検証16

本ページで検証するサイトはいずれも金融庁のサイトで公表されている金融商品取引業者の登録リストに該当が見つかりません。日本居住者に対して勧誘が行われれば違法な無登録業者ということになります。本ページで検証するサイトの少なくとも一部については日本人に向けた勧誘、被害報告が確認されています。

削除の解除の再検討をお願いします。→ 雑記0

このサイトは最近、ニュースで頻繁に報道されているいわゆるSNS型投資詐欺、非常に被害者が多い中国系の詐欺グループと戦っているサイトです。このブログを削除 (閲覧不能) にしているのは詐欺グループに味方するも同然です。プラットフォーム企業としての社会的責任を考慮して頂けるよう配慮をお願いします。特にこのページで検証したサイトは2024年3月現在で全て何の告知もなく閉鎖されています。まともな投資サイトだったとは思えませんし、本ページ削除の意味がありません。

▼本サイトでの検証は名誉棄損に当たらないと考えます。→ 雑記1

このページでは「検証13」「検証14」「検証15」に続いて中国系の詐欺グループによる可能性がある詐欺サイトについて検証していきます。詐欺勧誘の手口などについては「検証13」の冒頭を参照してください。こうした中国系の詐欺グループによる可能性がサイトについては「検証17「検証18「検証19「検証20「検証21「検証22「検証23「検証24「検証25「検証26「検証27「検証28「検証29「検証30「検証31「検証32「検証33「検証34「検証35「検証36「検証37「検証38「検証39「検証40「検証41「検証42「検証43「検証44「検証45「検証46「検証47「検証48「検証49「検証50「検証51「検証52「検証53」「検証54「検証55」「検証56「検証57「検証58「検証59「検証60「検証61「検証62「検証63」「検証64」「検証65」「検証66」「検証67」「検証68」「検証69」「検証70」「検証71」「検証72」「検証73」「検証74」「検証75」「検証76」「検証77」「検証78」「検証79」にも続編があります。

このページで検証するのは以下のサイトです。互いに酷似したサイトであり、同じグループによる運営でほぼ間違いないでしょう。尚、「検証23」で検証している2つのInternational Forex (インターナショナルフォレックス)など10個のサイト、さらに「検証27で取り上げているBsusdfes Investmen Ltdというサイトも本ページで検証している10個のサイトと明らかに似ており、同じグループに属するサイトと思われます。併読してください。


●Max Market FX (マックスマーケットFX https://www.maxmarketfx.com/Jp)

●International Forex (インターナショナルフォレックス https://www.maxmarketfx.com/Jp)

●HONCH LIMITED (HONCHリミテッド https://honchmarket.com/Jp)

●KENKE CAPITAL GLOBAL LIMITED (KENKEキャピタルグローバルリミテッド http://kenke-fx.com/Jp)

●Shying global limted (Shyingグローバルリミテッド http://shyingfex.com/En)

●Huangding International (Huangdingインターナショナル http://www.huangdingfx.com/En.html)

●HungDingFinancial (HungDingファイナンシャル https://hungdingforex.com/En)

●Victory Falcon Service Limited (ビクトリーファルコンサービスリミテッド https://victoryfalcon.com/Jp)

●Hui Deli Global Limited  (Hui Deli グローバルリミテッド https://www.huidelifx.com/Jp)

●Hui Deli Global Limited (Hui Deli グローバルリミテッド https://huideli.info/)

●KENKE CAPITAL GLOBAL LIMITED (KENKEキャピタルグローバルリミテッド https://kenkefx.com/Jp)

●KENKE CAPITAL GLOBAL LIMITED (KENKEキャピタルグローバルリミテッド https://www.kenkecapital-mt4.com/Jp#)


まず以下のサイトをまとめて検証します。

●Max Market FX (マックスマーケットFX https://www.maxmarketfx.com/Jp)

●International Forex (インターナショナルフォレックス https://www.maxmarketfx.com/Jp)

●HONCH LIMITED (HONCHリミテッド https://honchmarket.com/Jp)

●KENKE CAPITAL GLOBAL LIMITED (KENKEキャピタルグローバルリミテッド http://kenke-fx.com/Jp)

●Shying global limted (Shyingグローバルリミテッド http://shyingfex.com/En)

●Huangding International (Huangdingインターナショナル http://www.huangdingfx.com/En.html)

●HungDingFinancial (HungDingファイナンシャル https://hungdingforex.com/En)

最初の2つ、マックスマーケットFXとインターナショナルフォレックスのサイトは名称が途中で変更されたので2つのサイトみたいな扱いになっていますがURLアドレスは同じで実質的には1つのサイトです。

まず指摘しておきますが上の7つ (実質的には6つ) のサイトの内、KENKEキャピタルグローバルリミテッド、Shyingグローバルリミテッド、Huangdingインターナショナルの3つのサイトのURLアドレスは暗号化されていることを示す「https」ではなく、暗号化されていない「http」から始まっています。これはFXの取引サイトとして有り得ません。この時点で危険なサイトとしか思えません。

最初のマックスマーケットFXはYahoo知恵袋に質問投稿が出てきたことで知ったサイトで時期は不明ですが検証を書いた後でInternational Forex (インターナショナルフォレックス)に改称したようです。この改称については本項目最後の付記で説明します。尚、非常にややこしいのですが、International Forex (インターナショナルフォレックス)という同名でURLアドレスが異なるサイトが2つ確認されています。この同名の2つのサイトについては「検証23」で検証しているので参照してください。

それ以外の5つのサイトはマックスマーケットからの画像検索で見つかってきたサイトです。これ以外にもこれらのサイトと酷似したサイトが存在する、あるいはこれから出てくる可能性は充分にあります。実際にビクトリーファルコンサービスリミテッドというサイトが後に出てきたので別項目で検証しています。

まず検証の端緒になったマックスマーケットFXに関するYahoo知恵袋の質問投稿を引用します。

2021年1月25日投稿

この投稿ではマッチングアプリで知り合った女性 (外国人だったかどうかは不明) に勧誘されてマックスマーケットFX に口座を開設し、50万円入金してしまい、結局マネーロンダリングに違反しているとして出金出来なくなったようです。凍結解除するには保証金50万円の追加入金が必要と言われているようですが追加入金しても出金出来るようになるかどうかは極めて疑わしいです。また入金方法が日本の銀行口座への銀行振り込みだったようで後に問い合わせたところ詐欺に使われていた口座ということで閉鎖されていたことが判明したようです。そしてこの投稿からわずか2日後にもマックスマーケットに関する投稿が出てきました。

2021年1月27日投稿

この質問では質問の背景に関する情報が少ないですが台湾人にマックスマーケットFXでの取引を勧誘されているようです。以下もこの検証を書いてから出てきたYahoo知恵袋への投稿です。

2021年2月6日投稿

状況はよく分かりませんがSNSで知り合った人物に勧誘されて200万円入金してしまったようです。

とにかく2つ目の投稿にあったURLアドレスからサイトにアクセスしてみました。以下がサイト冒頭のキャプです。

表示対応言語は右上のプルダウンメニューから選択出来る英語、香港語、日本語、タイ語の4つになっています。そしてこのマックスマーケットのサイトにあった画像を画像検索に掛けて見つかってきたのが表題に示したマックスマーケット以外の5つのサイトです。以下、順にサイト冒頭部のキャプを示していきます。まず以下はHONCHリミテッドのサイト冒頭部です。

