにアクセスがなければおかしいはずです。しかしアクセス状況を解析出来るサイトで調べてみるとこのサイトへのアクセスは検出限界以下という結果が出ます。

またWho Is情報を調べてみると以下のキャプに示したようにサイトの開設日 (Creation Date) は2020年4月11日と非常に新しいです (以下のキャプ参照)。

サイト開設直後からOPGコインという全く情報が見つからないマイナーとしか思えない仮想通貨の取引が連日1200万枚も取引されているというチャートから読み取れる情報はサイトへのアクセス状況と著しく矛盾しているとしか思えません。特にOPGコインのチャートは単なるでっち上げの可能性が高いと判断せざるをません。連絡先情報などが何も開示されていないことなども考えあわせるとHMBコインという仮想通貨取引所は最初から詐欺目的で用意された実体の存在しないものである可能性が高いです。この取引所での取引、特にOPGコインの取引は絶対に避けるべきと結論せざるを得ません。


●ANT COIN [CTCコイン] (アントコイン www.antcoin.me/html/#/home)

これもYahoo知恵袋に出てきた質問で知った仮想通貨取引所です (以下のキャプ参照)。「台湾在住の台湾人の友人」に取引を勧められ口座を作ったが、その友人が死亡したので解約したいといった経緯が書かれています。回答投稿にも同じ取引所での取引を「Line友達」から勧誘されていて信頼性を疑っているという状況の説明があります。いずれの場合にも勧誘してきたのが女性かどうか分かりませんが、やはりデート商法的な勧誘であった可能性が充分に考えられるかと思います。

知恵袋の質問にある情報が少なかったのでそれだけでは「検証63」以降で検証している一連の詐欺サイトと同類かどうか確信がなかったのですが実際にサイトにアクセスしてみると既視感を感じました。以下はサイトの冒頭部のキャプですがこれまで検証してきたサイトと似ている部分があるのです。

例えば選択可能な表示言語は中国語、英語、香港語、日本語となっていて上のキャプの右上に国旗アイコンが見えます。そしてこのサイトは印象としてこれまで検証してきた幾つかのサイトとかなり似ているように思われました。例えば以下は「検証63」で検証したHKEX (hkex.us/#/)という仮想通貨取引所のサイトの冒頭部のキャプですが、例えばキャプの下端の部分に仮想通貨の相場が並んでいるサイトの構成や右上のアイコンの並びなどが似ているように思われます。

さらにアントコインのサイトで冒頭部に続くこの取引所の特徴を説明した部分の英語版のキャプを以下に示します。

HKEX (hkex.us/#/)のサイトにも3つの特徴をまとめた部分があるのですが同じく英語版のキャプを以下に示します。

アントコインでは「Customer first」となっている第3項がHKEXのサイトでは「User first」になっているなど細かい違いはありますが文章は殆ど同じですし、3つのアイコンなどどう見ても同じです。アントコインとHKEXは同じ系列としか思えません。さらに「検証63」に書きましたがOKEXCOIN (OKEXコイン okexcoin.vip/dist/#/)とAEC Digital Asset Exchange (AECデジタルアセットエクスチェンジ www.51aec.com/) もHKEXのサイトと明らかに似ている部分が認められ、やはり同じグループによる詐欺サイトと思われます。本項の検証対象であるアントコインは同じグループによる詐欺目的としか思われない一連の仮想通貨取引所のサイトの少なくとも4つ目ということになります。

さらに右のキャプはアントコインで取引されている仮想通貨のリストで11個の仮想通貨が取引されていることが分かります。11個の中でBTC (ビットコイン)、ETH (イーサリアム)、EOS (イオス)、XRP (リップル)と最初の4つは時価総額上位のメジャーな仮想通貨ですがそれ以降の7つは聞いたことがなかったので仮想通貨データーベースのCoinMarketCapで調べてみると7~11番目に出てくるHT (Huobi Token)OMG (OMG Network)ZRX (0x)BTM (Bytom)GO (GoChain)の5つについてはそれぞれCoinMarketCapで対応すると思われる仮想通貨の情報が見つかります。

