雑記0
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「海外業者を辛口評価」と題した本ブログ、あるいは「仮想通貨(暗号通貨)を辛口評価」と題した姉妹ブログでは金融庁で金融商品取引業者の登録を得ていなければならないはずのFX業者、暗号資産交換業者などについて検証を行い、無登録業者での取引のリスクに関して注意喚起を行っています。とりわけ非常に被害事例が多い中国系と思われる詐欺サイトについては詐欺目的と思われるサイトの数も尋常ではない勢いで増加しているということで重点的に検証を行っています。しかし、手口などからまさに中国系と思われる詐欺グループによる詐欺の事例は増え続けているようで毎日のように手口が一致しているといった点から中国系と思われる詐欺グループによる詐欺の被害事例に関して報道記事が出てくるような深刻な事態になっています。特に「雑記2」で説明している投資に関心のある人たちをLINEのグループに誘導して勧誘する手口での被害者は急速に増えていてしかも投資に関心がある、同時に経済的にある程度余裕がある人たちを主な標的としているだけに1件当たりの被害額も非常に大きくなっているようです。例えば以下はつい最近出てきたこの手の詐欺、手口などから考えて中国系と思われる詐欺グループによる詐欺の被害に関する報道記事の一部です。誇張抜きで毎日のようにこうした記事が出てきますし、数千万円単位あるいはそれ以上のお金を騙し取られてしまうような悲惨な被害事例が決して珍しくありません。
▼SNS型投資詐欺の高額被害相次ぐ 2か月間の総額は約2億8千万円 去年1年間の5倍超 大分 (2024年3月12日 大分放送/Yahooニュース)
▼SNS投資詐欺 有名アナリスト利用し2800万円 (2024年3月12日 九州朝日放送/Yahooニュース)
▼「投資のやり方教えます」経済評論家かたるネット広告 81歳女性が1200万円だまし取られる 同様の詐欺被害が各地で相次ぐ (2024年3月11日 ABCテレビ/Yahooニュース)
▼SNS型投資やロマンス詐欺 茨城で被害13億円 30~60代9割 (2024年3月10日 毎日新聞)
▼<これでいいのか三重>SNS型投資詐欺 被害激増、捜査追い付かず (2024年3月10日 伊勢新聞)
▼秋田県で詐欺被害相次ぐ 70代女性が投資名目で2500万円超だまし取られる 副業名目で124万円被害も (2024年3月9日 IBC岩手放送/Yahooニュース)
▼SNSで投資話、計5100万円振り込み…「返金に15日かかる」と言われ連絡取れなくなる (2024年3月8日 読売新聞オンライン)
▼「投資の勉強会」SNSグループ 1億円以上の利益表示も出金しようとすると「手数料2800万円」 男性(80代)が7000万円詐欺被害 (2024年3月6日 テレビ山口/Yahooニュース)
▼投資詐欺のテレビニュース見て「私も騙されてるかも…」SNSで投資持ちかけられ1600万円被害 (2024年3月6日 RKB毎日放送/Yahooニュース)
▼特殊詐欺「被害」男性が語る 福岡県で今年8億円 (2024年2月28日 九州朝日放送/Yahooニュース)
▼【詐欺注意】その『投資LINEグループ』大丈夫!? 著名人を名乗る投資詐欺が増加中 広島県警「1人で決めて行動を起こす前に、必ず誰かに相談を」 (2024年2月27日 広島テレビ/Yahooニュース)
▼“堀江指導者”名乗るアカウントでニセ電話詐欺、公務員女性が7850万円以上だまし取られる「実業家の堀江貴文氏だと思った」 (2024年2月24日 RKB毎日放送/Yahooニュース)
▼LINEで著名人のアシスタント名乗る人物とやり取り重ね…60歳代男性5200万円被害 (2024年2月21日 読売新聞オンライン)
▼SNS投資や国際ロマンス詐欺被害額深刻、マッチングアプリでの事例も 岐阜県内被害150件17億円 (2024年2月20日 岐阜新聞Web/Yahooニュース)
▼相次ぐ特殊詐欺 FX投資や先物取引勧められ…県内の50歳代男性が800万円詐欺被害 (2024年2月20日 RAB青森放送/Yahooニュース)
▼【深刻】実在の経済アナリスト騙り…大阪では年49億円の被害 特殊詐欺より多い「SNS型投資詐欺」 (2024年2月17日 読売テレビニュース/Yahooニュース)
▼吉野川市の男性が1000万円騙し取られる被害 有名実業家を騙る金融商品詐欺【徳島】 (2024年2月17日 JRT四国放送)
▼SNSでうその投資話相次ぐ…男性2人が計6250万円の詐欺被害 県内被害額は2日間で約1億4000万円に 大分 (2024年2月16日 大分放送/Yahooニュース)
▼【3900万円が消えた】投資サイトからLINEに誘導 "金のインチキ投資話"で偽アプリをインストールさせ儲け演出 12回も振り込ませる…60代男性被害 (2024年2月15日 北海道ニュース/Yahooニュース)
