月山 日光の巨大なダムのほとり

栃木県  1,287m  2019年4月30日

栃木百名山

417

雨の日の風は灰色

晴れた日の風は空色

真っ白な風が吹くのは

まぶしい日差しの暑い日

🌪🌪🌪🌪🌪

カーナビにも出ていない山奥の巨大なダムから尾根を登り、霧に包まれた月山の頂上に着く。

たぶん、この尾根だろうと見上げると、斜面の上の方に朽ちた登山口表示があった。ロープも垂れていたが、灌木を掴んで尾根に上がる。

西尾根は小さなアップダウンがあって長く感じたが、ここにもツツジが咲いていた。いくつめかのマイナーピークを越えると分岐標示があり、その先に月山の頂上があった。ここにも三角点と頂上標識に古い丸い屋根の祠。

帰りは北コースに下ってみる。実はこのコースの方が尾根歩きは短く、すぐにダムに出る。霧で対岸は見えなかったが、眼下に広がる霧に霞む巨大なダム湖は圧倒的な存在感をもっていた。ここの主役はどうやらこの栗山ダムなのだろう。

巨大なダム湖のほとりの舗装路を下り、公園に行ってみると、白い房の花(アセビ?)、サクラや黄色い花(レンギョウ?)など、花がたくさん咲いていた。

霧で対岸は見えなかったが、眼下に広がる霧に霞む巨大なダム湖は圧倒的な存在感をもっていた。ここの主役はどうやらこの栗山ダムなのだろう。
ミツバツツジ
頂上標識
白い房の花(アセビ?)
11:43 栗山ダム駐車場発11:56 南登山口12:26 月山・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・登り43分12:32 月山発12:57 北登山口13:15 栗山ダム駐車場・・・・・・・・・・・・・・・・・周回1時間32分

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カーナビにも出ていない山奥の巨大なダムから尾根を登り、霧に包まれた月山の頂上に着く。

栗山ダムの近くにある月山は、鶏岳から直線距離で11㎞くらいだが、R121を北上し、鬼怒川沿いを西に遡り、途中で南に下って栗山ダムに向かうので、車の移動距離は35㎞以上となる。カーナビには鬼怒川沿いの道から栗山ダムへの道はインプットされておらず、いったん行き過ぎてから引返し、何の表示もない分岐に入る。最初は狭かったその道はすぐに広い舗装路となり、カーブしながらぐんぐん高度を上げ、栗山ダムの大きな駐車場に着く。ダムの下が公園になっていて、トイレもあるが、ダムそのものは見えていなかった。

月山へは二つのルートが付けられており、この天気なので車道部分が長く、楽そうな西ルートに向かう。侵入禁止の車道を800mほど進んだところに登山口があるはずだが、見当たらない。たぶん、この尾根だろうと見上げると、斜面の上の方に朽ちた登山口表示があった。ロープも垂れていたが、灌木を掴んで尾根に上がる。西尾根は小さなアップダウンがあって長く感じたが、ここにもツツジが咲いていた。いくつめかのマイナーピークを越えると分岐標示があり、その先に月山の頂上があった。ここにも三角点と頂上標識に古い丸い屋根の祠。晴れていたら栗山ダムを見下ろせるのだろう。ネット情報では日光連山の展望もよいとあるが、晴れていればそっちに登るだろうから、これは永遠のジレンマ。

帰りは北コースに下ってみる。実はこのコースの方が尾根歩きは短く、すぐにダムの北の土を積み上げてある平坦地に出て、やや分かりにくいところを歩いてダムに出る。霧で対岸は見えなかったが、眼下に広がる霧に霞む巨大なダム湖は圧倒的な存在感をもっていた。ここの主役はどうやらこの栗山ダムなのだろう(*)。巨大なダム湖のほとりの舗装路を下り、駐車場に戻ると、この天気なのに公園に人がいた。登山ではないようだ。私も公園に行ってみると、白い房の花(アセビ?)、サクラや黄色い花(レンギョウ?)など、花がたくさん咲いていた。駐車場の近くの立派なトイレには「月山香和家」というユーモラスな額がかかっていた。あんまりトイレらしくない。