HONCHリミテッドの表示言語は英語、香港語、日本語となっています。

次はKENKEキャピタルグローバルリミテッドのサイトです。

表示対応言語は中国語、英語、香港語、日本語、韓国語となっています。

次はShyingグローバルリミテッドのサイトです。

このサイトの表示対応言語は英語と中国語のみで日本語には対応していません。

次はHuangdingインターナショナルのサイトです。

このサイトも表示対応言語は英語と中国語のみで日本語には対応していません。

最後はHungDingファイナンシャルのサイトです。

このサイトも表示言語は英語と中国語のみで日本語には非対応です。

以上、6つのサイトは互いに酷似しています。また6つのサイトが酷似しているのはこの冒頭部だけではありません。例えば6つのサイトのトップページには共通してマルチプラットフォーム対応を説明する部分があるのですがその部分のキャプを6つのサイトで比較してみます。尚、3つのサイトは日本語表示に対応していないので比較の為に英語表示を選択した場合のキャプを表題と同じマックスマーケットFX、HONCHリミテッド、KENKEキャピタルグローバルリミテッド、Shyingグローバルリミテッド、Huangdingインターナショナル、HungDingファイナンシャルの順で以下に並べます。

説明するまでもなく同じキャプチャー画像が6枚並んでいるようにしか見えません。実際には活字が小さくて非常に見にくいですが左側の文章の中にそれぞれのサイトの名称が出てくるのでその名称部分はそれぞれ異なりますが6つのサイトが同じテンプレートから作られていることは明らかです。

そしてここで使われているスマホ3台が扇型に並ぶ画像は「検証13」以降で検証している一連の中国系と思われる詐欺サイトでしばしば確認されています。具体的には以下のサイトで同じ画像が確認されています。

本ページマックスマーケットFX、HONCHリミテッド、KENKEキャピタルグローバルリミテッド (http://kenke-fx.com/Jp)、Shyingグローバルリミテッド、Huangdingインターナショナル、HungDingファイナンシャルビクトリーファルコンサービスリミテッドKENKEキャピタルグローバルリミテッド (https://kenkefx.com/Jp

「検証22」:Ethusdtインターナショナルリミテッド、イーストセンチュリーグループリミテッド

「検証23」インターナショナルフォレックス、センターフォーカスガイドグローバルリミテッド、マックスマーケットFXAntsテクノロジーデベロップメントリミテッド、イーストセンチュリーグループリミテッドゼロリファイングループリミテッド、インターナショナルパシフィックキャピタルリミテッド、キャメルファイナンシャルリミテッド、パットンセキュリティーズリミテッド、SGP-リミテッド、インターナショナルフォレックス、Starek カンパニーリミテッド、Bairradaインターナショナルリミテッド、Pandoraファイナンスカンパニーリミテッド、エルダートン、DACランドキャピタル、ウエルスセーリングリミテッド、Cangリミテッド、INSTグローバルリミテッド、NYIMEX WTI 

「検証27」IOTAグローバルリミテッド、サウスセンチュリーグループリミテッド、BKYHYOリミテッド (https://bkyhyo.com/Jp)、リッチネスエンパイアリミテッド、BKYHYOリミテッド (https://www.bkyhyoltd.com/Jp)、アワーカンパニー、interva (https://intervatefex.com/Jp)、interva (https://rfgfx.com/Jp)、エルダートン / interva、gsfx、アワーカンパニー (https://audglobal.com/Jp.html)、アワーカンパニー (https://www.wintersnow-fx.com/Jp.html)、AUSグローバルリミテッド、SMK、イルミナティ マーケッツ リミテッド、Auricマーケッツリミテッド、MGLグローバル

「検証28」CarrodセキュリティーズカンパニーリミテッドフィッターFXグローバルリミテッド、BCHグローバルリミテッド、CMMCIセキュリティーズインフォメーションカンパニーリミテッド、8848グローバルリミテッド、ニューディファーグローバルリミテッド

「検証37」:SAENマーケッツリミテッド (https://www.saenfx.com/en/)、FTSEファイナンシャルリミテッド、ブロードフォレックス、GAVINグローバルリミテッド、YSZ、Lunbouxリミテッド、SAENマーケッツリミテッド https://www.saenmarkets.com/en/)、ANCHGOリミテッド

これらのサイトが組織的に繋がっている可能性は当然考えられると思います。


次に連絡先情報を探しましたが開示されている情報は限定されています。

まず以下はマックスマーケットFXのサイトから取得した「Max Market FXを選択する理由」というサイトの長所を並べた部分のキャプです。ここで検証している6つのサイトにはいずれも同様の部分が存在します。

ここで6項目が並んでいますが左上の項目を以下に拡大します。

1行目に「本社-ワシントンDC」と書いてあります。これはマックスマーケットFXの本社がアメリカの首都であるワシントン特別区にあるという意味だと思われますが、そのワシントンDCの具体的な住所は見当たりません。「お問い合わせ」のページには以下のキャプに示しましたが一応住所と電話番号、メールアドレスが記されています。

>住所:UNIT 4532 BLACKFRIARS ROAD LONDON UNITED KINGDOM SE18PB

>電話番号:+1 (318)491-8005

>メールボックス:support@maxmarketfx.com

しかしこれはイギリス・ロンドンの住所であり、アメリカ・ワシントンDCの住所ではありません。一方で電話番号は国番号[+1]で始まっています。これは国際電話の国番号リストによればアメリカあるいはカナダの国番号です。イギリスの電話番号ならば国番号[+44]から始まっていなければおかしいです。さらに電話番号の国番号に続くエリアコードが(318)になっていますがアメリカのエリアコード一覧を見るとこれはルイジアナ州のエリアコードです。ワシントンDCの電話番号ならエリアコードは(202)のはずです。つまりこの連絡先情報は住所と電話番号が完全に矛盾しているのです。

そこで住所がイギリスだったことでイギリスの法人登録を探してみました。するとあっさりとマックスマーケットFXのものと思われる法人登録が見つかってきました。以下に法人登録情報のキャプを示します。

まず上のキャプの一番下にある事業内容が「Financial Management」など金融関係となっているのでイギリスの金融ライセンスを担当しているFinancial Coinduct Authority (FCA, 金融行動監視機構) のサイトマックスマーケットFXの金融ライセンスがあるかどうか検索してみましたが該当はないようです。

そして法人登録が為されたのは2020年10月2日となっており、この検証を書いている2021年1月末時点でまだ4ヶ月未満という非常に新しい会社ということになります。法人登録上の住所は

>Unit 45 32 Blackfriars Road, London, United Kingdom, SE1 8PB

となっていてサイトのお問い合わせのページに書いてあった

>UNIT 4532 BLACKFRIARS ROAD LONDON UNITED KINGDOM SE18PB

と比べると45と32の間にスペースが入っている、入っていないの違いがあります。サイトに記されている住所では4532が部屋番号なのかと思っていたのですが、実際には部屋番号は45だけで32は番地らしいということが分かって検索してみるとKnight Frankというレンタルオフィス業者の拠点の住所と一致することが分かりました。この住所にマックスマーケットFXの事業実態があるかどうかは極めて疑問でしょう。