▼LINEで広告見て偽のFX投資 振り込み先銀行から詐欺疑いと連絡 60代男性が3800万円被害 (2024年2月15日 沖縄タイムス)
▼ネット広告をクリック…FX投資用アプリで1100万円騙し取られる 東広島市の60代男性が詐欺被害 (2024年2月14日 tssテレビ新広島/Yahooニュース)
▼【高知】詐欺被害 新たに3件《被害総額2000万円超》「先生」と呼ばれる人物に勧められるままに… (2024年2月13日、高知さんさんテレビ/Yahooニュース)
▼突然招待されたLINEグループがきっかけ “2万円”を最初に手に入れ話を信じ…結局 2020万円だまし取られる「金と石油のインチキ投資話」旭川市 (2024年2月8日、北海道ニュース UHB)
▼“投資専門家アシスタント”名乗る男らに…70代男性計1770万円だまし取られる ニセの株式購入アプリで利益装う 「詐欺じゃないか」息子の指摘で気づく (2024年2月7日 北海道ニュースUHB)
▼老後資金根こそぎ奪う「FX取引」詐欺が急増 人生経験豊富シニアを騙す「LINEチャット」の手口 (2024年2月1日 J-CASTニュース)
▼証券口座作ろうとネット広告をクリック、LINEで誘われ詐欺被害…60代女性が1370万円だまし取られる (2024年2月4 日 読売新聞オンライン)
▼インスタグラムから投資情報を共有するLINEグループへ…40代の男性が1000万円をだまし取られる (2024年1月30日 CBCテレビ/Yahooニュース)
▼「三木谷さん」を名乗る人物からSNSで投資話 2000万円をだまし取られる 福岡 (FBS福岡放送/Yahooニュース)
▼過去3番目8,249万円の被害 投資関連の広告にアクセス⇒「FX投資をやらないか」⇒架空の取引サイトを紹介⇒利益が出ている表示⇒払い出しが出来ず 60代の男性が被害 (2024年1月26日付 SBC信越放送)
▼FX投資詐欺 上田市の男性が約8250万円の被害 サイト上で振り込み額や取り引き確認… 過去10年で県内では2番目の被害額【長野・上田市】 (2024年1月26日 abn長野朝日放送)
▼80歳女性がLINE投資グループにだまされ、4400万円被害 (2024年1月25日 産経新聞)
▼急増する“投資名目”の特殊詐欺「今はゴールドの取引が有効だ」60代男性が1600万円被害 (2024年1月24日 TBC東北放送)
▼LINEでFX投資を勧められ、4400万円送金 80歳女性が詐欺被害 兵庫・宝塚 (2024年1月25日 神戸新聞NEXT)
▼「FX投資すれば利益出る」”松浦先生”の指示で、退職金が水の泡…60代男性がニセの投資話をきっかけに 現金1900万円だまし取られる (2024年1月18日 北海道ニュースUHB)
▼「知らない人からグループLINE」で始まる詐欺、わずか2か月で失った5000万円…手口を公表 (2024/01/11 読売新聞オンライン)
例えば以下の記事によると北海道警が把握している2023年の同様の詐欺は58件で被害総額は8億円となっています。これは2022年と比較して被害件数、被害額のいずれでも4倍以上になっているということです。
▼投資詐欺被害年間8億円!LINEのグループトーク悪用多く 被害防止に道警とLINEヤフー社がタッグ (2024年2月8日 HTB北海道ニュース/Yahooニュース)
人口528万人の北海道だけで2023年1年に8億円の被害が出ているというのですから、日本全国なら人口比の単純計算でおそらく20倍以上、さらに警察に相談もせずに泣き寝入りしている被害者がいるであろうことや、LINEグループを使わずに個別で勧誘されてしまう被害事例もあることを考えれば少なくとも年に数百億円単位あるいはそれ以上の被害が出ていることはまず確実だと思われます。
また以下の記事では分類が曖昧で全てがここで問題にしている中国系と思われる詐欺グループによる詐欺ではないと思いますが、やはり昨年1年間で警察で認知しているだけで数百億円規模の詐欺被害が生じているという実態が報告されています。
▼「SNS型投資詐欺」「ロマンス詐欺」被害総額455億円、特殊詐欺上回る…メッセージ送り付け「LINE」誘導 (2024年3月7日 読売新聞オンライン/Yahooニュース)
この記事によれば1件当たりの平均被害額が1200万円、最大の被害額が3億6000万円となっています。特に「SNS型投資詐欺」と呼ばれている詐欺は問題の中国系と思われる詐欺グループによる詐欺の疑いが濃厚です。悲惨な目に遭って泣き寝入りするしかない人、人生を大きく狂わされた人たちが多数いることは間違いありません。また被害件数は2023年の半ばから急増しているようです。以下の動画で月別の発生件数について解説が出てきます。
▼【解説】「SNS型投資詐欺」と「ロマンス詐欺」急増、被害総額はあわせて455億円余り 特殊詐欺被害を初めて超える (FNNプライムオンライン)
