青森県 乗鞍岳1,450m、睡蓮沼990m、赤沼680m 2002年7月28日
青森110山、青森県の山
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仙人橋の駐車場に停め、まず赤沼に行く。神秘の赤沼は枯れた木の向こうに静かにたたずんでおり、魚は住めないはずだが、確かに何かが潜んでいそうな雰囲気。
猿倉温泉から乗鞍岳に向かう。蚊取り線香を下げた女学生グループを追い抜く。植物観察らしいが、どこまで行くのだろう。ようやく足を止めて写真を撮ったのは矢櫃萢。視界のない道をずっと歩いてきて、ここで一気に視界が開けると気分も最高。湿原の向こうの矢櫃岳の更に向こうに、乗鞍岳の長い頂上が見えている。
白いシモツケソウ、薄紫のギボウシ、青や白のヤマアジサイ。
壊れた橋を越え、矢櫃岳を回って一ノ沢。乗鞍岳へはここから一ノ沢の沢沿いを登るルート。
ぐんぐん高度が上がり、やがて背後の視界が開け、猿倉岳や高田大岳が見えてくる。そしてたどり着いた乗鞍岳頂上には大きな岩があり、数人のパーティが休んでいた。
トンボが空いっぱいに飛んでいて、さながらトンボの王国。じっとしていると頭や手にも止まってくる。トンボに囲まれてビールと昼食をとり、帰路につく。
猿倉温泉からの帰り、睡蓮沼に寄って北八甲田を展望。盟主大岳が中央に、左に小兵の石倉岳と硫黄岳、右に重鎮の小岳と高田大岳が並ぶ布陣だが、どの山も目立ち過ぎず、うまい具合に調和のとれた配置になっている。八甲田を代表する景観の一つだろう。
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この日は当初、赤倉岳に登ろうとして蔦川の仙人橋登山口に向かう。田代平からR394を西に向かうと、行く手に八甲田の諸峰が横顔を見せる。聳え立つ高田大岳、鞍の先端をもたげた乗鞍岳、赤い岩肌の赤倉岳、それぞれに個性たっぷりの愛すべき山々。
仙人橋の駐車場に停め、まず赤沼に行く。ところが、赤沼から赤倉までの登山道が環境保護のために閉鎖されていた。神秘の赤沼は枯れた木の向こうに静かにたたずんでおり、魚は住めないはずだが、確かに何かが潜んでいそうな雰囲気。赤沼の上空には霧がたちこめ、赤倉岳は見えていなかった。
やむなく猿倉温泉に引き返し、乗鞍岳に向かう。一時間ロスしたため、以前一度歩いた道を早めに歩く。蚊取り線香を下げた女学生グループを追い抜く。植物観察らしいが、どこまで行くのだろう。6月に歩いたときの残雪は消え、若干歩きやすい。ようやく足を止めて写真を撮ったのは矢櫃萢。視界のない道をずっと歩いてきて、ここで一気に視界が開けると気分も最高。湿原の向こうの矢櫃岳の更に向こうに、乗鞍岳の長い頂上が見えている。白いシモツケソウ、薄紫のギボウシ、青や白のヤマアジサイ。壊れた橋を越え、矢櫃岳を回って一ノ沢。乗鞍岳へはここから一ノ沢の沢沿いを登るルート。6月には沢沿いは残雪で埋まっていたが、もう残雪は消え、沢沿いを淡々と登る。一ノ沢は乗鞍岳頂上台地の北端からやや北東に向かう沢。(写真中央下からやや斜め右上に向かう沢筋だと思う)
ぐんぐん高度が上がり、やがて背後の視界が開け、猿倉岳や高田大岳が見えてくる。はるか下に一ノ沢・分岐標識のある空地が小さく見えている。やがて傾斜が緩み、アオモリトドマツがまばらにはえる頂上台地の笹の道となる。そしてたどり着いた乗鞍岳頂上には大きな岩があり、数人のパーティが休んでいた。道標には赤倉岳と黄瀬沼に向かうルートが示されており、それぞれのルートに向かうパーティがいた。トンボが空いっぱいに飛んでいて、さながらトンボの王国。じっとしていると頭や手にも止まってくる。南側は崖のようだがガスで視界がなく、赤倉岳や十和田湖方面は見えていなかった。トンボに囲まれてビールと昼食をとり、帰路につく。
