鈴ノ大谷山 笹ヤブを越えて

島根県 鈴ノ大谷山1,036m、盛太ヶ岳891m 2020年11月8日

(鈴ノ大谷山)日本の山1,000

540

鈴ノ大谷山は島根県・七日町に近く、R187から眺めることのできる山である。それなのに登山道がなく、途中にある盛太ヶ岳から笹ヤブ尾根をたどってたどり着いた。登山道が無いとは知らなかったが、ネット情報を参考にGPSにピンク・ルートを入力していたので、それを頼りに視界のない笹ヤブ尾根を行けるところまで行ってみようと思った。明瞭な踏跡はなし(獣道程度)、テープが時々、忘れたころに現われる程度。たどり着けたのは幸運だったからで、ずっと快晴で笹は乾いていたが、前日の雨でホコリはほとんど立たなかった。頂上手前の最後の笹ヤブ急斜面にロープが張ってあり、灌木の中の鈴ノ大谷山頂上に到達。三角点と頂上標識が三つ出迎えてくれた。

コル6の先で最後の急登。ここは笹ヤブの間に踏跡があり、途中からそこにロープが張ってあった。ロープには1mおきくらいに結び目が作ってあり、疲れた手で登るにはその結び目は有難かった。やがて傾斜が緩み、「頑張れ!♪☀」の表示。そして灌木と笹ヤブの間を進み、ついに鈴ノ大谷山頂上に到達。そこには大きな三角点(二等)に頂上標識が三つ。スティックとザックとガーデン手袋を外し、寝転がって休憩。本当に疲れた。

全ての頂上には憩いがある。灌木と笹でまるで視界はなかったが、三角点と三つの頂上標識には人間臭さがあった。ここは山好きだけが訪れる場所。苦労に耐えた者だけが味わえる、素朴な幸福感にひたる。

ずっと休まなかったので鈴ノ大谷山頂上が二度目の休憩。二本目のバナナを食べ、ポカリを飲み干して帰途につく。時々視界が開けて盛太ヶ岳がくっきり見えた。もう疲労困憊で腰が痛く、思うように進めなかったが、広い盛太ヶ岳の頂上が近づき、そのやや右手に祠が見え、そして盛太ヶ岳の頂上に帰着。再び寝転がって休憩。

あんなに疲れていたのに、5分間休憩し、ナッツを食べて下り始めると足は普段通りに動いていた。北東方向に見えていたのは安蔵寺山?眼下には集落が見えており、東に見える尾根にいくつかのピークが並んでいるのは額々山、寂地山、右谷山のあたりではなかろうか。足元にはクリ、道脇にはモミジ、黄色い小さな花はカタバミかな。

道の駅むいかいちの温泉きらら(600円)に入って疲れをとる。この後、R187を通った時、鈴ノ大谷山を何度も見る。登った翌日の鈴ノ大谷山はモルゲンロートの赤に染まっていた。

登った翌日の鈴ノ大谷山はモルゲンロートの赤に染まっていた。
鈴ノ大谷山は島根県・七日町に近く、R187から眺めることのできる山である。それなのに登山道がなく、途中にある盛太ヶ岳から笹ヤブ尾根をたどってたどり着いた。
時々視界が開けて盛太ヶ岳がくっきり見えた。
三体の蔵王権現
「頑張れ!♪☀」表示
頂上標識1
盛太ヶ岳の紅葉
ミヤマシキミ?の赤い実
カタバミ
  6:54 駐車地点発  8:36 盛太ヶ岳891m・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・登り1時間42分  9:01 盛太ヶ岳発11:41 鈴ノ大谷山・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・盛太ヶ岳から2時間40分         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・駐車地点から4時間47分12:02 鈴ノ大谷山発14:50 盛太ヶ岳16:15 駐車地点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・往復9時間21分

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鈴ノ大谷山は島根県・七日町に近く、R187から眺めることのできる山である。それなのに登山道がなく、途中にある盛太ヶ岳から笹ヤブ尾根をたどってたどり着いた。登山道が無いとは知らなかったが、ネット情報を参考にGPSにピンク・ルートを入力していたので、それを頼りに視界のない笹ヤブ尾根を行けるところまで行ってみようと思った。明瞭な踏跡はなし(獣道程度)、テープが時々、忘れたころに現われる程度。たどり着けたのは幸運だったからで、ずっと快晴で笹は乾いていたが、前日の雨でホコリはほとんど立たなかった。頂上手前の最後の笹ヤブ急斜面にロープが張ってあり、灌木の中の鈴ノ大谷山頂上に到達。三角点と頂上標識が三つ出迎えてくれた。