▼ニセ前澤友作氏「今すぐ買え」 著名人かたるSNS投資詐欺 被害総額は約278億円に【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2024年3月12日) (ANNnewsCH)
さらに警察ではなく、消費生活センター/国民生活センターからも以下のような警告が出ています。
▼SNS上の投資グループで勧誘される詐欺的なFX取引トラブル-その仲間、信じて大丈夫?- (2024年1月24日 国民生活センター)
▼SNSの投資グループ勧誘に注意呼びかけ FX詐欺相談2200件超 “退職金の運用検討”の50歳以上からの相談目立つ 国民生活センター (2024年1月24日 TBS NEWS DIG)
この記事によれば2023年度だけで全国の消費生活センターに寄せられたFX詐欺とみられる相談は、2200件あまりに上ったとなっています。この2200件の相談の中にはやはり本サイトで重点的に検証している中国系の詐欺グループによる詐欺ではないものも含まれている可能性もあるでしょうが、紹介されている詐欺の手口などは本サイトで検証している詐欺の手口と一致している部分が多く、また全ての被害者が消費生活センターなど公的機関で相談しているとも思われません。公的機関での相談や警察での被害届提出などに至らずに泣き寝入りしている被害者もおそらく少なくはないとも考えられますし、FX以外に仮想通貨や先物などへの投資を勧められる詐欺も多数確認されていることから、この記事の国民生活センターでカウントされている被害事例は全体の被害事例の氷山の一角ではないかとも思われます。
さらに同じ手口の中国系と思われる詐欺グループによる詐欺の被害は日本だけに限らず、世界的に大問題になっています。欧米では時間を掛けてネットで知り合った勧誘対象を信頼させ、大金を引き出すというやり口が豚を太らせておいてから屠殺するような手口だということでPig Butchering Scam (豚の屠殺詐欺) と呼ばれているのですが、つい最近出てきた以下の記事ではアメリカの大学教授が発表した仮想通貨の流れを追跡したところ被害額は世界で11兆円という巨額に達しているという研究結果を報じています。
▼「豚のぶった切り詐欺」被害、世界で11兆円以上-米大教授らが調査 (2024年3月1日 Bloomberg)
しかしこれは仮想通貨の流れを追跡した研究の結果であり、日本の被害事例ではお金に困った人などから買い集めてきた銀行口座を入金先として指定するという方法で入金させる事例の方がむしろ多いのではないかと思われることからこれでも被害額は過小評価ではないかとさえ思います。ともかく世界的に非常に大きな被害を出している詐欺犯罪の組織が関与しているのは間違いありません。
そして本サイトや姉妹サイトの中国系と思われる詐欺サイトの検証ページはこうした詐欺を幾ばくかでも防ぐのに役立っていると思います。例えば以下の最近Yahoo知恵袋に出てきた質問はLiquid (リキッド https://li-quid.cyou/) というサイトでの投資を勧誘されているという人から質問投稿になっています。
しかしこのリキッドというサイトについては姉妹サイトの「検証135」で取り上げていたLiquid (リキッド https://liquid1.top/#/home) というURLアドレスが微妙に異なるだけでサイトの名称や見かけがほぼ一致するサイトで出金できなくなっているという事例があることを説明して被害を防ぐことが出来ています。
同様に以下の質問でもネットで知り合った外国人に投資を勧められている質問者に投資先として紹介されているサイトが以前に確認されている詐欺サイトと極めてよく似たサイトであることを指摘することで被害を防ぐことが出来ています。
ところが本サイトや姉妹サイトの中国系と思われる詐欺サイトの検証ページについてはかなりのページが
>利用規約またはプライバシーポリシーに違反している為、
という理由で削除 (閲覧不能) の処分を受けています。そして閲覧不能になっているページで取り上げられていたサイトあるいは同じテンプレートから量産されたサイトで被害が出てしまっているといった事態も確認されています。例えば姉妹サイトの「検証105」が削除 (閲覧停止) になっていますが、このページで取り上げられていたサイトと非常によく似た詐欺サイトがその後も複数登場していて姉妹サイトの「検証129」で検証しています。姉妹サイトの「検証105」が削除 (閲覧停止) になっていなければその後の同じテンプレート由来と思われる詐欺サイトでの被害を防ぐことが出来ていた可能性があります。
