大空山 歩きやすい散策路

岡山県  大空山(三角点1,104m、牧場頂上1,053m)、富栄山1,205m  2019年5月19日

(大空山)日本の山1,000

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沢を渡る丸木橋は2本並べて平らに削ってあり、歩きやすい。そして稜線の西側を南に向かって登っていく。植林の道は空間が広く、歩きやすい散策路。

稜線上はがらりと雰囲気の違うブナの林で、まるで東北の山を歩いているよう。そうして辿りついた大空山は、三角点と頂上標識の簡素な頂上。

牧場頂上は侵入禁止の林道の終点に位置するらしく、小さな電波塔(アンテナ)があったが、視界が開けていて、南側の景色が大きく広がり、眼下の田園風景や集落、その向こうの緑の山が見えていた。

富栄山へはササを切り分けた道を進み、ぽっかり開けた頂上には展望台が立っていた。霧が渦巻いていて景色はさっぱり。白いスミレが咲いていた。

分岐に戻り、稜線の西の道を下っていくと、風はなくなり、全く穏やか。白い丸い花を一輪見つけていたのだが、二人連れに、その花はシャクヤクだと教えてもらった。咲くのはまだこれからだろうが、見つけられてよかった。駐車場で片付けていると、団体さんのバスが賑やかにやってきた

天空の湯はちょうど10時からやっていたが、もう数人が入っていた。露天の上にすぐ近くに見えている緑の山が富栄山と大空山なのだろうか。駐車場からも同じ方角に二つの山を仰ぎ見ることができた。

県道327では道端にたくさん花が咲いていた。黄色いキジムシロ(ミツバツチグリ、ヘビイチゴ?)、白やピンクのオドリコソウ、紫色はタツナミソウ?白い花はタネツケバナにガクウツギかな。集落の家にもたくさん花が咲いていた。

 県道65、県道56、県道327から3度、大空山らしき山を見る。牧場頂上のアンテナらしきものが見えていた。キャンプ場と温泉があり、文句なしに歩きやすい散策路。
 牧場頂上は侵入禁止の林道の終点に位置するらしく、小さな電波塔(アンテナ)があった
 白い丸い花はシャクヤクだと教えてもらった
 県道327では道端にたくさん花が咲いていた。黄色いのはキジムシロ(ミツバツチグリ、ヘビイチゴ?)、
フジ
タツナミソウ
夕日の富士山:帰りの飛行機から、夕焼けの富士山を見る。何度見ても絵になる景色。
  5:47 駐車場発(標高710m)  6:07 丸木橋  6:57 稜線分岐  7:16 大空山・三角点1,104m  7:24 大空山・牧場頂上1,053m  7:28 大空山・牧場頂上発  7:38 大空山・三角点  7:53 稜線分岐  8:11 富栄山1,205m・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・登り2時間24分  8:14 富栄山発  8:29 稜線分岐  9:16 丸木橋  9:38 駐車場・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・周回3時間51分
周回9.5㎞、標高差807m

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登山口にたどり着くまでに狭い舗装路を延々と走ったが、その終点にはキャンプ場と温泉があり、登山道もものすごく歩きやすかった。蜘蛛の巣もなし。文句なしに歩きやすい散策路。適度にアップダウンもあり、二つの頂上は開けていた。惜しむらくは風が強く、霧で遠景は見えなかった。下るときに出会った夫婦連れに、あの花がシャクヤクと教えてもらう。帰りの車道脇でフジ、オドリコソウなど、いろんな花を見る。

高梁SAで4時前に起きて準備。パンを食べ、SAを出たのは5時頃。ここでもツバメがたくさん巣を作っていた。

登山口まで70㎞あったが、高速は順調、高速を降りてから、残りの約25㎞が長かった。舗装してあるが狭くて曲がりくねっており、工事で片側通行の箇所が2箇所(往路のときは2度とも青信号)。だが、キャンプ場に着くと張ってあるテントが見え、車もたくさん。温泉も営業しているようだ。最近のキャンプ場や温泉は休業状態のが多く、半信半疑だったが、ここは大丈夫だった。その奥に大空山登山口もあり、駐車場もあったので、そこに駐車して歩き始める。風が吹いていて寒く、レインウェアを着込み、ガーデン手袋をはめていく。案合図に、大空山の更に先に牧場頂上というのが示されていた。

登山道の最初は階段で、815m峰の近くまで登って下り、再び登り。植林の作業道を利用してある感じ。白い小さな花は、花びらが5枚なので、ミズキじゃなくてガマズミかな。だいぶ登った先でまた下りがあり、大きく下ったコルからまた登り返し。沢を渡る丸木橋は2本並べて上を削ってあり、歩きやすい。そして稜線の西側を南に向かって登っていく。植林の道は空間が広く、前々日に悩まされた蜘蛛の巣は全くなし。歩きやすい散策路。稜線に上がる前は風が無くて暑かったが、レインウェアは脱がずに行く。この日もUKを聞きながら歩くが、富栄に登る頃にスピーカーがバッテリー切れとなる。地理院地図の破線は、稜線上の1,160m峰に富栄山との分岐を示していたが、登山道は1,160m峰の頂上の50mほど西側を通過し、その南にある1,140m峰に分岐があった。そこからだと富栄山まで30分、大空山まで20分とある。近いと思っていた富栄に先に行くつもりだったが、大空のほうが近いので、まず大空に向かう。