しかし5番目のCTCと6番目のLBXについては情報が見つかりません。CTCについてはCoinMarketCapで略号が一致する仮想通貨が2つ、具体的にはCTC (Credit Tag Chain)CTC (Creditcoin)が見つかりますが、相場水準が全く違うので同じものとは思えません。それよりもむしろCTCという仮想通貨で思い当たるのは「検証63」で検証したモビコインあるいはモビ・エクスチェンジという複数の仮想通貨取引サイトでもCTCという仮想通貨が取引されていたことです。モビコインあるいはモビ・エクスチェンジで取引されていたCTCについては「検証63」にまとめたようにチャートの動きや出来高などが非常に不自然で実際の取引を反映しているものとは思えませんでしたからこのアントコインのサイトで取引されているCTCについてもチャートを調べてみることにしました。まず以下は2020年6月18日に取得したCTCコインのUSDT建て (=ドル建て) 日足チャートです。

このチャートを見る限り、CTCコインは2020年5月27日上場されたばかりでモビコインあるいはモビ・エクスチェンジで取引されていたCTCコインのチャートに見られたような不自然な右肩上がりのチャートと似た部分があるかどうか判断することが出来なかったのでしばらく待ってチャートの動きを見極めようとしていたのですが、2週間ほど経過して再度このチャートを開いてみたところ以下のキャプに示した通り、足の数が増えないどころか減っています。つまりチャートに表示される期間が直近の10日ほどだけでそれ以上の期間の値動きが分からないのです。何故長期間のチャートを示したくないのか理解不能です。

CoinMarketCapで確認出来ないもう一つの仮想通貨、LBXについては2020年6月18日の時点では以下のキャプに示したようにチャートが動いていました。

しかしが7月2日に再度確認すると上場廃止になったのかチャートが空白になっています。

次に連絡先情報を探すと一応会社概要という項目があります。以下はその会社概要のキャプですが開示されている情報はかなり限られています。

シンガポールで設立された、セーシェルの営業許可を取得した、シンガポールや香港などにオフィスがあるなどと書いてありますが、具体的な住所とか電話番号といった連絡先情報は全く見つかりません。セーシェルでどんなライセンスを取得したのかも不明ですが、一応セーシェルの金融ライセンスを扱っている Seychelles Financial Services Authority (FSA、セーシェル金融サービス局) のサイト (www.fsaseychelles.sc/ ) で登録を探してみましたが登録を確認することは出来ません。

連絡先情報らしきものは以下のキャプに示しましたが脚注にあるメールアドレスが1つだけです。しかもこのメールアドレス (antcoin@gmail.com) は誰でも無料で登録出来るgmailのメールアドレスです。マトモな企業、特に情報の扱いに細心の注意が必要な金融関係の企業がフリーのメールアドレスを使うとは到底思えません。

最初の台湾人から勧誘されたという経緯、「検証63」で検証した幾つかのサイトと記述が酷似している点、仮想通貨データーベースに情報が見つからない仮想通貨の取引、連絡先情報が殆ど開示されていない点など本サイトには怪しい点が多すぎます。やはりこれは「検証63」から本ページまでで検証している一連の中国人グループによると思われる詐欺サイトの一角である疑いが極めて濃厚です。このサイトでの仮想通貨取引は推奨出来ません。

※付記

アントコインのサイトと明らかに似ている部分が確認されるサイトがその後、さらに見つかってきました。具体的には「検証69」で検証している以下の6つのサイトにはアントコインなどのサイトと酷似している部分があり、同じグループによるサイトで間違いないと思われます。

Motivated (モチベーテド www.motavatebi.cn/)

TMT Global (TMTグローバル www.xttmt.com/dist/#/)

Biteas Global (Biteas グローバル biteas.com/dist/#/)

Kimax (www.arspweb.cn/html/#/home)

BIT-C (bit-c.com.cn/html/#/home)

IKC (www.lkccoins.com/dist/#/)

「検証69」で検証している他の4つのサイトもそれぞれ同じグループによるものである可能性が強いです。さらに以下で検証しているUCOIN (ユーコイン) というサイトはアントコインのサイトと極めてよく似ていて明らかに同じグループによるサイトと考えられます。それぞれの検証を参照してください。


●UCOIN (ユーコイン www.ucoin.one/html/#/home)

これも以下のキャプに示したYahoo知恵袋の質問に登場したサイトで結論から言えば上で検証しているアントコインのサイトの焼き直しで作られたサイトと思われます。アントコインのサイトと酷似しているのでここで検証します。