また本サイトでも例えば削除 (閲覧停止) になっている「検証60」で取り上げていたShunxinフォーチュンリミテッド以下のサイトと非常によく似たYIDUGJ グローバルリミテッドというサイトについて被害が出たことが確認されたので「検証70」で改めて検証することになりました。これも「検証60」が削除 (閲覧停止) になっていなければあるいは防ぐことが出来ていた被害事例かもしれません。
実際問題としてこの中国系と思われる詐欺では大量の詐欺目的のサイトをコピペで量産している場合が多く、互いに非常によく似た詐欺サイトで多くの被害事例が出ています。つまり削除(閲覧停止) 処分によって被害者がさらに増えている可能性が充分にあります。
以下に本サイト、姉妹サイトで削除 (閲覧停止) になっているベージのリストを示します。特にサイト名とURLアドレスしか書かれていない「目次・索引」のページや「更新履歴」のページまで利用規約またはプライバシーポリシーに違反しているという説明で閲覧不能になっていることに納得できません。
▼本サイトで削除 (閲覧停止) となっているページ (17ページ)
目次 https://sites.google.com/view/fxkarakuchi/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/index
更新履歴 https://sites.google.com/view/fxkarakuchi/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/Koushin
検証15 https://sites.google.com/view/fxkarakuchi/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/index/page15
検証16 https://sites.google.com/view/fxkarakuchi/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/index/page16
検証17 https://sites.google.com/view/fxkarakuchi/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/index/page17
検証18 https://sites.google.com/view/fxkarakuchi/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/index/page18
検証25 https://sites.google.com/view/fxkarakuchi/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/index/page25
検証28 https://sites.google.com/view/fxkarakuchi/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/index/page28
検証29 https://sites.google.com/view/fxkarakuchi/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/index/page29
検証34 https://sites.google.com/view/fxkarakuchi/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/index/page34
検証46 https://sites.google.com/view/fxkarakuchi/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/index/page46
検証50 https://sites.google.com/view/fxkarakuchi/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/index/page50
検証56 https://sites.google.com/view/fxkarakuchi/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/index/page56
検証59 https://sites.google.com/view/fxkarakuchi/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/index/page59
検証60 https://sites.google.com/view/fxkarakuchi/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/index/page60
