朝の散歩から帰宅したかみさんが,「信号が青になったので,横断歩道を渡ろうとしたら,右から車が走ってきたので,びっくりした」と言うので,Googleのストリートビューを見ながら調べてみた.場所は熊本大学大江総合運動場入口傍の横断歩道.Google のストリートビュー(2015年2月)は,偶然かみさんが見たのと同じ状況を記録していて,一見信号は青に見える.
ところが,よく見ると青の信号は三叉路を跨ぐ2個の横断歩道のうち,先の横断歩道の青信号であることが分かった.見るべき信号は赤のはずであるが,歩行者を白抜きされた青信号が妙に目立つような気がする.背景に赤色の物体が多いためかもしれない.
地図で見た方が分かりやすい.信号1の位置から4の信号を見ていたわけである.信号1−信号2(信号3)ー信号4は,ほぼ一直線上に存在する.地震で向きが変わったのかと思ったが,頑丈に固定されているようなので,熊本県警にメールで確認した.すぐに電話があり,「実地見分の結果,ご指摘のとおりです,今月中に改善します」とのことであった.少し向きを変えるか,馬の視界を遮る「遮眼帯」みたいなものを付ければよいのではないだろうか.
高齢化が進み,「横断歩道を時間内に渡りきれない高齢者」の問題が浮上しているが,今回のような事例も改善対象のひとつと言えそうである.
改善後の状態は追記で報告したい.