まず以下がサイトの冒頭部のキャプです。

表示対応言語は中国語、英語、香港語、日本語、ドイツ語、フランス語、ヒンディー語となっています。この冒頭部を見た瞬間に既視感を感じましたが本項の最初に書いたように特に上で検証したアントコインのサイトと似ています。以下はアントコインの冒頭部のキャプの再掲ですが左上のロゴと表示言語の選択肢の数が違うぐらいで明らかに同じテンプレートから作られたサイトでしょう。

さらにこの冒頭部に続く部分もアントコインのサイトと極めてよく似ています。以下に3つの特長をまとめた部分を英語版で示しますがアントコインの相当部分と全く見分けがつきません。

最初の項目には「5 years experience (5年間の経験)」と書いてありますがこの点については後述します。さらに以下に示した脚注部分も形式はアントコインの脚注と全く同じです。

ここに唯一の連絡先情報として記されているメールアドレス

>メールボックス:ucoin2016@gmail.com

はさすがにアントコインのメールアドレス (antcoin@gmail.com)とは異なりますが、無料登録出来るgmailのアドレスであるという点では同じです。マトモな仮想通貨取引所の連絡先とは思えません。運営会社の名称ではないかと思われるORANGEという社名らしきものが書いてあるのもアントコインのサイトと同じです。さらに決定的なのは以下のキャプに示したCompany Profile (会社概要) のページです。

上のキャプでは左上のロゴで確認出来るようにユーコインのサイトなのに

>About ANT COIN

>ANT Coin Group was established in Singapore in 2017 and is a leading investment bakn in the blockchain field.

など「ANT Coin」が何回も連発されています。そしてこの検証を書いていたら修正が入ったようでANT COINと書いてあった部分がUCOINで置き換えられました (以下のキャプ参照)。しかしよく見ると赤枠で囲った部分にANT COINが一ヶ所だけ残っています。

ユーコインのサイトはアントコインのサイトからのコピペで作られている、同じグループによるサイトであると判断して間違いないでしょう。コピペした文章を部分的に修正しただけですから当然ですがこの会社概要にはアントコインの場合と同じく、2017年にシンガポールで設立されたとか、セーシェルで金融ライセンスを取得しているとか、シンガポール、香港などにオフィスがあるといったことが書いてありますが、オフィスの住所など具体的な情報は何もありません。

また右のキャプに示したドメイン情報を見るとサイトの登録日が2020年8月4日となっていてこの検証を書いている時点で1週間ほど前でしかありません。上の会社概要にある2017年にシンガポールで設立されたという文章、3つの特長をまとめた部分にある5年間の経験といった記述は互いに矛盾していますし全てデタラメとしか思えません。

最後に取引されている仮想通貨です。ユーコインで取引されている仮想通貨はアントコインで取引されている仮想通貨は全く同じです (右のキャプ参照)。

アントコインの項目で説明したようにビットコイン (BTC)、イーサリアム (ETH)など殆どの仮想通貨は仮想通貨データーベースのCoinMarketCapで情報が見つかるのですが、CTCとLBXは情報が見つからない謎の仮想通貨です。

この2つの謎の仮想通貨の内、アントコインではLBXの取引が実際には行われていないのか、チャートが空白でしたが、ユーコインのサイトでもLBXのチャートはキャプは省略しますがやはり空白になっています。もう1つのCTCという仮想通貨についてはアントコインのサイトで10日ほどの期間のチャートしか表示されないので相場の動きがよく分からないことを指摘しましたが、ユーコインのサイトでのCTCのチャートはさらに表示される期間が短くなっています。すなわち3日間の値動きしか出てこないのです。例えば以下はCTCの日足チャートです。

これは日足チャートですが例えば1時間足のチャートを表示させても表示されるのは3日分だけです。さらにビットコインのチャートだけは長期間のチャートが出るのですが、イーサリアムなどのチャートも3日分しか表示されません。

結論としてまとめるまでもなく、このサイトは全く信用出来ません。詐欺サイトの疑いが濃厚で取引は絶対に推奨出来ません。


●coinwave (コインウェーブ www.coinwave.net/web/index.html#/home)

