かなのすべてを一回ずつ使って作った詩歌です。
色は匂へど散りぬるを
わが世誰そ常ならむ
有為の奥山けふ越えて
浅き夢見じ酔ひもせず
いろは歌は多くの人が手がけています。
明けの契りに
澄む聲も
いさや覚えぬ
微睡(まどろみ)へ
寄せゐる舟は
空夢(そらゆめ)を
唄ひつくして
分れなん
はる ねむさに めをこすり
なつ ひやけ そらへとせみ
あき まちの うたもかれて
ふゆ しろく おいぬ ほえよ わん
(二番もあるそうです。)
もっとあるようですが、とりあえずここまで。