白髪山1,770m 笹原の頂上

高知県  1,770m  2020年6月13日

四国百名山

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雨の里山巡り二日目。道の駅南国を6時過ぎに出て白髪山1,770mに向かう(高知にはもう一つの白髪山1,470mがある)。この山は登山口から1時間で登れるが、登山口までたどり着くのが一苦労。

ようやく着いた白髪山の登山口には少し離れたところに広い駐車場とトイレ、避難小屋まであった。

植林の林(ここにも笹はある)を抜けて笹原斜面の切り分け道を進み、頂上の右(東)側に回り込んでいって、三嶺に続く縦走路と白髪山頂上の分岐に出る。そこから頂上は近かった。

頂上は東西に数十メートルの長さがあり、東側の笹原の丸い切り分けの中に三角点、西側の岩場のところに頂上標識が立っていた。頂上標識が南側を向いているのは、たぶん北に三嶺が見えるからだろう。あいにく、この日は雨と霧でまったく視界はなかったが、真白な霧の向こうに山並みを想像してみる。

白髪山の笹原斜面の途中でアザミを見たが、長い林道の途中には白いヒメウツギが満開だった。

高知市内で色とりどりの路面電車を見る。人はどうして電車に魅かれるのだろう。

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3日後、剣山付近(この写真は丸石・北峰)から南西に、頂上南側の笹原が白く見える白髪山を見る。これがその名の由来なのだろう。

 剣山付近(この写真は丸石・北峰)から南西に、頂上南側の笹原が白く見える白髪山を見る。これがその名の由来なのだろう。
 長い林道の途中には白いヒメウツギが満開

 三嶺に続く縦走路と白髪山頂上の分岐

 高知市内で色とりどりの路面電車を見る

  8:38 駐車地点発  9:04 笹原斜面  9:17 白髪山・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・登り41分  9:21 白髪山発  9:34 笹原から林の中  9:53 駐車地点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・往復1時間17分

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雨の里山巡り二日目。道の駅南国を6時過ぎに出て白髪山1,770mに向かう(高知にはもう一つの白髪山1,470mがある)。この山は登山口から1時間で登れるが、登山口までたどり着くのが一苦労。国道から山間の道に入って行く。四国の山間の道はどこまで行っても舗装されており、こんな山奥と思えるところにまで住家がある。一方、住家の間を抜ける道は細く走りにくい。対向車がくると気が滅入り、背後から追いついてきた車には先に行ってもらう。舗装林道には工事中の箇所もあったがなんとか最奥まで達し、まず三嶺ヒカリ石登山口に到達。そこでトイレを借りるが、白髪山の登山口はまだ先。ようやく着いた白髪山の登山口には少し離れたところに広い駐車場とトイレ、避難小屋まであった。まあ、雨の日でもあるし、この日は閑散としていたが。ザックもしょわず、上下レインウェアにスティックとウェストバッグのみで歩き始める。前日の楢原山とは違い、登山道はやや荒れていて、入口付近に崩壊箇所(歩いて通れる程度)、半分以上が笹の切り分け道であり、笹がだいぶ覆いかぶさっていて、レインウェアが最初からズブ濡れ。

植林の林(ここにも笹はある)を抜けて笹原斜面の切り分け道を進み、大きな九十九折りの先に見えたと思った頂上らしきものはまだ頂上でなく、GPSで見てあと数百メートルとなってからも更に登り続け、頂上の右(東)側に回り込んでいって、三嶺に続く縦走路と白髪山頂上の分岐に出る。そこから頂上は近かった。頂上は東西に数十メートルの長さがあり、東側の笹原の丸い切り分けの中に三角点、西側の岩場のところに頂上標識が立っていた。頂上標識が南側を向いているのは、たぶん北に三嶺が見えるからだろう。あいにく、この日は雨と霧でまったく視界はなかったが、真白な霧の向こうに山並みを想像してみる。白髪山の笹原斜面の途中でアザミを見たが、長い林道の途中には白いヒナウツギが満開だった。

白髪山から下山し、R195 に出るルートに向かう。走りやすい道だったが、突然、左前輪がパンクしてしまった。レインウェアを再び着こみ、スペアタイヤと取り換え、イエローハット土佐に向かう。80㎞を走るのにだいぶ時間がかかったが、高知市内で色とりどりの路面電車を見る。人はどうして電車に魅かれるのだろう。ようやくイエロー土佐に着き、前輪のタイヤを購入。ピレリの輸入タイヤが安く、2本で3.6万円だった。店で待っている間に天気予報を見ると、日曜は雨だが月火は天気が回復するという。そこで月火に剣山縦走に行くことにし、日曜は高知にとどまって虚空蔵山(2年前に登ったが、三角点・最高点に行ってない)と雪光山にトライすることにする。今は道の駅土佐和紙工芸村。明日以降はいいことが続くかな。