これもYahoo知恵袋に出てきた以下の質問で知ることになった仮想通貨取引所のサイトで中国系の詐欺グループによる詐欺目的のサイトである可能性が高いです。尚、このサイトは次項で検証するBITLIFE (ビットライフ)およびcoinvikというサイトと酷似しており、明らかに同じグループによるサイトと思われます。併読してください。

検証を書いた後ですが2020年7月13日にもYahoo知恵袋に以下のキャプに示した投稿が出てきました。

以下はこれらの投稿にURLが記されていたサイト冒頭部のキャプです。中国語、英語、日本語、韓国語での表示に対応しています。国旗のアイコンはありませんが、サイトの雰囲気は上で検証したアントコインのサイトなどと似ているような印象があります。

他のサイトと似ている印象は以下のキャプに示したチャートを見ても強く感じられます。上で検証したアントコインのチャートなどと左上のロゴがなければ見分けることさえ困難なほど似ているように思われます。但し以下のキャプの左端にある取引されている仮想通貨のリストを見るとビットコイン (BTC)、イーサリアム (ETH)、イーサリアムクラシック (ETC)、ビットコインキャッシュ (BCH)、EOS (イオス)、ライトコイン (LTC)、リップル (XRP)と時価総額上位のお馴染みの仮想通貨しか取引されていないようです。

連絡先情報とかライセンスに関する情報は例によって非常に乏しいです。「About Us」のページにはケイマン諸島に登録していると書いてあります。

>The coinwave digital currency trading platform is a digital currency trading platform registered to the Cayman Islands.  

しかしこれは実際にケイマン諸島にコインウェーブの事業実体があるという意味ではないでしょうし、本当にケイマン諸島に何かしらの登録があるかどうかも疑問です。

そもそもコインウェーブは明らかに中国系のサイトと思われます。例えばチャートのページをよく見ると日本語表示を選んでも右のキャプに示した様に「资产相场」とか「货币」といった中国語で表記されていると思われる部分が目につきます。サイトを作っているのは中国語圏の人物としか思われません。

それ以外の連絡先情報としては以下のキャプに示しましたが脚注にメールアドレス (coinwave.cn@gmail.com) があるだけです。しかもこれは上で検証したアントコインの場合と同じで無料登録出来るgmailのアドレスです。マトモな会社の連絡先とは思えません。

さらに右上のキャプの一番下には

>2017-2020 coinwave All Rights Reserved

と書いてあり、2017年に創業して3年ほどの社歴があるように解釈出来ますが、以下に示したWho Is情報を見るとサイトの開設日 (Creation Date)は2020年6月3日とつい最近であることが分かります。創業から3年の歴史があるとは思えません。

総合的に判断してこのサイトは一連の中国系のグループによる詐欺目的で立ち上げられたサイトである可能性が高いと判断します。勧誘されても口座開設は避けるべきでしょう。


●BITLIFE (ビットライフ www.bitlife.top/web/index.html#/home)

●coinvik (www.coinvik.com/web/index.html#/home)

●VETETION (www.vatetion.com/web/index.html#/home)

●MEMCHART (MEMチャート www.memchart.com/web/index.html#/home)

ビットライフは出会い系サイトで外国人に勧誘されたといった情報があるわけではなく、偶然見つけたサイトですが上で検証したcoinwave (コインウェーブ)のサイトと酷似しており、同じグループによる関連サイトと思われるので検証対象とします。2つ目のcoinvik、3つ目のVETETION、最後のMEMチャートはYahoo知恵袋に出てきたサイトでやはりコインウェーブやビットライフのサイトと極めてよく似ています。当然同じグループによる詐欺サイトの可能性が高いです。まずYahoo知恵袋に出てきたcoinvik、VETETION、MEMチャートに関する質問を順に引用します。

2020年11月11日投稿 (coinvikに関する投稿)

詳細はよく分かりませんがネットで知り合った中国人に勧誘されてcoinvikというサイトに入金してしまい、指図に従って運用した結果としてプラスになったけど出金に困難が生じているという状況のようです。

2021年5月12日投稿 (VETETIONに関する投稿)

こちらはSNSで知り合った自称・日本人とアジア圏のハーフという女性から勧誘されているという状況のようです。

2021年7月18日投稿 (MEMチャートに関する投稿)

