家の家具、外構丸ごとDIY。そんな日々DIYをしていく中で、想像以上に時間のかかる設計図。妄想から~材料の調達。
諸々つくるにしても、その場で急にはできません。作品が出来上がるまでの諸々。。DIY作品が完成するまでどうやってるんだろうと思うかもですが。。 そりゃ~もう。。地道なんですよ(笑)
〇総DIYで挑むということ
初めに言うと相当な覚悟が必要です。個人的には覚悟というより「楽しみ」なのですが、そう思える人でないと「ちょっと安いから」とかいう理由で安易にDIYするとえらい目にあいますw
1.少なくとも何かしら経験がある。
0から始めるといっても過去色々DIYした積み重ねで「できる」と思っています。
妄想して細部にわたって材料、加工、設置方法などが見極められないと、多分。。失敗しますw
過去、色々DIYしたりしていたので、一通り何ができて何ができないということの見極めもありますし、
「できるけど、ここはプロにお願いする」
というところの一線を引き違えないことこれが重要かもしれませんね。
2.相応の予算を見込んでおくこと
もちろんプロに依頼するよりは安く済みます。とはいえただではありません。
場合によってはかえって高くつく場合もあります。それでもオンリーワンが欲しいので、自身でDIYしたいから。
なんにしても、お金は相応にかかります。初めに総予算を組むのはこの規模だと正直不可能なので、あきらめていますが、総額で考えれば、身の毛のよだつ費用がかかっていると思います。木材などは特に驚くほどウッドショックで高騰してますし、1つ200円程度の砂や砂利だって、「トン」単位で購入すれば、万単位でお金もかかります。
ちなみに、砂や砂利は資材屋で購入すればもっと安いのですが、ホームセンターのものを買うには理由があります。
それは「重さが決まって小分けにしてある」
これも重要です。おける資材のスペースも限られているし、都度DIYするときに大きな山から計りながら材料を入れ込むこともできますが、正直かなり手間です。そういう意味では「手間と時間を買う」という意味では、個人的にはホームセンターの小分けを選択したほうが無難だとは思います。
言えるのは、2つ
①DIYだからと言って、あまり材料費をケチらないこと。
これですね。すべての基本の材料をあまりケチるといいことはありません。仕上がりが悪かったり、強度が出なかったり。そもそも「ほしいものが世の中にない」と思って、理想のものを作ろうとしているので、材料をあまりケチると結果「買った方がよかった」となってしまいます。安い材料をイイ感じに見せるには相応の手間もかかりますが、そういう算段が付くのもある程度経験がいるのかな。。とは思います。
②逆にケチるポイントで言えば、個人的には「工具」です。
工具はとても便利なので、「買わない」という選択肢ではなく「買うにしても安い工具」にしています。
特に電動工具はあるとないでは、雲泥の差が出ますが、昨今の中華製やホームセンターのオリジナル工具でも十分だと思います。そりゃ、MAKITAとかハイコーキとかいいと思いますよー。でもいいものを1点より種類で攻めるべしw
ただ、電動工具でケチっていけないのは先端もの。ドリルのビットや丸鋸の刃。要するに回転はするけど実際に切断したり掘ったりする先端はある程度いいものを入れるだけで、本当に変わります。そういう意味では、安い工具にそこそこいい先端。これが工具のコストを抑える秘訣かもしれません。
3.材料が凄い
初めに、資材の置き場、道具の置き場、これらの確保が最優先になります。家の外に置くにしても置くスペース、木材を置くにしても雨よけや虫よけ、室内にしてもどこに置くかなど、DIYするスペースやそれを設置するスペースなどもあるので、材料を買う順番、置く順番、確保されいる期間、なくなる時期これらを緻密に計算しないと本当に生活スペースの確保も難しくなりますw
また、外構に着手するなら残土マネージメントもホント難しいです。思った以上に残土は出ます。これを活用する場所をうまく確保しながら進めないと最終的に残土だらけになってしまいます(笑)
材料はネット通販で仕入れたり、ホームセンターで基本購入していますが、特に大きな資材は「トラック貸し出し」が重要です。大きな木材や砂利・砂・コンクリート・ブロックなどなど。。近くにホームセンターがあっても大体1日1回なので、まめにトラックに積む資材は購入時にまとめて運べるように日ごろチェックしておくようにしています。
4.道具がえげつない
0から始めるということは、材料だけではありません。とにかく道具が色々必要になりますので、これらを買いそろえていくとそれだけでひと財産飛んでいきます。感覚的には、業者に依頼した金額=自身でそろえる部材+工具類という感じです。このため、工具類は2回、3回と使っていくとその分お得感もでてきますが、1回こっきりの高価な電動工具などは不要かもね。