*栗山ダム(くりやまダム)は、栃木県日光市、利根川水系ネベ沢川に建設されたダム。高さ97.5メートルのロックフィルダムで、東京電力の発電用ダムである。同社の揚水式水力発電所・今市発電所の上池を形成。下池・今市ダムとの間で水を往来させ、最大105万キロワットの電力を発生する。 (wikipedia)

この付近には道の駅湯西など、温泉がいくつかあったのだが、それらは事前調査で見つけられず、渋滞の鬼怒川の南にある温泉まで時間をかけて下る。しかもその温泉で転んで腰と右ヒジを負傷してしまった。せっかく調べても休業になっていたり、日帰り入浴できない温泉も多く、温泉を検索するのは難しい。

県道23から栗山ダムに向かう道

カーナビにも出ていない山奥の巨大なダムから尾根を登り、霧に包まれた月山の頂上に着く。

栗山ダムの近くにある月山は、鶏岳から直線距離で11㎞くらいだが、R121を北上し、鬼怒川沿いを西に遡り、途中で南に下って栗山ダムに向かうので、車の移動距離は35㎞以上となる。カーナビには鬼怒川沿いの道から栗山ダムへの道はインプットされておらず、いったん行き過ぎてから引返し、何の表示もない分岐に入る。最初は狭かったその道はすぐに広い舗装路となり、カーブしながらぐんぐん高度を上げ、栗山ダムの大きな駐車場に着く。ダムの下が公園になっていて、トイレもあるが、ダムそのものは見えていなかった。

西登山口

月山へは二つのルートが付けられており、この天気なので車道部分が長く、楽そうな西ルートに向かう。侵入禁止の車道を800mほど進んだところに登山口があるはずだが、見当たらない。たぶん、この尾根だろうと見上げると、斜面の上の方に朽ちた登山口表示があった。ロープも垂れていたが、灌木を掴んで尾根に上がる。西尾根は小さなアップダウンがあって長く感じたが、ここにもツツジが咲いていた。いくつめかのマイナーピークを越えると分岐標示があり、その先に月山の頂上があった。ここにも三角点と頂上標識に古い丸い屋根の祠。晴れていたら栗山ダムを見下ろせるのだろう。ネット情報では日光連山の展望もよいとあるが、晴れていればそっちに登るだろうから、これは永遠のジレンマ。

尾根道

ミツバツツジ

月山の頂上

頂上標識

北登山口付近の平坦地

霧に霞むダム

帰りは北コースに下ってみる。実はこのコースの方が尾根歩きは短く、すぐにダムの北の土を積み上げてある平坦地に出て、やや分かりにくいところを歩いてダムに出る。霧で対岸は見えなかったが、眼下に広がる霧に霞む巨大なダム湖は圧倒的な存在感をもっていた。ここの主役はどうやらこの栗山ダムなのだろう。巨大なダム湖のほとりの舗装路を下り、駐車場に戻ると、この天気なのに公園に人がいた。登山ではないようだ。私も公園に行ってみると、白い房の花(アセビ?)、サクラや黄色い花(レンギョウ?)など、花がたくさん咲いていた。駐車場の近くの立派なトイレには「月山香和家」というユーモラスな額がかかっていた。あんまりトイレらしくない。

今市発電所の解説

栗山ダム(くりやまダム)は、栃木県日光市、利根川水系ネベ沢川に建設されたダム。高さ97.5メートルのロックフィルダムで、東京電力の発電用ダムである。同社の揚水式水力発電所・今市発電所の上池を形成。下池・今市ダムとの間で水を往来させ、最大105万キロワットの電力を発生する。 (wikipedia)

栗山ダム公園

白い房の花(アセビ?)

コブシ?

サクラ

黄色い花(レンギョウ?)

月山の香和家(トイレ)

この付近には道の駅湯西など、温泉がいくつかあったのだが、それらは事前調査で見つけられず、渋滞の鬼怒川の南にある温泉まで時間をかけて下る。しかもその温泉で転んで腰と右ヒジを負傷してしまった。せっかく調べても休業になっていたり、日帰り入浴できない温泉も多く、温泉を検索するのは難しい。