マッチングアプリで知り合った自称。韓国人に勧誘されているようです。


これらの投稿にある状況はまさに「検証63」の冒頭で説明した中国の詐欺グループによる詐欺の勧誘手口と合致しているように思われましたそこでこれらの投稿にあるサイトに行ってみることにしました。まずここで検証する3つのサイトの冒頭部のキャプを表題と同じBITLIFE (ビットライフ) → coinvik → VETETION → MEMチャートの順で以下に示します。

4つのサイトは左上のロゴ以外はほぼ同一と言ってもよいくらい互いに似ていて明らかに同じテンプレートの使い回しでサイトが作られています。coinvikに関する知恵袋の質問が出た時点でビットライフのサイトは既に閉鎖されていたのでビットライフの代わりに立ち上げたサイトがcoinvikということなのかもしれません。同様に VETETIONに関する知恵袋の質問が出た時点でcoinvikのサイトは閉鎖済み、MEMチャートに関する質問が出た時点でVETETIONのサイトは閉鎖済みでした。

表示対応言語は右端のプルダウンメニューに並んでいますがビットライフの場合が中国語、英語、香港語、日本語、韓国語の5つ、coinvik、VETETION、MEMチャートの3つのサイトは中国語、英語、香港語、日本語、韓国語、トルコ語の6言語からの選択になっています。

さらに以下は上で検証したコインウェーブと本項で検証しているビットライフ、coinvik、VETETION、MEMチャートのメニューバー部分の比較です(英語版)。項目とその並びは完全に同じです。

これらのサイトは他の部分でも互いに酷似しています。以下はコインウェーブ、ビットライフ、coinvik、VETETION、MEMチャートそれぞれのサイトにあるイラスト付きでサイトの特長を説明する部分の比較です。完全に同じで一切見分けがつきません。

連絡先情報についてもこれらのサイトはいずれも脚注に無料で取得出来るgmailのメールアドレスがあるだけです。まず左下がコインウェーブの脚注にあるメールアドレス、右下がビットライフの脚注にあるメールアドレスのキャプです。

さらに左下がcoinvikの場合、右下がVETETIONの場合です。これらのサイトでも無料のgmailのアドレスがあるだけです。

最後のMEMチャートの場合も連絡先情報はフリーメールのアドレスのみです。

以下は取引されている仮想通貨のリストとビットコインの日足チャートのキャプです。扱っている仮想通貨についてもビットライフ、coinvik、VETETIONいずれもコインウェーブと同じでビットコイン (BTC)、イーサリアム (ETH)、イーサリアムクラシック (ETC)、ビットコインキャッシュ (BCH)、イオス (EOS)、ライトコイン (LTC)、リップル (XRP)とメジャーな仮想通貨7種類で一致していますし、チャートのフォーマットなども全く同じです。

さらに以下に示すのは3つのサイトのWho Is情報です。

それぞれのサイトの開設日 (Creation Date) はビットライフが2020年5月29日、coinvikが2020年8月29日、VETETIONが2021年1月23日、MEMチャートが2021年5月4日です。コインウェーブのサイトの開設日は上の検証に書いたように2020年6月3日ですからビットライフの開設日と5日ほどの違いしかありません。

また以下のキャプに示したようにMEMチャートのサイトと同じIPアドレス (52.77.244.162) を共有しているサイトのリストの中にVETETIONのサイト(www.vatetion.com)とcoinvikのサイト (www.coinvik.com) が出てきます。

上のキャプに示した結果ではこれ以外にも同じIPアドレス上にもう一つ別のサイト (steambh.com) が存在しているとなっていますがこのサイトは既に閉鎖されているものの2021年2月20日付でYahoo知恵袋に以下のキャプに示した質問投稿が出ていたことが分かりました。

この質問投稿によれば同じIPアドレス上に存在していたもう一つのサイト (steambh.com) も仮想通貨取引所のサイトであったこと、2021年2月10日夜に何の告知もなくアクセス出来なくなったようです。このサイトも同じ詐欺グループによる詐欺サイトであった可能性が濃厚でしょう。

