大日ヶ岳 白山・南稜の景観
岐阜県 1,709m 2007年3月17日
日本二百名山
503
大日ヶ岳らしき山が見えてくる。それは幾重にも重なった平らな山で、手前にはスキー場の模様、一番奥に真白な頂上がある。
どんどん晴れてきて、スキー場に着く頃は快晴になっていた。ゴンドラ頂上駅は広く、ボーダーやスキーヤーで賑わっていた。私は背後の斜面のやや左側にスキーを置いてシールを貼り、すぐに出発。
雪の上にはスキーや足跡多数。その跡を辿っていくと尾根に出て、北西の樹間に白山、東の快晴の青空の下に鷲ヶ岳が見えていた。その左に見えていたピークは位山に乗鞍岳かもしれない。
大日ヶ岳の頂上には大日如来の像の上半身が見えていた。さっそく白山をバックに写す。白山は御前峰と剣ヶ峰が重なっているらしく、左に伸びた南稜のピークは別山と三ノ峰のようだ。
白山のずっと左に白い山が二つ並んでいて、その高い方が野伏ヶ岳、その左は小白山だろうか。大日ヶ岳の南に続く稜線には水後山。
上着を脱いで四周を眺め、二人連れがやってきたところで出発。まだ硬い雪を滑り、鞍部からスキーを外して登り返し、途中ピークからスキー場に滑走。もう1回だけゴンドラに乗ってゲレンデを楽しむ。快晴の景観を楽しみながら滑走。
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白川郷から大日ヶ岳へは大きなダム湖(御母衣湖(みぼろ))に沿った狭い道を通り(ここを結局4回往復)、意外に時間がかかる。大日ヶ岳には三つのスキー場(高鷲スノーパーク、ダイナランド、ウィングヒルズ)があり、頂上に一番近い高鷲スノーパークに向かう。今夜の宿の中ノ湯はゲートが6時に閉まるというので、昼にはここを発ちたい。湖の東側には真っ白い山(妙法ヶ岳のようだ)、それから、大日ヶ岳らしき山が見えてくる。それは幾重にも重なった平らな山で、手前にはスキー場の模様、一番奥に真白な頂上がある。猿ヶ馬場山は雲に隠れていたが、どんどん晴れてきて、スキー場に着く頃は快晴になっていた。猿ヶ馬場山に登るべきだったか。回数券(11回だったかな?)のトークンを買い、立って乗るゴンドラに乗る。大入りの状況。ゴンドラには山スキー客らしき人も二人。私は乗ってる間にデジカメを撮ったり日焼け止めを塗ったり。ゴンドラ頂上駅は広く、ボーダーやスキーヤーで賑わっていた。私は背後の斜面のやや左側にスキーを置いてシールを貼り、すぐに出発。ここから頂上は見えないが、近いはず。雪の上にはスキーや足跡多数。その跡を辿っていくと尾根に出て、前方の斜面を登っていくボーダーが一人。追いついてしまいそうなスピード。急坂をジグザグに登ると次の尾根があり、左にピークが見える(水後山?)。このとき、北西の樹間に白山、東の快晴の青空の下に鷲ヶ岳が見えていた。その左に見えていたピークは位山に乗鞍岳かもしれない。最初、白山が大日かと思い、ずいぶん遠いなと思ったが、違っていた。
南のピーク(1,650m峰)に上ると北西正面に大日ヶ岳頂上があった。真っ白な丸い二つの峰が並んでいて、奥が頂上だろう。1,650m峰からコルまでシールで滑り降りるときにボーダーを追い越す。頂上への最後と思った登りを終えると、その先にもうひとつの丸いピーク。とはいえ双耳峰というほどではない。大日ヶ岳の頂上には大日如来の像の上半身が見えていた。さっそく白山をバックに写す。白山は御前峰と剣ヶ峰が重なっているらしく、左に伸びた南稜のピークは別山と三ノ峰のようだ。ボーダーの話によると、例年は大日如来は雪にうまっているという。四方にスキートレースがあるが、来たルート以外ではスキー場に戻れないとのこと。白山のずっと左に白い山が二つ並んでいて、その高い方が野伏ヶ岳、その左は小白山だろうか。大日ヶ岳の南に続く稜線にある険しそうなピークが印象的(これは水後山(すいご)で、ウイングヒルズからの登山ルート途上にある)。上着を脱いで四周を眺め、二人連れがやってきたところで出発。ボーダーは白山の方角に滑っていった。私は往路を戻る。まだ硬い雪を滑り、鞍部からスキーを外して登り返し、途中ピークからスキー場に滑走。スキーヤー二人とボーダー二人連れが登ってくる。正面には鷲ヶ岳とその手前のスキー場(ホワイトピア)。大入りのスキー場に滑り込み、もう1回だけゴンドラに乗ってゲレンデを楽しむ。快晴の景観を楽しみながら滑走。それにしてもまだ10時前だった。