大空山は富栄よりも低いところにあった。いずれにしろ、稜線上は風が強くて寒いが、傾斜は楽。稜線上はがらりと雰囲気の違うブナの林で、まるで東北の山を歩いているよう。そうして辿りついた大空山は、三角点と頂上標識の簡素な頂上。更に、この先の牧場頂上まで歩いてみる。牧場頂上は侵入禁止の林道の終点に位置するらしく、壊れたトイレと小屋に小さな電波塔(アンテナ)があったが、視界が開けていて、南側の景色が大きく広がり、眼下の田園風景や集落、その向こうの緑の山が見えていた。空には霧がたなびき、遠景は見えない。稜線を駆け戻り、今度は富栄に向かう。広い道の真ん中に小さなスミレを一輪、見つける。分岐を富栄山に向かうと、足元に小さなチゴユリの花。下を向いてないで顔を見せてくれ。

富栄山へはササ(ミヤコザサ?ネガマリタケ?)を切り分けた道を進み、ぽっかり開けた頂上には展望台が立っていた。富栄山頂上には霧が渦巻いていて景色はさっぱりだったが、このあたりで一番高い、風の通り道にあるということなのだろう。頂上の先に、乗幸山への道標があったが、2㎞のかなた。今日は止めておこう。白いスミレが咲いていた。

分岐に戻り、稜線の西の道を下っていくと、風はなくなり、全く穏やか。小さな青い花はキュウリグサかな。途中で会った二人連れには「上は風が強いのか」と聞かれた。その頃にはもう晴れ始めていたから、レインウェア姿の私はずいぶん場違いに見えただろう。そのとき私は白い丸い花を一輪見つけていたのだが、その二人連れに、その花はシャクヤクだと教えてもらった。咲くのはまだこれからだろうが、見つけられてよかった。下りではもう一人に会い、コルから登り返した地点から815m峰まで登ってみる。「山」印の石標があった。登山道に戻り、階段を下りるともう駐車場。駐車場で片付けていると、団体さんのバスが賑やかにやってきた。女性が大勢降りてきたので、私は車を出し、車道の途中で着替える。

天空の湯はちょうど10時からやっていたが、もう数人が入っていた。キャンプの人なのか、それとも近所の人たちなのか。大きな露天はやや温かったが、入っていると熱い湯が流れてきた。露天の上にすぐ近くに見えている緑の山が富栄山と大空山なのだろうか。駐車場からも同じ方角に二つの山を仰ぎ見ることができた。手前が富栄山で、奥が大空山かな。温泉から下り、カーナビに従って県道65を北に進むが、遠回りになるので途中でUターンして南に進むが、そこで白い花(ハリエンジュ?)と紫のフジの花を見る。その先の県道65、県道56、県道327から3度、大空山らしき山を見る。牧場頂上のアンテナらしきものが見えていた。県道327では道端にたくさん花が咲いていた。黄色いキジムシロ(ミツバツチグリ、ヘビイチゴ?)、白やピンクのオドリコソウ、紫色はタツナミソウ?白い花はタネツケバナにガクウツギかな。集落の家にもたくさん花が咲いていた。

帰りの飛行機から、夕焼けの富士山を見る。何度見ても絵になる景色。

  高梁SAのツバメと巣

高梁SAで4時前に起きて準備。パンを食べ、SAを出たのは5時頃。ここでもツバメがたくさん巣を作っていた。

  のとろ原キャンプ場への道標

登山口まで70㎞あったが、高速は順調、高速を降りてから、残りの約25㎞が長かった。舗装してあるが狭くて曲がりくねっており、工事で片側通行の箇所が2箇所(往路のときは2度とも青信号)。だが、キャンプ場に着くと張ってあるテントが見え、車もたくさん。温泉も営業しているようだ。

  富栄山・大空山 登山道ルート案内

最近のキャンプ場や温泉は休業状態のが多く、半信半疑だったが、ここは大丈夫だった。その奥に大空山登山口もあり、駐車場もあったので、そこに駐車して歩き始める。風が吹いていて寒く、レインウェアを着込み、ガーデン手袋をはめていく。案合図に、大空山の更に先に牧場頂上というのが示されていた。

  登山道入口の石標と歓談

  歩きやすい丸木橋

  ガマズミ

登山道の最初は階段で、815m峰の近くまで登って下り、再び登り。植林の作業道を利用してある感じ。白い小さな花は、花びらが5枚なので、ミズキじゃなくてガマズミかな。