この日の登山口は道の駅から近い(10㎞弱)ので、明るくなってきた6時頃に道の駅を出る。夜明け前の空に並んでいた山並みは(そのときそうとは知らなかったが)まさに盛田ヶ岳と鈴ノ大谷山だった。七日市の町中で西に橋を渡り、少しゆくと集落の中に盛太ヶ岳登山口の案内があり、そこを左折。そこから古い舗装林道が続いており、荒れた林道を少し登り、頃合いで駐車して歩き始める。ウルシの紅葉にアキノキリンソウ。舗装林道はしばらく続き、左手(南)に見えるアンテナの立つ山を過ぎ、やがて林道は登山道となり、植林の中を登っていくと盛太ヶ岳の大きな標識があり、そこから尾根を登っていく。ここも紅葉。二呼二吸で元気よく登っていくと、南に高い尾根が見えている。寂地山のあたりだろうか。前日までの雨で草が濡れているだろうと思い、レインウェアの下を履いてきたがそれは正解で、登山道の途中にあった笹ヤブの濃いところでだいぶ濡れる。そして行く手に盛太ヶ岳らしき大きな峰が樹間に現われ、そこから頂上の間の急斜面は笹に覆われていた。

前日の広見山では笹を広く刈払ってあったので全く歩きやすかったが、盛太ヶ岳の登山道には笹が覆いかぶさっていて登りにくかった。ガーデン手袋をはめて笹を掴んで登ればいいのだが、この時は笹はまだ濡れていて、ガーデン手袋が濡れるのがいやだった(一度濡れると乾かない)。笹の急斜面にはロープが張ってあってので、そのロープを掴んで登る。ようやく傾斜が緩み、丸い盛太ヶ岳の頂上に到達。そこには三角点や頂上標識の他に、祠や三体の蔵王権現像が置かれていて、古くから登られている山のようだった。最初の休憩。1本目のバナナを食べ、ポカリを飲み、5分間休憩して尾根の先に進む。だいぶ濡れたのでレインウェアの上を着込み、古いガーデン手袋をはめる。全く標識や踏跡もないのが気になったが、ふとGPSを見るとピンクルートと違う方角(南尾根)に進んでいた。盛太ヶ岳頂上に登り返す。

盛太ヶ岳頂上からピンクルートの方角(西尾根)を伺うと、そっちはただの広い斜面に見える。まあ、最初は薄ヤブだったのでなんとなく進むが、やがて笹ヤブが濃くなり、そのうち笹の背が高くなり、本格的なヤブ漕ぎになる。ガーデン手袋をはめた両手で笹を交互に掴み、下っていく(もう笹は乾いていた)。下りだからいいものの、こいつを登り返すのは相当にしんどいぞ(これはその通りだった)。鈴ノ大谷山に続く尾根は複雑で、小ピーク(6個ほど)やコル(7個ほど)を越えるたびに枝尾根があった。最初の小ピーク(M2)の先で間違って南尾根に下っていることに気づいて引き返し、今度は北尾根に下っていることに気づき引き返す。この後は小ピークから下るときはGPSを片手に持ちながらとなる。M4・793mへの登りは急な笹ヤブで、今度はガーデン手袋をはめた両手で交互に笹を掴んで登っていく。ところどころに現われる灌木がやっかい。

M4からM6にかけて行く手の樹間に鈴ノ大谷山が次第に大きくなっていく。だが、樹木が切れて鈴ノ大谷山がきれいに見えるところはなかった。M6を越えた先のコル6に切株がいくつか見え、なんとなく人の気配。ここまで来て登山道が現われたら拍子抜けだが、いいかげん疲れていたので登山道が現われてもいいと思った。だが、登山道は無かった。コル6の先で最後の急登。ここは笹ヤブの間に踏跡があり、途中からそこにロープが張ってあった。ロープには1mおきくらいに結び目が作ってあり、疲れた手で登るにはその結び目は有難かった。やがて傾斜が緩み、「頑張れ!♪☀」の表示。そして灌木と笹ヤブの間を進み、ついに鈴ノ大谷山頂上に到達。そこには大きな三角点(二等)に頂上標識が三つ。スティックとザックとガーデン手袋を外し、寝転がって休憩。本当に疲れた。全ての頂上には憩いがある。灌木と笹でまるで視界はなかったが、三角点と三つの頂上標識には人間臭さがあった。ここは山好きだけが訪れる場所。苦労に耐えた者だけが味わえる、素朴な幸福感にひたる。

ずっと休まなかったので鈴ノ大谷山頂上が二度目の休憩。二本目のバナナを食べ、ポカリを飲み干して帰途につく。昼前に着けたので、暗くなる前に戻れるだろう。心配なのは盛太ヶ岳への登り返し。復路では一度、1時間を過ぎたあたりで休憩をとることにし、元気に下降。ロープのある頂上直下は楽だったが、M4の下はかなりの急傾斜で、本当にこんなところを登ったのか?と思ったほど。登りの時はそれほど急に見えないのかもしれない。時々視界が開けて盛太ヶ岳がくっきり見えた。休憩をとったのはM3のあたり。横になって目をつぶるといつの間にか寝込んでいて、はっと見上げると木々の枝と葉。山の真っただ中にいた。往路で間違えたところをまっすぐに進み、復路で最後の笹ヤブ急登にかかる。ヤブの中のミヤマシキミ?の赤い実。