検証63 https://sites.google.com/view/fxkarakuchi/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/index/page63
検証64 https://sites.google.com/view/fxkarakuchi/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/index/page64
▼姉妹サイトで削除 (閲覧停止) となっているページの内、中国系と思われる詐欺グループによると思われる詐欺に関するページ (18ページ)
目次 https://sites.google.com/site/cryptokarakuchi/index
更新履歴 https://sites.google.com/site/cryptokarakuchi/koushin
検証88 https://sites.google.com/site/cryptokarakuchi/index/page88
検証89 https://sites.google.com/site/cryptokarakuchi/index/page89
検証92 https://sites.google.com/site/cryptokarakuchi/index/page92
検証96 https://sites.google.com/site/cryptokarakuchi/index/page96
検証97 https://sites.google.com/site/cryptokarakuchi/index/page97
検証102 https://sites.google.com/site/cryptokarakuchi/index/page102
検証104 https://sites.google.com/site/cryptokarakuchi/index/page104
検証105 https://sites.google.com/site/cryptokarakuchi/index/page105
検証106 https://sites.google.com/site/cryptokarakuchi/index/page106
検証108 https://sites.google.com/site/cryptokarakuchi/index/page108
検証111 https://sites.google.com/site/cryptokarakuchi/index/page111
検証112 https://sites.google.com/site/cryptokarakuchi/index/page112
検証117 https://sites.google.com/site/cryptokarakuchi/index/page117
検証130 https://sites.google.com/site/cryptokarakuchi/index/page130
検証134 https://sites.google.com/site/cryptokarakuchi/index/page134
検証140 https://sites.google.com/site/cryptokarakuchi/index/page140
これらのページの削除 (閲覧停止) の解除を再度お願いする次第です。詐欺被害が増え続けている現状を少しでも食い止める為に是非とも検討をお願いします。これがGoogle社のポリシーに反している、社会正義や法律に違反しているというならばコンビニで振り込め詐欺に遭いかけている人を店員が説得するような行為さえ同様に非難されるべきものとなってしまうと感じます。
ちなみに姉妹サイトではこれ以外に中国系ではないと思われる詐欺に関する以下の5つのページも削除 (閲覧停止) となっていて内容には自信がありますが、これらは既に終わった案件に関するものであり、積極的に解除をもとめるものではありません。
検証22 https://sites.google.com/site/cryptokarakuchi/index/page22
検証24 https://sites.google.com/site/cryptokarakuchi/index/page24
検証37 https://sites.google.com/site/cryptokarakuchi/index/page37
検証38 https://sites.google.com/site/cryptokarakuchi/index/page38
検証41 https://sites.google.com/site/cryptokarakuchi/index/page41
さらにGoogleが詐欺の勧誘に利用されている実態があります。
