ホームページには,アクセスカウンターというものが付けられている.
一定の期間に訪問してくれるユーザーの数を手っ取り早くカウントするためのものである.単にカウントするものから,同一ユーザが短時間に重複してアクセスするのをチェックする機能の付いたものなど様々である.
アクセス数だけではなく,ユーザの滞在時間,リピート度,ページ数,地域,ブラウザの種類等を詳細に解析するために,アクセス解析ツールやサービスが開発,提供されている.
その中に直帰率という項目がある.用語解説では,次のように書かれている.
ホームページがウェブサイトに訪問した人が、入口となった最初の1ページ目だけを見て、サイト内の他のページに移動せずにサイトから離脱(ブラウザを閉じたり、他のサイトに移動してそのサイトを退出すること)してしまう割合。
崇城大学薬学部の場合,7月5日における過去1ヶ月間のアクセス数は4194件(新規セッションの割合 31.28% )であった.直帰率は 68.65%であり,2879件はトップページをちらっと見ただけで他のページを見ずに離脱していることになる.残りの1315件 がそれなりの閲覧をしていることになるが,ページビュー数(6765)から平均1.9ページを見ているということになる.1日に換算すると,約44名程度 が情報を求めてアクセスしていることになる.ところが,現在ペーパーレス情報処理実習が週2回行われているため月曜日,木曜日はアクセス数が通常より多い ことを考えると1日のアクセスは40名弱と見積もることができる.
[一言] 上記のようなことを気にしていたらホームページの制作,管理運営はやってられないというのが本音であるが,学部を運営している人達が何を情報発信すべきか真剣に考えることが肝要である.
(平成22年7月5日)