岡山県 津黒山(本峰1,118m、西峰1,110m) 2020年2月19日
中国百名山
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スキー場は営業していなかった。これもまた予期していたことなので、通行止めになっていたところの駐車場に停め、スキーを担いで出かける。
左のゲレンデを登ったが、登り着いたところには舗装路があり、それを東にたどる。
やがて東屋があり、そこに登山口があった。植林斜面は急で雪は少なく、狭い登山道を滑走するのは無理だろう。シールで登るのも難しく、スキーを外して登り、傾斜が緩くなったところでシールで登る。
笹の上にだいぶ雪が積もっていて、スキー滑走できる斜面が1ヶ所だけあり、最初のピーク(西峰)に着く。そこには何もなく、東にもう一つのピークが見えた。あれが津黒山の頂上らしい。
そのピークに着くと、小広場になっていて、頂上標識に三角点があった。そして北西方向に蒜山が見えていた。その向こうに大山があるはずだが、雲をかぶっていた。
下山後、津黒山荘の入口のところから津黒山とスキー場がよく見えていた。東西に長い稜線の右手前にあるスキー場から山腹の雪の車道を辿り、途中から登山道を登って中央に見える西峰、その左奥の本峰まで歩いた。帰りは、西峰から少し、それに車道とゲレンデを滑走。
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中国山地にはスキー場がたくさんあり、スキー場から登れそうな山がいくつもある。退職して身軽になったらこれらの山にまとめて登ってみようというプランはだいぶ前から温めていたが、それを実現するときがやってきた。今シーズンは雪が少ないから、中にはスキーを期待できない山もあるだろう。だから、念のために夏靴も持っていく。
19日(水)8時、道の駅を出て津黒山に向かう。中蒜山と下蒜山が青空を背景にくっきりと見えていた。スキー場は見えたが、その上の山には雪が少ないようだ。そしてスキー場まであと少しというところで、通行止めになっていた。スキー場は営業していなかった。これもまた予期していたことなので、通行止めになっていたところの駐車場に停め、スキーを担いで出かける。
準備している間に軽トラックが登っていった。私が歩いて登り、スキー場のところからシールで歩き始めると、トラックの男性が挨拶し、それからリフトが動き始めたが、営業開始するわけではなく、テスト運転だけのようだった。左右二つあるゲレンデのうち、左のゲレンデを登ったが、リフトは右のゲレンデにしかなかった。ゲレンデの傾斜は緩く、最後のところだけが急で、そこだけカットを切って登る。登り着いたところには舗装路があり、それを東にたどる。その道は数年前の秋に下見に車で走ったことがある。
林道を進むとやがて東屋があり、そこに登山口があった。林道の上の植林斜面は急で雪は少なく、狭い登山道を滑走するのは無理だろう。シールで登るのも難しく、スキーを外して登り、傾斜が緩くなったところでシールで登る。ずいぶん登った気がして何度もGPSを見たが、全然進んでいなかった。トレーニングの成果はそれほどなかったのか?でも、息はまったく上がらず、心肺機能はだいぶ向上したようだ。笹の上にだいぶ雪が積もっていて、スキー滑走できる斜面が1ヶ所だけあり、最初のピーク(西峰)に着く。そこには何もなく、東にもう一つのピークが見えた。あれが津黒山の頂上らしい。雪が消えかけ始めた笹尾根を辿り、そのピークに着くと、小広場になっていて、頂上標識に三角点があった。そして北西方向に蒜山が見えていた。その向こうに大山があるはずだが、雲をかぶっていた。
晴れているが、大山が雲をかぶっているということは、今日、登らなくてよかったということだろう。20個くらい入っているクッキーを半分食べ、ホットレモンを飲み干し、帰路につく。西峰までシールで歩き、そこでシールを外し、滑走開始。まともに滑れたのは雪の比較的多い数十メートルくらい。そこからは登山道の外には滑り込めない。かといって横滑りもままならず、延々と横歩きで下るしかない。それもバカらしいのでスキーを外して歩いて下る。林道まで下ると徒歩の踏跡が二つあった。登山道には上がらず、林道を東に進んでいた。東側の登山口に向かったのだろうか。