さらにこの法人の経営者情報を見ると経営者として登録されているのは以下のキャプに示したQIN, Jianという中国国籍、中国在住の人物、1名のみです。役職はCEO (最高経営責任者)となっています。

ますますイギリスの住所は名目上だけの住所であり、マックスマーケットFXの実際の本拠は中国にある可能性が高いように思われます。

次はHONCHリミテッドの連絡先情報ですがマックスマーケットFXの場合と同じで左下のキャプに示しようにトップページには「本社・ワシントンDC」と書いてあります。しかし「お問い合わせ」のページを見ると右下のキャプに示したようにメールアドレスが1つあるだけで住所や電話番号は空欄になっています。

マックスマーケットFXの例に倣ってイギリスの法人登録情報を探してみると社名が一致する法人の登録が見つかりました (以下のキャプ参照)。

しかしこの法人登録を見ると2017年11月22日に登録され、2019年4月30日には解散 (Dissolved) になっています。また事業内容は衣料品や靴の卸業となっています。経営者情報を見ると以下のキャプに示しましたが中国国籍、イギリス在住のZENG, Leleという人物が唯一の経営者として登録されています。

事業内容が全く異なる、しかも法人登録上では2019年の4月に解散となっている法人が検証対象のHONCHリミテッドのサイトと関係あるかどうか不明です。結局検証対象となっているHONCHリミテッドの運営の所在地は皆目不明ということになってしまいます。

次はKENKEキャピタルグローバルリミテッドですが、左下に示したトップページでも右下に示したお問い合わせのページでも住所はイギリス・ロンドンであるとなっています。

>Southbank Tower, 55 Upper Ground, London SE1 9EY UK

>financial@kenkefx.com

>support@kenkefx.com

連絡先情報に書かれているのは住所とメールアドレスが2つのみで電話番号などはありません。住所となっているSouthbank Towerというのは公式サイトによれば41階建てのタワーマンションのような建物のようですが、部屋番号などは記されておらず、不完全な住所としか思えません。

当然イギリスの法人登録を探してみるとKENKEキャピタルグローバルリミテッドのものと思われる法人登録が見つかってきました (以下のキャプ参照)。

この法人登録にある住所

>Chase Business Centre, 39-41 Chase Side, London, United Kingdom, N14 5BP

はKENKEキャピタルグローバルリミテッドの公式サイトに記されていた住所とは同じロンドンであっても全く異なる住所です。ちなみにこの法人登録上の住所は以下のサイトでもやはり法人登録上の住所として登場しています。

「検証24」 Glluck → 法人登録

「検証27」 リッチネスエンパイアリミテッド → 法人登録

Onokaキャピタルリミテッド法人登録

Starekカンパニーリミテッド → 法人登録

「検証30」 アクトゴールドリミテッド法人登録

「検証32」 ANSFXグローバルリミテッド法人登録

トップリスペクト法人登録

「検証35」 MITマーケットリミテッド法人登録

ZEUSファイナンスリミテッド法人登録

「検証37」 Freyr グループリミテッド法人登録

FTSEファイナンシャルリミテッド法人登録

「検証41」 ファンシーグループリミテッド法人登録

「検証43」 GYDインターナショナルホールディングスリミテッド法人登録

「検証50」 Murong インベストメントリミテッド法人登録

「検証51」 Ateckリミテッド法人登録

コールミルグローバルリミテッド法人登録

「検証65」 Breitlingプライム → 法人登録

さらに以下で検証しているHungDingファイナンシャル https://hungdingforex.com/En) の法人登録でも同じ住所が登場しています。

そして「検証32」ANSFXグローバルリミテッドの検証の中で説明していますが、Googleストリートビューで確認出来る「Chase Business Centre」は私書箱を置いて郵便物の受け取り代行をしているだけの業者のように見えますこの住所に実際にKENKEキャピタルグローバルリミテッドが実在するかは極めて疑問であり、架空住所の疑いは濃厚です。

そして法人登録の日付は2020年11月20日とマックマーケットFXの法人登録よりさらに1ヶ月以上新しくてこの検証を書いている2021年1月末の時点ではまだ2ヶ月ほどしか経過していません。

そしてこのイギリス法人の経営者情報を見るとUK COMPANY MADE SERVICE LTDという名称から明らかにオフショア会社と思われる法人と以下のキャプに示しましたがSCARRATT, Jane Annというイギリス国籍、中国在住の人物が経営者として登録されています。

この人物の連絡先住所は以下のようになっています。

>No 38, Team 2, Wei Village, Taiping Town, Jingyang County, Shanxi, China, 713700

これは漢字表記にすると中国の陝西省咸陽市涇陽県という場所の住所のようです。経営者はイギリス国籍ではあっても明らかに中国と繋がりがあります。

次はShyingグローバルリミテッドの連絡先情報です。Shyingグローバルリミテッドのサイトの場合、マックスマーケットFXなどのサイトでワシントンDCあるいはイギリスのロンドンに本社があると記されていた場所には左下のキャプに示した連絡先とは全く無関係な記述があるだけです。さらに「Contact Us」のページにある連絡先情報も右下のキャプに示しましたが電話番号とメールアドレスだけで住所がありません。

電話番号は[+1]という国番号から始まっているのでアメリカあるいはカナダの電話番号かと思われますが実際に使われている電話番号かどうかは不明です。さらにShying Global Limitedについてもイギリスの法人登録が存在しないか探してみましたがそれらしき登録は見つかりませんでした。Shying グローバルリミテッドについては連絡先情報は殆ど皆無ということになります。

次はHuangdingインターナショナルの連絡先情報です。Shyingグローバルリミテッドのサイトと同様、マックスマーケットFXなどのサイトでワシントンDCあるいはイギリスのロンドンに本社があると記されていた場所には左下のキャプに示した連絡先とは全く無関係な記述があるだけです。さらに「Contact Us」のページにある連絡先情報も右下のキャプに示しましたが電話番号とメールアドレスだけで住所がありません。ここに記されている電話番号 (+17743029807) は上のShyingグローバルリミテッドの連絡先情報に記されていたのと全く同じ番号です。

しかし、上のShyingグローバルリミテッドの場合と異なり、以下にキャプを示しますがHuangdingインターナショナルのものと思われるイギリスの法人登録が見つかります。

この法人登録にある住所 (Chase Business Centre, 39-41 Chase Side, London, United Kingdom, N14 5BP) は上で示したKENKEキャピタルグローバルリミテッドのものと思われる法人登録にあった住所と全く同じです。さらに法人登録の日付も2020年11月17日となっていてKENKEキャピタルグローバルリミテッドの法人登録の日付 (2020年11月20日) と3日違いでしかありません。

この法人登録にある経営者情報を見るとKENKEキャピタルグローバルリミテッドのものと思われる法人登録の経営者情報でも経営者として登録されていたおそらくオフショア会社と思われるUK COMPANY MADE SERVICE LTDという法人と以下のキャプに示したZHANG, Shijianという中国国籍、中国在住の人物が経営者になっています。

