庭のイメージって難しいですよね~。実際作り始めると高低差だったり、サイズ感などもあってなかなか思い通りには行きませんが。。ただ、行き当たりばったりで作ると、「あれ?違うかも」となったときには手遅れなので、図案はなるべく作るようにはしています。台風で、引きこもり生活なので、そんな図案を作るお話でもw
〇平面図を作ってみる。
とりあえずは、パワポに図面を落としておきます。これは、図面に書かれた長さから他の寸法を書き込んでいますが、これはこれで重要。土間を売ったりするときの目安になったりしますので、ある程度寸法を把握しておくために初期のころ残しておきました。
ここからひたすら地味な作業が始まるのですが、今やっているようなレンガのパーツは以上にオブジェクトが増えるので、いったん政策箇所のスクショを下絵に張り付けてから、コツコツと乗っけていきます。実際の作業と同じように、円や引いていきたい目安となる墨線をいれています。ホントコツコツです。
ある程度出来上がってきました。が、なんか、微妙なのですが左側のレンガの流れが気に入らなかったので、やり直して。。
で、ベースとなるレンガ小道のデザインがなんとなく納得できた形になおしました。
これ、ちょっと直すだけでもかなーり大変w
最後に植栽を適当に並べてみます。緑が入ると何となくそれっぽく見えるんですよんねw
で、大きなデザインとしては、このくらいにして、次のステップに進みます。
〇実写イメージっぽいのをつくる。
まず、イメージする写真を土台として、パワポに張り付けます。今回は玄関と駐輪場への小道のバランスも見たかったので、パノラマで撮影した写真を使います。
余計な移り込んだものはいったんグリーンでふたをして、ざっくりイメージとなるレンガなどを乗っけていきます。
ただ、立体となると正確に作ろうとすると100倍面倒なので、ざっくりで形になるように並べていきます。
平面図同様地面にレンガ小道からそれっぽく並べていきます。平面図に比べるとかなり雑なので、イメージになるので、こんなもんでも大丈夫ですw
で、物置やら草木を奥から順に張り付けていくと、何となくそれっぽいイメージができるレベルの図案が出来上がるのです。
〇平面と立体の図面から仕上がりを確認
こうして、外構の平面図と立体図は出来上がって、実際の風景と合わせてなんとなくイメージを作ることができました。
平面図は、基本的なデザインを考え、動線、全体の植栽量、排水路は水道から植栽への水やりのポイントから水道の位置、庭全体の高低差など全体して俯瞰してみながら考えることができます。
合成3D図。まあね、チープなのですが、植栽のイメージなどはこれでかなり変わります。
例えば写真左の駐輪場に抜ける小道ですが、背の高い植栽を入れてしまうと、奥に抜ける景色が消えてしまうので、抜け感を出すため立木は極力避けて、奥の山々を緑として一体に考えてみると思わず吸い込まれる小道ができるかな?とか、少しゲートみたいのを付けても面白いかな~とか、想像できるわけですw
また、近隣の立ち木なども見るとあまり立ち木を入れると喧嘩してしまいますので、ここは近隣の立ち木も風景の1つとして、取り込めるような植栽がいいんだろうなーとか。
後は平面では違和感があるかも?と思っても立体にして目線から見るといい感じに思えたりと、結構これはいいテストになるな―とか思うのでした。
〇パワポの基本テクニック
ここまで、さらっと作る過程でしたが、実際にやってみようという人はまずいないかな?w
とは思いますが、こういう諸々作るときに使うパワポ(というかMS-Office全般ですが)テクニックをいくつか。
①テクスチャ―をつかう。
ブロックなどのオブジェクトですが、少しでもイメージを近づけたいのであれば、気に入った色見のブロック画像を探して、断片で気でもいいので、スクリーンショットをとって、ペイントなどで保存します。これを、図形のオプションよりテクスチャの「ファイル」から読み込ませることで、それっぽいオブジェクトができるのです。
②好きな図形を作る(頂点の編集)
図形描写の基本図形でかなり豊富ですが、場合によってはちょうどいい形を作りたい時があると思います。このような時は、図形の「頂点を編集」を使います。
頂点の編集を行うと、それぞれの角の点が出ます。点を削ることや追加して好きな図形ができます。ただ、ベクトル線といわれる、頂点を結ぶ曲線(または直線)を設定するので慣れるのに少しコツがいりますが、慣れれば簡単です。ブロックなどを整えたいときはよく使います。
③グループ化
これは基本の基本ですが、ある程度オブジェクトをつなげてできたなーと思ったら、グループ化しておくと、オブジェの移動、前後の入れ替えも楽なのですが、レンガのようにパターンでつないでいくときにある程度固まりで処理したり、④にあるような回転なども一体でできるので、非常に楽に編集できるようになります。後から一体化させるのは結構面倒なので、マメにグループ化することをお勧めします。
④図形の回転
疑似立体などを作るときによく使いますが、平面図のあるパーツをグループ化してから、「3-D回転」をつかって、無理やり写真に張り付けるとそれっぽく収まったりもしますw下の物置下のパーツなどはこうしてできています。
〇なんにしてもパワポは万能なのですw
というわけで、2Dでも3D(疑似ですが)でも工夫次第ではなんでもできちゃうので、ホント便利です。また、面倒ではありますが、何度でもやり直せます。実際にDIYしてしまうとちょっと「あれ?」と思ってもなかなかやり直そうという気にはなりませんが、デザインの段階であれば、時間さえあれば心行くまで直すことができます。
とはいえ。。実際、これを本当に仕上げるためにどれだけの部材と手間がかかるかというと、計算する気も起きなくなるので、いつの間に完成に近づいていれば。。というどんぶりな思考で進めていますw
計画をするというのもありますが、結局、妄想している過程が面白いだけというのは秘密ですw
フォローお待ちしてます。
rbl_365
sjm_365