そして本項で検証した3つのサイトは殆ど上で検証したコインウェーブのサイトのコピーであり、同じ詐欺グループによって立ち上げられたサイトで間違いないものと思われます。さらに画像検索などすると殆ど同じLVCoin (LVコイン www.lvcoin.pro/)というサイトがつい最近閉鎖されるまで存在していた形跡が見つかります。以下はGoogleのキャッシュに辛うじて残っていたLVコインのサイトのロゴとメニューバーの部分です。

これもVETETIONと同じIPアドレス上にあった別のサイト (steambh.com) と同様に同じ詐欺グループによる詐欺サイトだった可能性が高いです。

何やら互いに酷似したサイトが複数立ち上げられ、短期間で閉鎖されることが繰り返されている様子が伺えます。これらは非常に危険なサイトと思われ、口座開設や取引は絶対に避けるべきと結論します。


●BBAE [GSMコイン他] (h5.bbaecrypto.co/)

結論から言うと「検証64」で検証したCryptoTender (クリプトテンダー) という仮想通貨取引所のサイトと同じグループによる後継サイトの可能性が高いサイトです。これも以下のキャプに示したYahoo知恵袋の質問に登場したことで知ることになりました。Tinderという出会い系サイトで知り合ったアジア人女性に勧誘されたという経緯は「検証63」から本ページまで検証してきた一連の詐欺が濃厚な仮想通貨取引所のサイトに通じるものがあります。

以下のキャプはこの質問にあったリンク先のサイトの冒頭部です。

このサイトには少なくともログインしないで見られる範囲に連絡先情報、経営者情報、ライセンス関係の記述など何もありません。明らかに情報開示が不充分です。ドメイン情報を見ると2020年5月25日登録という予想通りかなり新しいサイトであることが分かります。

この取引所では25種類もの仮想通貨が取引可能となっています。その中にはビットコイン (BTC)、イーサリアム (ETH)、イーサリアムクラシック (ETC)、イオス (EOS)、ライトコイン (LTC)といった時価総額上位のお馴染みの仮想通貨も含まれているのですが、残りの大半は仮想通貨データーベースのCoinMarketCapで情報が見つかりません。例えば最初に引用したYahoo知恵袋の質問でアジア人女性に勧誘されて購入したというGSMという仮想通貨もその一つです。そして以下はそのGSMのUSDT建ての日足チャートです。

この日足チャートには「検証63」以降で検証してきた中国系の詐欺グループによると思われる仮想通貨取引所で取引されていた怪しげな仮想通貨の幾つかと同様の不自然さが見られます。例えば「検証64」で検証したCryptoTender (クリプトテンダー) という仮想通貨取引所には名前まで同じGSMという仮想通貨のチャートと同様に不自然としか思えないほどの一方的な右肩上がりのチャートで一日の始値より終値の高い陽線ばかりが異様に多く、しかも毎日の出来高が1000万枚ほどで殆ど一定しているといった特徴が見られます。

さらに以下のキャプはGSMのチャートを1分足で見たものですが、1分足で見ても取引が途切れることは全くありません。

1分足チャートでローソク足が並んでいるということは少なくとも始値と終値がなければならないはずですから1分の間に最低でも2回の取引が完了している、上ヒゲや下ヒゲが出ているローソク足ならその1分間に3回、4回以上の取引が成立しているということを意味しているはずでよほど多数の人がこのGSMという仮想通貨の取引に参加していなければ1分足チャートで取引が途切れることがないということにならないはずです。

しかしアクセス状況を解析出来るサイトでこのBBAEのサイトへのアクセスを調べてみると以下のキャプに示したように1日当たりの独立訪問者数が平均272人という状況です。

この程度の訪問者数しかいないのにGSMというデーターベースにも見当たらない仮想通貨の取引は1分間の間に何件も取引が成立するほど盛んに行われているというのは信じ難いです。このチャートは実際の取引を反映しているとは思えず、捏造されたものである可能性を疑わざるを得ません。

さらにこうした違和感のあるチャートはGSMだけではありません。上でBBAEには25種類の仮想通貨が上場されていると書きましたがCoinMarketCapで情報が見つかるのはビットコインなど7種類のみで残りの大半の仮想通貨のチャートはGSMと同様の現実の取引を反映しているとは思えないチャートばかりなのです。例えば以下はBN5Cという謎の仮想通貨のまずは日足チャートです。