この人物の連絡先住所は以下のようになっています。

>Zhangxiaoying Team, Lianmeng Village, Liangyuan Town, Feidong County, Anhui, China, 231600

これは漢字表記にすると中国の安徽省合肥市肥東県梁园镇いう場所の住所のようです。ちなみにこのZHANG, Shijianという人物は「検証32」で検証しているTOP RESPECT (トップリスペクト https://www.top-respect.com/en/)というサイトに対応すると思われるイギリスの法人登録でも唯一の経営者として登録されています。Huangdingインターナショナルと本ページで検証している同じ系列のサイトは「検証32」で検証しているトップリスペクトなどのサイトとも組織的に繋がっていることを示唆するものと考えます。

最後はHungDingファイナンシャルの連絡先情報です。ShyingグローバルリミテッドやHuangdingインターナショナルのサイトと同様、マックスマーケットFXなどのサイトでワシントンDCあるいはイギリスのロンドンに本社があると記されていた場所には連絡先とは全く無関係な記述があるだけです (左下のキャプ参照)。さらに右下のキャプに示した「Contact Us」のページにある連絡先情報にも電話番号とメールアドレスがあるだけで住所がありません。ここに記されている電話番号 (+17743029807) は上のShyingグローバルリミテッドやHuangdingインターナショナルの連絡先情報に記されていたのと全く同じ番号です。

このHungDingファイナンシャルについてもイギリスの法人登録を探してみましたが該当がありません。

以上、6つのサイトにある連絡先情報や4つのサイトについて該当しているものが見つかるイギリスの法人登録を調べてみましたが情報開示は明らかに不適切です。イギリスの法人登録が見つかってきた4つのケースについてはいずれも経営者が中国在住、3つについては経営者が中国国籍ということで明らかに中国との結びつきが見られます。しかし経営者の中国の住所の住所が開示されている2件についても同じグループによって運営されているサイトである可能性が極めて高いのにKENKEキャピタルグローバルリミテッドの場合が陝西省咸陽市涇陽県、Huangdingインターナショナルの場合が安徽省合肥市肥東県梁园镇となっていて全く異なる住所になっています。登録されている住所が信用出来るかどうかは極めて疑問でしょう。

いずれにしろ、連絡先情報の開示が明らかに不足あるいは不適切であったり、記載内容を信用出来ないとなればこれら6つのサイトが信用出来るとは思えません。そもそも互いに酷似しているサイトが6つも存在しているなんて到底マトモではありませんし、最初に引用したYahoo知恵袋への投稿からもこれらのサイトはいずれも詐欺目的のサイトである可能性が極めて高いと考えざるを得ません。勧誘を受けても決して応じないことを強く推奨します。

※付記1

本項の冒頭で書きましたが、この検証を書き終えた後でMax Market FX (マックスマーケットFX https://www.maxmarketfx.com/Jp)がURLアドレスはそのままでInternational Forex (インターナショナルフォレックス https://www.maxmarketfx.com/Jp)に改称しているという情報がYahoo知恵袋の投稿に出て来ました。

確認しようとしたのですが自分のパソコンからアクセスしようとすると以下のようなプライバシーエラーの警告が出てアクセスできません。

しかしURLアドレス自体をGoogleで検索すると以下のキャプに示したように確かにURLアドレスは変わらずにサイト名だけInternational Forex (インターナショナルフォレックスに変わっていることが確認されました。

Max Market FX (マックスマーケットFX)というサイトが危険なサイトであるという情報が出回った為にサイトの名称だけ変更して悪評を避けようとしているのだと思われます。厳重な注意が必要です。


※付記2

2022年9月にマックスマーケットFX (https://www.maxmarketfx.com/Jp) のサイトが大幅に改変されて見かけが大きく変わっていることに気が付きました。改変後のサイトについては「検証59」で再度検証しているので参照してください。


●Victory Falcon Service Limited (ビクトリーファルコンサービスリミテッド https://victoryfalcon.com/Jp)

明らかに上の6つのサイトと似ており、上の検証を書き終えてからYahoo知恵袋の質問に出てきたサイトなので別項目として検証します。まずこのサイトに関する知恵袋の質問2件を引用します。

2021年3月3日投稿

「最近知り合いから聞いた」とあるだけで何も分かりませんが誰かから投資勧誘されたということのようです。

2021年4月27日投稿

こちらも勧誘された状況はよく分かりませんが、「SNSで知り合った人」から勧誘されて入金してしまい、当初は利益が出ている形になっていたものの出金しようとしたところ資金を上回る損失が出てマイナスになった分を請求されているという状況のようです。

ともかく「ビクトリーファルコン」を検索すると上で検証した6つのサイトと非常によく似たサイトであることが判明しました。以下がサイト冒頭部のキャプです。

表示対応言語は英語、香港語、日本語の3つです。このサイト冒頭部を見ただけで直ぐに上で検証したマックスマーケットFXなど6つのサイトと似ていることに気が付きました。以下に比較の為にマックスマーケットFXのサイト冒頭部のキャプを再掲します。

ビクトリーファルコンのサイトがマックスマーケットなどのサイトと似ているのはこの冒頭部だけではありません。例えば以下はビクトリーファルコンとマックスマーケットFXのサイトのマルチプラットフォーム対応を説明する部分のキャプの比較です。

活字が小さくなって見にくいですがキャプ左側のテキスト部分、サイトの固有名詞だけはさすがに入れ替わっていますがそれ以外に違いは見つかりません。

▼ビクトリーファルコンの記述

>Victory Falcon Service LimitedMT5トレーディングプラットフォームはより強力になります。 Victory Falcon Service LimitedはMetaQuotesと協力して、MT5プラットフォームでの金融デリバティブ取引でサーバーをより有利にするために取り組んでいます。

▼マックスマーケットFXの記述

>Max market FXMT5トレーディングプラットフォームはより強力になります。 Max market FXはMetaQuotesと協力して、MT5プラットフォームでの金融デリバティブ取引でサーバーをより有利にするために取り組んでいます。


次に連絡先情報や金融ライセンスに関する記述を探しましたが殆ど開示されていません。わずかにお問い合わせのページに以下のキャプに示しましたが小さな活字でメールアドレス (info@victoryfalcon.com) が記されているだけで金融ライセンスに関する記述は見当たりません。

そこで上で検証したマックスマーケットFXなど同じグループによると思われるサイトの幾つかでイギリスの法人登録が見つかっていたことからビクトリーファルコンについてもイギリスの法人登録を探してみると以下に示したVICTORY FALCON SERVICE LIMTEDの法人登録が見つかってきました。

法人登録の日付は2020年12月31日とこの検証を書いている2021年3月上旬の時点で2ヶ月ほどしか経過していない非常に新しい法人です。そしてこの法人登録上の住所が

