たまには作ってもらうものをリクエストしようと思って調べてたら、小説が出てきた。空腹時に読むと危険と煽るその本に興味が湧いて、早速読んでみた。恋人になる前の人たちや、まるで熟年夫婦のような二人まで、様々な人たちが食事を楽しみながらお酒を飲んでいた。結構マニアックなお酒だったり、高いお酒が出てきた。この本を片手にお酒を飲むのも悪くないかも。あまりお酒を飲まなくても、この人たちはとても美味しそうに食べているから飲みたくなってくる。そんな魅力が溢れている。さらに、甘酸っぱさが溢れ出ていて、なんだかとっても幸せな気分になった。読み終えてみると、どれを作ってもらおうかなかなか選べない。けれども、大切な人と一緒に、楽しい食事の時間を過ごしたくなるような一冊です。