2020年6月8日から始値1.156ドルでチャートが始まっていますがその後、現在まで1ヶ月弱ほどの間、一方的な右肩上がりで3,5ドルほどにまで上昇しています。しかもその間、取引4日目に陰線をつけただけで他は毎日が陽線、さらに毎日の出来高が1000万枚ほどで一定しています。次は同じBN5Cの1分足チャートですがこれもGSMのチャートと同様、全くローソク足が途切れることなく続いています。

こうした日足チャートでは右肩上がりで出来高も非常に多い謎の仮想通貨のチャートはこれだけではありません。BTSC、ECOC、ESAC、ETSC、EURT、GPNC、ICTC、NGN、SGC、TFG、WTICといった仮想通貨のチャートを見るといずれも不自然な右肩上がりの相場、陽線ばかりが多い、出来高は毎日1000万枚前後で安定などといった特徴が共通しています。中でもWTICという仮想通貨のチャートは以下のキャプに示しましたが定規で線を引いたような極めて直線的な上昇になっており、現実の取引を反映しているとは到底思えません。

2020年7月になってから取引が開始されているBDJC、FGC、TCAといった仮想通貨もまだデーターの積み重ねが少なすぎますが同様の右肩上がりチャートになりそうな気配が伺われます。

結論としてこのサイトもやはり詐欺目的で用意されたサイトの疑いが極めて濃厚です。特にGSMという仮想通貨の購入を勧誘されたということで「検証64」で検証したCryptoTender (クリプトテンダー) という仮想通貨取引所と同じグループによるサイトである可能性が考えられます。クリプトテンダーではGSM以外にもAIC、ECOC、ETSC、ICT、SGC、TFGの6つ、合計7つの仮想通貨がCoinMarketCapで情報が見つからず、チャートが右肩上がり一方で不自然といった点から詐欺目的の実在しない仮想通貨ではないかと疑われましたがこれらの内でECOC、ETSC、SGC、TFGという仮想通貨がBBAEでも登場して右肩上がりのチャートになっているのです。仮想通貨の略号の一致がGSMの1つだけならともかく5つも重なるとなれば偶然とは思えません。

BBAEとクリプトテンダーのサイト冒頭の見た目は似ているようには思われませんがチャートのフォーマットを比較すると相当に似ていて同じグループに属する可能性は相当に高いです。クリプトテンダーは既に閉鎖されたようなので後継としてBBAEのサイトが用意されたのかもしれません。当然ですが勧誘を受けてもこの取引所での取引は非常に危険と思われるので絶対に避けるべきと結論します。


●Huobi.Vip (www.huobivip.net/)

これもYahoo知恵袋の質問に出てきた仮想通貨交換業者のサイトです。実は検証を準備している間にサイトが閉鎖されてしまったようなのですが、また同じグループによる類似のサイトが出てくる可能性がありますし、折角幾つかはキャプを取得したので活用したいと考えて記録を残すことにします。まずYahoo知恵袋に出てきた質問です。

2020年6月23日投稿

いずれもマッチングサイトで知り合った中国人女性に勧誘されたという経緯は「検証63」から本ページまで検証してきた一連のサイトと共通しています。

このサイトについてまず気になったのはURLアドレスにも含まれていますがHuobi.Vipというサイトの名称です。仮想通貨関連でHuobiと言えばシンガポール発祥の大手取引所、Huobi Global (フォビグローバル www.huobi.com/)あるいはその系列会社で日本で交換業者の登録を得ているHuobi Japan (フォビジャパン www.huobi.co.jp/) が思い浮かびます。フォビグローバルあるいはフォビジャパンを知っている人ならばHuobi.Vipというサイト名とそのURLアドレス (www.huobivip.net/) を見た時にこれもフォビグローバルの系列ではないかと考えるのが普通ではないかと思われます。

さらに以下はフォビグローバル (www.huobi.com/)のサイトから取得したフォビグローバルのロゴです。

「Huobi」の5文字の内、最初の3文字「Huo」を白い活字、残りの2文字「bi」が青い活字になっていて左側にはやはり白と青を使った炎みたいな形のロゴが見えます。一方で以下は本項の検証対象であるHuobi.Vipのサイトの冒頭部のキャプです。左上にHuobi.Vipのロゴが見えますが、炎みたいな形のロゴと白と青の活字が並ぶロゴは上に示したフォビグローバルのロゴと比べると全く同じではないにしろ明らかに似通っています。ちなみにHuobi.Vipの対応言語は下のキャプ右端のプルダウンメニューに見えるように英語、中国語、日本語となっていました。