>Unit G25 Waterfront Studios, 1 Dock Road, London, United Kingdom, E16 1AH

となっていますがこの住所は「検証13」以降で検証している中国系の詐欺グループによる可能性の高い一連のサイトの検証でしばしば登場している住所です。具体的には

「検証13」ゴールド エイト サービシーズおよびXHFXマーケット

「検証14」オールブライトファイナンシャルおよびDarkasマーケッツリミテッド

「検証15」ユナイテッドインターナショナルフォレインインベストメントセンターリミテッド

「検証18」UKフュージョン・インターナショナルBtcethインベストメントリミテッドおよびビットリンクFXインターナショナルリミテッド

「検証19」ア・グランス・グループ、IATFXWELSHIサービシーズおよびBMIマーケッツ

「検証20」KSGリミテッドとDingsheng

「検証21」Odinサービスグループ

「検証22」イーストセンチュリーグループリミテッド、MARVALLE 3THグループリミテッド、ONDERSONおよびクリアリングファルコン

「検証23」センターフォーカスガイドグローバルリミテッド、Antsテクノロジーデベロップメントリミテッド、ゼロリファイングループリミテッドリードディアカンパニーリミテッドおよびJUNE BOWESデベロップメントグループリミテッド

「検証24」ミリオンhui FXリミテッド

「検証27」アルトマンファイナンインベストメント

「検証29」Ueeインターナショナルリミテッド

「検証30」アクトゴールドリミテッドとVPマーケッツグローバルリミテッド 

「検証31」FTFゴールドグローバル、PKGグローバル、BOPグローバルおよびMWHマーケッツリミテッド

「検証32」TIXインベストメントマネージメントリミテッドおよびJIAXINGインターナショナルリミテッド

「検証34」FUNRATS ウエルスリミテッドおよびLEBWAYウエルスリミテッド

「検証35」セレクトグローバル、トレジャーリーフグループリミテッド

「検証39」HNDグローバルリミテッド、ITEグローバルリミテッド、RTSゴールドグローバルリミテッド、SODグローバルリミテッド、インダスゴールドマーケッツリミテッド、YLLグローバルインベスティングリミテッド、BSVグローバルインベスティングリミテッド、KBLグローバル インベスティングリミテッド、FFFAグローバルインベスティングリミテッド、HANグローバルインベスティングリミテッド、TUFマーケッツリミテッド、KBLグローバル インベスティングリミテッド、FFFAグローバルインベスティングリミテッド、HANグローバルインベスティングリミテッドTUFマーケッツリミテッドおよびパワーファンクションキャピタルリミテッド

「検証40」FOGEEリミテッド (https://www.fogee.net/index21.html)

「検証44」エクセレントリベニューリミテッド

といったサイトでも全く同じ住所が法人登録上の住所、あるいはサイトに記されている住所として登場していますまたイギリスの法人登録情報を検索出来るサイトで調べてみるとおそらく数百単位の法人が部屋番号まで同じ住所で登録されているようです。オフショア会社とかバーチャルオフィス業者の住所である可能性が高く、ビクトリーファルコンサービス社がこの住所に実在しているとは到底思えません。そしてこの法人登録情報で経営者の情報を見ると以下のキャプに示したCHEN, Guangmingという中国国籍、中国在住の人物が経営者となっています。

さらに法人登録時の提出書類を見ると同じCHEN, Guangmingという人物が唯一の株主となっていて中国での住所も開示されています。

>1101, BUILDING 11, CHONGWENMEN DU SHI XIN YUAN, DONGCHENG DISTRICT, BEIJING CHINA 100010

どれほど信頼出来るかは疑問ですがこの住所は北京市東城区という地域の住所のようです。

さらにビクトリーファルコンサービスリミテッドのサイトのWho Is 情報を以下に示します。

まず黄色の枠で囲った部分を見るとサイトの登録・開設日が2020年12月25日となっています。イギリスの法人登録の日付が2020年12月31日でしたから6日ほどの違いしかありません。かなり新しいサイトであることは間違いありません。そして赤い枠で囲った部分に登録者の断片的な所在地情報があります。

>Anhui、CN

と記されていますが、これは中国の安徽省を意味します。

やはりこのビクトリーファルコンというサイトも中国系のグループによるサイトであることは間違いないと思われます。そしてこのサイトは到底信用出来るサイトとは思えません。このサイトでの投資を勧誘されても決して応じないことを強く推奨します。


●Hui Deli Global Limited  (Hui Deli グローバルリミテッド https://www.huidelifx.com/Jp)

●Hui Deli Global Limited (Hui Deli グローバルリミテッド https://huideli.info/)

●KENKE CAPITAL GLOBAL LIMITED (KENKEキャピタルグローバルリミテッド https://kenkefx.com/Jp)

これら3つのサイトは上で検証したビクトリーファルコンサービスリミテッドなどのサイトからの画像検索で見つけてきたサイトであり、上で検証しているマックスマーケットFX以下のサイトと明らかに似ていて同じグループによると思われるサイトなのでここで検証します。2つのHui Deli グローバルリミテッドのサイトはURLアドレスが異なりますが互いに極めてよく似ています。また表題3つ目のKENKEキャピタルグローバルリミテッドは上で検証している同名のサイトとやはり極めてよく似ていますがURLアドレスがわずかに異なっており、別個のサイトです。

上で検証したKENKEキャピタルグローバルリミテッド http://kenke-fx.com/Jp

本項で検証するKENKEキャピタルグローバルリミテッド https://kenkefx.com/Jp

URLアドレスの違いは「ハイフン」の有無だけであり、上で検証したサイトは閉鎖されたようです。サイトが何の告知もなく閉鎖された後によほど注意してみないと分からないほどURLが似たサイトが立ち上がっているというだけで非常に危険な印象を持たざるを得ません。とにかく新たに見つかってきたこれら3つのサイトの冒頭部のキャプを以下に示します。

表示対応言語は2つのHui Deli グローバルリミテッドが共に英語、香港語、日本語、ロシア語の4つであり、KENKEキャピタルグローバルリミテッドは中国語、英語、香港語、日本語、韓国語の5つです。

これら3つのサイトは互いに似ているだけでなく、上で検証したマックスマーケットFX以下7つのサイトとも非常によく似ています。特に同じ名称の組み合わせ、本項で検証している2つのHui Deli グローバルリミテッドのサイト、上で検証したKENKEキャピタルグローバルリミテッド (http://kenke-fx.com/Jp)と本稿の検証対象であるKENKEキャピタルグローバルリミテッド (https://kenkefx.com/Jp) のサイトは互いに非常によく似ています。

そしてこれら3つのサイトが互いに似ている、上で検証したマックスマーケットFXなどのサイトととも非常に似ているのはこの冒頭部だけではありません。例えばマックスマーケットFXなどの検証で比較に用いたマルチプラットフォーム対応を説明する部分について本稿で検証しているKENKEキャピタルグローバルリミテッド (https://kenkefx.com/Jp) のサイトからのキャプとマックスマーケットFXのサイトからのキャプを以下で比較してみます。

よく見ると左側の文章の中にサイト名が出てくるので区別は可能ですが、一見したところでは全く同じに見えます。残念ながら2つのHui Deli グローバルリミテッドのサイトにはこのマルチプラットフォーム対応を説明する部分がありません。

そこで代わりの意味もあってサイトの特長を6項目にまとめて説明している部分を以下で資格してみます。以下、順に2つのHui Deli グローバルリミテッド、KENKEキャピタルグローバルリミテッド (https://kenkefx.com/Jp) 、マックスマーケットFXのサイトからのキャプを並べます。