3日後、天狗塚から剣山に縦走したとき、剣山付近(この写真は丸石・北峰)から南西に、頂上南側の笹原が白く見える白髪山を見る。これがその名の由来なのだろう。

 三嶺・ヒカリ石登山口

雨の里山巡り二日目。道の駅南国を6時過ぎに出て白髪山1,770mに向かう(高知にはもう一つの白髪山1,470mがある)。この山は登山口から1時間で登れるが、登山口までたどり着くのが一苦労。国道から山間の道に入って行く。四国の山間の道はどこまで行っても舗装されており、こんな山奥と思えるところにまで住家がある。

熊・出没注意の標識

一方、住家の間を抜ける道は細く走りにくい。対向車がくると気が滅入り、背後から追いついてきた車には先に行ってもらう。舗装林道には工事中の箇所もあったがなんとか最奥まで達し、まず三嶺ヒカリ石登山口に到達。そこでトイレを借りるが、白髪山の登山口はまだ先。ようやく着いた白髪山の登山口には少し離れたところに広い駐車場とトイレ、避難小屋まであった。

登山口の案内図


白髪山登山口の標識

まあ、雨の日でもあるし、この日は閑散としていたが。ザックもしょわず、上下レインウェアにスティックとウェストバッグのみで歩き始める。前日の楢原山とは違い、登山道はやや荒れていて、入口付近に崩壊箇所(歩いて通れる程度)、半分以上が笹の切り分け道であり、笹がだいぶ覆いかぶさっていて、レインウェアが最初からズブ濡れ。


林の道


アザミ


縦走路への分岐

植林の林(ここにも笹はある)を抜けて笹原斜面の切り分け道を進み、大きな九十九折りの先に見えたと思った頂上らしきものはまだ頂上でなく、GPSで見てあと数百メートルとなってからも更に登り続け、頂上の右(東)側に回り込んでいって、三嶺に続く縦走路と白髪山頂上の分岐に出る。そこから頂上は近かった。

白髪山


 白髪山の三角点

頂上は東西に数十メートルの長さがあり、東側の笹原の丸い切り分けの中に三角点、西側の岩場のところに頂上標識が立っていた。頂上標識が南側を向いているのは、たぶん北に三嶺が見えるからだろう。あいにく、この日は雨と霧でまったく視界はなかったが、真白な霧の向こうに山並みを想像してみる。白髪山の笹原斜面の途中でアザミを見たが、長い林道の途中には白いヒナウツギが満開だった。

白髪山の頂上標識


登山口近傍にある避難小屋

白髪山から下山し、R195 に出るルートに向かう。走りやすい道だったが、突然、左前輪がパンクしてしまった。レインウェアを再び着こみ、スペアタイヤと取り換え、イエローハット土佐に向かう。80㎞を走るのにだいぶ時間がかかったが、高知市内で色とりどりの路面電車を見る。人はどうして電車に魅かれるのだろう。

べふ峡案内図

ようやくイエロー土佐に着き、前輪のタイヤを購入。ピレリの輸入タイヤが安く、2本で3.6万円だった。店で待っている間に天気予報を見ると、日曜は雨だが月火は天気が回復するという。そこで月火に剣山縦走に行くことにし、日曜は高知にとどまって虚空蔵山(2年前に登ったが、三角点・最高点に行ってない)と雪光山にトライすることにする。今は道の駅土佐和紙工芸村。明日以降はいいことが続くかな。

ヒメウツギ

3日後、天狗塚から剣山に縦走したとき、剣山付近(この写真は丸石・北峰)から南西に、頂上南側の笹原が白く見える白髪山を見る。これがその名の由来なのだろう。

白髪山(縦走路の白髪避難小屋付近より)2020年6月16日



 

笹原になっている白髪山頂上の南側(縦走路より)2020年6月16日

 


白髪山(丸石・北峰より)2020年6月16日


(高知市の路面電車)

 

高知市の路面電車(緑と白と橙)

 




 

高知市の路面電車(赤)


高知市の路面電車(白と深緑)