さらに「Vip」という単語が加わっていることからすればHuobi.Vipはフォビグローバル系列の中でとりわけ大事な顧客専用 (VIP専用) のサイトではないかといったことを考える人が出てくることが予想されます。

しかしこのHuobi.Vipはフォビグローバルの系列とは思えません。ロゴは似通ってはいても並べてみれば微妙に違うのは明らかですし、何よりフォビジャパンのサイトに以下のキャプに示した「Huobi.Vip」とフォビジャパンは一切関係がないという注意喚起が出ているのを発見しました。注意喚起の告知は2020年6月23日となっており、最初に引用したYahoo知恵袋の質問投稿の日付と同じです。

これは偽ブランド品的な騙しの手口としか思えません。Huobi.Vipのサイトのサーバー情報をチェックする前にサイトが閉鎖されてしまったのサイトの開設時期不明なのですがおそらく短期間で閉鎖されてしまったのはフォビジャパンからこうした注意喚起と共にHuobi.Vipに抗議があったことは当然予測されます。それが引き金となって早期閉鎖に至った可能性が考えられるかと思います。

連絡先情報については以下のキャプに示した脚注の右端にメールアドレスがあるだけです。

>info@huobivip.net

既に閉鎖されたサイトですが同じグループが代わりにまた似たようなサイトを立ち上げる可能性は充分にあるものと思われます。注意が必要です。


●Huobtc (huobtc.vip/dist/#/)

●Huobtc (huobtc.top/)

これらは気が付く前に閉鎖されてしまったサイトですが、URLアドレスから判断して上のHuobi.Vipと同じ系列のサイトであった可能性が高く、参考の為に分かっていることを記しておきます。これらについてもYahoo知恵袋に複数の投稿が出ています。URLアドレスが質問になく、どちらのサイトに関する投稿だった分からないものもありますが勧誘方法は一連のサイトと同じであり、かなりの被害が出ていた可能性が高いです。

2020年5月19日投稿

この回答によればHuobtc (huobtc.vip/dist/#/)が何らかの理由でHuobtc (huobtc.top/)にURLを変更したとなっています。2つのサイトは共に2020年7月現在で閉鎖されており、メンテナンスの為という理由には疑わしさを感じざるを得ません。さらにこれらのサイトの前身が「検証63」で検証したOKEXCOIN (OKEXコイン okexcoin.vip/dist/#/)であったと書かれています。この回答を書いている「kob********」という回答者はHuobtcは詐欺業者ではないという好意的な立場の回答を繰り返しているようですが、短期間に2度もURLアドレスを変更してそれらの全てが既に閉鎖されているとなればやはり最初から詐欺目的のサイトであったとしか思えません。移転先となったHuobtc (huobtc.top/)にが閉鎖されたという以下の投稿が出てきたのは上の投稿から1ヶ月も経っていない2020年6月半ばです。

2020年6月14日投稿

2020年5月19日の投稿に対しても弁護的な回答を書いていた「kob********」という回答者がここでも回答を書いており、ハッキングされて復旧中であるというHuobtc側の告知を引用していますが、2020年7月半ば現在でサイトは復旧しておらず閉鎖されたままなのですから納得出来る回答とは思えません。

先に書いたように本項で検証している2つのhuobtcのサイトは既に閉鎖されているのですが、検索してみると中国語のサイトにHuobtc (huobtc.top/)のものと思われるロゴや連絡先情報、サイト冒頭部のキャプなどが見つかりました。

URLアドレスが似ていることから予想はされていましたが少なくともHuobtc (huobtc.top/)のロゴやサイトの冒頭部は上で検証したHuobi.Vip (www.huobivip.net/) のロゴやサイト冒頭部と明らかに似ており、確実に同じ系列でしょう。

Yahoo知恵袋にはHuobtc (huobtc.vip/dist/#/)とHuobtc (huobtc.top/)のいずれに関する者なのかは不明ですが他にも幾つか勧誘された、お金を騙し取られたといった投稿が出ています。

2020年5月26日投稿