そして、これらの保管場所もまた資材同様に確保しておかないと家の中が工具だらけになります(汗)
私は初めに倉庫を建てたのもその理由。少なくとも工具類は雨ざらしにできないので、「これはデカすぎじゃない?」と思った倉庫もあっという間に隙間もないくらい満載になりましたので、こういう保管場所の確保も道具をそろえていくうえでは本当に考えないと途中で、保管場所がなくて断念することになるかも。。ねw
5.けがのリスクもあるよ
ぶっちゃけ結構全身ガタガタですw もともと腰痛持ちですが、腰も痛いし、何より驚いたのが、外構をやると「トン」単位で部材を運びます。また、資材も重いし、ハンマー系の打撃なども直接手を打ち付けなくても実は結構来るので、指~腕をかなり痛めています。 ホトホトに休みながらやりなさいってことですよねw
6.家族の理解が必要です。
本当にこれ。これが実は一番重要ですよね。やると決めること、やるからには一緒にやったり、サポートしてもらったり家族の協力がなくてはここまで大規模なDIYは成立しません。単に数日趣味で~というのとはわけが違います。
〇設計という名の妄想ツール
DIYをするうえで、大切な工程。
それは、妄想から形に落とし込む工程。
「こういう感じにしたいなー」というイメージと
「作るにはこういう寸法と手順で作るんだ」という具体
これには、かなりの乖離が大体あります(笑)
私も妄想60%で着手しがちな人間なのですが、一応設計もします。そんな設計と妄想のツールのご紹介。
①ノート
まずはアナログなノートデザインを描いたり設計図を引いたり、材料数を計算したり。メモ帳の一回り大きいくらいのノートを使っています。紙と鉛筆と定規。シンプルですが一番使うことの多い設計ツールですねw
過去のノートもとってたりしますが、もう何冊にもなっています。もちろん没案もたくさんありますw
②パワーポイント
とにかくよく使います。何でもできます。四角や直線をつかって設計図を描いたり妄想図を描いたりw
図式のサイズを数値で指定できるのである程度ざっくりで設計することもできるので、ホント便利なんですよ。
③Excel
これあんまりやる人いないですが、主に木工系の家具を作るときに使います。
ノートでもできるのですが、寸借がセルの幅で指定できるので、リムーバブルに設計を考えている段階では使いやすく、出来上がった際も一番正確な図面(個人比ですが)で作成することができます。
PDFにしてもきれいに見えるので、よくスマホに入れ込んで確認してたりします。
〇ミニチュア
今回は縦上がるまでに時間があったので、とにかくいろんなミニチュアを作りました。
家の間取り編でも紹介しましたが、家の模型に家具の模型も作っています。
実際に作ってみると妄想の域を脱するので、サイズ感のイメージだけでなく組み立てる順番なども見えてきて結構楽しみながらできます。
とは言え。。
実際の家ができたら流石につくらないかもですねw
〇段ボール
特に家具を作るとき、出来上がりのイメージであったり、サイズ感、干渉する場所とかいろいろ想像するのによいのがこの段ボール作戦。特に「こういうのを作りたいんだけど。。」と相談するときにざっくり段ボールで作って見せてあげると判断もしやすいですよね!
現在の家のトイレ収納。段ボールでイメージを付けるためにざっくり作ってみたものになります。特にトイレのふたの開閉、コンセント周りの干渉、後はサイズ感や実際にトイレに座ったときの感覚など、狭いゾーンなりに快適に使える形になっているかを確認するのにもとっても有効な手段です。
旧マンション時代の洗濯機上収納。こちらも狭いゾーンに収納をさせるために、収納の下段は浅めに設定しています。これは、洗濯物を入れるのにあまり張り出すと使いづらくなるよな―とか、いろいろ思案した結果となるわけです。
また、こういう壁と一体型の場合、固定する場所がどこになるのかなども具体的に見えてきます。場所によっては干渉してしまったり、下地のポイントが悪かったりするので、その辺も事前に確認できるのはいいかなーと思います。
ダイニングテーブル。段ボールの必要あるの?と思うかもしれませんが、こういう大物は逆にありだと思います。というのもテーブルのサイズ感、椅子を置いたときに間隔が問題ない課とか、他のスペースを圧迫しないか?とか。段ボールをちょっと切り抜いて適当にテープでつなぎ合わせれば、少なくともサイズ感を間違えたり、いざ座ろうとしたらすごい狭かったとか、テーブルの高さがあっていない。。とかなくなるので有効だとおもいますよーw
フォローお待ちしてます。
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