林道の雪はだいぶ消えかけていたが、なんとかスキーで滑れた。少しだけ傾斜があるのでストックで押してなんとか滑る。そしてスキー場の最初の部分で数回ターン滑走し、あとはずるずると直滑降。下は舗装路のところの雪が溶けていたのでそこを迂回し、滑走終了。駐車場に戻ると津黒山の写真を撮っている人がいて、私が降りていくと話しかけてきた。スキー場から数百メートルのところにある津黒高原荘というのは外目には営業していないように見えたが、入ってみるとちゃんと営業していた。露天が無く、湯も温かったが、津黒山荘の入口のところから津黒山とスキー場がよく見えていた。東西に長い稜線の右手前にあるスキー場から山腹の雪の車道を辿り、途中から登山道を登って中央に見える西峰、その左奥の本峰まで歩いた。帰りは、西峰から少し、それに車道とゲレンデを滑走。
道の駅蒜山高原の雪の朝
中国山地にはスキー場がたくさんあり、スキー場から昇れそうな山がいくつもある。退職して身軽になったらこれらの山にまとめて登ってみようというプランはだいぶ前から温めていたが、それを実現するときがやってきた。今シーズンは雪が少ないから、中にはスキーを期待できない山もあるだろう。だから、念のために夏靴も持っていく。
中蒜山と下蒜山
下蒜山
19日(水)8時、道の駅を出て津黒山に向かう。中蒜山と下蒜山が青空を背景にくっきりと見えていた。
津黒山
津黒高原の案内表示
スキー場は見えたが、その上の山には雪が少ないようだ。そしてスキー場まであと少しというところで、通行止めになっていた。スキー場は営業していなかった。これもまた予期していたことなので、通行止めになっていたところの駐車場に停め、スキーを担いで出かける。
津黒高原スキー場
ゲレンデ最上部から見下ろす
準備している間に軽トラックが登っていった。私が歩いて登り、スキー場のところからシールで歩き始めると、トラックの男性が挨拶し、それからリフトが動き始めたが、営業開始するわけではなく、テスト運転だけのようだった。左右二つあるゲレンデのうち、左のゲレンデを登ったが、リフトは右のゲレンデにしかなかった。ゲレンデの傾斜は緩く、最後のところだけが急で、そこだけカットを切って登る。
雪の車道
登り着いたところには舗装路があり、それを東にたどる。その道は数年前の秋に下見に車で走ったことがある。
東屋
狭い登山道
林道を進むとやがて東屋があり、そこに登山口があった。林道の上の植林斜面は急で雪は少なく、狭い登山道を滑走するのは無理だろう。シールで登るのも難しく、スキーを外して登り、傾斜が緩くなったところでシールで登る。
登山口の案内表示
植林の中をシールで登る
ずいぶん登った気がして何度もGPSを見たが、全然進んでいなかった。トレーニングの成果はそれほどなかったのか?でも、息はまったく上がらず、心肺機能はだいぶ向上したようだ。
西峰の頂上
笹の上にだいぶ雪が積もっていて、スキー滑走できる斜面が1ヶ所だけあり、最初のピーク(西峰)に着く。そこには何もなく、東にもう一つのピークが見えた。あれが津黒山の頂上らしい。
津黒山・本峰
津黒山本峰の三角点と頂上標識
雪が消えかけ始めた笹尾根を辿り、そのピークに着くと、小広場になっていて、頂上標識に三角点があった。そして北西方向に蒜山が見えていた。その向こうに大山があるはずだが、雲をかぶっていた。
頂上から見る蒜山
晴れているが、大山が雲をかぶっているということは、今日、登らなくてよかったということだろう。20個くらい入っているクッキーを半分食べ、ホットレモンを飲み干し、帰路につく。
西峰からの滑走
西峰までシールで歩き、そこでシールを外し、滑走開始。まともに滑れたのは雪の比較的多い数十メートルくらい。そこからは登山道の外には滑り込めない。かといって横滑りもままならず、延々と横歩きで下るしかない。それもバカらしいのでスキーを外して歩いて下る。林道まで下ると徒歩の踏跡が二つあった。登山道には上がらず、林道を東に進んでいた。東側の登山口に向かったのだろうか。
雪の車道のトレースと踏跡
林道の雪はだいぶ消えかけていたが、なんとかスキーで滑れた。少しだけ傾斜があるのでストックで押してなんとか滑る。そしてスキー場の最初の部分で数回ターン滑走し、あとはずるずると直滑降。下は舗装路のところの雪が溶けていたのでそこを迂回し、滑走終了。駐車場に戻ると津黒山の写真を撮っている人がいて、私が降りていくと話しかけてきた。
ゲレンデの滑走
津黒高原荘
スキー場から数百メートルのところにある津黒高原荘というのは外目には営業していないように見えたが、入ってみるとちゃんと営業していた。露天が無く、湯も温かったが、津黒山荘の入口のところから津黒山とスキー場がよく見えていた。
津黒山(津黒高原荘より)
東西に長い稜線の右手前にあるスキー場から山腹の雪の車道を辿り、途中から登山道を登って中央に見える西峰、その左奥の本峰まで歩いた。帰りは、西峰から少し、それに車道とゲレンデを滑走。
津黒山(上の拡大)
道の駅奥大山のマスコット・ガール