平成18年度より薬学教育6年制がスタートした. 第一期生は5年次になり,現在学外の医療施設で実務実習(2.5ヶ月×2)を行っている. 一方,4年生は共用試験を前に,予備校の模擬を受けさせられ,各大学は他大学と比較して一喜一憂しているようである. 6年制移行後最初の国家試験のための模試も始まったようである.ところが,実務実習に出ている間に4年間集積してきた 基礎的な知識はリセットされてしまっているという話を複数の大学の教務関係教員から聞かされた. このような状況だから,卒業研究どころではないということらしい. 6年制改革は早くも崩壊し始めているいるようである.