青森県 1,023m 2012年2月18日
青森県の山
385
初めて登った八甲田は高田大岳
一番高い大岳に初めて登ったのは秋
東端にちょこんと黒森
カーナビで気になっていた南股山
☃☃☃☃☃
箒場岱茶屋のところから雛岳が見え、そして黒森が見えてくる。その先、カーブを曲がる度に黒森が近づいてくる。末広がりの小さな黒い釣鐘の形をしたこの山は、八甲田連峰の東端に少し離れてちょこんと位置している。
駐車スペースに気付かずに通り過ぎ、だいぶ西に進んだところに駐車。ここからでも大差ないだろう。雪壁に登り、スキーとストックを引き上げる。思ったとおり上は歩きやすそうな雪原の疎林になっている。
スキーを付けて出発しようとしていると、またブルドーザーがやってきて、運転手が手を振っていたので、こちらも手を振る。ご苦労さん。
疎林の中は最初、余り傾斜が無かったが、やがて傾斜が増してくる。ブッシュがたくさん出てきて登りにくいが、南にトラバースしてみると、果たして尾根沿いに雪原斜面が繋がっていた。
傾斜のあるその雪斜面は登り易くはなかったが、つづら折りに登っていき、すぐに林を抜ける。上に見えている頂上部分にはなかなか着かず、ようやく着いたと思った頂上は意外に東西に長かった。
雪原は急傾斜に薄いパウダーのハードバーンで、短い間だが、気持ちの良いショートターンを刻んだと思う。疎林の中は障害物滑走ながら、最初は滑走できたが、すぐに傾斜はなくなり、歩いて出発点まで戻る。
八甲田に残された数個の山のうちの一つ、黒森についに登る。高田大岳が見れなかったは残念。
KKKKKKKKKKKKKKKKKKKKKKKKKKKK
2月中旬、ずっと雪が降り続いていたが、土曜は突然晴れ、快晴の青空。そこで折紙岳を目指すが、登山口らしき跡や先行トレースは全くなく、マップももっておらず、道路の両脇にそびえる雪壁を乗り越えるところも良くわからず、この日は下見に終わる。こいつは準備を整えてからでないと無理だな。
少し遅くなったが、黒森に向かう。途中で通った八甲田ロープウェイの案内には山頂積雪4m70cm。今季最高となっている。(翌日は4m90cmだった)久しぶりの田代岱に下ると、やや雲が出てきたが、まだ青空。箒場岱茶屋のところから雛岳が見え、そして黒森が見えてくる。雛岳にももう一度登らなければ。左折と直進は除雪されていない四つ角を右折すると正面に雛岳。カーブを曲がる度に黒森が近づいてくる。末広がりの小さな黒い釣鐘の形をしたこの山は、八甲田連峰の東端に少し離れてちょこんと位置している。登山道はないが、新しい「青森県の山」には雪山登山がガイドされている。つづら折りの車道を登り、黒森の北にある右折地点が目標とした駐車地点だったが、両側は高い雪壁で駐車スペースがない(実は、右折地点の手前にあったが、気付かずに通り過ぎていた)。その先を進み、だいぶ西に進んだところでようやく駐車スペースがあり、そこに駐車。カーナビを見ると黒森はそんなに遠くない。ここからでも大差ないだろう。準備して出発。駐車スペースには新雪が10cmくらい積もっており、車道にはブルドーザーが走っている。ところが、雪壁を乗り越えることろがない。東に歩き、西に戻ってみたが、いいところなし。仕方ないので雪壁を掘って手がかり、足がかりを探す。雪の中から出てきた木の枝に掴まればなんとかなりそうだ。するとブルドーザーが戻ってきたので、いったん場所を空け、再び戻って雪壁に登り、スキーとストックを引き上げる。思ったとおり上は歩きやすそうな雪原の疎林になっている。スキーを付けて出発しようとしていると、またブルドーザーがやってきて、運転手が手を振っていたので、こちらも手を振る。ご苦労さん。
林の向こうに高田大岳と雛岳が見えており、黒森に登ればよく見えるだろう、楽しみだ。と思ったが、この後天気は悪化し、高田大岳を見ることはなかった。サングラスを付け、それから風が冷たくなってきたのでネックウォーマーを付ける。疎林の中は最初、余り傾斜が無かったが、やがて傾斜が増してくる。傾斜が増すのはいいが、ブッシュがたくさん出てきて登りにくい。散々に苦労し、どうやら南側に開けたところがあると気づく。南にトラバースしてみると、果たして尾根沿いに雪原斜面が繋がっている。なるほど、どんな山でもこんな部分があるのか。傾斜のあるその雪斜面は登り易くはなかったが、つづら折りに登っていき、すぐに林を抜ける。背後や南の景色が見えてくるが、遠景は曇っていて見えない。どうやら北の高田大岳も隠れている。上に見えている頂上部分にはなかなか着かず、ようやく着いたと思った頂上は意外に東西に長かった。しばらく歩いて頂上の東端を確認し、少し戻って黒森の頂上を認定する。残念ながら眺望なし。それどころか雪が降ってきた。
ガイドは北から登るルートで、途中の斜面に雪崩の危険とあったが、頂上からそれは勿論見えていない。たぶん北に少し下ったところにあるのだろう。今回、西側のルートから来たのは、それほど危険はなく、よかったのだろう。滑り込んだその西斜面は、ずっと下まで滑走ルートが続いているが、下まで行きすぎずに、途中で登りトレースに戻らねばならない。斜面の北側を滑り、早めに北の林に入ってトレースを確認し、再び雪原に戻り、3回目くらいで疎林の中に入っていく登りトレースに合流する。雪原は急傾斜に薄いパウダーのハードバーンで、短い間だが、気持ちの良いショートターンを刻んだと思う。疎林の中は障害物滑走ながら、最初は滑走できたが、すぐに傾斜はなくなり、歩いて出発点まで戻る。