ゆっくり着替えをしてカーナビを中ノ湯にセットして出発すると、なんと昼過ぎに着くと出ている。富山経由ではなく、高山からトンネルを通って行くルートらしい。こいつは失敗。スキー場でもっとゆっくりするんだった。高鷲インターに入り、ひるがの高原SAに寄ると正面に大日ヶ岳と白山。これまたすばらしい景観!中ノ湯で熱い露天に入り、ビールを飲みながらカーリングを見る。初戦は見事な逆転勝。
白川郷の茅葺の家
白川郷から大日ヶ岳へは大きなダム湖(御母衣湖(みぼろ))に沿った狭い道を通り(ここを結局4回往復)、意外に時間がかかる。大日ヶ岳には三つのスキー場(高鷲スノーパーク、ダイナランド、ウィングヒルズ)があり、頂上に一番近い高鷲スノーパークに向かう。今夜の宿の中ノ湯はゲートが6時に閉まるというので、昼にはここを発ちたい。
大日ヶ岳
湖の東側には真っ白い山(妙法ヶ岳のようだ)、それから、大日ヶ岳らしき山が見えてくる。それは幾重にも重なった平らな山で、手前にはスキー場の模様、一番奥に真白な頂上がある。猿ヶ馬場山は雲に隠れていたが、どんどん晴れてきて、スキー場に着く頃は快晴になっていた。猿ヶ馬場山に登るべきだったか。
高鷲スノーパーク
ゴンドラに乗る
回数券(11回だったかな?)のトークンを買い、立って乗るゴンドラに乗る。大入りの状況。ゴンドラには山スキー客らしき人も二人。私は乗ってる間にデジカメを撮ったり日焼け止めを塗ったり。
ゴンドラ頂上駅
ゴンドラ頂上駅の裏の斜面を登る
ゴンドラ頂上駅は広く、ボーダーやスキーヤーで賑わっていた。私は背後の斜面のやや左側にスキーを置いてシールを貼り、すぐに出発。ここから頂上は見えないが、近いはず。雪の上にはスキーや足跡多数。その跡を辿っていくと尾根に出て、前方の斜面を登っていくボーダーが一人。追いついてしまいそうなスピード。急坂をジグザグに登ると次の尾根があり、左にピークが見える(水後山?)。
稜線のトレースを進む
初めて見えた白山
このとき、北西の樹間に白山、東の快晴の青空の下に鷲ヶ岳が見えていた。その左に見えていたピークは位山に乗鞍岳かもしれない。最初、白山が大日かと思い、ずいぶん遠いなと思ったが、違っていた。
稜線から東の景観: 乗鞍岳、位山? 鷲ヶ岳?
鷲ヶ岳
1,650m峰
大日ヶ岳の頂上が見える
南のピーク(1,650m峰)に上ると北西正面に大日ヶ岳頂上があった。真っ白な丸い二つの峰が並んでいて、奥が頂上だろう。1,650m峰からコルまでシールで滑り降りるときにボーダーを追い越す。頂上への最後と思った登りを終えると、その先にもうひとつの丸いピーク。とはいえ双耳峰というほどではない。
大日ヶ岳(頂上部)
大日ヶ岳の頂上と白山
白山
雪に埋まった大日如来像
大日ヶ岳の頂上には大日如来の像の上半身が見えていた。さっそく白山をバックに写す。白山は御前峰と剣ヶ峰が重なっているらしく、左に伸びた南稜のピークは別山と三ノ峰のようだ。ボーダーの話によると、例年は大日如来は雪にうまっているという。四方にスキートレースがあるが、来たルート以外ではスキー場に戻れないとのこと。
白山と大日如来像
大日ヶ岳頂上の私(背景は白山)
大日ヶ岳から北西の景観: 水後山、小白山?野伏ヶ岳、三ノ峰、別山、白山(御前峰、剣ヶ峰)
野伏ヶ岳
白山のずっと左に白い山が二つ並んでいて、その高い方が野伏ヶ岳、その左は小白山だろうか。大日ヶ岳の南に続く稜線にある険しそうなピークが印象的(これは水後山(すいご)で、ウイングヒルズからの登山ルート途上にある)。
頂上からの滑走
上着を脱いで四周を眺め、二人連れがやってきたところで出発。ボーダーは白山の方角に滑っていった。私は往路を戻る。まだ硬い雪を滑り、鞍部からスキーを外して登り返し、途中ピークからスキー場に滑走。スキーヤー二人とボーダー二人連れが登ってくる。正面には鷲ヶ岳とその手前のスキー場(ホワイトピア)。
ゲレンデの滑走
大入りのスキー場に滑り込み、もう1回だけゴンドラに乗ってゲレンデを楽しむ。快晴の景観を楽しみながら滑走。それにしてもまだ10時前だった。
満車の駐車場
ゆっくり着替えをしてカーナビを中ノ湯にセットして出発すると、なんと昼過ぎに着くと出ている。富山経由ではなく、高山からトンネルを通って行くルートらしい。こいつは失敗。スキー場でもっとゆっくりするんだった。高鷲インターに入り、ひるがの高原SAに寄ると正面に大日ヶ岳と白山。これまたすばらしい景観!中ノ湯で熱い露天に入り、ビールを飲みながらカーリングを見る。初戦は見事な逆転勝。
ひるがの高原SAから見る大日ヶ岳
ひるがの高原SAから見る白山