  ユキザサ

  歩きやすい道

だいぶ登った先でまた下りがあり、大きく下ったコルからまた登り返し。沢を渡る丸木橋は2本並べて上を削ってあり、歩きやすい。そして稜線の西側を南に向かって登っていく。植林の道は空間が広く、前々日に悩まされた蜘蛛の巣は全くなし。歩きやすい散策路。稜線に上がる前は風が無くて暑かったが、レインウェアは脱がずに行く。

  分岐点

この日もUKを聞きながら歩くが、富栄に登る頃にスピーカーがバッテリー切れとなる。地理院地図の破線は、稜線上の1,160m峰に富栄山との分岐を示していたが、登山道は1,160m峰の頂上の50mほど西側を通過し、その南にある1,140m峰に分岐があった。そこからだと富栄山まで30分、大空山まで20分とある。近いと思っていた富栄に先に行くつもりだったが、大空のほうが近いので、まず大空に向かう。

  大空山・三角点頂上

大空山は富栄よりも低いところにあった。いずれにしろ、稜線上は風が強くて寒いが、傾斜は楽。稜線上はがらりと雰囲気の違うブナの林で、まるで東北の山を歩いているよう。そうして辿りついた大空山は、三角点と頂上標識の簡素な頂上。更に、この先の牧場頂上まで歩いてみる。

  大空山・牧場頂上

牧場頂上は侵入禁止の林道の終点に位置するらしく、壊れたトイレと小屋に小さな電波塔(アンテナ)があったが、視界が開けていて、南側の景色が大きく広がり、眼下の田園風景や集落、その向こうの緑の山が見えていた。空には霧がたなびき、遠景は見えない。

  大空山・牧場頂上のアンテナ

  大空山・牧場頂上の南端

  眼下の田園風景

  スミレ

稜線を駆け戻り、今度は富栄に向かう。広い道の真ん中に小さなスミレを一輪、見つける。分岐を富栄山に向かうと、足元に小さなチゴユリの花。下を向いてないで顔を見せてくれ。

  チゴユリ

  白いスミレ

  富栄山頂上の展望台

富栄山へはササ(ミヤコザサ?ネガマリタケ?)を切り分けた道を進み、ぽっかり開けた頂上には展望台が立っていた。富栄山頂上には霧が渦巻いていて景色はさっぱりだったが、このあたりで一番高い、風の通り道にあるということなのだろう。頂上の先に、乗幸山への道標があったが、2㎞のかなた。今日は止めておこう。白いスミレが咲いていた。

  富栄山の頂上標識と三角点

  乗幸山への道標

  トラバース路

  キュウリグサ?(ハナルリソウ?)

分岐に戻り、稜線の西の道を下っていくと、風はなくなり、全く穏やか。小さな青い花はキュウリグサかな。途中で会った二人連れには「上は風が強いのか」と聞かれた。その頃にはもう晴れ始めていたから、レインウェア姿の私はずいぶん場違いに見えただろう。

  シャクヤク

そのとき私は白い丸い花を一輪見つけていたのだが、その二人連れに、その花はシャクヤクだと教えてもらった。咲くのはまだこれからだろうが、見つけられてよかった。下りではもう一人に会い、コルから登り返した地点から815m峰まで登ってみる。「山」印の石標があった。登山道に戻り、階段を下りるともう駐車場。駐車場で片付けていると、団体さんのバスが賑やかにやってきた。女性が大勢降りてきたので、私は車を出し、車道の途中で着替える。

  ガマズミ

  のとろ温泉 天空の湯

天空の湯はちょうど10時からやっていたが、もう数人が入っていた。キャンプの人なのか、それとも近所の人たちなのか。大きな露天はやや温かったが、入っていると熱い湯が流れてきた。露天の上にすぐ近くに見えている緑の山が富栄山と大空山なのだろうか。駐車場からも同じ方角に二つの山を仰ぎ見ることができた。手前が富栄山で、奥が大空山かな。

  天空の湯から見る富栄山と大空山

  ミツバウツギ?(ハリエンジュ?)

温泉から下り、カーナビに従って県道65を北に進むが、遠回りになるので途中でUターンして南に進むが、そこで白い花(ミツバウツギ?ハリエンジュ?)と紫のフジの花を見る。

  フジ

  県道65から見る大空山

その先の県道65、県道56、県道327から3度、大空山らしき山を見る。牧場頂上のアンテナらしきものが見えていた。県道327では道端にたくさん花が咲いていた。黄色いキジムシロ(ミツバツチグリ、ヘビイチゴ?)、白やピンクのオドリコソウ、紫色はタツナミソウ?白い花はタネツケバナにガクウツギかな。集落の家にもたくさん花が咲いていた。

  大空山・牧場頂上とアンテナ(県道56より)

  県道327から背後に見る大空山

  ヘビイチゴ

  オドリコソウ

  タツナミソウ

  タネツケバナ?

  ガクアジサイ

  夕日の富士山

帰りの飛行機から、夕焼けの富士山を見る。何度見ても絵になる景色。