ガーデン手袋の両手で交互に笹を掴んで登っていくのだが、いいかげん疲れてきて手も足も停止しがち。二呼二吸して酸素を送り込み、手と足を動かしていく。やがて笹の背丈が低くなって先が見えるようになり、傾斜が緩んで笹を掴まなくても登れるようになり、慣れたスティックを支えにしてのろのろと登っていく。このときはもう疲労困憊で腰が痛く、思うように進めなかったが、広い盛太ヶ岳の頂上が近づき、そのやや右手に祠が見え、そして盛太ヶ岳の頂上に帰着。再び寝転がって休憩。

あんなに疲れていたのに、5分間休憩し、ナッツを食べて下り始めると足は普段通りに動いていた。ロープのあるところはロープを掴み、傾斜が緩くなると自然に駆け足となる。そこからはストライドをなるべく長くとってジョギング開始。北東方向に見えていたのは安蔵寺山?眼下には集落が見えており、東に見える尾根にいくつかのピークが並んでいるのは額々山、寂地山、右谷山のあたりではなかろうか。林道に下ってからもジョギングを続け、駐車地点まで走り切った。足元にはクリ、道脇にはモミジ、黄色い小さな花はカタバミかな。

道の駅むいかいちの温泉きらら(600円)に入って疲れをとる。この後、R187を通った時、鈴ノ大谷山を何度も見る。登った翌日の鈴ノ大谷山はモルゲンロートの赤に染まっていた。

盛太ヶ岳と鈴ノ大谷山

この日の登山口は道の駅から近い(10㎞弱)ので、明るくなってきた6時頃に道の駅を出る。夜明け前の空に並んでいた山並みは(そのときそうとは知らなかったが)まさに盛田ヶ岳と鈴ノ大谷山だった。七日市の町中で西に橋を渡り、少しゆくと集落の中に盛太ヶ岳登山口の案内があり、そこを左折。そこから古い舗装林道が続いており、荒れた林道を少し登り、頃合いで駐車して歩き始める。

盛太ヶ岳の案内

ウルシの紅葉

ウルシの紅葉にアキノキリンソウ。舗装林道はしばらく続き、左手(南)に見えるアンテナの立つ山を過ぎ、やがて林道は登山道となり、植林の中を登っていくと盛太ヶ岳の大きな標識があり、そこから尾根を登っていく。ここも紅葉。

アキノキリンソウ

盛太ヶ岳の紅葉

二呼二吸で元気よく登っていくと、南に高い尾根が見えている。寂地山のあたりだろうか。前日までの雨で草が濡れているだろうと思い、レインウェアの下を履いてきたがそれは正解で、登山道の途中にあった笹ヤブの濃いところでだいぶ濡れる。そして行く手に盛太ヶ岳らしき大きな峰が樹間に現われ、そこから頂上の間の急斜面は笹に覆われていた。


笹の切り分け

前日の広見山では笹を広く刈払ってあったので全く歩きやすかったが、盛太ヶ岳の登山道には笹が覆いかぶさっていて登りにくかった。ガーデン手袋をはめて笹を掴んで登ればいいのだが、この時は笹はまだ濡れていて、ガーデン手袋が濡れるのがいやだった(一度濡れると乾かない)。笹の急斜面にはロープが張ってあってので、そのロープを掴んで登る。

盛太ヶ岳頂上

ようやく傾斜が緩み、丸い盛太ヶ岳の頂上に到達。そこには三角点や頂上標識の他に、祠や三体の蔵王権現像が置かれていて、古くから登られている山のようだった。最初の休憩。1本目のバナナを食べ、ポカリを飲み、5分間休憩して尾根の先に進む。だいぶ濡れたのでレインウェアの上を着込み、古いガーデン手袋をはめる。

三体の蔵王権現

三角点

ササヤブを行く

全く標識や踏跡もないのが気になったが、ふとGPSを見るとピンクルートと違う方角(南尾根)に進んでいた。盛太ヶ岳頂上に登り返す。

盛太ヶ岳頂上からピンクルートの方角(西尾根)を伺うと、そっちはただの広い斜面に見える。まあ、最初は薄ヤブだったのでなんとなく進むが、やがて笹ヤブが濃くなり、そのうち笹の背が高くなり、本格的なヤブ漕ぎになる。