この部分でも3つのサイトは互いに酷似していることが明らかです。そしてこの6つの特長をまとめた部分の左上の第一項目には本社の所在地に関する非常に簡単な記述があります。その部分を以下に拡大して示します。左下がHui Deli グローバルリミテッドのサイト ( https://www.huidelifx.com/Jp)、右下がKENKEキャピタルグローバルリミテッド (https://kenkefx.com/Jp) からのキャプの拡大です。

2つのHui Deli グローバルリミテッドのサイトには本社・ワシントンDC

KENKEキャピタルグローバルリミテッドの場合は本社・イギリスロンドン

と書いてあります。しかしこれ以上に詳しい、具体的な住所などは記されていません。そこでさらに連絡先情報を探すとお問い合わせのページに一応の連絡先情報が見つかりました。まず以下は表題1つ目のHui Deli グローバルリミテッドのサイト (https://www.huidelifx.com/Jp) の場合です。

>住所:Room 1508, 15/F., Office Tower Two, Grand Plaza, 625 Nathan Road, Kowloon, Hong Kong.

>電話番号:+17743029807

>メールボックス:support@huidelifx.com

6つの特長をまとめた部分には「本社・ワシントンDC」と書いてあったのにこちらには香港の住所が書いてあります。電話番号は[+1]から始まっていてこれはおそらくアメリカあるいはカナダの電話番号ということになると思われます。住所と電話番号が矛盾していることになります。さらに香港の住所「Room 1508, 15/F., Office Tower Two, Grand Plaza, 625 Nathan Road, Kowloon, Hong Kong.」をそのまま検索すると部屋番号まで同じ住所がかなり多くの企業の住所として使われていることが分かります。実際にこの住所に何があるのかは不明ですがオフショア会社とかバーチャルオフィス業者の住所である可能性が高いように思われます。別の言い方をすればこの住所にHui Deli グローバルリミテッドが実在するようには思えません。

次に示すのは表題2番目のHui Deli グローバルリミテッドのサイト ( https://huideli.info/) にある連絡先情報です。

>住所:275 NEW NORTH ROAD LONDON UNITED KINGDOM N1 7AA

>メールボックス:support@huideli.info

こちらに記されているのはイギリス・ロンドンの住所です。こちらのHui Deli グローバルリミテッドのサイトでも6つの特長をまとめた部分にあった「本社・ワシントンDC」という記述と矛盾していることになります。またこちらには電話番号がありません。

ともかく住所がイギリスになっていること、さらに「検証13」以降で検証している中国系と思われる一連のサイトの多くでイギリスの法人登録が見つかっていることもあってHui Deli グローバルリミテッドについてもイギリスの法人登録を探してみるとあっさりと以下のキャプに示したHui Deli グローバルリミテッドのものと思われる法人登録が見つかってきました。

この法人登録は登録されたのが2021年2月4日となっていて非常に新しい登録であることがまず目につきます。この日付は後述しますが1つ目のHui Deli グローバルリミテッドのサイトのWho is情報に記されているサイトの開設日 (2021年2月5日)と1日違いでしかありません。この法人登録がここで検証しているHui Deli グローバルリミテッドのものである可能性は高いものと考えます。さらにこの法人登録を見ると事業内容が金融関係となっています。金融関係ということならばイギリスの金融ライセンスがあるのかと思ってイギリスの金融ライセンスを管理しているFinancial Conduct Authority (FCA、金融行動監視機構)のサイトでHui Deli グローバルリミテッドの金融ライセンスを探してみましたが該当なしという結果になります。

そしてこの法人登録では以下が住所となっています。

>275 New North Road, London, United Kingdom, N1 7AA

しかしこの住所を検索してみるとN1 Mailboxというバーチャルオフィス業者の住所に一致します。さらに同じ住所が以下に示した一連の中国系と思われるサイトに対応するイギリスの法人登録でも所在地とされています。

「検証15」:ETHBTC インベストメントリミテッド法人登録

「検証18」:ETHBTC インベストメントリミテッド法人登録

「検証25」:スマートコントラクトグループ法人登録

「検証28」8848グローバルリミテッド  → 法人登録

「検証29」:XINHAOインターナショナル → 法人登録

「検証77」:キャピタル IM リミテッド法人登録

これは事業実態の存在しない架空住所としか思われません。

それからこの法人登録上の経営者は下のキャプに示したベトナム国籍、香港在住のTRIEU, Van Themという人物になっています。

残念ながら会社設立時の提出書類を見てもこの経営者の住所はロンドンのバーチャルオフィス業者の住所になっており、香港の住所は具体的に示されていません。そしてこのベトナム人経営者については本サイトの姉妹サイトの「検証95」で検証しているUncle block (アンクルブロック https://uncleblockings.com/#/home) という仮想通貨取引所の法人登録の経営者情報にも唯一の経営者として名前が出ています。組織的な繋がりの可能性が高いです。

さらに所在地に関してですが、まず以下のキャプに示した1つ目のHui Deli グローバルリミテッドのサイトのWho Is 情報に断片的な情報が見つかりました。 

黄色の枠で囲った部分にサイトの登録・開設日が2021年2月5日とあります。上で書いたイギリスの法人登録の日付 (2021年2月4日) と1日違いでしかありません。そして赤枠で囲った部分に登録者に関する断片的な情報が記されています。記されている内容を整理すると以下のようになります。

登録者名: Xian Sheng Chen

登録機関名: HUI DELI GLOBAL LIMITED

住所: Shen Zhen, Guangdong, 518000, CN

電話番号: +86.18928434803

メールアドレス: 820488124@qq.com


登録者は「Chen」というおそらく中国系の個人名になっています。漢字で書けば「陳」かもしれません。住所は中国の広東省深圳市。電話番号も中国の国番号である[+86]から始まっています。さらにメールアドレスも中国のIT大手であるテンセントが提供している「qq.com」というフリーメールのアドレスになっています。

次に2番目のHui Deli グローバルリミテッドのサイト ( https://huideli.info/) のWho Is情報を示します。

黄色の枠で囲った部分にあるサイトの登録・開設日2021年617日となっていて1つ目のHui Deli グローバルリミテッドのサイトより4ヶ月半ほど新しいです。そして赤枠部分にある所在地情報はHK (香港) とだけ記されています。1つ目のHui Deli グローバルリミテッドのWho Is 情報には所在地が広東省深圳と書いてあったのですから明らかに不一致です。一方で2つのHui Deli グローバルリミテッドのサイトはIPアドレス を共有しているようです。以下は2番目のHui Deli グローバルリミテッドのサイト (https://huideli.info/) と同一のIPアドレス(154.209.67.67) 上にあるサイトのリストですが1番目のHui Deli グローバルリミテッドのサイト(https://www.huidelifx.com/Jp)に加えて「検証23」で検証したインターナショナルフォレックスのサイト  (https://www.internationalforex.net/Jp) や「検証27」で検証したBKYHYOリミテッドのサイト (https://bkyhyo.com/Jp) もIPアドレスを共有していて同一グループによるサイトと考えられます。