たどり着いた出発点はそのすぐ先に車道があるとは分かりにくい。知らずに滑っていたら落ちるかもしれない。スキーを外し、先にスキーを下し、慎重に車道に降りる。車に戻って箒場岱に下ると、もう雛岳も見えなくなっていた。市内まで下るとまた青空が見えている。八甲田に残された数個の山のうちの一つ、黒森についに登る。高田大岳が見れなかったは残念。
黒森
2月中旬、ずっと雪が降り続いていたが、土曜は突然晴れ、快晴の青空。そこで折紙岳を目指すが、登山口らしき跡や先行トレースは全くなく、マップももっておらず、道路の両脇にそびえる雪壁を乗り越えるところも良くわからず、この日は下見に終わる。こいつは準備を整えてからでないと無理だな。
雛岳と箒場岱茶屋
少し遅くなったが、黒森に向かう。途中で通った八甲田ロープウェイの案内には山頂積雪4m70cm。今季最高となっている。(翌日は4m90cmだった)久しぶりの田代岱に下ると、やや雲が出てきたが、まだ青空。箒場岱茶屋のところから雛岳が見え、そして黒森が見えてくる。雛岳にももう一度登らなければ。左折と直進は除雪されていない四つ角を右折すると正面に雛岳。カーブを曲がる度に黒森が近づいてくる。末広がりの小さな黒い釣鐘の形をしたこの山は、八甲田連峰の東端に少し離れてちょこんと位置している。登山道はないが、新しい「青森県の山」には雪山登山がガイドされている。
黒森
黒森
雛岳
黒森
車道の壁
つづら折りの車道を登り、黒森の北にある右折地点が目標とした駐車地点だったが、両側は高い雪壁で駐車スペースがない(実は、右折地点の手前にあったが、気付かずに通り過ぎていた)。その先を進み、だいぶ西に進んだところでようやく駐車スペースがあり、そこに駐車。カーナビを見ると黒森はそんなに遠くない。ここからでも大差ないだろう。準備して出発。駐車スペースには新雪が10cmくらい積もっており、車道にはブルドーザーが走っている。
車道の壁の上
ところが、雪壁を乗り越えることろがない。東に歩き、西に戻ってみたが、いいところなし。仕方ないので雪壁を掘って手がかり、足がかりを探す。雪の中から出てきた木の枝に掴まればなんとかなりそうだ。するとブルドーザーが戻ってきたので、いったん場所を空け、再び戻って雪壁に登り、スキーとストックを引き上げる。思ったとおり上は歩きやすそうな雪原の疎林になっている。スキーを付けて出発しようとしていると、またブルドーザーがやってきて、運転手が手を振っていたので、こちらも手を振る。ご苦労さん。
樹間の高田大岳と雛岳
林の中
林の向こうに高田大岳と雛岳が見えており、黒森に登ればよく見えるだろう、楽しみだ。と思ったが、この後天気は悪化し、高田大岳を見ることはなかった。サングラスを付け、それから風が冷たくなってきたのでネックウォーマーを付ける。疎林の中は最初、余り傾斜が無かったが、やがて傾斜が増してくる。傾斜が増すのはいいが、ブッシュがたくさん出てきて登りにくい。散々に苦労し、どうやら南側に開けたところがあると気づく。南にトラバースしてみると、果たして尾根沿いに雪原斜面が繋がっている。なるほど、どんな山でもこんな部分があるのか。
頂上に向かって登る
黒森頂上
黒森頂上
傾斜のあるその雪斜面は登り易くはなかったが、つづら折りに登っていき、すぐに林を抜ける。背後や南の景色が見えてくるが、遠景は曇っていて見えない。どうやら北の高田大岳も隠れている。上に見えている頂上部分にはなかなか着かず、ようやく着いたと思った頂上は意外に東西に長かった。しばらく歩いて頂上の東端を確認し、少し戻って黒森の頂上を認定する。残念ながら眺望なし。それどころか雪が降ってきた。
頂上からの滑走
パウダー滑走
ガイドは北から登るルートで、途中の斜面に雪崩の危険とあったが、頂上からそれは勿論見えていない。たぶん北に少し下ったところにあるのだろう。今回、西側のルートから来たのは、それほど危険はなく、よかったのだろう。滑り込んだその西斜面は、ずっと下まで滑走ルートが続いているが、下まで行きすぎずに、途中で登りトレースに戻らねばならない。斜面の北側を滑り、早めに北の林に入ってトレースを確認し、再び雪原に戻り、3回目くらいで疎林の中に入っていく登りトレースに合流する。雪原は急傾斜に薄いパウダーのハードバーンで、短い間だが、気持ちの良いショートターンを刻んだと思う。疎林の中は障害物滑走ながら、最初は滑走できたが、すぐに傾斜はなくなり、歩いて出発点まで戻る。
林の中の滑走
たどり着いた出発点はそのすぐ先に車道があるとは分かりにくい。知らずに滑っていたら落ちるかもしれない。スキーを外し、先にスキーを下し、慎重に車道に降りる。車に戻って箒場岱に下ると、もう雛岳も見えなくなっていた。市内まで下るとまた青空が見えている。八甲田に残された数個の山のうちの一つ、黒森についに登る。高田大岳が見れなかったは残念。