「空よ」「海よ」「山よ」という呼びかけで、ズバリ一番多く短歌に使われるのはどれだと思いますか?
2019年1月22日現在、データベース闇鍋のデータ数は134,718歌句。
うち短歌 94,963首
(俳句は26,344句 川柳は12,921句 ほか)
そのうち、「空よ」などと呼びかけた形の歌は以下の通り。
「空よ」16首(作者15人)
「海よ」11首(作者8人)
「山よ」3首(作者3人)
少しずつピックアップします。
♥お気に入り各1首♥
※ 現代の人を選びたかったけれど、結局こっちにした。
※すっげー! かっけー!
海というどえらいものに「海よ」なんて呼びかけるなら、このぐらいのことを言わなきゃ。
つまらん歌は「おとといきやがれ」だ。と思っちゃうぐらい、かっこいい。
※微笑ましいが、女子としてはやや不満。左右に手を広げるかたちのかわいい卵巣が見えないのか。
「山よ」は3首しかなく、うち渡辺松男の1首は上のお気に入りに入れ、残りは2首。しかも1首は拙作ですが…。
俳句と川柳は手持ちデータが少ないため、はっきりしたことは言えないが、俳句では「よ」という詠嘆はあまり使わないらしく、ほんの少ししかみつからなかった。
そして川柳はひとつもなかった。
その、ほんの少しも、あまり霊毛がそよがず(俳句素人なのにすみません)、以下2句だけあげておきます。
2019.1.22高柳蕗子