サイトに記されている情報、イギリスの法人登録にある情報、そしてサイトのWho Is情報にある連絡先情報はまったく一致がなく、どれを信頼出来るのかあるいは信頼出来ないのか分かりませんが、やはりこのページで取り上げている同じグループに属すると思われるサイトとの関係からHui Deli グローバルリミテッドの運営は中国のグループである可能性が最も高いように思います。

次にKENKEキャピタルグローバルリミテッドの運営に関して調べてみます。まずはサイトの「お問い合わせ」のページにある記述を以下に示します。

>住所:Southbank Tower, 55 Upper Ground, London SE1 9EY UK

>財務:finance@kenkefx.com

>サービス:support@kenkefx.com

電話番号はなく、イギリス・ロンドンの住所とメールアドレスが2つあるだけです。そしてこの住所とメールアドレスは上で検証したもう1つのKENKEキャピタルグローバルリミテッド (http://kenke-fx.com/Jp)のサイトのお問い合わせのページに記されていた住所とメールアドレスと全く同じです。

となればこのKENKEキャピタルグローバルリミテッドはやはり以前に検証したわずかにURLアドレスが異なるKENKEキャピタルグローバルリミテッドのサイトと同じグループによって運営されていると考えざるを得ません。実は別のグループが運営していて他方は別のグループが運営している偽サイトという可能性も考えましたが、2つのKENKEキャピタルグローバルリミテッドのサイトは同じIPアドレスを共有しているようです。以下はKENKEキャピタルグローバルリミテッド (https://kenkefx.com/Jp)を基準にして同じIPアドレス (148.66.129.196) を共有しているサイトを探した結果ですが、KENKEキャピタルグローバルリミテッド (http://kenke-fx.com/Jp) が同じIPアドレス上にあることが示されています。

後日、このIPアドレス (148.66.129.196) 上にさらにもう1つURLアドレスを変えたKENKEキャピタルグローバルリミテッドのサイト (https://www.kenkecapital-mt4.com/Jp#) が立ち上がっていることが判明しました。以下で検証しているので参照してください。

さらにKENKEキャピタルグローバルリミテッド (https://kenkefx.com/Jp)のWho Is 情報を以下に示します。

黄色の枠で囲った部分にサイトの登録開設日がありますが2020年12月2日となっています。そして以前に検証した方のKENKEキャピタルグローバルリミテッド (http://kenke-fx.com/Jp) についてもWho Is 情報を見ると以下のキャプの黄色の枠で囲った部分に見えるようにサイトの開設日がやはり2020年12月2日となっています。

つまり2つの微妙にURLアドレスが異なるKENKEキャピタルグローバルリミテッドは同一のIPアドレス上にあるだけでなく、同じ日に登録・解説されているということになります。やはり2つのサイトは同一グループによるサイトと結論せざるを得ません。

そしてWho Is 情報の赤枠で囲った部分には所在地に関する断片的な情報がありますが、先に検証して既に閉鎖されているサイトのWho Is 情報では所在地が香港とだけ記されているのに対して、本稿の検証対象であるまだ閉鎖されていない方のサイト (https://kenkefx.com/Jp) のWho Is 情報には連絡先情報が記されています。整理してまとめると以下のようになります。

登録者名: ke ken

登録機関名: KENKE CAPITAL GLOBAL LIMITED

住所: Singapore, 999077

電話番号: +852.51085785

メールアドレス: kenmarkets@gmail.com

登録者は個人名かと思われますが「ke ken」となっており、住所はシンガポールと書いてあります。しかし郵便番号ではないかと思われる「999077」はシンガポールの郵便番号のリストに該当がありません。また電話番号は[+852]という国番号から始まっていますがこれは国際電話の国番号リストで調べると香港の国番号です。明らかに矛盾があります。さらにメールアドレスは無料登録できるgmailのアドレスです。信用出来る情報とは全く思えません。

結論として本稿で検証した2つのサイト、Hui Deli グローバルリミテッドとKENKEキャピタルグローバルリミテッドも詐欺目的で量産された詐欺サイトとしか思われません。勧誘されても決して応じないことを強く推奨します。


※付記

同じKENKEキャピタルグローバルリミテッドという名称の別サイトが画像検索で見つかり、以下で検証しています。そして本項で検証したKENKEキャピタルグローバルリミテッドのサイト (https://kenkefx.com/Jp) を再訪してみたところ、サイトの見かけが変更されていることが判明しました。以下に変更後のサイト冒頭のキャプを示します。

変更前の冒頭部のキャプと比較するとこの変更された冒頭部は背景画像は同じものを使っているようですがトリミングされた範囲が変更されているようです。そしてこの変更された冒頭部は以下で検証している3番目のKENKEキャピタルグローバルリミテッドのサイト (https://www.kenkecapital-mt4.com/Jp#) と明らかに似ています。さらに以前は存在していた6つの特長を説明する部分が削除されて代わりにリアルタイムの為替相場を示す表が加わっています。以下に新たに加えられた表のキャプを示します。

この為替相場を示す表についても以下で検証している第3のKENKEキャピタルグローバルリミテッドのサイトに同じ表が存在します。詳細は以下の検証を参照してください。


●KENKE CAPITAL GLOBAL LIMITED (KENKEキャピタルグローバルリミテッド https://www.kenkecapital-mt4.com/Jp#)

画像検索で発見したサイトで上で検証した2つのサイト、KENKEキャピタルグローバルリミテッド (http://kenke-fx.com/Jp)およびKENKEキャピタルグローバルリミテッド (https://kenkefx.com/Jp) と名称が同じであるというだけでなく、後述しますがIPアドレスを共有しており、勧誘されたとか出金出来なくなったといった証言が確認されているわけではありませんが明らかに同じグループによる詐欺目的のサイトと思われます。まずサイト冒頭のキャプ画像を以下に示します。

表示言語の選択肢は中国語、英語、香港語、日本語、韓国語の5つになっています。そしてこのサイト冒頭部を見ただけで上で検証した2つのKENKEキャピタルグローバルリミテッドのサイトと全く同じではないものの相当似ていることが分かります。以下には上で検証した最初に確認されたKENKEキャピタルグローバルリミテッド (http://kenke-fx.com/Jp)のサイト冒頭の再掲ですがトリミングされた範囲が異なるものの背景画像が同じものであること、さらには左上のロゴが同じものである、メニューバーの項目や表示言語の選択肢 (中国語、英語、香港語、日本語、韓国語の5つ) とその並びなども一致しているなど偶然とは思えない一致が多数見つかります。

そしてこの第3のKENKEキャピタルグローバルリミテッドを見つけたことで以前に検証した2つのENKEキャピタルグローバルリミテッドのサイトを確認したところ、最初のサイトは閉鎖されていましたが第2のサイト (https://kenkefx.com/Jp) は幾つか改編が加えられてここで検証している第3のサイトと非常に似たサイトになっていました。詳しくは上の検証の付記の部分を参照してください。

第3のサイトの検証に戻りますが、このサイトと他のKENKEキャピタルグローバルリミテッドあるいはこのページで検証してきた一連のよく似たサイトと共通性があるのはこの冒頭部分だけではありません。以下はここで検証しているKENKEキャピタルグローバルリミテッドのサイトのマルチプラットフォーム対応を説明する部分のキャプ画像ですがこの部分についても右側のスマホが3台扇型に配置された画像、左側のテキスト部分共に上で検証してきたサイトに酷似した部分が確認されています。