猿倉温泉からの帰り、睡蓮沼に寄って北八甲田を展望。ここは何度も通っているが、展望台から北八甲田を見ることはあまりない。盟主大岳が中央に、左に小兵の石倉岳と硫黄岳、右に重鎮の小岳と高田大岳が並ぶ布陣だが、どの山も目立ち過ぎず、うまい具合に調和のとれた配置になっている。八甲田を代表する景観の一つだろう。
高田大岳
この日は当初、赤倉岳に登ろうとして蔦川の仙人橋登山口に向かう。田代平からR394を西に向かうと、行く手に八甲田の諸峰が横顔を見せる。聳え立つ高田大岳、鞍の先端をもたげた乗鞍岳、赤い岩肌の赤倉岳、それぞれに個性たっぷりの愛すべき山々。
乗鞍岳
赤倉岳
仙人橋から赤沼
仙人橋
登山道通行自粛要請
仙人橋の駐車場に停め、まず赤沼に行く。ところが、赤沼から赤倉までの登山道が環境保護のために閉鎖されていた。神秘の赤沼は枯れた木の向こうに静かにたたずんでおり、魚は住めないはずだが、確かに何かが潜んでいそうな雰囲気。赤沼の上空には霧がたちこめ、赤倉岳は見えていなかった。
赤沼
神秘の赤沼
猿倉温泉から乗鞍岳
矢櫃萢から見る矢櫃岳と乗鞍岳
やむなく猿倉温泉に引き返し、乗鞍岳に向かう。一時間ロスしたため、以前一度歩いた道を早めに歩く。蚊取り線香を下げた女学生グループを追い抜く。植物観察らしいが、どこまで行くのだろう。6月に歩いたときの残雪は消え、若干歩きやすい。ようやく足を止めて写真を撮ったのは矢櫃萢。視界のない道をずっと歩いてきて、ここで一気に視界が開けると気分も最高。湿原の向こうの矢櫃岳の更に向こうに、乗鞍岳の長い頂上が見えている。
白いシモツケソウ、薄紫のギボウシ、青や白のヤマアジサイ。
矢櫃岳:出典:山と高原地図4「十和田湖・八甲田・岩木山」2002年
矢櫃萢と赤倉岳、矢櫃岳、乗鞍岳
乗鞍岳
シモツケソウ
ギボウシ
ギボウシ
ヤマアジサイ
ヤマアジサイ
矢櫃沢
壊れた橋
新しい橋
一ノ沢の標識
壊れた橋を越え、矢櫃岳を回って一ノ沢。乗鞍岳へはここから一ノ沢の沢沿いを登るルート。6月には沢沿いは残雪で埋まっていたが、もう残雪は消え、沢沿いを淡々と登る。
登山道のある一ノ沢の上流方面
一ノ沢・上流方面からの景観: 猿倉岳、高田大岳、雛岳、一ノ沢
一ノ沢の上流に続く道と猿倉岳
ぐんぐん高度が上がり、やがて背後の視界が開け、猿倉岳や高田大岳が見えてくる。はるか下に一ノ沢・分岐標識のある空地が小さく見えている。やがて傾斜が緩み、アオモリトドマツがまばらにはえる頂上台地の笹の道となる。そしてたどり着いた乗鞍岳頂上には大きな岩があり、数人のパーティが休んでいた。道標には赤倉岳と黄瀬沼に向かうルートが示されており、それぞれのルートに向かうパーティがいた。トンボが空いっぱいに飛んでいて、さながらトンボの王国。じっとしていると頭や手にも止まってくる。南側は崖のようだがガスで視界がなく、赤倉岳や十和田湖方面は見えていなかった。トンボに囲まれてビールと昼食をとり、帰路につく。
高田大岳から見る乗鞍岳(2002年6月8日)
一ノ沢は乗鞍岳頂上台地の北端からやや北東に向かう沢。(写真中央下からやや斜め右上に向かう沢筋だと思う)
頂上台地の笹の道
空いっぱいのトンボ
トンボ
乗鞍岳頂上の分岐標識(黄瀬沼方面と一ノ沢方面)
頂上の分岐標識(赤倉岳方面と一ノ沢方面)
乗鞍岳頂上の大岩(2004年4月10日)
木の上の冬季コース標識
睡蓮沼
睡蓮沼の案内
猿倉温泉からの帰り、睡蓮沼に寄って北八甲田を展望。ここは何度も通っているが、展望台から北八甲田を見ることはあまりない。盟主大岳が中央に、左に小兵の石倉岳と硫黄岳、右に重鎮の小岳と高田大岳が並ぶ布陣だが、どの山も目立ち過ぎず、うまい具合に調和のとれた配置になっている。八甲田を代表する景観の一つだろう。
睡蓮沼から見る北八甲田: 石倉岳、硫黄岳、大岳、小岳、高田大岳