樹間の鈴ノ大谷山

ガーデン手袋をはめた両手で笹を交互に掴み、下っていく(もう笹は乾いていた)。下りだからいいものの、こいつを登り返すのは相当にしんどいぞ(これはその通りだった)。鈴ノ大谷山に続く尾根は複雑で、小ピーク(6個ほど)やコル(7個ほど)を越えるたびに枝尾根があった。最初の小ピーク(M2)の先で間違って南尾根に下っていることに気づいて引き返し、今度は北尾根に下っていることに気づき引き返す。

「頑張れ!♪☀」の標識

この後は小ピークから下るときはGPSを片手に持ちながらとなる。M4・793mへの登りは急な笹ヤブで、今度はガーデン手袋をはめた両手で交互に笹を掴んで登っていく。ところどころに現われる灌木がやっかい。

M4からM6にかけて行く手の樹間に鈴ノ大谷山が次第に大きくなっていく。だが、樹木が切れて鈴ノ大谷山がきれいに見えるところはなかった。

鈴ノ大谷山頂上

M6を越えた先のコル6に切株がいくつか見え、なんとなく人の気配。ここまで来て登山道が現われたら拍子抜けだが、いいかげん疲れていたので登山道が現われてもいいと思った。だが、登山道は無かった。コル6の先で最後の急登。ここは笹ヤブの間に踏跡があり、途中からそこにロープが張ってあった。ロープには1mおきくらいに結び目が作ってあり、疲れた手で登るにはその結び目は有難かった。

三角点

やがて傾斜が緩み、「頑張れ!♪☀」の表示。そして灌木と笹ヤブの間を進み、ついに鈴ノ大谷山頂上に到達。そこには大きな三角点(二等)に頂上標識が三つ。スティックとザックとガーデン手袋を外し、寝転がって休憩。本当に疲れた。全ての頂上には憩いがある。灌木と笹でまるで視界はなかったが、三角点と三つの頂上標識には人間臭さがあった。ここは山好きだけが訪れる場所。苦労に耐えた者だけが味わえる、素朴な幸福感にひたる。


頂上標識1

ずっと休まなかったので鈴ノ大谷山頂上が二度目の休憩。二本目のバナナを食べ、ポカリを飲み干して帰途につく。昼前に着けたので、暗くなる前に戻れるだろう。心配なのは盛太ヶ岳への登り返し。復路では一度、1時間を過ぎたあたりで休憩をとることにし、元気に下降。ロープのある頂上直下は楽だったが、M4の下はかなりの急傾斜で、本当にこんなところを登ったのか?と思ったほど。

頂上標識2&3

登りの時はそれほど急に見えないのかもしれない。時々視界が開けて盛太ヶ岳がくっきり見えた。休憩をとったのはM3のあたり。横になって目をつぶるといつの間にか寝込んでいて、はっと見上げると木々の枝と葉。山の真っただ中にいた。往路で間違えたところをまっすぐに進み、復路で最後の笹ヤブ急登にかかる。ヤブの中のミヤマシキミ?の赤い実。


盛太ヶ岳

ミヤマシキミ?の赤い実

安蔵寺山

眼下の集落

ガーデン手袋の両手で交互に笹を掴んで登っていくのだが、いいかげん疲れてきて手も足も停止しがち。二呼二吸して酸素を送り込み、手と足を動かしていく。やがて笹の背丈が低くなって先が見えるようになり、傾斜が緩んで笹を掴まなくても登れるようになり、慣れたスティックを支えにしてのろのろと登っていく。

額々山(中央左奥)、右谷山(手前)、寂地山(中央右)

クリ

このときはもう疲労困憊で腰が痛く、思うように進めなかったが、広い盛太ヶ岳の頂上が近づき、そのやや右手に祠が見え、そして盛太ヶ岳の頂上に帰着。再び寝転がって休憩。

あんなに疲れていたのに、5分間休憩し、ナッツを食べて下り始めると足は普段通りに動いていた。ロープのあるところはロープを掴み、傾斜が緩くなると自然に駆け足となる。

モミジ

そこからはストライドをなるべく長くとってジョギング開始。北東方向に見えていたのは安蔵寺山?眼下には集落が見えており、東に見える尾根にいくつかのピークが並んでいるのは額々山、寂地山、右谷山のあたりではなかろうか。林道に下ってからもジョギングを続け、駐車地点まで走り切った。足元にはクリ、道脇にはモミジ、黄色い小さな花はカタバミかな。

鈴ノ大谷山

カタバミ

道の駅むいかいちの温泉きらら(600円)に入って疲れをとる。この後、R187を通った時、鈴ノ大谷山を何度も見る。登った翌日の鈴ノ大谷山はモルゲンロートの赤に染まっていた。


鈴ノ大谷山(モルゲンロートの赤)

鈴ノ大谷山