その後、このスマホ3台が扇型に並ぶ画像はこれ以外にも既に上に書いたマックスrマーケッツFXなどの検証の中で書きましたが一連の中国系と思われる詐欺グループによる詐欺目的と思われるサイトで頻繁に使われていることが分かっていあます。

一方でこのサイトには上で検証してきたサイトには存在しなかったリアルタイムの外貨相場を表示する票があります。以下がその表のキャプです。(第2のサイトにはこのリアルタイム相場情報を示す表が加えられていました。)

ユーロ、米ドル、日本円、英国ボンド、スイスフラン、豪ドル、カナダドル、ニュージーランドドル、人民元、香港ドルの10通貨について相互の相場を示すテーブルになっていて刻々と数字が変化しています。そしてこの表と非常によく似た表が「検証13」以降で検証している一連の中国系と思われる詐欺グループによる詐欺サイトの幾つか、具体的には以下のサイトで確認されています。

「検証22」 Ethusdtインターナショナルリミテッド (https://ethusdtbtc.com/Jp/)

イーストセンチュリーグループリミテッド (https://www.east-century.com/Jp/)

Axeマーケッツリミテッド (https://center-focus777.com/Jp/)  

「検証23」 ボラサークル (https://www.boracircle.com/Jp/)

ボラサークル (https://www.boracircles.com/Jp/)

「検証52」 Costinリミテッド (https://costinfx.com/jap/index)

BOLONI CREATET FX カンパニーリミテッド (https://bolowold.com/jap/index)

KLEX (https://klexhk.com/jap/index)

コインビット (https://coinbitwd.net/jap/index)

ウォーターコイン (https://waterccfex.net/en/index)

Cohesionn (https://www.cohesionn-fi.com/jap/index)

wifx (https://wintercoltd.com/id/index)

ビッグアンクルリミテッド https://fxbiguncle.com/jap/index)

ビッグアンクルリミテッド https://bigunclee.com/jap/index)

ビッグアンクルリミテッド http://test-big.com/en/index)

ARK IMグローバルリミテッド (https://www.imarkforex.com/)

FXLグローバルリミテッド (https://www.fxlglobal.com/jap/index)

GOCCfx (https://goccfx.com/jap/index)

「検証54」 LMゴールドリミテッド (https://lmgoldlimited.com/Jp)

「検証71」 Teylerリミテッド (https://teylerfex.com/jap/index1.html)

CTマーケッツリミテッド (https://www.ct-markets.com/jap/index1.html)

Boqリミテッド (https://www.boqfox.net/jap/index1.html)

ベレットリミテッド (https://beletlimited.com/jap/index1.html)

FXCリミテッド (https://fxclimited.com/jap/index1.html)

DBGマーケッツ (https://dbg-coltdfx.com/jap/index1.html)

DBGマーケッツ (https://dbg-coltdfx.net/jap/index1.html)

DBGマーケッツ (https://www.dbg-cotd.com/jap/index1.html)

HangSeng FX (https://fxhangseng.com/en/index1.html)

CVNマーケッツ (https://www.cvnmarkets.com/jap/index1.html)

CATマーケッツ (https://cat-market.com/jap/index1.html)

Nkマーケット (https://nkmarketltd.com/jap/index1.html)

Enog (https://www.enogltd.com/jap/index1.html)

Pak (https://pakul.com/jap/index1.html)

グローバルマーケットインデックスリミテッド (https://globalmarkfx.com/jap/index1.html)

グローバルマーケットインデックスリミテッド (https://www.firsttradefx.com/jap/index1.html)

Xチャーター (https://www.xcharterltd.com/jap/index1.html)

Xチャーター (https://xchanfx.com/jap/index1.html)

例えば以下には「検証22」で検証しているEthusdtインターナショナルリミテッドのサイトから取得したキャプ画像を示します。これらのサイトが同じ組織によるものである可能性が当然考えられます。

相場が示されている外貨がここで検証対象としているKENKEキャピタルグローバルリミテッドの表では10種類だったのに対してEthusdtインターナショナルリミテッドの場合は8種類 (欄は9つだが日本円が2回登場しているので実質8通貨) になっていることが最も大きな違いのように見えます。(ちなみに第2KENKEキャピタルグローバルリミテッドのサイトに新たに加えられた表は10種類の外貨の相場を示す使用になっています。) に示されている外貨の並びもユーロ、米ドル、日本円、英国ボンド、スイスフラン、豪ドル、カナダドル、ニュージーランドドルの8通貨まで同じでKENKEキャピタルグローバルリミテッドの表で人民元、香港ドルが最後に加わっています。つまり通貨の並び順まで同じです。これは同じテンプレート由来と考えざるを得ません。つまりここで検証しているKENKEキャピタルグローバルリミテッドのサイトは2つのテンプレートに由来する部分が混在するような形になっているように見えます。

次に連絡先情報ですが開示されている情報は以下のキャプに示しただけです。

>住所:Southbank Tower, 55 Upper Ground, London SE1 9EY UK

>財務:finance@kenkefx.com

>サービス:support@kenkefx.com

示されている連絡先情報はイギリス・ロンドンの住所とメールアドレスが2つだけで電話番号などはありません。そしてこの住所は上で検証した同名の2つのサイトに記されていた住所と同じです。さらに上の同名サイトの検証でも書きましたが住所の「Southbank Tower」は公式サイト (https://www.southbanktower.com/) によればロンドンに実在する41階建ての高級タワーマンションであり、当然示されているべき階数とか部屋番号が欠落しています。つまり不完全な住所としか思えません。またメールアドレスも3つのKENKEキャピタルグローバルリミテッドのサイトですべて共通のようです。

次にこのサイトのWho Is 情報を確認しました。以下にキャプを示します。

残念ながら運営元に関する情報は一切公開されていません。黄色の枠で囲った部分にあるサイトの開設日は2021年7月8日となっています。3つのKENKEキャピタルグローバルリミテッドのサイトの開設日を比較すると以下のようになります。

KENKEキャピタルグローバルリミテッド (http://kenke-fx.com/Jp): 2020年12月2日 

KENKEキャピタルグローバルリミテッド (https://kenkefx.com/Jp) : 2020年12月2日 

KENKEキャピタルグローバルリミテッド (https://www.kenkecapital-mt4.com/Jp#): 2021年7月8日

本項で検証したサイトだけが以前に検証した2つのサイトよりもかなり後になって出来た新しいサイトであることが分かります。そしてWho Is 情報を調べていて気が付きましたがこれら3つのサイトは同じIPアドレス上にあることが分かりました。以下は本項で検証したサイトを基準に同一のIPアドレス (148.66.129.196) 上にあるサイトを探した結果ですが以前に検証した2つのKENKEキャピタルのサイトが出てきます。

本項の最初に書いたようにこのサイトでの投資を勧誘されたとかこのサイトに入金したら出金出来なくなったといった証言が確認されているわけではありませんが、非常に危険なサイトと考えざるを得ません。このサイトでの投資を勧誘されても決して応じないことを強く推奨します。