例えばこのブログもGoogle Siteのサービスを利用させていただいていますが、詐欺グループもGoogle Siteのサービスを利用して詐欺勧誘目的と思われる広告サイトを立ち上げています。
画像や名前を使われている村上世彰氏も池上彰氏もこの手の投資勧誘には絶対に関与していないことを注意喚起しています。この広告サイトについては閉鎖を考慮して頂ければ幸いです。少なくとも本サイトよりも優先して削除されるべきと考えます。
さらにGoogleの検索結果の間に出てくる広告の中にかなり多くの詐欺広告が確認されます。例えば以下はTBSで報道されたニュース動画です。Googleの広告が詐欺広告にリンクされていることが示されています。
▼森永卓郎さんの「フェイク音声」も… 株価4万円超や新NISA、高まる“投資熱”の裏で手口が巧妙化 有名人をかたる投資詐欺【news23】|TBS NEWS DIG
この動画に出てくるような詐欺広告にリンクされているGoogleの広告は投資関係の単語を検索に掛ければ多数出てきます。
この広告をクリックして出てくるサイト (https://ymenh.xyz/) の冒頭部を以下に示します。
経済評論家の森永卓郎氏と大和証券の木野内栄治氏の名前や画像が使われており、LINEの登録を呼びかける勧誘サイトですがこれは間違いなく中国系と思われる詐欺グループによるサイトです。この勧誘目的のサイトの運営は
>会社法人等番号 商号 STONE株式会社 本店 東京都港区高輪二丁目14-18
となっていますが、これと同じSTONE株式会社による勧誘目的のサイトは多数確認されており、「雑記2」で多数の例を示しています。
同様に以下もGoogle検索を行っていて出てきた広告です。
この広告をクリックして出てくるサイト (https://7pnxd.com/) の冒頭部を以下に示します。
これも表示されるサイトの内容は全く同じです。但し出稿主がSTONE株式会社ではなく、「JBondイースト短期証券株式会社」となっています。この広告サイトの末尾には「JBondイースト短期証券株式会社」の住所が記されています。
>会社法人等番号 商号 JBondイースト短期証券株式会社 本店 東京都中央区日本橋室町4-4-10東短室町ビル9階
さらに以下もGoogleの検索結果一覧の中に出てきた広告です。
このGoogle広告のリンク先となっているサイト (https://vhxsm.xyz/)も画像は省略しますが、森永卓郎氏と大和証券の木野内栄治氏の画像を使ったLINEへの登録を誘導する詐欺広告の為のサイトになっています。
さらに以下は森永卓郎氏の代わりに堀江貴文氏の画像や名前を盗用していると思われる詐欺サイトに誘導するGoogleの広告です。
>堀江贵文さん優良株ニュースです | あなたの早期退職を実現...
>信頼できる株式情報投資家「堀江贵文」の株式取引法
と書いてありますが、よく見ると2回出てくる貴文の「貴」という漢字が中国語の簡体字になっているようです。この広告を出しているのは中国系の人物あるいは組織であることが推測されます。そしてこの広告のリンク先のサイト (https://jksd3.xyz/) の冒頭部を以下に示します。
登場人物の一方が森永卓郎氏から堀江貴文氏に変わっているだけで文章は同じです。
さらに以下も堀江貴文氏の名前が使われている広告です。
そしてこの広告のリンク先 (https://ymenh.xyz/) のサイトの冒頭部を示します。
以下もGoogle広告の一例です。やはり堀江貴文氏の名前が使われており、貴文の「貴」という漢字が中国語の簡体字になっています。
そしてこの広告のリンク先 (https://pkcib.xyz/) も同様の広告になっています。
但し左側の堀江貴文氏の画像は上で示した木野内氏と一緒に映っている画像の堀江氏と同じで右側の人物が木野内氏から森永卓郎氏に置き換わっているようです。つまりこの画像は明らかにフェイク画像です。
そしてこの詐欺広告 (https://pkcib.xyz/) の出稿主はマネックス証券になっています。このサイトの末尾にある出稿主の情報の部分を以下に示します。
記されているマネックス証券の住所 (東京都港区赤坂1丁目12番32号) は確かにマネックス証券の公式サイトにある会社情報の住所に一致します。しかしマネックス証券がマネックス証券以外での投資を勧めるような広告を出すわけがないでしょう。マネックス証券の名称を盗用した詐欺広告としか思えません。こうした広告の掲載をGoogleが看過していることはマネックス証券のような一般の広告主との関係においても重大な問題と考えます。
同様にマネックス証券が出稿したことになっているGoogleの検索結果に出てくる詐欺広告は他にも確認されました。
このリンク先の広告 (https://oupvc.co/) もマネックス証券の出稿になっており、以下に示したように堀江氏とみずほ証券社長の浜本吉郎氏の画像が合成された画像になっています。
