冷蔵庫の脇の隙間。
わずか9.5mmの隙間なのですが、高さや奥行きはある意外な収納ゾーンとなります。
この隙間をどう生かそうかと考えたのが、冷蔵庫脇収納となります。
上段をスライド収納として、下段は、ザクっと段ボールを突っ込めるように簡単なふたを取り付けられるようにしたいと思います。
どうやるか考えてみた。
冷蔵庫上の収納は、冷蔵庫上に物置の板を置いて、蓋となる部分だけを据え付けたもので簡易的に外れます。
隙間の上段はこの収納の床面にぶら下げる形で、スライド式の収納棚を作ろうかと考えてます。
正面(図面左隅)は、サーモウッドでシンプルに二枚の板がある感じで、奥にスライドする棚がくっつく感じです。
下段は、単にダンボールを詰め込んで蓋をするだけなので、磁石で止まれば十分だなとw
早速作ってみる。
取り外した上段の収納の床の裏面にアルミパイプを通して、間にスライダーとなる金具を通しておきます。
側面収納棚の上部となるところには、キャスターをつけておきます。スライド棚における留め具の位置は、重さ的には絶対的に手前が重くなり傾くので、出し入れがしやすくなるかなとw
吊り下げる棚は、こんな感じ。。
この状態で言えば、棚の吊り下げの支点を左側に寄るので、重心が傾く分上下に支えて置く部分が出っ張っています。
棚を戻すと、磁石で吊り下げるにはさすがに重く、重心が傾いているので、このように傾いてしまします。
このため、下側にも支点となるような部分が必要になります。
端材を組み合わせて、このようなL字のステイを作ります。
このL字のステイに滑車をつけて、スライド棚の下にかかる荷重を滑らせるようにすればよいかなと。
スライド棚の下段部分を支えることで、先ほどのチリのずれは解消されます。冷蔵庫の隙間の狭い場所なので、取り付けが大変ですが、石膏部分にアンカーをつけてしっかり固定します。
できあがったよ!
先ほどの上段のちりもキチンとピッタリ。
冷蔵庫の隙間をピッタリ埋め込む形で、収納時はほとんど目立たずに、そこに収納があるとはあまり思えない状態です。
冗談の収納はスライドして開きます。
スパイスの瓶やお盆、キッチンマットなどが収まるようにしました。
下段は磁石でパチッと止まる段ボールストッカー。
冷蔵庫の奥行きがあるので、大きめの段ボールでも結構ざっくり収まってくれるので、結構便利なんです!
纏め動画
というわけで、ざっくり作った冷蔵庫収納ですが、意外と難航するかと思ったのですが、結構あっさり作れちゃいましたw実用性もあるし、隙間も埋まったという満足感がこれまたよかったのですw