マネックス証券がみずほ証券社長の浜本吉郎氏を自社の広告に起用するわけがありませんし、みずほ証券の社長がマネックス証券の広告に登場するわけもありません。明らかに浜本氏の画像や名前を無断盗用した詐欺広告です。
「雑記2」で説明していますが右側の人物が池上彰氏の画像に置き換えられているバージョンも確認されています。以下は堀江氏+浜本氏の画像と堀江氏+池上氏の画像の比較です。明らかに合成画像です。
ここに示した詐欺広告は確認した内のほんの一部です。森永卓郎氏や堀江貴文氏の名前や画像を盗用した詐欺勧誘が行われ、多数の被害者が出ていることについては本サイトの「雑記2」、さらに以下の記事を参照してください。
▼森永さん・前澤さん・ホリエモンをかたっての投資詐欺にダマされない!600万円の被害に遭った男性の後悔 (2024年1月7日 Yahooニュース)
▼有名人なりすまし“偽の投資広告” SNSで急増 その手口とは (NHK)
この記事の中で森永氏は
>そもそもSNSを利用していないので、すべて偽物です
と注意を呼び掛けています。Googleの広告は「SNS」ではないでしょうが、森永氏や堀江氏がLINEのグループに一般の人を招待して投資を指南するなんてことは絶対にないはずです。
また大和証券の木野内栄治氏についても大和証券から以下のような警告が出ています。
赤枠で囲った部分に木野内栄治氏などの名前を騙り、X(旧Twitter)やLINEのオープンチャット等において、個別銘柄推奨や投資勉強会等が行なわれているとの情報も寄せられております。
と記されており、金融犯罪の勧誘手段として利用されているということで注意喚起しています。
残念ながらGoogleの広告が詐欺グループによって勧誘手段として利用されていることは間違いありません。
ネット関連企業が投資詐欺グループによって利用されてしまっている件については多くの批判が出ています。現時点で特に批判が集まっているのはFacebookやInstagramを運営しているMETA社だと思います。FacebookやInstagramに出てくる詐欺広告から詐欺被害に遭う人が非常に多いだけでなく、画像や名前を盗用された有名人などが削除を求めても対応が非常に遅いことに厳しい批判が集まっています。
▼「Facebook社を責任追及します」──前澤友作さん、勝手に名前や写真使われた詐欺広告への対応遅れを批判 (2023年09月04日 ITmedia NEWS)
▼悪質広告で儲けてもお咎めなし? これでいいのかインターネット広告 (2023/12/21 Yahooニュース)
▼ホリエモン、FB&インスタ運営のザッカーバーグ氏に“怒りの投稿”「俺の詐欺広告やめさせろや」 (2024年2月28日 スポニチ/Yahooニュース)
▼「無法地帯」フェイスブックの「ひろゆき詐欺」「ホリエモン詐欺」で3000万円被害…ひろゆきも「なんとかならんの?」と苦言 (2024年3月3日 FLASH/Yahooニュース)
しかし例えば以下の記事ではGoogleなど他のネット企業についても対処に問題があることが指摘されています。
▼SNSで有名人をかたる詐欺広告の先へ行ってみた (2024年3月11日 マイナビニュース/Yahooニュース)
>投資詐欺師はGoogleにもなりすましの広告を出稿しているため、Google検索の結果にも注意です。プラットフォームとして、早急に対応すべき事案だと考えます。
▼SNS投資詐欺、プラットフォーム側の対応は? 無断使用された有名人からも困惑の声「違反報告しても不適切ではないと…」【news23】 (2024年3月14日TBS NEWS DIG/Yahooニュース)
>プラットフォーム側は取材に対し、違反広告の検出などに力を入れていると回答しました。
>「Googleは広告における詐欺行為に対して、厳格なポリシーを持っております。このような行為に対する検出と執行に多額の投資を行っており、先日、この分野のポリシーの強化を行いました」
詐欺広告を削除すればGoogleなどプラットフォーム企業の広告収入には短期的にはマイナスになりますが、こうした詐欺を手助けするも同然の状態を続けていればGoogle社への社会的評価は厳しいものになるのが明らかであり、法的な規制が厳しくなるとか欧州では罰金が科されるなど長期的にはプラットフォーム企業に打撃となるのは避けられないものと考えます。
まとめ
詐欺を防ぐ為の私のブログが非常に迅速に削除 (閲覧停止) 処分を受けているのに対して詐欺広告の削除が一向に進んでいない、あるいは野放しであるとするなら非常に残念としか言いようがありません。
私のブログが速やかに削除されるということはMETA社の場合と違ってGoogleの日本法人に削除の権限があるということでしょう。私のブログの削除 (閲覧停止) 解除、詐欺広告などの削除の検討をお願いする次第です。